ワープ(わーぷ/warp)
PCのワープ 編
広大なヴァナ・ディールの世界では、移動時間の短縮は対価を払っても利用したいものであり、現在ではその手段も豊富に存在する。ワープの種類 編
魔法による移動 編
魔法による瞬間移動手段には以下のものがある。なおデジョンの英語版が"Warp"であるため、英会話では特別にデジョンのみを指すこともある。魔法名称 | 種別 | 効果 |
テレポ | 白魔法 | 予めゲートクリスタルを取得しておいたテレポイントへの移動(詳しくは「テレポ」の項参照)。 |
リコール | 白魔法 | 予めゲートクリスタルを取得しておいたテレポイントへの移動(詳しくは「リコール」の項参照)。 |
デジョン | 黒魔法 | 設定されているホームポイントへの移動。 |
リトレース | 黒魔法 | 過去の所属国のHome Pointへの移動。 |
トラクタ | 黒魔法 | 戦闘不能のPCを魔法詠唱者方向へ一定距離移動。 |
エスケプ | 黒魔法 | ダンジョンから、ダンジョン毎に設定されたエスケプ用の脱出ポイントまでの移動。 |
テレポ・サービス利用による移動 編
NPCやオブジェクトのサービスを利用することで移動できる手段。一覧は【テレポ・サービス】項を参照のこと。アイテム使用による移動 編
エンチャント効果使用等による移動手段には以下のものがある。名称 | 効果 |
エンチャント:デジョン | デジョンと同じ。 |
エンチャント:アウトポストデジョン | 自国支配のOPへ瞬間移動(詳しくは「アウトポストデジョン」の頁参照)。 |
エンチャント:テレポ(各種) | テレポと同じ*1。 |
この他、魔行符や帰巣蛍のように、使用するだけでワープするアイテムもある。
特殊な装置等を使った移動 編
- デルクフの塔、ル・オンの庭などに見られる、魔法陣の描かれた台座に乗ることで、別の場所へ飛ぶことができる。
- プロミヴォンでは、「底なしの渦」および「逆行の渦」と呼ばれる穴から、ワープによる移動ができる。
- リヴェーヌ岩塊群A01、B01では、Spatial Displacement(Unstable Displacement)を調べることによって、対応する別の島へ移動することができる。
- ホラ/デム/メアの岩にあるShattered Telepointの中のワープ装置(Large Apparatus)を利用することで、ル・オンの庭へワープすることができる。
- 北グスタベルグ、バタリア丘陵、ガルレージュ要塞の「_」に花をトレードすることで段差の上までワープできる。(アルタナエリアでイベントを起こす必要有り。詳しくは【不思議な煌き】へ。)
- アビセアエリアでは幽門石を利用することで、エリア内の特定の位置にワープできる。(要クルオ消費)
- ウォークオブエコーズでは幽門石を利用することで、エリア内や過去世界の特定の幽門石との間をワープできる。(条件有り)
- エスカエリアではエスカンポータル、醴泉島ではエテリアルイングレスを利用することで、エリア内の特定の位置にワープできる。(要シルト消費)
戦闘不能を利用した移動 編
忍者のアビリティである微塵がくれは、使用すれば経験値をロストすることなく戦闘不能の状態になる。これをホームポイントへ戻る手段として活用することはよく行われる。通称「ミジョン」、「デジョンIII」など。同様に、戦闘不能になっても経験値をロストしない低Lvのジョブへチェンジし、あえて敵に倒されHPへ移動するという手段もよく利用される。こちらは「死にデジョン」「デジョンIV」などと呼ばれたりする。
経験値稼ぎの手段が多様化した現在は経験値ロスト分は即座に取り返せる範疇であるため、デジョンリングのリキャストが残っていたり他に帰還手段を得られない際に裸装備になるや否や手頃な敵の群れに突っ込んでいきそのまま倒され死にデジョンすることもままある模様。
システムによる強制ワープ 編
許容人数に達したエリアへ侵入しようとしたり、あまりに多数のPCが一箇所に集まった場合などに、システムやGMによって別エリアへ自動的に転送されることがある。前者はアルザビの700人制限が、後者はユーザーイベントのウィンダス盆踊りが有名であろう。ワープ一覧 編
主要なもののみ記載。一部のエリアはワープで直接着くのではなく、隣接するエリアの出入り口付近に到着するものもある。各ワープの詳細はヘッダーの項目から参照のこと。
敵の特殊行動 編
敵自身がワープするものと、PCをワープさせるものとがある。敵自身のワープ 編
Ark Angel TT、Angra Mainyu、Dynamis Lordなど、ごく一部のボスクラスのNMが使う、移動手段。アサルトでもワープする敵がいる。また敵ではないが、PCを追尾する一部のNPCは、PCがとんずらやマズルカ等で移動速度を底上げしてNPCを引き離すと、突如ワープして真後ろに出現する事がある。同様のケースに、高低差を変化させると突如PCと同座標にワープするというものがある。パルブロ鉱山のエレベータやツェールン鉱山への船、ゲルスバ砦・ダボイのエレベータ等、ウルガラン山脈での崖下り等で敵の追尾を振り切ろうとすると、距離に関係なく全ての敵がPCと同座標に瞬間移動してしまうため、逃げるどころか即死の原因になり兼ねないため、注意しておきたい。
戦闘中に突如姿を消し(敵によってはタゲも切れる)、別の場所へと再び現われる*2。この技(?)を使う敵と対峙する際には、ある程度PT内でメンバーの立ち位置を話し合い、事前に対処をしておきたい。
その場から消え、タゲも切れるという意味では、ミミズの移動も一種のワープだと言えなくもない。
一部の敵は、交戦中のこちらのペット(子竜除く)が自動追尾してくれる場合があるため、可能な限りペットを攻撃状態にさせておくと良い。
また戦闘中にターゲットロックをしておくと、その敵がワープした時にカメラがワープ先の方向へ自動的に向いてくれる。これを利用すれば方角の目星を付けることができる。
敵によるPCの強制ワープ 編
プロマシアミッション「武士道とは」、クエスト「ズィーロゾックの帰還」、公式イベント「ブリッツバッファロー」等では、PCを当該エリアから強制排出させる技を使う敵が登場する。特に「武士道とは」では、これを発動されると敗北扱いとなるため要注意である。また、PCを瞬時に自らの目前に移動させる技もあり、ワープの一つと言えるが、特別に「引き寄せ」と呼ばれることも多く、いわゆるワープとは区別される向きもある。
引き寄せはミミック族や多くのHNM等が使用する。詳細は引き寄せの項目を参照してもらいたい。
NPC専用のワープ 編
ワープ手段、魔法には冒険者が使用できないものも存在しており、NPCによっては冒険者とは異なったワープ手段を用いることがある。キャスト時間がほぼゼロに等しいテレポのようなモーションでエスケプの効果がある魔法や、アドゥリンエリアのエクソシストが使用する白い円に包まれるデジョンのようなもの、パーティメンバーや特定を対象とした呪符デジョンのようなアイテムなどが存在しているほか、ウィンダスの魔道士は特定の座標を指定して対象を移動させるデジョン系の魔法などを習得している。余談 編
- デュナミスやビシージ等の非常に重いエリアにおいて、敵味方の移動が小刻みな瞬間移動を繰り返すように見えることを揶揄してワープと呼ぶこともある。
- 規約違反ツールを使用してPC自身がエリア内を自由に飛び回るケースもワープと呼ぶ。公式では「不正な手段による移動」と表現している。
関連項目 編
【移動魔法】【テレポ・サービス】【アウトポストデジョン】【デジョンカジェル】【デジョンリング】【ネクサスケープ】【不思議な煌き】【Shihu-Danhu】【魔行符】【引き寄せ】【チート】
- *1
- マートキャップのようにテレポ先が特定のNPC前というアイテムもある。
- *2
- Dynamis Lordの使うワープのみ、これとは若干異なる。