ビシージ(びしーじ/Besieged)
拡張データディスク「アトルガンの秘宝」で導入された新機軸。狭義には後述の市街戦のみをビシージと呼ぶのが一般的。
TODO:2011年7月12日のバージョンアップ内容の反映。
基本的には、エラジア大陸における人間勢力vs蛮族勢力の抗争を指す。
抗争状況はその時々の状況によって、「蛮族拠点に侵撃せよ」「魔笛を奪還せよ」などの指令が、リージョン情報に表示される。
エラジア大陸はコンクェスト対象外地域であることに加え、当地の人間勢力アトルガン皇国は隣接する勢力ほぼすべてと交戦状態にあり、クォン大陸・ミンダルシア大陸とは事情の異なる独自の版図争奪システムが働いている。このうち、大陸西側における勢力抗争の構造がビシージである。
この勢力闘争の相手となる蛮族の目的は、皇都アルザビの封魔堂に安置されている魔笛である。封魔堂は五蛇将が封印しており、彼らが全員倒されると封魔堂の扉が開かれてしまう。よって、ビシージでは守りの要である五蛇将を守りながら、蛮族を撃退していくことが重要になる。
なお行軍開始から蛮族軍のアルザビ到来までには、地球時間で数十分を要する。
蛮族軍の襲来を告げるイベントシーンが展開され、BGMが「Fated Strife -Besieged-」になり、同時にアルザビにいるPCは「ビシージド」状態となる。*1途中参戦も可能だが、アルザビエリアに入場できるPCは最大700人という制限があり、満員の状態でアルザビにエリアチェンジしようとするとアトルガン白門のどこかに強制退去させられる。*2
敵の侵攻に対し下記の条件を満たすことで防衛戦は終了する。
なお、防衛戦のさなかに街中のNPCが捕虜として囚われる事がある。そのNPCが提供していたサービスは、傭兵たるプレイヤーにより救出されるまで停止となる。また、五蛇将が捕虜となった場合、封魔堂の扉の封印が失われたままとなり、次回以降の防衛戦に於いて防衛上重大な支障となる。
ちなみに、ビシージ開戦時の鼓舞および勝利時の勝鬨を五蛇将が執り行うイベントムービーを見ることが出来る。以前は五蛇将すべてが健在の場合、天蛇将ルガジーンがその役目を担当し、彼が捕虜として囚われた場合は土蛇将ザザーグを始めとする残りの五蛇将が役目を継承*4、五蛇将全員が捕虜となった場合は、不滅隊のひとりが代行して執り行う形式を取っていた。
2006年10月19日のバージョンアップにより、アルザビにて健在の五蛇将の中からランダムに担当が選ばれる形式へ変更、プレイヤーごとに異なる将軍のイベントムービーを見る事となった。
残念ながら、イベントムービーの負荷は高く、終了時にはビシージで不調となったシステムに対するとどめの一撃となることもある。
目安としては、2011年7月12日以降、このようになっている。
皇国軍戦績は経験値の1/3の値が報酬となる。(Lv8、兵力200で上限5000)
ビシージ中の行動にポイントが設定されており、その内容に応じて報酬額が計算される。ポイント換算の根拠は検証中の部分も多く謎が多いものの、物理攻撃でWSを連発するより回復魔法を使用した方がポイントが高い仕様との説が有力である。*5一説にはジョブやレベル帯が偏らないための配慮との説がある。実際ノーダメージや、死なない程度に自己ケアルをするだけでそれなりに戦績を得たとの報告もあることから、参加の際の敷居は意外にも低いと言える。
また、死亡率が著しく高いビシージの事情からレイズ・回復役として参加する低~中レベルの魔道士も見受けられる。レベル75近辺でやっとダメージを与えられる物理攻撃と異なり、低レベルにおいても魔法は有効かつスキル上げも兼ねて使用できるとの指摘もある。もっとも、皆がこのような考えでは当然ながら防衛が成り立たつ訳が無く、特にLv.8ビシージでは蛮族軍の総力をあげての猛襲が行われる事情から、低レベルでの参加を快く思わないプレイヤーも見受けられる。あくまでも参加方法はプレイヤー個々の自己判断となるが、状況に応じた判断が求められるのは言うまでも無い。
経験値と皇国軍戦績が獲得可能であるが、報酬獲得にあたっての注意点は以下のとおり。*6
当初はリミットポイント獲得が不可能だったため、レベル75での参加者は経験値補填の保険稼ぎが多かったが、2006年12月19日のバージョンアップ以降は、リミットポイント獲得も可能となった。なお、ビシージ中に経験値取得・リミットポイント取得のためのモード切替は不可能なので注意が必要となる。また、終了時に戦闘不能だと経験値がもらえないという仕様だったが、これは2012年3月27日のバージョンアップで修正されている。
2006年10月19日のバージョンアップ以降、通常の雑魚よりも強いいわゆるボスクラスが30~90(行軍レベルにより変動)、レベル5より参戦するNMクラスのモンスターを撃破した際はボーナスが上乗せされる。上記の対象となるNMクラスのモンスターは下記の通りである。
Lv75キャップ時代はもう少しで倒せるところで残存敵数条件をクリアしてしまい、撤退されて討ち漏らすのが常であった。
しかし、Lv99キャップ現在では集中攻撃さえすれば撃破は可能な部類である。回避ジョブならなんなく回避でき、昔ほど脅威ではない。
2007年6月6日より、各レベルのNMならびにHNMが襲撃するレベル8が実装。防衛継続の鯖が困難である事情もあり基本報酬の算定条件は不明な点が多い。
というメリットをほどよく受けることができ、概ね各サーバーで好評を得たこともあり、FF11のさまざまな要素の中では成功している部類に入っているが、同時にFF11初の試みであったため、問題点も多い。
2006年7月25日のバージョンアップで難易度が上がった(詳細は下述)ことで嫌気が差したプレイヤーがビシージ離れする事態が続出。これを受け経験値・戦績の取得量増加、テンポラリアイテム支給による難易度の調整などのてこ入れが行われた結果、ピーク時は参加すら出来ないほどの人気が復活した。
しかし、2007年6月6日のレベル8の開放後は多くの鯖で魔笛奪取と奪還を繰り返すという、当初開発側が想定していた状態となった。これには批判や不満も多く、かつてのビシージ離れが再来するのではと心配された。その後、2007年08月28日のバージョンアップでは、Lv8ビシージでの蕃国軍撤退の条件変更、テンポラリアイテムの再配布など調整が行われた。
アップデートによる変遷については下記を参照すること。
Valeforサーバーでは、激戦の末にトロール軍のNMを倒す事に成功したのだが、次に侵攻してきたマムージャ蕃国軍との戦闘で惜しくも陥落してしまった。
Diabolosサーバーでは、敗れたValeforサーバーからのNM攻略情報の提供と、激励・声援もあってか、ヴァナ・ディール時間にて実に12日間(地球時間で約11時間30分。)に及ぶ連続ビシージを凌ぎきった。このことを称えて、ディアボロスワールド13日戦争やボロ鯖13日戦争と呼ぶ人もいる。
Xbox 360でのフリーズ報告がとりわけ多く*9、多大な不利益がついて回ることになるが、目立たないものの他機種でもフリーズは発生する。PC以外では最悪の場合シャットダウンからの本体の再起動という手間が更に必要となる。中途からの参入により、大きな負荷のかかるビシージへの参加時間を減らすことでフリーズの危険性を下げることはできるが、これも万全の対策ではない上、貢献の機会が減ることで皇国軍戦績の獲得が困難となっている。*10
この後実装されたカンパニエバトルでは中途で精算を行うことによりある程度の自己防衛が可能となっている。ビシージに限らずプレイヤーがこのような防衛策を講じなければならない時点でそもそも問題である。
2006年07月25日のパッチで、蛮族軍のボスクラスの敵の体格が以前より大きくなり、グラフィックも固有のもとへ変更された。
行軍中は蛮族軍を鼓舞したり、アルザビ突入時に於いては「突撃せよ!」と配下に激を下す様も見られる。
また、行軍中は蛮族軍の大群がワジャーム樹林などを駆け足で進軍する様子が見られる。すなわち、蛮族軍はアルザビに突然現れる訳ではなく、行軍開始という報告が上がってからアルザビに到着するおおよそ30分かけて、実際にえっちらおっちら(あるいはニョロニョロ)歩いて来るのである。ちなみにこの行軍中の蛮族のサイズはアルザビでの戦闘中と比べて、驚くほど小さい。
レベリングなどで遭遇した際は襲撃を受ける事を予感し驚くプレイヤーもいるらしいが、実際には行軍を優先するため絡むことはない。
本来は行軍途中での迎撃も想定していたらしいが、デメリットばかりでメリットが一切無いので、試みる者は皆無である。また、多少のヘイトは無視してアルザビを目指すため、戦闘はおろか足止めすら難しい。
なお、防衛戦開始に於いては自己主張の強いプレイヤー達によるネタシャウト、防衛戦中は戦況報告・レイズ依頼等、終了時には獲得した皇国軍戦績の報告やフリーズにより落とされたプレイヤーの苦情等の様々な会話がアルザビ内を飛び交う様が見られる。
TODO:2011年7月12日のバージョンアップ内容の反映。
概要 編
ビシージとは? 編
ビシージとは「篭城戦」を意味するが、アトルガンでは、皇都まで蛮族軍の侵入を許した時、皇国軍より発令される第一級戒厳令によって始まる「市街戦」をも含む、「防衛戦」の総称である。
第一級戒厳令が発令されると、現地で武器を取って戦える者は強制的に徴用され、皇国軍と共に皇都アルザビ防衛の任に当たることを求められる。ただし、防衛戦といっても、度重なる蛮族の襲撃によって、既に皇都の塁壁防衛ラインはずたずたに寸断されているため、実際は人民街区を主戦場とした激しい「市街戦」が中心となるだろう。
蛮族の目的はただひとつ、「封魔堂」という施設に安置されている「魔笛」の奪取だ。アストラル界より無限エネルギーを引き出すと伝えられる魔笛は、蛮族にとって、そしてアトルガン皇国にとっても、存亡に関わる重要なものであるらしい……。
封魔堂のカギを握る五蛇将を護り、蛮族軍を皇都から撃退するのだ。人々の安全と皇都の未来は、冒険者の双肩にかかっている。
→出典元(アトルガンの秘宝 公式特設サイト)
基本的には、エラジア大陸における人間勢力vs蛮族勢力の抗争を指す。
抗争状況はその時々の状況によって、「蛮族拠点に侵撃せよ」「魔笛を奪還せよ」などの指令が、リージョン情報に表示される。
エラジア大陸はコンクェスト対象外地域であることに加え、当地の人間勢力アトルガン皇国は隣接する勢力ほぼすべてと交戦状態にあり、クォン大陸・ミンダルシア大陸とは事情の異なる独自の版図争奪システムが働いている。このうち、大陸西側における勢力抗争の構造がビシージである。
この勢力闘争の相手となる蛮族の目的は、皇都アルザビの封魔堂に安置されている魔笛である。封魔堂は五蛇将が封印しており、彼らが全員倒されると封魔堂の扉が開かれてしまう。よって、ビシージでは守りの要である五蛇将を守りながら、蛮族を撃退していくことが重要になる。
侵攻について 編
平時 編
コンクェストと同様、サンクションをもらって敵を狩ることで褒賞を得る。少し違うのは、敵本拠地へ侵攻した時に、古鏡と呼ばれる設備の破壊と奪取により敵の兵力上昇を押さえられること、敵を倒すことで敵兵力を減少させることができる点。敵兵力はリージョン情報>ビシージで表示される拠点兵力ゲージで表される。その拠点で敵を倒せば、明らかに兵力ゲージが減少する。防衛戦 編
敵の拠点兵力ゲージが100を越え、防衛回数に応じた行軍レベルに達すると敵軍の侵攻が開始される。敵軍が行軍を開始すると、システムメッセージで迎撃を要請される。が、市外では経験値ロストや攻撃占有権が発生するため、アルザビ到着前に迎え撃つメリットが薄く、また蛮族軍も市外での戦闘よりアルザビへの侵攻を優先するため、行軍を食い止めることは難しい。現在では市外での撃退も防衛回数にカウントされるようになったとはいえ、数百人規模の戦力が必要となるため、実行は困難を極め、アルザビ市街で防衛戦を展開するのが常である。この為防衛戦と市街戦がほぼ同じ意味で用いられる。なお行軍開始から蛮族軍のアルザビ到来までには、地球時間で数十分を要する。
市街戦 編
行軍中の蛮族軍がバルラーン絶対防衛ラインを突破し、アルザビに到達することで市街戦が開始される。蛮族軍の襲来を告げるイベントシーンが展開され、BGMが「Fated Strife -Besieged-」になり、同時にアルザビにいるPCは「ビシージド」状態となる。*1途中参戦も可能だが、アルザビエリアに入場できるPCは最大700人という制限があり、満員の状態でアルザビにエリアチェンジしようとするとアトルガン白門のどこかに強制退去させられる。*2
市街戦の特徴 編
- 通常のNPCが姿を消し、競売やショップなどを利用できなくなる。
- 皇都防衛値に応じた友軍NPCが配置される。友軍NPCについては「友軍」の項を参照。
- 様々なテンポラリアイテムが支給される場合がある。
- 敵NPCに占有権が発生しない。救援状態の如く誰でも攻撃を仕掛けることができる。
- アトルガン白門及びモグハウスへの入り口が閉ざされる。
- カンパニエバトルと異なり、スキル上昇の可能性がある。
- メンテ中に開始された時はサーバー起動時から1時間前後で開始。
敵の侵攻に対し下記の条件を満たすことで防衛戦は終了する。
テンポラリアイテム(ビシージ) 編
離脱 編
参加を希望しないにもかかわらず巻き込まれた場合には、以下のような方法で離脱することになる。- 徒歩でワジャーム樹林・バフラウ段丘に出る。*3
- 移動魔法を使用する。
- 死にデジョン。蘇生タイミング/レイズ待ち&衰弱待ちの時間を浪費するよりも効率的と判断して、その時点までの報酬を放棄して出直す場合にも用いられる。
防衛戦終了条件 編
- 防衛戦勝利
敵戦力を残り5体以下まで減らす事で条件を満たす。また、2007年08月28日のパッチにより、防衛戦開始から1時間(地球時間)経過すると、蛮族が撤退するようになり、この場合も勝利となる。
勝敗の基準は「魔笛防衛の成否」ただ一点のみ。つまり、この目的さえ達成が成されればアルザビの都市機能やその住民達、さらには傭兵や五蛇将などの軍民に多大な損害が出ようと勝利となる。
- 防衛戦敗北
封魔堂内部の魔笛に蛮族が到達する事で条件を満たしてしまう。入るための扉は五蛇将により封印されており、彼らがすべて蛮族により倒された場合、施された封印がすべて消失し扉が開放されてしまう。その後、魔笛に蛮族が到達すると敗北となる。あくまで「魔笛への到達」が敗北であり、封魔堂内に入った程度であれば外へ引き釣り出す等により防衛戦継続が可能である。
なお、防衛戦のさなかに街中のNPCが捕虜として囚われる事がある。そのNPCが提供していたサービスは、傭兵たるプレイヤーにより救出されるまで停止となる。また、五蛇将が捕虜となった場合、封魔堂の扉の封印が失われたままとなり、次回以降の防衛戦に於いて防衛上重大な支障となる。
ちなみに、ビシージ開戦時の鼓舞および勝利時の勝鬨を五蛇将が執り行うイベントムービーを見ることが出来る。以前は五蛇将すべてが健在の場合、天蛇将ルガジーンがその役目を担当し、彼が捕虜として囚われた場合は土蛇将ザザーグを始めとする残りの五蛇将が役目を継承*4、五蛇将全員が捕虜となった場合は、不滅隊のひとりが代行して執り行う形式を取っていた。
2006年10月19日のバージョンアップにより、アルザビにて健在の五蛇将の中からランダムに担当が選ばれる形式へ変更、プレイヤーごとに異なる将軍のイベントムービーを見る事となった。
残念ながら、イベントムービーの負荷は高く、終了時にはビシージで不調となったシステムに対するとどめの一撃となることもある。
報酬について 編
報酬として、経験値と皇国軍戦績を得られる。目安としては、2011年7月12日以降、このようになっている。
皇国軍戦績は経験値の1/3の値が報酬となる。(Lv8、兵力200で上限5000)
| レベル | 連続防衛回数 | 拠点兵力 | 獲得経験値上限 |
|---|---|---|---|
| 1 | 0~2 | 100 | 5000 |
| 1 | 3~5 | 110 | 5500 |
| 2 | 6~8 | 120 | 6000 |
| 3 | 9~11 | 130 | |
| 4 | 12~14 | 140 | |
| 5 | 15~17 | 150 | 8000? |
| 6 | 18~20 | 160 | |
| 7 | 21~23 | 170 | |
| 8 | 24~26 | 180 | |
| 8 | 27~29 | 190 | |
| 8 | 30~ | 200 | 15000 |
ビシージ中の行動にポイントが設定されており、その内容に応じて報酬額が計算される。ポイント換算の根拠は検証中の部分も多く謎が多いものの、物理攻撃でWSを連発するより回復魔法を使用した方がポイントが高い仕様との説が有力である。*5一説にはジョブやレベル帯が偏らないための配慮との説がある。実際ノーダメージや、死なない程度に自己ケアルをするだけでそれなりに戦績を得たとの報告もあることから、参加の際の敷居は意外にも低いと言える。
また、死亡率が著しく高いビシージの事情からレイズ・回復役として参加する低~中レベルの魔道士も見受けられる。レベル75近辺でやっとダメージを与えられる物理攻撃と異なり、低レベルにおいても魔法は有効かつスキル上げも兼ねて使用できるとの指摘もある。もっとも、皆がこのような考えでは当然ながら防衛が成り立たつ訳が無く、特にLv.8ビシージでは蛮族軍の総力をあげての猛襲が行われる事情から、低レベルでの参加を快く思わないプレイヤーも見受けられる。あくまでも参加方法はプレイヤー個々の自己判断となるが、状況に応じた判断が求められるのは言うまでも無い。
経験値と皇国軍戦績が獲得可能であるが、報酬獲得にあたっての注意点は以下のとおり。*6
当初はリミットポイント獲得が不可能だったため、レベル75での参加者は経験値補填の保険稼ぎが多かったが、2006年12月19日のバージョンアップ以降は、リミットポイント獲得も可能となった。なお、ビシージ中に経験値取得・リミットポイント取得のためのモード切替は不可能なので注意が必要となる。また、終了時に戦闘不能だと経験値がもらえないという仕様だったが、これは2012年3月27日のバージョンアップで修正されている。
2006年10月19日のバージョンアップ以降、通常の雑魚よりも強いいわゆるボスクラスが30~90(行軍レベルにより変動)、レベル5より参戦するNMクラスのモンスターを撃破した際はボーナスが上乗せされる。上記の対象となるNMクラスのモンスターは下記の通りである。
| 蛮族軍名 | モンスター名 |
|---|---|
| マムージャ蕃国軍 | Gulool Ja Ja |
| トロール傭兵団 | Gurfurlur the Menacing |
| 死者の軍団 | Medusa |
Lv75キャップ時代はもう少しで倒せるところで残存敵数条件をクリアしてしまい、撤退されて討ち漏らすのが常であった。
しかし、Lv99キャップ現在では集中攻撃さえすれば撃破は可能な部類である。回避ジョブならなんなく回避でき、昔ほど脅威ではない。
2007年6月6日より、各レベルのNMならびにHNMが襲撃するレベル8が実装。防衛継続の鯖が困難である事情もあり基本報酬の算定条件は不明な点が多い。
評価 編
発表段階から「蛮族が攻めてくる」というそれまでにない要素は大いに期待されていた。その後、数々の仕様変更を経て実現されたかつてない規模の乱戦の面白さは今やFF11の醍醐味の一つにまで成長した。それに加えて、- ビシージの状態であれば、戦闘不能になっても経験値のロストがない。
- ビシージ中は衰弱時間が1分と短い(2012年3月27日以降)。
- 連続防衛を達成すれば、様々なボーナスを得られる(サンクションの項を参照)
- 防衛達成する事で多くの皇国軍戦績が得られる。
- 防衛戦は長くても1時間程度で終了するため、比較的拘束時間の短い突発イベントとして気軽に参加できる。また、死者の軍団で15分、他の蛮族軍で30分ほどの準備時間があるため、参加/不参加を巡る行動予定も立てやすい。
というメリットをほどよく受けることができ、概ね各サーバーで好評を得たこともあり、FF11のさまざまな要素の中では成功している部類に入っているが、同時にFF11初の試みであったため、問題点も多い。
2006年7月25日のバージョンアップで難易度が上がった(詳細は下述)ことで嫌気が差したプレイヤーがビシージ離れする事態が続出。これを受け経験値・戦績の取得量増加、テンポラリアイテム支給による難易度の調整などのてこ入れが行われた結果、ピーク時は参加すら出来ないほどの人気が復活した。
しかし、2007年6月6日のレベル8の開放後は多くの鯖で魔笛奪取と奪還を繰り返すという、当初開発側が想定していた状態となった。これには批判や不満も多く、かつてのビシージ離れが再来するのではと心配された。その後、2007年08月28日のバージョンアップでは、Lv8ビシージでの蕃国軍撤退の条件変更、テンポラリアイテムの再配布など調整が行われた。
アップデートによる変遷については下記を参照すること。
問題点 編
- 大多数のPC/NPCが同一エリア内に存在することにより発生するラグによる障害。
- カーソルのコントロールが困難になる。
- 魔法等アビリティの発動が物凄く遅い。実際は発動していても、エフェクトが見えなかったり動きが止まったようになる
- 理由を確認する間も無く、戦闘不能に陥る。
- 範囲技のログが周囲のPCの人数分流れるため、何が起きているかを確認しづらい事が多い。
チャットフィルター等対策はあるが、他NPCの襲撃等の挙動を確認できないデメリットがある。
- 自分以外のPCが静止したままに見える。また、壁や段差を無視して移動しているようにも見える。
- 脱衣技や装備変更による再装備を行った際、表示されるまでに数分要する。
- 表示の遅れから敵がワープしたかのように見える。そのため近接攻撃やWSを使用した際、見た目と実際の敵の位置が異なる事により無効扱いとなる。
- 襲撃中の敵の名前と本体が分離して表示される。
- カーソルのコントロールが困難になる。
- 大多数による戦闘を想定してか、敵の能力が高く設定されている。蛮族拠点に存在する古鏡を破壊による弱体化が可能であるものの、成功報酬と労力が釣り合っていると言い難く手付かずのままのケースも見受けられる。
レベル8で防衛継続中の鯖に於いては、有志による捕虜奪還と平行して古鏡破壊を実施している模様。
- pol.exeエラーやフリーズによる強制終了問題。
- 敵のHP残量に依存する技(自爆、微塵がくれ、R.ブレス)を中心に、一撃必殺の威力がある技の存在のため即死率が高く、ゲームバランスを欠いている。
(2006.10.19パッチにて各種薬品による生存手段追加による緩和を実施。)
- 範囲技の乱用により、レイズやリレイズがあったとしても原則として戦闘不能者はその地点での戦闘が終了するまで、ただ待機することしかできない。最悪ビシージ終了まで待機する羽目になることもあったが、これについては衰弱時間が1分に短縮されることで緩和されている。
- ペットジョブの不遇
- バザーや寝落ち等放置状態のキャラも戦闘要員としてカウントされ、参加希望者が定員オーバーのためアルザビに入れない事がある。
- ビシージ中に経験値とリミットポイントのモード切替が出来ない。
中の人たちの攻防(PC編) 編
実装直後 編
従来獣人が街まで侵攻するイベントは無かったため、「蛮族が攻めてくる」という要素は発表段階から大いに期待された。しかし、アトルガンの秘宝実装直後、多くの冒険者が蛮族拠点で活躍した結果、拠点兵力が上がらずなかなかビシージが発生しなかった。また、蛮族軍が行軍開始する直前には既に何百人ものPCがゲート前の広場で待機しており、当時の蛮族軍の戦力では、侵入したところで瞬殺されて終わり、皇国側が負けることはまずなかった。連続ビシージによる激戦 編
2006年07月26日0:00すぎより3ワールドでトロール傭兵団による連続侵攻が発生。メンテナンス後、すでに「皇都攻略中」となっていたにもかかわらず、実際に防衛戦が始まったのが1時間後と不意打ちだったため、連続侵攻を受けていた3ワールドがアルザビ陥落となった。Valeforサーバーでは、激戦の末にトロール軍のNMを倒す事に成功したのだが、次に侵攻してきたマムージャ蕃国軍との戦闘で惜しくも陥落してしまった。
Diabolosサーバーでは、敗れたValeforサーバーからのNM攻略情報の提供と、激励・声援もあってか、ヴァナ・ディール時間にて実に12日間(地球時間で約11時間30分。)に及ぶ連続ビシージを凌ぎきった。このことを称えて、ディアボロスワールド13日戦争やボロ鯖13日戦争と呼ぶ人もいる。
激しいラグとの戦い 編
アルザビにある一定の人数が集まって集団戦闘をすると、サーバー側の処理が非常に込み合ってしまい、プレイヤー側には延滞という不利的状況が課せられてしまう。その為、意味不明なダメージを受けて即死したり、レベル上げの感覚で魔法や蝉を張ったりマクロを押すと高確率で失敗したり、将軍を初めとするNPCやソロの冒険者を回復しようにもいきなり消えてしまい、見つけた時には「時既に時間切れ」の場面が多々あり、なんとか勝てる相手であっても窮地に立たされてしまう結果が多くなっている。フリーズとの戦い 編
ビシージによって得られる皇国軍戦績は、経験値換算で最大50000。アトルガンエリアでの活動が衰退している現状では、随一の皇国軍戦績獲得源である。*8このため、フリーズによりビシージからふるい落とされることは大きな損失となる。フリーズした場合、POLを再起動しさらにFFXIを起動してログインとこれだけでも時間的損失となるが、それまでに蓄積した貢献は全ては無駄となり、最悪の場合人数超過で白門へ追い出されたりビシージ自体が終了している場合もある。そこまでの事態にならずとも、乱戦のさなかにフリーズすると死体で復帰することになる場合も少なからずある。Xbox 360でのフリーズ報告がとりわけ多く*9、多大な不利益がついて回ることになるが、目立たないものの他機種でもフリーズは発生する。PC以外では最悪の場合シャットダウンからの本体の再起動という手間が更に必要となる。中途からの参入により、大きな負荷のかかるビシージへの参加時間を減らすことでフリーズの危険性を下げることはできるが、これも万全の対策ではない上、貢献の機会が減ることで皇国軍戦績の獲得が困難となっている。*10
この後実装されたカンパニエバトルでは中途で精算を行うことによりある程度の自己防衛が可能となっている。ビシージに限らずプレイヤーがこのような防衛策を講じなければならない時点でそもそも問題である。
仕様変更履歴 編
- 2006年05月24日
- ・アルザビの競売出品手数料を引き上げ。手数料率は三国と同じものの、基本手数料がアトルガン白門並みに。
- ・ビシージ中の敵の行動が戦闘よりも“魔笛への移動を優先”するようになる。
- ・アルザビエリア内のPC数が700人に達した時点で、同エリアに移動(ログイン/アルザビ内でのトラクタ含む)をした際アトルガン白門に強制移動されるように。
- ・ビシージ後に得られる経験値+皇国軍戦績の本来の上限値を超えて取得できていた不具合を修正。
- 2006年07月25日
- ・蛮族の拠点兵力上昇率が大幅に変更された。出撃準備中から行軍開始まで従来の半分以下に。
- ・兵力上昇を促進する古鏡と、護衛のNMを多数追加。この時点ではインビジを見破る力を持っていたため、古鏡破壊の難易度が急激に上昇、さらに古鏡破壊による報酬を下げるというバージョンダウン。(実際は下がっていなかった模様)
- ・撃退後の蛮族軍拠点兵力が99で固定に。98以下に減少しても常に上昇する仕様だったため、いつ出撃準備中になるか気が抜けない状態に。
- ・行軍中の蛮族軍を撃退しても防衛回数にカウント扱いとなる。
- ・ビシージ時のみ出現のNMを多数追加。また、アルザビ内に1度に侵入する数を大幅に増加。
- ・蛮族拠点でPCが戦闘不能となった場合、拠点兵力が上昇するように変更。
- ・捕虜を解放してもヴァナ1日間は帰ってこない。五蛇将が攫われると防衛がより困難となる。
- ・将軍以外の一部NPCの安否がギルドの販売や募金に影響するようになる。
- ・魔笛が奪われるとデジョタル弟(Shihu-Danhu)の利用がヴァナ1日1回限定になる。
- ひとつひとつの仕様自体は刺激的であり単独での実装ですめば問題なかったのだが、同時にすべて実装したため、これでもかと言わんばかりの締め付けとかつてない悪評を生み出し、ブヒーヒとまで呼ばれるようになる。
- 各サーバーより「物凄い勢いで襲われた」「アトルガン白門にいる誰もが気づかないまま襲われた」などの報告多数、一部サーバーでは、「1日で4回戦以上」、「ビシージ終了直後に、たった今撃退したばかりの蛮族軍が行軍開始」、「文字通り雲霞の如き敵の量で魔笛があっさり奪われる」といった壮絶な出来事が多発していた。
- 2006年07月26日
- Diabolosサーバーの状況に対して、トロール傭兵団が撤退後すぐに進軍を始めていた不具合の修正が行われた。
しかし、メンテナンス中に行軍条件を満たしてしまい、メンテ明け直後にビシージ3連戦を強いられるサーバーが続出した。
- 2006年08月02日
- ・撃退した蛮族軍の拠点兵力が半減した状態で停滞するという、元の仕様に戻す。
- ・ビシージ中に受けていたスリップ効果が終了時に切れるようになる。
- ・蛮族軍撤退条件の緩和。五蛇将が全滅しても、敵を5体以下まで減らせば撤退するようになる。
- ・味方NPCが特定の条件下で、敵にダメージを与えられなかった不具合の修正。
- 2006年10月19日
- ・蛮族の拠点兵力が最高160まで上昇するように変更され、レベル6が開放。大ボスである3体に変更はなし。
- ・防衛戦に参加するPCにテンポラリアイテムが支給。支給されるアイテムは捕虜となる可能性があるNPC15人に対応した全15種類で、捕虜が少ないほど有利になる。
- ・経験値と戦績の増加。
- ・NMを撃破した場合には、参加報酬にボーナスポイントが付加される。
- ・古鏡の枚数が参戦蛮族軍の防御力、魔法防御力に影響するように。多いほど堅くなる。
- ・死者の軍団の一部モンスターの特殊技の使用頻度を低下。
- 2006年12月19日
- ・ビシージでモンスターが皇都に攻め込んで来た際、即戦闘にならずログが出てから1分後に戦闘開始になるよう修正。
- ・Lv75に到達したプレイヤーは、戦闘後に経験値の代わりにリミットポイントを得ることが可能に。
- ・人数上限による強制退出の際、スリップダメージを受けていた場合は解除となる。
- ・特定の状況下で戦闘不能になると、経験値を消失してしまう場合があった不具合が修正。
- 2007年3月8日
- ・蛮族の拠点兵力が最高170まで上昇するように変更され、レベル7が開放。大ボスである3体に変更はなし。
- ・開始時に配られるテンポラリアイテムとしてはサルベージで得られる薬品が追加される。戦局を一変させる様々な効果を得らえるため、プレイヤーからは好評だった模様。
- ・五蛇将に必殺技が追加され、戦闘時もイロイロ喋るようになる。個性化が進んでいた将軍の人気にますます拍車がかかる。
- 2007年6月6日
- ・レベル8が開放され、蛮族の拠点兵力が最高200まで上昇するようになる。
- ・拠点兵力200では蛮族の各NMが全員参戦。さらに最終兵器として大ボスも霞むHNMのIlluyankas(ハイドラ族/マムージャ蕃国軍)、Gere(ケルベロス族/トロール傭兵団)、Nemean Lion(キマイラ族/死者の軍団)が追加される。
- ・敵の特殊技によっては所持しているテンポラリアイテムが破壊される。
- ・多数の鯖で魔笛が強奪されるも連続防衛を継続しているサーバーもあるように、まったく勝機が無い訳ではない。ただし場合によっては2~3時間も防衛戦に拘束されるうえ、最大兵力の蛮族を撃退するためには古鏡を割っておくことがほぼ必須と言われる状況である。遊びやすさを重視するプレイヤーからは批判や不満も多い。
- ・開発側の当初のコンセプトどおりに魔笛の争奪戦が行われるという状況になりつつあるが、コンテンツとしてのバランス面については今後も改善していくべきとの意見があがった。
- 2007年08月28日
- ・防衛開始から1時間で蛮族が撤退するようになった。ただ、後述する修正により1時間たたずに魔笛を守れるようになったサーバーが多くなった。
- ・蛮族やモンスターを一定数倒す度にテンポラリ属性アイテムが再配布されるようになった。(どうやら、一度使用した薬品がすべて補充されるらしく薬品がほぼ使い放題の状態となった。)
- ・五蛇将の強さが強化された。
- ・表示優先度が敵NPC=五蛇将>PTメンバー>その他のPC>その他のNPCように変更された。
- ・Eidolic Qufeel Jaが使用するジョブアビリティ「微塵がくれ」によるダメージが調整された。
- ・難易度の引き下げとなる修正となり気軽に楽しめるという従来の楽しさが戻った。しかし、使用した薬品がすべて補充されるなど(とくにラストエリクサー)楽すぎるという意見も出ているのが現状である。サーバーによっては門のところですべてのモンスターを倒してしまったところも出ているようだ。
- 2007年11月20日
- ・経験値、戦績入手にかかる計算式を変更。ただしこれの前後でどのような計算で算定されるのかは相変わらず不明なまま。この2日後よりアルタナの神兵発売であり、参加人数減少に向けての措置とも思われる。
トリビア 編
英語名は過去分詞形besiegedなので注意。besiege自体の意味は「城を攻める」ほうなのでこうなるのだろう。2006年07月25日のパッチで、蛮族軍のボスクラスの敵の体格が以前より大きくなり、グラフィックも固有のもとへ変更された。
行軍中は蛮族軍を鼓舞したり、アルザビ突入時に於いては「突撃せよ!」と配下に激を下す様も見られる。
また、行軍中は蛮族軍の大群がワジャーム樹林などを駆け足で進軍する様子が見られる。すなわち、蛮族軍はアルザビに突然現れる訳ではなく、行軍開始という報告が上がってからアルザビに到着するおおよそ30分かけて、実際にえっちらおっちら(あるいはニョロニョロ)歩いて来るのである。ちなみにこの行軍中の蛮族のサイズはアルザビでの戦闘中と比べて、驚くほど小さい。
レベリングなどで遭遇した際は襲撃を受ける事を予感し驚くプレイヤーもいるらしいが、実際には行軍を優先するため絡むことはない。
本来は行軍途中での迎撃も想定していたらしいが、デメリットばかりでメリットが一切無いので、試みる者は皆無である。また、多少のヘイトは無視してアルザビを目指すため、戦闘はおろか足止めすら難しい。
なお、防衛戦開始に於いては自己主張の強いプレイヤー達によるネタシャウト、防衛戦中は戦況報告・レイズ依頼等、終了時には獲得した皇国軍戦績の報告やフリーズにより落とされたプレイヤーの苦情等の様々な会話がアルザビ内を飛び交う様が見られる。
逸話 編
関連項目 編
【五蛇将】【マムージャ蕃国軍】【トロール傭兵団】【死者の軍団】【アルザビ】【古鏡】【魔笛】【テンポラリアイテム(ビシージ)】【友軍】【皇都防衛値】【捕虜】【ブヒーヒ】【Gadalar/ネタ】【Fated Strife -Besieged-】- *1
- サラヒム・センチネルの傭兵になっていないPC及びモグハウス内のPCを除く。
- *2
- サーチで700人を超えることがあるのは、アルザビに入ろうとして追い出される瞬間のPCもサーチにかかる為。
- *3
- 但し、敵が配置される位置でもあるため、タイミングが重要。
- *4
- ルガジーン>ザザーグ>ナジュリス>ガダラル>ミリ・アリアポーという優先順位。
- *5
- 終了間際に参戦し、ケアル数回と強化魔法一式を唱えただけでも5000くらい入る。ただし行動毎に上限が設けられているようで、ひたすらケアルを繰り返した場合でも(まともにダメージが通らない)低レベルジョブでは15000に達することは難しい。
- *6
- 2011年7月11日以前は、経験値と皇国軍戦績は等しかった。
- *7
- 2012年3月27日以降も同じか要確認
- *8
- 2011年7月11日以前でも皇国軍戦績1500を超えることも多く、とりわけ通常の方法では皇国軍戦績を稼げない低レベルでは絶大な報酬であった。
- *9
- 2012年3月27日のバージョンアップで対策が行われている。効果の程は要確認。
- *10
- 勝敗を告げる最後のイベントによる負荷も小さいものではなく、これでフリーズすると報酬0が確定することもあって、徒労感がひときわ大きい。