冒険者

記事名読み
ぼうけんしゃ/adventurer
ヴァナ・ディールにおいて、われわれプレイヤーが操作するキャラクターが担う職業群の総称。
噛み砕くと「冒険に何らかの形で関係をもっている者」の総称であり、一言で言えば「根なし草」の人々。
後述するが一口に冒険者といっても様々な生活様態が存在する。

現在のヴァナ・ディール冒険者の時代とされ、様々な側面で冒険者が有用に活用されるようになり始めた時代であり、冒険者として登録する事で様々なサービスを受ける事が可能になる。

冒険者が得られるサービスとして、主なものは以下のようなものである。


また、全てのPCが身をやつす身分であるため、「冒険者」は各プレイヤーの操るPCを指して使われることも多い。NPCから「冒険者さん」と呼びかけられる場合はほぼこの意味である。ゲーム外でも公式サイトや本辞典のような外部サイトなどではこの意味で使われることがある。

今までのファイナルファンタジーシリーズと異なり、冒険者キャラクター自身がイベントシーンで会話を行う演出は存在せず
注釈1
強いて言えばFF1に近い。感情表現で驚く等のアクションを取る等はある。
、自分自身の分身というドラゴンクエストの主人公的な要素を持っている。

政治・軍事的側面
冒険者サンドリア王国バストゥーク共和国ウィンダス連邦のいずれか三国に例外なく所属し、コンクェストの担い手として各国にてランク付けされている。このランクミッションランク)の高低により所属国から受けられる庇護の内容が変化する。

冒険者としての第一歩を踏み出した国に一生涯忠誠を誓うものもあれば、その時々の政治情勢を見て最もよい立場を求め移籍を繰り返すものもいる。

冒険者という名称に関しては、誰がいつ名付けたのかは不明であり、ただ上記のように昨今の進取にとむ若者たちをそう呼んでいるだけである。ただしこの名称は水晶大戦時代の人物評、ダルザックというガルカのそれに見られる。彼はガルカでありながらウィンダス連邦で学位を学び、その後も故郷の戦火を憂いたといわれながらも、実際には各国を渡り歩いていたようである。
かような種族にとらわれない行動範囲の広さは近年の冒険者たちを彷彿とさせるが、両者になんらかの関係があるのかは、今のところわかっていない。

また最近ではコンクェスト政策の枠組みとは別に、アトルガン皇国が半ば公的
注釈2
アトルガン皇国公認の私設会社サラヒム・センチネルを通して契約することになるが、国からの公務を遂行するなど傭兵の立場は、いわゆる「みなし公務員」のようなものだろうか。
に募集している傭兵に身をやつし、もともとの所属国アトルガン皇国の両国から庇護を受けることも可能となった。

様々な冒険者の実例

などや、他にも様々な生き方はすなわち「人生の冒険」であり、
どの冒険者をとってみてもいろいろな側面を持っていることだろう。

プレイヤーとしては、ともすれば己のレベルを上げる事、強力なアイテムを手に入れる事による自己強化ばかりに視点を置いてしまいがちだが、時には冒険者として何がしたいのか、を考えてみるのも良いかもしれない。

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