チョコボサーキット
ちょこぼさーきっと/Chocobo Circuit
内部はいくつかのブロックに分けられている。移動は入り口の
ワープ装置以外は走行移動となるが、歩かずとも目的の場所に案内(瞬時に移動)してくれる
NPCが点在するので、うまく活用すれば移動時間が大幅に軽減できる。
最低グレードのC4から最高グレードのC1まで4つ用意されている。出走条件、賞金などは以下の通り。
グレード | 登録料 | 必要チョココイン | 必要勝鳥点 | 賞金:ギル、チョココイン、勝鳥点 |
C4 | 500ギル | 10枚 | なし | 1着:5000ギル+売り上げ3%、25枚、3p 2着:2000ギル+売り上げ1%、20枚、2p 3着:1000ギル+売り上げ0.5%、10枚、1p 4着以下:0ギル、1枚、0p |
C3 | 1000ギル | 20枚 | 10p以上 | 1着:1万ギル+売り上げ3%、40枚、6p 2着:4000ギル+売り上げ1%、25枚、4p 3着:2000ギル+売り上げ0.5%、20枚、2p 4着以下:0ギル、2枚、0p |
C2 | 5000ギル | 40枚 | 20p以上 | 1着:5万ギル+売り上げ3%、70枚、9p 2着:2万ギル+売り上げ1%、55枚、6p 3着:1万ギル+売り上げ0.5%、40枚、3p 4着以下:0ギル、4枚、0p |
C1 クリスタルステークス | 1万ギル | 80枚 | 60p以上 | 1着:10万ギル+売り上げ3%、120枚、12p、 CSR黄金杯、称号「クリスタルステークス覇者」 2着:4万ギル+売り上げ1%、100枚、8p、 CSR霊銀杯 3着:2万ギル+売り上げ0.5%、80枚、4p、 CSR青銅杯 4着以下:0ギル、6枚、0p |
賞金に加算されるボーナスとして、そのレースの
勝鳥投票券の販売総額の一部が加算される。これはサーキット内に徘徊する
NPCの購入分も含まれるので、
PCが誰も買っていなくてもある程度の額が入ってくる。
出走する際には
チョコボに載せる鞍を選択し、よりレースを有利に運べるようにできる。
所属する
三国レースチームの
コンクェスト毎の順位により、鞍の
素材内の選択肢が増える。上位であるほど上質な鞍が出現する。
勝つためには力と判断力が最優先。道中は抑えて
スピードアップルでゴール前のラストスパートという
戦術しか成り立たないレースの仕様上、木製以外の選択はあり得ない。
業者が常駐している鯖では1国に
集中して登録を続けているので順位が固定されてしまい、個人の努力では変動が起きない。常勝チームが上位の鞍を常備できるのに対し、万年最下位のチームでは下位の鞍しか選べない。
リアルでのグレード差を埋めるハンデとは異なる発想をしている。それでも鞍の性能差がレースの結果を左右するほど大きな要因ではなく、下位でも優勝できたり上位でも惨敗が起こるので実質鞍の選択はオマケ、
ユーザーの手間増大程度の効果しかない。
持たせる
アイテムはプライベートレースと共用しており、登録すると使用したことになる。
アイテムを預けて使用選択することは受付時間外でも可能。
出走するレーンを選択して登録完了。
リアルの競馬を基にしているなら内側の、番号が若い方が有利とされているがそのようなことはなく、どのレーンでも性能に違いはない。
選択したレーンを先に他人に取られていたら最初からやり直し。8枠まで登録されていると以降そのレースは登録できない。
出走するためにはまずプライベートレースや
チョコボの宝探しである程度
チョココインを稼いでこなければならない。
プライベートレース優勝で5枚なので、C1出場に必要な80枚となると相当な回数をこなす必要がある。
出走条件と賞金の関係を見てわかるとおり、3位にさえ入賞すれば登録に要した
チョココインが保証される。1・2位だとかなりの枚数が上乗せされるので、
チョココイン10枚=
ゼーガムカロット1d=5000
ギルであることを考えると、賞金は公表額よりも大きなものになっている。
2009.11.10以前は優勝でようやく登録時と同じ枚数が返還される仕様となっており、サーキットで
チョココインが増えることは絶対に無かった。C3,C4のレースにおいて優勝以外は赤字、C1,C2のレースにおいては2位で微黒かプラマイゼロ。3位以下は赤字となる。
優勝を逃して
チョココインを減らしてしまったら上記外部からせっせと稼いでくるしかなく、一度でも負けると
復帰には大変な労力が必要となっていた。
レースで3着以上に入賞することで
勝鳥点を貯めていき、より上位のグレードへ挑戦できるようになる。
勝鳥点は
3国のレースチーム毎にも集計されており、その時の順位が報告される。最高位のチームには
チョココインで交換できる
アイテムや、レースに使用できる鞍がより豪華なものになる。この勝鳥順位は
コンクエまたぎでリセットされる。
個人の勝鳥ポイントは
リアル4週間出走しなければ徐々に減点されてしまう。上位グレードを維持したければ定期的に出走しなければならない。具体的な減点数は不明。
所属チームを
移籍することで個人の
勝鳥点はリセットされるが、あらかじめ
レース出走証明書を貯めておき、
移籍後に賞金を受け取ることで、
移籍後すぐにC1C2レースに出走することが可能である。
リアル分実際のレース開始は6分後、各レースの開始時間は06、21、36、51分になる。 | 0 | 15 | 30 | 45 |
毎時00分登録組 | C4出走登録 | C4勝鳥券販売開始 | | C4レース |
|
毎時15分登録組 | C3レース | C3出走登録 | C3勝鳥券販売開始 | |
|
偶数時30分登録組 | | C3レース | C3出走登録 | C3勝鳥券販売開始 |
奇数時30分登録組 | | C2レース | C2出走登録 | C2勝鳥券販売開始 |
|
偶数時45分登録組 | C2勝鳥券販売開始 | | C2レース | C2出走登録 |
奇数時45分登録組 | C1勝鳥券販売開始 | | C1レース | C1出走登録 |
リアル15分毎にアナウンスが流れ、「出走登録>勝鳥券販売>レース、払い戻し開始」の順に並ぶ。
出走登録、勝鳥券購入の
NPCはそれぞれ4人ずつおり、15分毎に右から順に受付できる内容が移っていく。
レース出走証明書や
勝鳥投票券はレースが終わり次第それぞれの受付
NPCが賞金と交換してくれる。この交換は4人の誰でもよい。
実はレースの
ムービーが流れている最中から既に交換可能になっており、レースの展開や順位は登録完了の時点でデータ上で決まっている。
ムービーは結果だけをつなげた録画のようなものである。
2009年11月10日のバージョンアップより30と45登録組がともに
リアル1時間毎にC3~1の選択開催になった。これ以前の仕様と比べるとC1開催に都合がつくチャンスが増えているが、それでもなお狙って登録するには前もってこの時間帯で受け付けているのかの確認が必要である。
バージョンアップ以前では毎日C1を受け付けていた時間からずれている時間帯もあるので注意。
C1は
地球時間で2時間に1回しか開催されないので、必ず15分間隔で何らかのレースが開催される都合上、必然的に下位レースの回数が増え担当者は流動的になる。
実装当時のC4とC3しかなかった頃の名残からか、C1とC2のスケジュールはどちらも45登録組である。
このため、どちらかを主戦場とする際にはあらかじめスケジュールを把握して行かなければ狙ったレースに登録することができない。
2007.11.20~2009.11.10の仕様
C1ローテーション1 | 4~6時、13~15時、20~22時 |
C1ローテーション2 | 5~7時、12~14時、21~23時 |
C1及びC2のローテーションは上記表の2種類あり、それが日毎に交互に行われた。
上記表以外の時間の45登録組はC2となる。
平日のC1は夕方以降姿を消し、20:45からか21:45からの3時間しか存在しない。毎日確実に出走しようとすると21:45と22:45のふたつしか選択肢がなく、学生や社会人でC1を主戦場とするブリーダーは必ずここでハチ遭うことになっていた。
- 勝鳥投票券を買うのも払い戻すにも時間がかかる。
- オッズがあまり参考にならない
こういったゲームでは能力を擬似的な人気に見立て払い戻し額を調整するのが常套となっているが、効果的に機能していない。
。
- レースムービーが冗長
レース内容に関わらず、殆ど同じ内容のものを毎回見せられる。キャンセルやスキップは不可。
。
- そもそもムービーすら意味がなく、登録締め切りの時点で順位が確定している。
- 再出走までにリアルで長時間を要する。地球時間で1週間>24時間>20時間と短縮。
- ライバルNPCの能力がレースグレードによって変化せず殆ど一定。最下級と最上級で同じ力量の相手と競う事になる
GIホースと新馬戦からオープン戦まで延々やりあう事に…と表現する人も。
。
- 自分のチョコボがあまりにも指示を聞いてくれない。
- 報酬のチョココインの使い道が寂しい。
- エリアが無駄に広い。
実装当日こそものめずらしさで
エリア内に数人を見かけたが、それ以降は
エリア内の総人口が自分ひとりが当たり前な程閑散としている状況が続いている。たまに人がいても、
モグボナンザのためだったり、集合場所として使われていたりなど、本来の役割とは異なる目的で使われることも多い。
ゴールドソーサーの
チョコボレースを期待していた
冒険者には単調な内容がもどかしく、はたまたダービー(
チョコボ)スタリオン
パリティビット社製作の競走馬(鳥)育成シミュレーション。
を期待していた
冒険者には
チョコボ能力への介入余地の少なさが不満であり、帯にも襷にも…といった現状である。
リアルタイムで他
PCと競争するコンテンツにするには、通信環境ならびに表示方法・通信処理方法自体の大幅な変更が必要になり、かといって
チョコボ能力を血統やお世話方法(調教)に依存させ、育成シミュレーションの要素を濃くすれば現状の育成期間や能力上限ではミニゲームとして成立させるのは難しい。
後発の
パンクラティオンのように気軽に勝ったり負けたりといったコンテンツとするには
報酬や出走期間、制限などを大きく見直し、
検証する必要があるだろう。もっとも、
迷子のチョコボクエストでは見た目のズレはあれど、騎乗中の正確な時間を
PCごとに管理しているため、設計次第ではそれなりに納得のいく仕様として確立できた可能性がないとも言えないだろう。
その後再出走時間の調整や、
Makrena-Rukrenaなど
NPCに勝鳥券を買わせることによるオッズの変動システム、レース中に使用できる
アイテムの効果調節など幾度かの変更が施されたが、当
エリアの状況を改善するまでには至っていない。立地や
マイチョコボの活躍を応援する、という発想自体は魅力的なだけに残念である。
2009年11月10日のバージョンアップで副賞の
チョココインの大幅増加、C1・C2レースの開催時刻変更、
チョココイン景品の
勝負服実装とテコ入れされた。
ごく一部に、毎日複数のレースで優勝しては巨万の富を稼ぎ続ける大鳥主も存在するが、ほとんどの人は育成の時点で挫折している。
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