プロマシアミッション(ぷろましあみっしょん/PM/CoP Missions)
拡張データディスク「プロマシアの呪縛」を導入することにより発生する一連のミッションのこと。
基本的に、所属国のミッションとは別に進行する。ストーリーのボリュームはジラートミッションを大きく上回っている。
イベントにジラートミッションの登場人物が出ることもあり、ジラートミッションを余り進めずにプロマシアミッションを進めると、イベントの内容が解らない場合もある。第7章をクリアする前にジラートミッションを終わらせておくと話が解りやすい。
略称は幾つかあるが「プロM」「PM」あたりが一般的。また、海外プレーヤーの間では「CoP」の略語(海外版タイトルの「Chains of Promathia」の略)が定着している。
2004年9月16日の拡張ディスク発売よりプレイすることができたが、ストーリーが完結したのは10ヵ月後の2005年7月19日のバージョンアップによる。補完クエストを含めると、17ヵ月後の2006年2月21日のバージョンアップとなる。そのため、初期の頃よりガンガン進めた人は、物語のつながりが記憶の彼方に消え去っていたりすることがある。MMOでは特殊ともいえる「一本のストーリーを追う」形式のミッションゆえの調整の難しさと言えるかも知れない。
メインコンテンツであるミッションの難易度が高すぎるとして評価が低く、放置するプレイヤーが多かったため、ビビキー湾パッチ、タイトルミュージック変更拡張ディスクと揶揄するプレイヤーも。
また、他追加シナリオミッションに比べ圧倒的に本筋の流れとは関係の薄い「お使いクエスト」が多く、ともすれば時間稼ぎとも取れる部分が多々見受けられるのも評価の一因かも知れない。
厳密に言うと第1章はデルクフの塔下層に進入して発生するので、中層や上層にいてインストールした場合、下層に下りた時点で発生する。
なお、この第3章をクリアするとミラテテ様言行録がもらえるタブナジアの商人というクエストを受けることが出来るようになる。
ミッションのあまりの難易度に誰も手を付けなかった為、ユーザーにミッションをやらせるために、ラジャスリングなどのほかとは一つ抜けた性能のアイテムを報酬とし、競合品なども実装しないことなどに開発がどれだけプロマシアに力を注いだのかがうかがい知れる。
第2章第1節開始時にタブナジア群島開通、第2章第5節開始時にリヴェーヌ岬開通、第8章第1節開始時にアル・タユ開通など、ミッションを進めることで移動可能エリアが増えて行く。また、第4章第1節開始時、同エリアでの競売・宅配と三国のタブナジア特産品店、タブナジア群島への補給クエストおよびOPテレポが利用可能となる*2。
なお、2007年6月6日のバージョンアップで、一部のアイテムについては捨ててしまった場合でも再度取得できるようになった。
難易度の高さの一因としてレベル制限下での戦闘が多かったことが挙げられるが、2010年6月22日のバージョンアップでレベル制限が撤廃されたため、制限下での挑戦を想定して低い強さに抑えられたモンスターが多い序盤は非常に易しくなっている。
それでも「隔たれし信仰」「礼拝の意味」のように、ソロでの進行が困難もしくは不可能な箇所もあったが、2014年2月18日のバージョンアップで緩和が行われたことで、最初から最後までソロでの進行が可能となった。
基本的に、所属国のミッションとは別に進行する。ストーリーのボリュームはジラートミッションを大きく上回っている。
- 概要
- プロマシアミッション一覧
- 第1章 誘うは古のほむら - Ancient Flames Beckon
- 第2章 忘らるる聖者の島 - The Isle of Forgotten Saints
- 第3章 うたかたなる夢 - A Transient Dream
- 第4章 迷い子の揺りかご - The Cradles of Children Lost
- 第5章 帰路を踏みしめ - The Return Home
- 第6章 時過ぎて鳴り響く - Echoes of Time
- 第7章 眩き石の御許にて - In the Light of the Crystal
- 第8章 深淵の流す血 - Emptiness Bleeds
- エピローグ
- 補完クエスト
- 最終ミッション
- プロマシアミッション報酬一覧
- 変遷
- 関連項目
概要 編
第1章はデルクフの塔に進入したときに発生するため、敵からの逃亡の際や用事で訪れた際に予期せずイベントが発生して驚いた冒険者もいることだろう。イベントにジラートミッションの登場人物が出ることもあり、ジラートミッションを余り進めずにプロマシアミッションを進めると、イベントの内容が解らない場合もある。第7章をクリアする前にジラートミッションを終わらせておくと話が解りやすい。
略称は幾つかあるが「プロM」「PM」あたりが一般的。また、海外プレーヤーの間では「CoP」の略語(海外版タイトルの「Chains of Promathia」の略)が定着している。
2004年9月16日の拡張ディスク発売よりプレイすることができたが、ストーリーが完結したのは10ヵ月後の2005年7月19日のバージョンアップによる。補完クエストを含めると、17ヵ月後の2006年2月21日のバージョンアップとなる。そのため、初期の頃よりガンガン進めた人は、物語のつながりが記憶の彼方に消え去っていたりすることがある。MMOでは特殊ともいえる「一本のストーリーを追う」形式のミッションゆえの調整の難しさと言えるかも知れない。
メインコンテンツであるミッションの難易度が高すぎるとして評価が低く、放置するプレイヤーが多かったため、ビビキー湾パッチ、タイトルミュージック変更拡張ディスクと揶揄するプレイヤーも。
また、他追加シナリオミッションに比べ圧倒的に本筋の流れとは関係の薄い「お使いクエスト」が多く、ともすれば時間稼ぎとも取れる部分が多々見受けられるのも評価の一因かも知れない。
厳密に言うと第1章はデルクフの塔下層に進入して発生するので、中層や上層にいてインストールした場合、下層に下りた時点で発生する。
主な登場人物 編
- 謎の少年
- Prishe (プリッシュ)
- Ulmia (ウルミア)
- Tenzen (テンゼン)
- Despachiaire (デスパシエール)
- Justinius (ジャスティニアス)
- Esha'ntarl (エシャンタール)
- Nag'molada (ナグモラーダ)
- チェブキー兄妹
- Louverance (ルーヴランス)
- 罪狩りのミスラ
- Jabbos (ジャボス)
- Bahamut (バハムート)
- Diabolos (ディアボロス)
プロマシアミッション一覧 編
プロマシアミッションのタイトルはいろは四十七文字(いろは歌)「色は匂へど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔ひもせず」の順で名付けられている。第1章 誘うは古のほむら - Ancient Flames Beckon 編
第2章 忘らるる聖者の島 - The Isle of Forgotten Saints 編
“忌むべき子”プリッシュや聖歌隊のウルミアとの出会い。話はしばらくの間、タブナジア地下壕を中心にして進む。第3章 うたかたなる夢 - A Transient Dream 編
今度は南グスタベルグに飛ばされた冒険者。4つ目の母なるクリスタル。謎の少年を追って、そこへと行くのだが…。冒険者は、サンドリアとウィンダスを巡ることとなる。なお、この第3章をクリアするとミラテテ様言行録がもらえるタブナジアの商人というクエストを受けることが出来るようになる。
第4章 迷い子の揺りかご - The Cradles of Children Lost 編
バハムートの言う契約の意味とは。男神プロマシアの意志とは。それを確かめるべく、冒険者はプリッシュを追って、タブナジア地下壕へと向かう。第5章 帰路を踏みしめ - The Return Home 編
第6章 時過ぎて鳴り響く - Echoes of Time 編
アルマター機関がついに、真龍討伐の飛空艇の軍を出動させることに。男神プロマシアの存在意義とは?第7章 眩き石の御許にて - In the Light of the Crystal 編
5つ目の神の歌が揃い、5つ目の母なるクリスタルの存在も判明する。冒険者達は、神都アル・タユを目指すため、大空へと飛び立つ………第8章 深淵の流す血 - Emptiness Bleeds 編
ついに冒険者はアル・タユへと足を踏み入れる。永き眠りから目覚めた古の都市にある神の扉を、ナグモラーダは開くのだが………エピローグ 編
これらはすべてミッションのコンプリートリストに載ることはなく、各地でのイベント回想のタイトルとして確認できるのみ。補完クエスト 編
これらはミッションではない。2005年12月13日および2006年2月21日のバージョンアップによって追加されたクエストであるが、いろは歌の続きとなっている。- (ゑ)笑み曲ぐ夢魔と
- (ひ)日輪を担いて (ここまで、2005年12月13日に実装。)
- (も)亡者の影
- (せ)世界に在りて君は何を想うのか?
最終ミッション 編
- (す)すべての終わりが閉ざされん(2006年2月21日に実装、完結)
プロマシアミッション報酬一覧 編
デスマーチのようなプロマシアミッションをクリアすると、その節々で見返りを得ることができる。ミッションのあまりの難易度に誰も手を付けなかった為、ユーザーにミッションをやらせるために、ラジャスリングなどのほかとは一つ抜けた性能のアイテムを報酬とし、競合品なども実装しないことなどに開発がどれだけプロマシアに力を注いだのかがうかがい知れる。
第2章第1節開始時にタブナジア群島開通、第2章第5節開始時にリヴェーヌ岬開通、第8章第1節開始時にアル・タユ開通など、ミッションを進めることで移動可能エリアが増えて行く。また、第4章第1節開始時、同エリアでの競売・宅配と三国のタブナジア特産品店、タブナジア群島への補給クエストおよびOPテレポが利用可能となる*2。
報酬内容 | 性能・概要 | 発生タイミング |
笑み曲ぐ夢魔と発生 | 召喚獣ディアボロス | 第3章第5節 神を名乗りてをクリア |
大公親衛隊制式指輪取得 | 大公親衛隊制式指輪 | 第7章第1節 鎖と絆 |
リンバスへの参加権獲得 獣人古銭交換 | コズミッククリーナー購入可能 | 第7章第5節 武士道とはをクリア |
タブナジアリング取得 | タブナジアリング | 第8章第1節 古代の園をクリア |
指輪取得 (いずれか一つ) | ラジャスリング | エピローグ 呪縛ほどけるとき |
サットヴァリング | ||
タマスリング | ||
耳取得 (いずれか一つ) | 電界の耳 | 最終ミッション すべての終わりが閉ざされん |
磁界の耳 | ||
虚界の耳 | ||
幽界の耳 |
なお、2007年6月6日のバージョンアップで、一部のアイテムについては捨ててしまった場合でも再度取得できるようになった。
- ラジャスリング/サットヴァリング/タマスリング
ジュノ上層にある「マーブルブリッジ」に入る。所持していた物と同じではなく、3種類の指輪から再選択ができる。*3
※再取得後にもう一度捨ててしまった場合、(捨ててから)地球時間で27日間経過すれば再々取得可能。
変遷 編
かつては難易度が高すぎるため敬遠される傾向にあった。そのため数回にわたる難易度緩和処置がとられている。難易度の高さの一因としてレベル制限下での戦闘が多かったことが挙げられるが、2010年6月22日のバージョンアップでレベル制限が撤廃されたため、制限下での挑戦を想定して低い強さに抑えられたモンスターが多い序盤は非常に易しくなっている。
それでも「隔たれし信仰」「礼拝の意味」のように、ソロでの進行が困難もしくは不可能な箇所もあったが、2014年2月18日のバージョンアップで緩和が行われたことで、最初から最後までソロでの進行が可能となった。
関連項目 編
【三国ミッション】【ジラートミッション】【アトルガンミッション】【アルタナミッション】【アドゥリンミッション】- *1
- 本来は違う意味だが、ここでは和歌でよく使われる「身を尽くし」にかけた使い方。
- *2
- 攻略サイト等で「第3章終了時」とされていることが多いが、「第4章第1節『よりしろ』開始時にタブナジア地下壕を訪れた後」が厳密なタイミングとなる。
- *3
- このときのイベントが気が利いていておもしろい。