トライマライ水路

とらいまらいすいろ/Toraimarai Canal

サルタバルタ・リージョンに属するダンジョンエリアの一つ。エリア略称はToraimarai。

魔法都市ウィンダスの地下に掘られた巨大な地下水路。
タルタル族自身が掘ったものではなく、何らかの目的のために存在した遺跡を、彼らは改造して再利用しているに過ぎない。
雨季と乾季がウィンダスにあった頃は水道として利用されていたが、昨今では、徐々に水没しつつあるウィンダスの排水設備として、もっぱら利用されている。

公式サイト「その、美しき世界～サルタバルタ地方」より

エリア解説

天晶暦676年、黒魔道士トライマライが封印されていたこの水路を調査した。何者が構築したのかは、謎である。

主に黒魔道士・召喚士のAF クエストなどで有名なエリアであるが、モンスターの種類やレベルだけを見ると意外とレベル上げにも向いている。

このため、獣使いのレベル上げやフェロー育成の終盤では、そこそこ利用されている。主な敵はコウモリ・スケルトン・スライム・リーチ・カエル・サソリ・カニ・プギルである。ほとんどが聴覚感知のため、ほぼスニークのみで安全に移動することが可能。甲虫族のStarmiteだけは視覚感知アクティブだが、生息域が奥まったところにあるので、注意していればまず絡まれることはないだろう。なお、Lv90台の甲虫族「Starborer」はノンアクである。

通路部分と水路部分の二層構造になっており、ところどころにある階段で上下を行き来できる。水路では通れるのに通路部分は塞がれていたり、さらに階段が遠く迂回を強制させられたり、思い通りの場所に向かうにはある程度慣れが必要なエリアである。

2枚のマップから構成され、内ホルトト遺跡側マップの奥には満月の泉への入り口が、ウィンダス石の区側マップを奥に行くとウィンダスの英雄と呼ばれた人物の研究室がある。また星の大樹の根っこの一部を目にすることもできる。

存在する敵の種類は少ないが、マップにより強さが大幅に異なるのが特徴である。移動しているだけではマップが切り替わった事がわかりにくい構造のため、慣れないうちの移動中は、レベルに関係なくスニークを欠かさないようにしたい。
特に2011年5月10日のバージョンアップ以後は、石の区側のエリアを中心にLv90から見てもとてとて級の敵が多数配置されたため、移動する際には従来以上に慎重となる必要が生じている。

実装当初は内ホルトト遺跡側からいけるマップにしか入れず、下の水路にも降りられなかったが、2003年4月15日に水路と東マップが開放され、ウィンダス石の区からも進入できるようになった。但し進入するには、ウィンダスの連続クエストをこなさなければならない。

2011年5月10日のバージョンアップにより、バストゥークのツェールン鉱山、サンドリアのボストーニュ監獄と共に三国街中から直接移動可能なダンジョンエリアとしてグラウンド・オブ・ヴァラーの対象地域となり、モンスター配置変更やGrounds Tomeの設置が行われたことで他エリアと同様に狩場として機能する事が期待された。
だが、当時はアクセスにかなり難があったことや、各種自主訓練ページの内容が使い辛い

特に、Lv90のジョブでも経験値が入る下限ギリギリの楽敵を対象としたページ4が生息域の問題で手間がかかっていた。こちらは2012年9月25日のバージョンアップで内容が変更され、緩和されている。

などの理由もあって、敬遠されていた。

なお、通常であればアクティブでみやぶりを持つポロッゴ族も配置されることとなったが、このトライマライ水路の個体はノンアクティブなので、こちらから手を出すかトードにリンクさせない限りは襲われる心配はない。安心して探索しよう。

入場へのハードル

実装初期はアクセスが悪く、また入るためのハードルがネックであった。

トライマライ水路へは二つのルートがあるが、魔封門を開けて入るルートは、赤白黒の3ジョブが一人ずつ必要となる。魔封門の札を所持している者がいれば3ジョブ集める必要はないが、この魔封門の札を得るためにはウィンダスミッション星読みクリアが必要となる。ウィンダス国民以外にはハードルとなり、またウィンダス国民にとっても、星読みクリアにはどのみち一度魔封門奥へ行く必要がある

最初に星読みを飛ばしてM5-1「最後の護符」をクリアすれば、星読みの指令内容が最初から錆びた短剣3本集めになる。競売等であらかじめ錆びた短剣３本を集められるのであれば、最後の護符クリア→星読みクリア→クピピにロランベリートレード→魔封門の札入手→ソロでトライマライ水路入場も一応可能。

など面倒な仕様となっている。

もう一方はウィンダス石の区水呼びの扉から入るルートであるが、こちらはソロで入場できるものの、鼻の院連続クエストを「水呼びの扉」まで進める必要がある。

2014年7月8日のバージョンアップ以降はSurvival Guideが、2015年6月25日のバージョンアップでは満月の泉手前にHome Pointが設置され、1度自力でたどり着いてしまえばあとは楽に行き来できるようになっている。

出現するノートリアスモンスター

名称	種族	主な戦利品	備考
Oni Carcass	ドゥーム族	鬼切り	時間ポップ
Brazen Bones	スケルトン族	ラランペンダント
Canal Moocher	リーチ族	ジェオクアプタント、ペーラアプタント
Konjac	スライム族	ドゥルスアプタント、アエクスアプタント
Magic Sludge	エレメンタル族	無し	クエスト「星の大樹」
Hinge Oil	スライム族	無し	ミッション「第6の院」

宝箱（Treasure Casket）

本エリアのモンスターを倒した際に出現する宝箱・Treasure Casketから以下のアイテムの出現が確認されている。

テンポラリアイテム
茶色のTreasure Casket

地図

だいじなもの「トライマライ水路地図」に収録されている。
地図はマウラクエスト「その名はヴァルゲール」の報酬として入手できる。もしくは各地の地図販売NPCから3000ギルで購入できる。

クエストは連続クエストの4つ目と手間がかかるので、用事があるなら手っ取り早く購入してしまうのも手だろう。

各マップには番号がつけられており、メニューの「マップ」＞「他のエリア」で確認できる。マップの内訳は以下のようになっている。

[1]：いわゆる西マップ。内ホルトト遺跡と満月の泉につながっている。
[2]：いわゆる東マップ。ウィンダス石の区につながっている。

隣接エリア

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トライマライ水路

記事名読み

注釈1

注釈2