デュナミス(でゅなみす/Dynamis)
  1. リージョンの一つ。
  2. バトルコンテンツの一種。

リージョンデュナミス

ヴァナ・ディールとは似て非なるもう一つの世界、「裏世界」。ジラートの民が口々に呟く「真世界」とも別のものと思われる。2004年2月26日のバージョンアップにて実装された。

ゲーム内では裏世界という呼称は使われていないのだが、デュナミス実装前の公式発表で「裏世界」という呼称が使われており、それがユーザー間に定着したものが、「」である。

また、ジラート実装された四国と北国のデュナミスを併せて「旧裏」、プロマシア実装された4箇所を「新裏」と呼ぶことがある。

LV75キャップ時代の主要なエンドコンテンツの一つで、かつては最大占有時間3.5時間(旧裏の場合)と、占有型のバトルフィールドの中では最長の時間を要していた。

2011年5月10日のバージョンアップにおいて旧裏の仕様が、2011年9月20日のバージョンアップにおいて新裏の仕様が大幅に変更されて、エリアが非占有型、ボスがトリガーポップになるなど、多くの見直しが入っている。これに伴い、最大滞在時間も2時間となっている。変更前の仕様については項末に記載する。

デュナミスへの突入条件



2011年9月20日のバージョンアップより地図実装された。それぞれ上記ゴブリンから購入出来る(どのゴブリンからも全ての地図を入手出来る)。

デュナミスエリア一覧

デュナミスエリアは旧裏6ヵ所、新裏4ヵ所の計10ヵ所存在する。個別の情報はそれぞれの地域を参照のこと。この10ヵ所は全て同一のリージョンである*2

旧裏
エリア滞在可能時間参加要件クリア時に得られる
だいじなもの
初期 最大
デュナミス-サンドリアデュナミス四国60分120分だいじなもの朧なる砂」「煌く砂時計」所持ハイドラ戦隊指揮杖
デュナミス-バストゥークハイドラ戦隊遠眼鏡
デュナミス-ウィンダスハイドラ戦隊角灯
デュナミス-ジュノハイドラ戦隊作戦図
デュナミス-ボスディンデュナミス北方デュナミス四国全ての踏破ハイドラ戦隊識別標
デュナミス-ザルカバードデュナミス-ボスディンの踏破ハイドラ戦隊軍旗

新裏
エリア滞在可能時間参加要件クリア時に得られる
だいじなもの
初期 最大
デュナミス-バルクルム60分120分だいじなもの朧なる砂」「煌く砂時計」所持
プロマシアミッション神を名乗りてBF戦のクリア
デュナミス-バルクルムの黒水晶
デュナミス-ブブリムデュナミス-ブブリムの黒水晶
デュナミス-クフィムデュナミス-クフィムの黒水晶
デュナミス-タブナジアデュナミス-バルクルム
デュナミス-ブブリム
デュナミス-クフィム
それぞれの踏破
デュナミス-タブナジアの黒水晶

バトルコンテンツデュナミス

目的

デュナミスには一応一貫したストーリー(旧裏6エリア新裏4エリアでそれぞれ独立)があり、このストーリーはそれぞれのエリアクリアすれば進んでゆく。最終的には旧裏のボス・新裏のボスをそれぞれ討伐することで完結する。

またデュナミス内部では「レリック」と呼ばれる装備や、旧貨幣が発見されることもある。防具アーティファクトに似たジョブ専用装備であり、AF2とも呼ばれる。旧貨幣レリック装備強化するために必要となる。素材と交換することもできるが、あまりにレートが悪すぎるために交換されることはまずない(詳細は旧貨幣項を参照)。

その後は上記に挙げたようにドロップアイテムの収集を目的に突入を繰り返すことになる。個人レベルで言えば、特定のアーティファクト2コンプリートする、レリック武器完成させる…などがデュナミスにおける最大の目的となるだろう。

共通仕様

デュナミスでは天候が常に闇属性の強属性天候」となっており、ケアル回復量等にマイナスの影響が、ドレインアスピル等の威力にプラスの影響が出ることがある。

すべてコンクェスト対象外のエリアではあるが、シグネットが有効であり、コンクェスト戦績交換等で取得可能な装備に存在する「他国支配地域:」と発動条件がつく性能も有効である。

なおハッピーパワーの効果は受けられない他、個人戦績も入らない。クリスタル印章デュナミス-タブナジアの生物モンスターのみドロップする。

また、弱点システムが存在する。詳しくは弱点/デュナミスを参照のこと。

旧裏

突入するためには予め朧なる砂煌く砂時計を入手しておく必要がある。また、特定のエリアクリアしていないと突入できないエリアもある。

朧なる砂煌く砂時計を所持した状態でTrail Markings調べることで突入可能。再突入には前回突入から地球時間0時を経過していることが必要となる。なお、星唄の煌めき【三奏】を所持していると無制限に再突入できる。

占有エリアではないため、何人でも突入可能。
モンスターアライアンス単位占有する。ボスと一部NMトリガーアイテムトレードすることで出現し、コンフロント状態で戦闘を行う。

内部ではレリックと呼ばれる武器防具(AF2)、旧貨幣、いくつかの素材を得られる。またそれ以外にもこのエリアでなければ得られない装備がいくつかある。

武器はそのままでは全く使い物にならず、何度か強化することでレリックウェポン最終段階に到達する。

エリア内の各地に5体配置されている「計り知れない石像を倒すことで、アライアンスメンバー全員が○色に輝く砂(だいじなもの)を手に入れ、滞在時間が延長される。このだいじなものは退出時に失われる。

仕様変更前とはそれ以外にも以下のような違いが見られる。

特定の???トリガートレードすることでボスが出現&コンフロント状態になり、クリアすると全員(戦闘不能者含む)がクリアの証となるだいじなものを入手する。

さらにボスや憎悪NM、悪夢NMを倒して千魔図譜を数枚集めることで、従来のボスとは比較にならない強さの真のボスへ挑戦できるようになる。
この真のボスはクリアのフラグとは関係ない。

新裏

突入するにはプロマシアミッション第三章「うたかたなる夢」第五節「神を名乗りてBF戦までクリアしている必要がある。デュナミス-バルクルムブブリムクフィムの3箇所をクリアすることでデュナミス-タブナジアへ突入できるようになる。

朧なる砂煌く砂時計を所持した状態でHieroglyphics調べることで突入可能。再突入には前回突入から地球時間0時を経過していることが必要となる。再度入ることが可能になるまでの時間は、各地の”Hieroglyphics”を調べることでいつでも確認できる。なお、星唄の煌めき【三奏】を所持していると無制限に再突入できる。

占有エリアではないため、何人でも突入可能。
モンスターアライアンス単位占有する。ボスと一部NMトリガーアイテムトレードすることで出現し、コンフロント状態で戦闘を行う。

突入時にサポートジョブを制限するかどうかを選択できる。また、途中でSomnial Threshold調べることでサポートジョブ制限を解除することもできる(制限しない→制限するへの変更は不可)。
リニューアルの目玉として、サポートジョブを制限した場合、弱点を突いた場合低確率で赤弱点の上にあたる白弱点を突くことができる。白弱点を突いた場合、100貨幣をドロップするようだ。

内部ではレリックアクセサリレリック装束劣化レリック装束旧貨幣を入手できる。それ以外にもこのエリアでしか手に入らない装備も存在する。

戦闘の仕様自体はリニューアル後の旧裏と同じだが、出現するモンスター獣人だけではなく、弱点システムなども違いがある。(詳細は下記)

トリガーアイテムを特定の???トレードすることでボスが出現し、倒すとクリア。また、従来では倒すことでボスの弱体*3となっていたNMがボスの弱体アイテムドロップするよう変更されているほか、トリガートレードで出現する新しいNMも存在する。

エリア全域にレベル90から見て強い獣人と生物がそれぞれ距離を置いて配置されている。
生物の特殊技デュナミス外のそれと比べて強化されているものもあり、やや手強くなっている。

5体いる「計り知れない石像を倒すことでアライアンスメンバー全員がだいじなもの「○色に輝く砂」を入手して滞在時間が延長される。このだいじなものは退出時に失われる。また、延長した個数により弱点の色が青>黄>赤となり、効果が上昇していく。
計り知れない石像のうち、10分延長の4体は楽な獣人4種(ゴブリン白・オーク赤・クゥダフ青・ヤグード黄)に配置され、20分延長の石像(黒)は強そうな獣人集団4箇所のどこか1つにランダムでPOPする。
延長石像は名前で判別できる*4ため、マップ実装された現在では広域スキャンで探すことができる。  

獣人レリック装束と各種素材ドロップし、生物はレリックアクセサリ劣化レリック装束ドロップする。どちらも弱点を突くことで旧貨幣を多くドロップするようになる。
アクセサリ劣化レリック装束ジョブは生物ごとにそれぞれ割り当てられている。
また、強そうな生物は旧裏の憎悪NMに相当する悪夢NMトリガーアイテムドロップする。
さらにこのNMやボスを倒して千魔図譜IIを4~5枚集めることで、真のボスへ挑戦できるようになる。

獣人獣人が呼び出すペット以外のモンスターは本来のモンスター種族とは異なり、○○類の特徴を持っていない(例えば見た目がコウモリ族であっても、バード類共通の突特効を持たない等)。
そのため、○○キラーで怯まず、サークル系アビリティ与ダメージボーナスや被ダメージカットの恩恵は受けられない。また、見た目がアルカナ類モンスターであってもアルケインクレストを実行できない。

デュナミスレリックの歴史

デュナミス内部の獣人ドロップする「レリック」のうち、防具は修理等の手間がかからないために非常に人気が高いのだが、入手できるエリアが限られている他、実装当時は長らく1つのエリアを踏破するために平均して40人前後の協力が必要であり、それに伴うドロップアイテムの競争率も高いことなどから、コンプリートは困難をきわめていた。また、長時間の占有型のコンテンツだったため、突入をしようとしてもできないことがザラだった。

実装されてから数年経過しても開発者インタビューで「AF2はそれを持っている事で注目を浴びるようにしているので、ドロップ率を上げるつもりは無い」と言い切っていたが、アトルガンジョブAF2追加に伴い、既存のAF2ドロップ率が引き上げられた*5

また、徐々に攻略情報が充実し、冒険者の能力も底上げされてきたことで必要な人数が減って行き、2010年時点では参加メンバーが慣れていればフルアラ程度の人数でも攻略可能になっていた。さらにレベルキャップが75超になったことで、少人数でも攻略できるようになっていた。

しかしいかんせん、デュナミス最大の欠点である拘束時間の長さ(準備込みで4時間以上は必要だった)により、当初から参加することが不可能なユーザーも少なくなかった。このようなユーザーには、AF2は全て廃人装備でしか無く、ハードルは高いがセットによる保管が可能であったり*6、唯一無二の性能を持つ装備も少なくないという点が、開発に対する不満・要望として生じたり*7モグボナンザでの大当たり(2009年度は、デュナミス-ザルカバードのものが0.01%、デュナミス-ボスディンのものは0.1%)を期待する行動につながっていた。新裏はこの時間の問題を解決しているものの、別種の問題が生じていた(後述)。

2011年5月10日のバージョンアップでは旧裏の仕様が、2011年9月20日のバージョンアップでは新裏の仕様が大幅に見直され、突入コストと再突入制限の大幅な緩和、非占有化によって同時に複数の団体が挑戦できるようにするなど、時間のないプレイヤーであっても挑戦の機会が得られるようになっている。レリック装束についてはもはや高嶺の花ではなくなっている。

ただし、遅刻が許されなくなり、従来のようなただ単に殲滅するだけでは貨幣が全く入手できないよう変更され、貨幣を集めるには全ての延長を取って赤弱点を突くことが前提となり、火力によって押すことが否定された。道中の戦闘は無意味なのでインスニでの移動が前半の大部分を占め、マップが無いので迷子が続出。人数が増えても1匹からのドロップ枚数が増えるわけではないので分配を独占できる少人数こそが有利となり、貨幣収集には人手は邪魔となった。弱点を突きやすいジョブで敵を選べばソロで1回の突入で貨幣を4~50枚は得られ、100枚以上もの報告もある。それを見越したのか、仕様変更に伴う貨幣の流通については

貨幣については、挑戦する機会が増えるため、1回の挑戦での取得枚数を減らし、
ワールド全体の流通量が若干増加するように調整しています。

との開発から告知があった。

もう一つの要素であるトリガーPOP憎悪NMは凶悪な強さを誇っており、安全地帯となるような場所も限られており、雑魚の掃除をしようにもリポップが早くあちこちで地獄絵図が見られた。多くの裏LSは方針変更を余儀なくされている。

また、各素材店売り価格が軒並み2700→270ギルへと、こっそり10分の1に変更されている。

2011年9月20日のバージョンアップより新裏もリニューアルされ、マップが追加された。侍の明鏡止水が解除できない不具合も修正された。AF2+2は見送られたものの、少しずつ改善が見られている。

ただし、弱点システムによる貨幣の産出量がバージョンアップをする度に大幅な膨張を繰り返しており、上記流通量調整うんぬんの告知は虚言以外の何物でもない状況になっている。

現在、全ワールド旧貨幣の産出量を注視しています。

当初の想定よりも旧貨幣の産出量が増えているのはその通りですが、バージョンアップ直後ということもあり、もう少しの間、動向を把握した上で判断をしたいと考えています。

といった報告が挙げられ、2011年10月5日に新裏での範囲攻撃による弱点発生を潰す修正がなされた。

2011年12月15日のバージョンアップにてレリック装束+2いわゆるAF2+2実装され、各デュナミスエリア強化素材が出るようになった関係で、これまでレリックや恒常的な金策としての裏利用を意識していなかった層の参加が増え、一時的ではあるものの旧貨幣の産出量が上昇傾向にある。

さらに2015年5月14日のバージョンアップ以降は、ヴァナ・ディールの星唄を進めることで1日に何度でもデュナミスに突入できるようになり、集中的に貨幣集めをできるようになっている。

変更前の仕様

旧裏は2011年5月10日のバージョンアップで、新裏2011年9月20日のバージョンアップで大幅に仕様が変更されている。

仕様変更前は、止まっている砂時計トレードすることでエリア占有する仕組みだった。また、最長の占有時間が3.5時間(旧裏)/2時間(新裏)と長かったために、北国など人気のある場所は混雑が発生し、占有したい時間に占有できないこともザラであった。

ワールドによってはLS間で協定を結び、時間を調整して突入していたところもあったようである。

また、知覚遮断魔法が無効で特定の敵を倒すことで滞在時間が延長されたり、ボスや敵の追加配置が行われていた。

旧裏

エリア 最大人数占有時間参加前提要件
初期 最大
四国 デュナミス-サンドリア64人60分210分だいじなもの朧なる砂」所持
デュナミス-バストゥーク
デュナミス-ウィンダス
デュナミス-ジュノ
北方デュナミス-ボスディンデュナミス四国の踏破
デュナミス-ザルカバードデュナミス-ボスディンの踏破

新裏

突入時にはサポートジョブ無効の状態になる。条件を満たすことでこの制限は解除可能。また、特定のNMを倒すことでボスを弱体することが可能だった。

新裏
エリア 最大人数占有可能時間参加要件
初期 最大
デュナミス-バルクルム36人60分120分だいじなもの朧なる砂
プロマシアミッション神を名乗りてBF戦のクリア
占有に際して、止まっている砂時計が一個必要
デュナミス-ブブリム
デュナミス-クフィム
デュナミス-タブナジア18人15分120分デュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィムの踏破
占有に際して、止まっている砂時計が一個必要

新裏実装当時の混乱

2005年12月13日のバージョンアップで、デュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィムの3つの新エリアが、2006年2月21日のバージョンアップデュナミス-タブナジアが追加された。
また、これに伴い既存のレリック装束アーティファクト2)をレリックカスタムに打ち直す素材となる劣化レリック装束や、背装備または腰装備新裏でのドロップ品として実装された。

しかし、この4つの新エリアは本来のデュナミスとは違い、プロマシアミッション神を名乗りてBF戦をクリアしていることが突入の条件となっている。実装当時に囁かれていた「ザルカバードクリア」はデマで、実際は条件のうちに入っていない。さらに制限人数も既存エリアの64人から36人(デュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィム)、18人(デュナミス-タブナジア)と大幅に削減されている。
40人50人が参加していた既存の裏LSは方針の転換を余儀なくされることとなった。
特に、36人制限のデュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィムの3エリアクリアしないと進入できないデュナミス-タブナジアが18人制限であったことは、多くの議論を巻き起こした。

また、追加のドロップ品があるものの、単純に同一の入場料金で占有時間が約半分であったため、レリック装束に注力する場合、魅力が薄い問題もあった。仕様変更後は旧裏と仕様が近くなり、特有の問題点は少なくなっている。

名称について

Dynamisはギリシャ語で「力」を意味し、ダイナマイトの語源になっている他、力天使・能天使などのギリシャ名でもある。

また、アリストテレス哲学において「能力・可能態・潜勢態」といった意味を持つ。この場合、「エネルゲイア(現実態)」に至る可能性を有する個物といった意味があり、由来としてはこちらから取られたものと思われる。

関連項目

デュナミス/ネタバレ】【Trail Markings】【Hieroglyphics】【石像】【レリック】【弱点/デュナミス】【旧貨幣
*1
神を名乗りて」のコンプリートは必須ではない。
*2
このため2013年7月9日のバージョンアップ以前からも、他のデュナミスエリアPCリージョンサーチしてそのままPTに誘うことができた。デュナミスの仕様上、実用性はゼロであったが。
*3
SPアビリティの封印、ダメージ上限100の解除など
*4
ヤグードなら○○ Idol、オークならWarchief ○○
*5
ボスディン、ザルカバード新裏は特に引き上げられたと公式発表アリ-→2008/09/09 バージョンアップ
*6
→2008年6月10日のバージョンアップで、作戦戦績で獲得可能な3種の装備が保管可能となるまで、70台で保管可能な装備は、レリック装束のみであった。
*7
装備品保管対象装備の増加(これは、モグの預り帳での対処が見られた)や、デュナミス以外での入手機会の増大など一様ではない。
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