グスゲン鉱山

記事名読み
ぐすげんこうざん/Gusgen Mines
ザルクヘイムリージョンに属するダンジョンエリアの一つ。エリア略称はGusgen。
パルブロ鉱山の発見以前に利用されていた、ミスリル鉱採掘地。
長年にわたり利用されていたため、トロッコの線路も整備されていたが、採掘量が著しく減少したため、現在は廃鉱となっている。

公式サイト「その、美しき世界~ザルクヘイム地方」より

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エリア解説
事故で命を落とした坑夫達の亡霊か、まさにアンデッドモンスターの巣窟。さらに、そこかしこから聞こえるすすり泣くような声、歩き回る子供の幽霊、天井から逆さ吊りになった血のように赤い人影等、全ダンジョン中屈指の不気味さを誇る。

初めてこのダンジョンに入った者なら必ず一度は肝を冷やしたであろう。特に深夜になると突然響き渡るサイレンには熟練冒険者でも不意を突かれて肝を冷やすことがある。この音は、ゴースト型のNM(その正体は不慮の死を遂げた坑夫達の怨念)が各所に出現する合図である。

エリア内は4枚のマップから構成されており、それぞれの間はスイッチで操作される扉と落とし穴で繋がっている。このため思った通りの場所へ向かうのに慣れないと手間取ることもしばしば。採掘用のMining Pointは全てのマップに出現するので掘りに行く際はある程度構造を覚えておくのが望ましい。

コンシュタット高地としか繋がっていない袋小路エリアだったが、拡張データディスクプロマシアの呪縛リリースと同時にムバルポロス旧市街への道が開かれた。かつては行き止まりだった場所で、地中を掘り進みながら移動するという設定のムバルポロスと偶然繋がってしまったようである。
訪れる目的など
開始当初は、バストゥーク民のミッションで舞台になる以外は、他の国のプレイヤーの間で話題にならなかった場所だが、テレポ実装されると同時に、その獲得クエストの一つでここを訪れることになるため話題になった。

採掘によるギル稼ぎのポイントとしてもポピュラーであり、一時期は採掘装備を身につけた冒険者が暗い洞窟内を無言で、ポイントを求めて彷徨い走り続けるという、異様な光景を見ることができた。業者に制圧されていたサーバーもあったようだが、その後は文字通り人気のない寂しいエリアとなっていた。
現在ではGoV実装によって入り口付近でスケルトン族を狩るアライアンスの姿がみられる他、入り口ほどではないが奥の方でもソロや少人数でスキル上げレベル上げをする姿がみられる。

GhoulBogyが時間を問わず出現するので、サポートジョブ獲得のために必要な呪われたサレコウベ血染めの衣を入手するためにもよく使われる。

また、ここのTreasure Chest種族装備獲得の対象となっているが、アンデッドがうようよしておりしかも道も複雑で探索のしづらい地勢のため、このダンジョン種族装備を狙う人はあまりいない。裏を返せばChestの取り合いにはなりづらいので、勝手を知ったものにとっては狙い目ともいえる。
とはいえ、グラウンド・オブ・ヴァラー実装によってTreasure Chestの出現エリアの多くがLv90前後のモンスター生息域となり、またその一部はアクティブな骨が密集しているなど該当の装備レベルはおろかよほどの高レベルで挑まなければ箱を開けるや絡まれ死亡、などという笑えない事態になる危険性が生まれた。

クエストある陶芸家のこだわり」で必要なグスゲン鉱山の土はここの最深部まで行かないと手に入らない。

15周年エミネンス・レコードに設定されているいくつかのクエストのうち、


バインドケアルを行使可能ジョブであれば上記の4項目がこのエリアのみで達成できるため、週が変わる毎にダイヤルキー#ANV目当てに足繁く通うプレイヤーでまずまずの賑わいを見せていたが、2018年5月10日のバージョンアップにおいて該当アイテムが入手不可となり、再び人気のない物静かなエリアに戻っている。
先に書いたように、アンデッドの巣窟。入り口から間もないところにスケルトン族をはじめとし、屍犬族コウモリ族ワーム族ゴースト族スライム族フライ族などが生息している。いずれもスニークのみで移動可能であるが、生命感知も併せ持っている敵が多いため、絡まれるレベルで体力が一瞬でも赤になると、周囲から一気にアンデッドモンスターが襲い掛かってくるという世にも恐ろしい惨状に見舞われることになる。
名称種族主な戦利品備考
Aroma Flyフライ族種族投てき各種
Asphyxiated Amselゴースト族怨風の指輪
Burned Bergmannゴースト族怨炎の指輪
Crushed Krauseゴースト族怨土の指輪
Juggler Hecatombイビルウェポン族ヘヴィハルバード
Puddingスライム族未消化な鉱石クエスト
退魔の報酬~バストゥーク編」関連
Pulverized Pfefferゴースト族怨氷の指輪
Smothered Schmidtゴースト族怨水の指輪
Wounded Wurfelゴースト族怨雷の指輪
Lorbulcrudクロット
ボイル
フルクラムポール
バイサカラー
ヴォイドウォーカー
Wandering Ghostゴースト族マイナーペンダントモンクAFクエスト
さまよえる亡霊」関連
Blind Mobyプギル族グロコライトバストゥークミッション3-2
忘れられた鉱山にて」関連

廃鉱とは言えつるはしを持っていけばプレイヤー採掘が可能。
鍛冶彫金で多くの製品に用いられる黒鉄鉱金鉱が掘れる。確率は低いがどちらも需要は常に高いため、過去から現在に至るまで掘り士たちの人気を集めている。
ゴーストNMが出現する行き止まりにある池では釣りができる。
生息する北グスタベルグとほぼ同じだが、最奥の池ではこれらに加えガビアルフィッシュも棲んでいる。
だいじなものグスゲン鉱山地図」に収録されている。
バストゥーククエスト犬は忘れない」の報酬として入手できる。もしくは各地の地図販売NPCから600ギルで購入できる。

マップには番号がつけられており、メニューの「マップ」>「他のエリア」で確認できる。マップの内訳は以下のようになっている。
奥の方では坑道の箱のカギで開けられる木箱Treasure Chest)が出現する。
アタリはフロストシールド。ただし、クエスト仕立て屋ゴブリン」で要求される魔法の型紙が出てくることもある。

他の幾つかのダンジョンエリア同様、GoV実装後はTreasure Chestの出現ポイントが90クラスのモンスター配置エリアになっていることも多く、箱から取れるものとの落差が凄まじい事になっている。

フロストシールドは無論、種族装備クエスト魔法の型紙についても装備レベル近辺を含め半端なレベルでは箱を開けるや絡まれて即死という事態になりかねないため、大人しく諦めるか種族装備については別ダンジョン配置になるのを待った方が良いだろう。
隣接エリア

世界設定
グスゲン鉱山の歴史は天晶暦418年のゴールドラッシュにまで遡る。この年にグスゲン山で金鉱が発見されたことで、流れ者のヒュームたちがこの山に殺到し、その鉱山労働者たちがバストゥーク共和国を建国することになる。詳細な経緯はゴールドラッシュの項に譲るが、この山の存在がバストゥーク建国の契機となったと言っても過言ではないだろう。

天晶暦508年にはミスリル鉱脈も発見されているが、天晶暦664年に枯渇している。そのため、現代においてもグスゲン鉱山で掘り出せる鉱石にはミスリル鉱は含まれていない。

有望な鉱脈を発見するための武力組織「黄金銃士隊」が天晶暦681年に結成され、ミスリル鉱山としてパルブロ鉱山が拓かれたのもこのこととは無関係ではないだろう。

ミスリル鉱は枯渇したものの、長い間グスゲン鉱山バストゥークの経済を支え続けてきたが、天晶暦849年に大規模な落盤・火災事故が発生し、採掘量の減少もあってか、2年後の851年に閉鎖されている。

この事故は現代から見て三十数年前の出来事であり、グスゲン鉱山には今でも当時の施設が生々しく残っている。
その他

関連項目
犬は忘れない】【あまねく地に祝福を】【仕立て屋ゴブリン】【死を運ぶ刃】【ある陶芸家のこだわり】【オリジナルエリア
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