召喚士(しょうかんし/Summoner/SMN)
「ジラートの幻影」に伴うバージョンアップで追加された、エキストラジョブの一つ。
クエスト「7色の光を!」で修得する。
ジョブ略称で「召」とも呼ばれている。
契約した召喚獣を呼び出し、戦わせたり特殊能力を使わせたりするペット使役系ジョブの一つ。
いわゆる「ジラートジョブ」なのだが、「ジラートの幻影」未拡張でも修得することが可能。
ジョブ専用エモーションは、ヒナチョコボの召喚。
全ジョブ中最少の5つのスキルしか保有していない。*2
以下は一覧に表示されないものの、ジョブ特性といえる能力である。
また、各召喚獣の特殊技は【契約の履行】の項目を参照。
召喚魔法詠唱時間はかつて「精霊維持費-」という項目だったが、あまりに死に項目になっていたためか、2012年3月27日のバージョンアップで精霊召喚にテコ入れが行われると同時に内容そのものが変更された。
もっとも、攻撃や命中を差し置いてまで詠唱を早める必要性があまりないため、結局残った4つをどのように振っていくかで悩むことになる。特にネザーブラストの威力が目に見えて上がる召喚獣魔法攻撃力、通常攻撃や70履行のダメージが増す召喚獣物理攻撃力、HNMなどのかなりの格上に安定して履行を命中させる召喚獣物理命中率の3つで悩むことが多い模様。
グループ2は「特修履行」の習得である。
見た目や属性以外、基礎的な部分はほとんど同じなので自分の好みに合った履行を習得するのが良いだろう。主流は6種全て覚えて1種類だけを最大まで強化する派と、2つに絞ってとことん強化する派との二つに分かれる模様。
便利な履行を多く持つガルーダ、メリポ履行にスタン効果を持つタイタン、アビセアにて一部アートマの効果を最大限に発揮できるシヴァのメリポ履行に人気がある。
ただし、タイタンのジオクラッシュに関しては一部HNMなどにスタン耐性を持たせてしまうため、あえて使わないパターンもある。
また、ウインドブレードとジオクラッシュを取ってしまうと風属性の敵には有効な属性攻撃が出来なくなる。
同様に、ヘヴンリーストライクとウインドブレードを選ぶと、氷属性には有効な攻撃ができなくなる。
召喚獣の履行は、種類の豊富さにより、後衛としてはほとんど万能な能力(攻撃、補助、回復、弱体)を発揮出来るようになっている。ただし、召喚獣の履行はリキャスト一分と言う厳しい制限があるため、使いどころはよく考える必要がある。場合によっては「上手い」「下手」の違いが出てしまうジョブだろう。
基本的に、召喚した召喚獣の力を引き出す事で多くの事を成し遂げるジョブであるため、本体の能力はかなり低く設定されている。
また、当時のヴァナは後衛不足が蔓延しており、白魔は即釣り(前衛が増えたことでパーティーの結成数が増え、さらに競争が激化。漂白された黒魔を募集するサーチコメントもあったほど)、黒魔は開拓されたクフタルの洞門でミミズソロ、赤魔は同時期のバージョンアップで超強化されたが本人達が当惑*3してしまうなど、ジュノは後衛待ちのパーティーで溢れていた。
そうしてとにかくケアルが必要となった結果、膨大なMPを持ちながらカーバンクルとしか契約を結んでいなかった召喚士達は、この「ケアルタンク」の席に座る以外の選択肢はなかった。
某雑誌編集部員による座談会の記事*4【赤だけかな最悪は】の一部からも、当時の召喚士がどのように思われていたかは明白である*5。
こうしたジョブ設計やジョブバランス、ゲーム的背景といった問題を抱え、多くの召喚士はサポジョブが白魔道士一択となり、大量のMPをひたすらケアルだけに消費するという苦悩の日々が続いていた。
低Lv向けの試練・改が追加された一方で、高Lv向けの召喚士には新たな召喚獣 フェンリルが追加された。ただしフェンリルを取得する為には、Lv75以上のパーティでもあっさり全滅できるほど難易度が高いため、高Lvジョブを持っていない人は契約していない場合が多い。フェンリルの履行は低レベルからでも使えるものがあるため、フェンリルが無いと誘われ負けしてしまうこともある。
さらに、2005年12月13日のバージョンアップによりディアボロスが追加される。こちらはフェンリルと比べると、やや存在意義が薄い感じがするが、HNM等に活躍できる召喚獣として認知されている他、神獣の加護によりリフレシュの効果を得ることも出来る。しかし、取得にはプロマシアミッションの進行と、フェンリル以上に厳選したパーティが必要である。
一方、召喚獣の維持コストについては、召喚獣を出しっぱなしにするシチュエーションを増やしたいという、多くの召喚士の願いが完全に満たされるにはいたっていないが、カーバンクルミトン、エボカーリング、各種属性杖など、召喚獣維持コストを引き下げる装備品が次々に導入され、神獣の加護の追加など、ある程度の改善がみられている。
追加ディスクのアビセアエリアで入手できるAF3の胴、手、足に召喚維持費マイナスのプロパティが付いており、頭にはリフレシュが付くが、こちらも誰でも容易に取得できるわけではない。
さらに、2004年9月14日のバージョンアップにより、履行に連携属性やMB判定が付き、履行の再使用時間が一分という制約があるものの、召喚獣を利用してMB・連携両方に参加することが可能となり、同時に命中率とダメージも強化された。サポ白・サポ赤によるサブヒーラーという微妙な立場は変わらないが、以前よりはパーティ内での立ち回りにおける選択肢が広まったと言える。
そして、2009年11月10日のバージョンアップによる「神獣の加護」が追加され、召喚士はBufferとしての役割も得ることとなった。
実装されたアビセアNMは前衛にとって極悪な範囲攻撃を持つことが多く、召喚獣が沈んでも再召喚で対応でき、低ヘイトで高ダメージを連発できる召喚士は歓迎されるようになった。(アートマの組み合わせによっては2000を越えるダメージを履行ごとに打ち込める。)
ナイトがタゲ固定、その間に前衛が弱点をつき、削りに召喚獣というパターンが多い。
アビセア乱獲にて短期間でレべリングが可能となった今、NM討伐のために召喚士を育てる冒険者も少なくはないであろう。
乱獲で育てると召喚魔法スキルが追いつかないのだが、桁違いのアートマの能力により、十分NMには対応できる。
と、言う輝かしい時期もあったが、アビセアの弱点が解明されてくると黄色弱点を突けない召喚士にPTの席は無く、レベルキャップ90開放や様々なアートマの恩恵でわざわざ召喚士の削りを当てにする必要がなくなってきた。
召喚獣の与TPについて、モクシャ等のアビリティがついていないのは、PT内で一緒に殴る機会が少ないため、竜騎士の飛竜のように敵のTPをやたら貯めるといった問題がおきない現実があるためであろう。
今日においても、履行技のリキャストの縛りのきつさなどを背景に、依然パーティ内での居場所は微妙だと感じている召喚士は比較的多い。そのため、少数の召喚士のみでパーティを組んだり、ソロで経験値を稼いだりと苦労が絶えない。
以前は維持費を0にした上でカーバンクルをひたすら召喚しぶつけまくるという、カー君ミサイルを用いてLumber Jackなどを数時間かけて倒すという事もできたが、HNMにハイパー化する仕様が追加されたためNM相手には使いづらい戦法となってしまった。
召喚士はレベリングPTにおいて、その性質上誘われやすいジョブとは言い難い。現状の仕様では全ジョブ中最もレベリングPTで攻撃面において活躍はほぼできないからだ。レベリングの対象となる「とて」「とてとて」クラスの相手に対し、召喚獣の矛能力というのは他の前衛を大きく下回る。また「召喚中はヒーリングができない」という事も大きく響いてくる。たとえリフレシュやバラードを貰って常時召喚ができたとしても、履行で大幅に減ったMPを立ちっぱなしで回復することは難しい。
とはいえ、最近はエレメントサイフォン(Lv50~)や神獣の加護(Lv55~)の導入、学者の机上演習がサポ学でも使える(Lv70~)ことなどから、比較的MPに縛られることはなくなってきた。
しかしながらそれらが使えるレベルまではやはり攻撃履行は期待できず、召喚士の多くはサポを白やサポ学でHP回復・状態異常回復担当(もしくはその補助)をする事が多くなる*6。燃費は良いとはいえないが数々の「補助履行」を用い、ここぞと言うときに前衛をサポートすると非常に喜ばれるであろう。但し1分縛りが重くのしかかる為、この方法を実践するには経験がものを言う。特に各種アビリティを習得した時点からは中の人の腕次第でPTに多大な貢献ができるようになってくる。
灰汁の強いこのジョブでいかにPTに貢献できるかが召喚士のレベル上げの最大の課題となっている。
その他、一部のBFや一部HNM、ラミア13号討伐作戦などのアサルトでは召喚士が有効な場面もある。だが、履行による瞬発力のあるダメージという役柄では黒魔道士と被り、連発可能な青魔道士に劣る。現在では、集団でペットをぶつけるというパターンや、本体ヘイトの発生が少ないことを活かした長期戦でのアタッカーとしての役割が多い。特に数十分から数時間に及ぶような戦闘の場合では、累積ヘイトで最終的にはタゲを拾ってしまいがちな黒魔道士と比べても有利な点も多い。
召喚士に関して、以下の変更が行われました。
○ペットコマンド「契約の履行」が以下の2つのペットコマンドに分割されました。
召喚士が待ち望んでいた召喚獣ごとの履行分割とまではいかないが、履行のリキャスト縛りが若干ながら改善された。また、召喚魔法スキルがレベルキャップを超えている場合、履行へのボーナスが付くようになった。攻撃履行では命中にボーナス。補助履行ではキャップを超えたスキル1につき、本来の効果時間の1/30長くなる。たとえば効果時間1分30秒のヘイスガはスキル+30で3分になる。
履行による召喚魔法のスキルアップなど、遅まきながらのテコ入れが入ったことで今後の動向にも光明が見えたとの声もある。
ショックストライク(ラムウ)
Lv1から使える、最も低コストの神獣の履行:幻術。威力はつつましいものではあるが、ほぼ100%のスタンの追加効果の発動率と異常なほどの効果時間を誇る。意外にもこのことは知られておらず*9、空蝉などの詠唱支援に向いている。また、かなり長い時間スタンさせられるため、NMなどの耐性がつくものでなければ1分ごとに撃っていっても構わない。ただし、決して短くはない詠唱時間と履行の下準備を考えると、状況をよく見て使う必要がある。問題は衝撃の連携属性を持っているため、連携をする場合に邪魔になってしまうことと、スタン効果があまりにも知られていないため、ダメージしか見ていない味方に理解されないことくらいか。
70履行のカオスストライクもほぼ同様の特性を備えており、そちらはダメージも大幅にアップしているなど上位互換となっている。
サンダースパーク(ラムウ)
LV19で習得。範囲内に雷属性の魔法ダメージを与える履行だが、追加効果の麻痺深度は意外と深い。弱体魔法が得意な赤魔道士が居ない構成ならば、戦闘序盤に使ってみる価値はある。
真空の鎧(ガルーダ)
Lv25から使える、召喚士の主たる履行のひとつ。ブリンクが効果時間5分で分身2体を作り出すのに対し、真空の鎧は効果時間が15分で分身を3体作り出すため、保険のひとつとして使っておくと喜ばれる。ただし、空蝉の術とは違い、攻撃が100%分身から当たっていかないため、分身が残っている状態であっても敵の通常攻撃が当たることはそれなりにある。Lv25付近のレベル上げなら、戦闘終了直前に使用しておくと良いだろう。
大地の守り(タイタン)
Lv46から使える範囲ストンスキン。対象となる獲物が範囲攻撃を持つときに効果的ではあるが、あまり強力な攻撃には耐えられない。しかし、範囲スリップを多用するような相手ならば、スリップの度合いにもよるが、かなり有効に働いてくれる。イレースのリキャストは15秒もあるので、イレースの使い手が少ないときは、特に効果的である。学者の女神降臨の章(Lv40習得)ストンスキンよりも燃費が悪い。しかし履行も戦術魔道書もリキャストに縛られる点では共通しているため、役割分担するといいだろう。
湧水(リヴァイアサン)
Lv47から使えるケアルガ+範囲イレース。燃費がすこぶる良好で、ヘイトも微量という安心設計。詠唱と履行発動までの時間を考えると、緊急時には追いつかないことも予想されるが、範囲状態異常が厳しい相手には先読みして召喚しておくなど工夫が必要となる。特筆すべき点はアビリティであるため、静寂状態になっていても発動できること。逆に召喚獣がアムネジア状態になってしまうと発動できなくなってしまう点には注意。自らのサポが赤だった場合などには緊急回復手段として覚えておくと危機を救うことがあるかもしれない。
ヘイスガ(ガルーダ)
Lv48から使える履行のひとつで、範囲内のメンバーにヘイストの効果を与える。利用可能になるレベル近辺では効果時間の関係で使いにくいが、スキルアップ装備が揃っていれば、ヘイストと同程度の効果時間確保は可能である。後衛2人という状況で、ヘイスト役を任された白魔道士が詠唱に忙殺されているような状況であれば、この履行を使ったほうが負担は軽くなる場合が多い。
ビシージ、カンパニエバトル、レイヴといった敵の占有がないバトルコンテンツでは、PT外のメンバーにも効果が及ぶため、密集している状況では計り知れない影響を与えうる。
下弦の咆哮(フェンリル)
Lv54で習得。月齢に応じて効果が変化するが、範囲内のパーティメンバーの命中と回避を上げられるため月齢を見て使えば効果的な履行である。命中ならば満月、回避ならば新月に近いほど効果は上がる。
ルビーの癒しII(カーバンクル)
Lv65で習得する範囲内のパーティメンバーを回復する履行で、消費MP124でケアルガIIIに迫る回復力を持つ。女神の印+ケアルガIIの方がMP効率的には上だが、ヘイト上昇によるターゲット固定の危険が無いメリットは大きい。カーバンクルは、装備を揃えればオートリフレシュとの差し引きで維持費0にすることが可能であるため、予め召喚しておき、素早く履行に移ることができる。
契約の履行を上手く使ってこその召喚士である。状況が許す限り、最大限に活用したいものである。
また、Lv82からはケアルIVが使えるようになるため、女神の印と合わせると瞬間的に大きく回復させることができるようになるのも魅力だ。ちなみにLv94からはプロテスIIIも使えるようになるが、どうしても必要なときは光精霊がプロテスIV・シェルIVを使えるため、ソロの場合はあまりメリットはないかもしれない。
維持費軽減装備が豊富になったこともあり、永久召喚もハードルが低くなった。
その反面、状態異常回復魔法が使えず、リヴァイアサンの湧水・もしくは薬などに頼らざる得なくなってしまった。
同様にリレイズも使用不可のため、ソロで死んだときは復帰手段が限定されてしまうのも辛いところ。
欠点を書き連ねたが、それを補ってもなお装備や状況によってはヒーリングと無縁になるサポ赤は優秀と言える。
また、ディスペルも持ち前の魔法命中率のため同等の敵にも通りやすい。
さらにLv90からはトレジャーハンターIIのジョブ特性も得られるため、持っていて損はないだろう。
あまり褒められたことではないかもしれないが、やることが少ないという意味では2アカ操作には便利である。
特に天候魔法を使用可能となり、特定天候時に効果もつ装備を利用可能なLv87以降は一気に利便性が向上する。
グリモアに対応した魔法の消費を常に10%押さえることができ、簡素清貧の章によってリレイズのMPを半減するなど、強化・回復のMP消費を極力抑えて可能な限りのMPを召喚・履行に費やすことが出来る。
また、2010年12月7日のバージョンアップによってサポ白・サポ赤同様にアクアベール・ブリンク・ストンスキンの使用が可能となった。白のグリモアにより強化スキルはB+にまで引き上がるため、ストンスキンのカット量もサポで使用できるジョブの中で一番となる。机上演習中のヒーリングのために大地の守りを使わなくて済む様になり、手軽に召喚獣の張り替え安定度の担保も出来るようになった。
Lv90時点では砂塵の陣、豪雨の陣、烈風の陣が使用可能であり、不確定要素であった天候対応の装備が活用できる様になったりと一見華々しくも見える。が、やはりケアルIVやストナ・テレポが使えないなど、サポ白に比べ大きなデメリットを感じてしまうのが難点だろう。黒のグリモアでアスピル、+黒の補遺によってスリプル・ディスペルが使えたりなど、見落としがちな利点を最大限生かせるかが鍵になる。
Lv99時点では、砂塵の陣、豪雨の陣、烈風の陣に加え、熱波の陣、吹雪の陣と、主力となる大半の召喚獣の属性を網羅することが可能になっている。(疾雷の陣、妖霧の陣、極光の陣の3つが使用できない)
コーラーペンダントにCLブレーサー+2、属性帯を併用した維持費軽減や召喚獣自体の強化は見逃せない。維持費軽減によって装備を召喚獣の強化に回したり出来るため、全てのサポートジョブ中最高の攻撃能力を有することが可能となる。
また、エレメントサイフォンの効果を最大限に生かす(曜日や天候に併せて陣を利用出来る)ことも可能であるため、サポ赤よりもMP維持は楽である。
やはり回復能力はサポ白やサポ赤には及ばないため、パーティや召喚士自身の補助が疎かにならないように注意したい。
FFIIIでは「幻術士」「魔界幻士」「賢者」の3ジョブが召喚魔法を使用でき、これらのジョブが「召喚士」の原型となった。
幻術士は「白召喚」と「黒召喚」のどちらかの効果がランダムで発揮されるという、非常に扱いづらいものであった。魔界幻士はどちらでもない「合体召喚」となり、今日お馴染みとなっている召喚獣の技は、この合体召喚で使用されていたものである。賢者はFC版では合体召喚を使用できたが、DS版では幻術士と同じ仕様に弱体化されている。
なお「戦って勝利を収めることで召喚獣としての契約を結ぶ」という要素も既に存在しており、FFIIIの時点で召喚魔法の基礎は出来上がっていたといえる。
FFIVで初めて「召喚士」という呼称が登場し、その召喚士たちの住む村も存在した。そこに住んでいた少女・リディアが仲間となり、ラストバトルに参加するメンバーの一員となった。
FFVではジョブの一つとして登場。MP消費が多いものの強力な全体攻撃が特徴のジョブとして形作られ、前半から後半まで活躍できる。地、水、風といった黒魔法では行使しづらい属性を保有しているのも長所で、敵の耐性に左右されづらい攻撃が可能だった。
FFIXでは仲間のうちガーネットとエーコの2人が召喚士であり、他にも多くの召喚士がいたことがストーリー中で語られている。
FFXではヒロインのユウナが召喚士であり、他にも多くの召喚士が作中に登場する。召喚士と召喚魔法はストーリーに密接に関係し、FFXの世界スピラでは特別な存在であった。また、同作品における究極召喚はFFXIの完全召喚と共通点が多い。
FFXIV:新生エオルゼアでは巴術士のジョブが召喚士になることが発表されている。
クエスト「7色の光を!」で修得する。
ジョブ略称で「召」とも呼ばれている。
太古の神々『召喚獣』と契約し、その強大な力を現世で操る、
禁断の秘法を知る異端の魔道士。
契約した召喚獣を呼び出し、戦わせたり特殊能力を使わせたりするペット使役系ジョブの一つ。
いわゆる「ジラートジョブ」なのだが、「ジラートの幻影」未拡張でも修得することが可能。
ジョブ専用エモーションは、ヒナチョコボの召喚。
ステータス・スキル 編
| HP | MP | STR | DEX | VIT | AGI | INT | MND | CHR |
| G | A*1 | F | E | F | D | B | B | B |
| 格闘 | 短剣 | 片手剣 | 両手剣 | 片手斧 | 両手斧 | 両手鎌 | 両手槍 | 片手刀 | 両手刀 | 片手棍 | 両手棍 |
| - | E | - | - | - | - | - | - | - | - | C+ | B |
| 弓術 | 射撃 | 投擲 | ガード | 回避 | 盾 | 受け流し | |||||
| - | - | - | - | E | - | - | |||||
| 神聖 | 回復 | 強化 | 弱体 | 精霊 | 暗黒 | 歌唱 | 弦楽器 | 管楽器 | 忍術 | 召喚 | 青 |
| - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | A | - |
| 風水魔法 | 風水鈴 | ||||||||||
| - | - |
全ジョブ中最少の5つのスキルしか保有していない。*2
アビリティ 編
以下は一覧に表示されないものの、ジョブ特性といえる能力である。
| 名前 | 種別 | 習得Lv |
| レーダー | ジョブ特性 | 1 |
召喚魔法 編
【召喚獣】と【精霊召喚】の項目を参照。また、各召喚獣の特殊技は【契約の履行】の項目を参照。
メリットポイント 編
これらの項目の効果を受けるためには、メインジョブを召喚士に設定し、かつ召喚士のメインジョブレベルが75以上である必要がある。グループ1 編
召喚士グループ1内の成長限界は合計で10(項目ごとの限界は5)。| 項目 | 効果 |
| 召喚獣物理命中率 | 能力値1につき召喚獣の物理命中率を+3 |
| 召喚獣物理攻撃力 | 能力値1につき召喚獣の物理攻撃力を+2 |
| 召喚獣魔法命中率 | 能力値1につき召喚獣の魔法命中率を+3 |
| 召喚獣魔法攻撃力 | 能力値1につき召喚獣の魔法攻撃力を+2 |
| 召喚魔法詠唱時間 | 能力値1につき召喚魔法の詠唱時間を5%短縮 |
召喚魔法詠唱時間はかつて「精霊維持費-」という項目だったが、あまりに死に項目になっていたためか、2012年3月27日のバージョンアップで精霊召喚にテコ入れが行われると同時に内容そのものが変更された。
もっとも、攻撃や命中を差し置いてまで詠唱を早める必要性があまりないため、結局残った4つをどのように振っていくかで悩むことになる。特にネザーブラストの威力が目に見えて上がる召喚獣魔法攻撃力、通常攻撃や70履行のダメージが増す召喚獣物理攻撃力、HNMなどのかなりの格上に安定して履行を命中させる召喚獣物理命中率の3つで悩むことが多い模様。
グループ2 編
召喚士グループ2内の成長限界は合計で10(項目ごとの限界は5)。| 項目 | 効果 |
| メテオストライク | 能力値1につきTPボーナスを+40 |
| ヘヴンリーストライク | 能力値1につきTPボーナスを+40 |
| ウインドブレード | 能力値1につきTPボーナスを+40 |
| ジオクラッシュ | 能力値1につきTPボーナスを+40 |
| サンダーストーム | 能力値1につきTPボーナスを+40 |
| グランドフォール | 能力値1につきTPボーナスを+40 |
グループ2は「特修履行」の習得である。
見た目や属性以外、基礎的な部分はほとんど同じなので自分の好みに合った履行を習得するのが良いだろう。主流は6種全て覚えて1種類だけを最大まで強化する派と、2つに絞ってとことん強化する派との二つに分かれる模様。
便利な履行を多く持つガルーダ、メリポ履行にスタン効果を持つタイタン、アビセアにて一部アートマの効果を最大限に発揮できるシヴァのメリポ履行に人気がある。
ただし、タイタンのジオクラッシュに関しては一部HNMなどにスタン耐性を持たせてしまうため、あえて使わないパターンもある。
また、ウインドブレードとジオクラッシュを取ってしまうと風属性の敵には有効な属性攻撃が出来なくなる。
同様に、ヘヴンリーストライクとウインドブレードを選ぶと、氷属性には有効な攻撃ができなくなる。
召喚士の特徴 編
圧倒的に豊富なMP、対照的に貧弱なHP、Lv25で習得するオートリフレシュなどステータス面でもユニークなジョブであるが、言うまでも無く最大の特徴は召喚獣の存在。召喚獣の履行は、種類の豊富さにより、後衛としてはほとんど万能な能力(攻撃、補助、回復、弱体)を発揮出来るようになっている。ただし、召喚獣の履行はリキャスト一分と言う厳しい制限があるため、使いどころはよく考える必要がある。場合によっては「上手い」「下手」の違いが出てしまうジョブだろう。
基本的に、召喚した召喚獣の力を引き出す事で多くの事を成し遂げるジョブであるため、本体の能力はかなり低く設定されている。
履行の特徴 編
召喚獣の履行による攻撃や回復・補助は高い威力・効果を持つが、召喚士本体に掛かるヘイトはアビリティ使用分のみとなっている。- 攻撃系履行の特徴
攻撃系の履行はダメージキャップが高く、レベル差補正が強くかかる設定となっている。
「練習相手にもならない」「楽な相手だ」と表示されるような敵に放つと凶悪なダメージを与えることができるが、逆にレベル上げで相対するような「とてもとても強そうだ」以上の敵では補正によるダメージ減少が厳しくなる。
それでも習得したレベル付近では、同じレベルの前衛が使用するウェポンスキルに匹敵する威力があり、レベル上げでも状況に応じて積極的に使用していけるポテンシャルを持っている。
- 補助系履行の特徴
補助系履行は、白魔法・黒魔法で使用できる強化魔法や弱体魔法の効果を強化したものや、対象を範囲に拡大したものが多い。
中には召喚士のみ扱える弱体又は、支援効果を持った履行も存在する。しかし真空の鎧と大地の守りを除くと、消費MPが多い割に効果がイマイチだったり効果時間が短かったりと、使いにくい感じは否めない。
- 回復系履行の特徴
召喚獣の履行には、少ないながらも回復効果を持つものも存在する。
カーバンクルのルビーの癒し・ルビーの癒しIIは、効果 / MPコスト比率が優秀で使いやすい。
またリヴァイアサンの湧水は、HP回復効果に加え一部の状態異常も回復する効果がある。
- 範囲履行の特徴
範囲履行の攻撃で複数の敵を巻き込んでしまった場合、巻き込まれた敵のヘイトリストには召喚獣のみ追加され、リストに召喚士本人が載っていない限り召喚獣が消えても襲われることが無い。そのため、リンクした敵をあえて巻き込むことで、リンクをなかったことにする、いわゆる「リンク切り」ができる。ただし、味方がすでにスリプガで寝かせたあとなど、すでに味方がリンクした敵のヘイトリストに載っている場合は、当然召喚獣帰還後は味方にターゲットが移るため、状況をよく見極める必要がある。もし自信がないのであれば、シヴァのスリプガやリヴァイアサンのスロウガ、ディアボロスのアルティメットテラーやフェンリルのルナーロアなど、ダメージを伴わない範囲履行で試してみるのも手だろう。
召喚釣り 編
攻撃の指示ではスニークが切れない特性を利用して、リンクのリスクが高い狩場では召喚獣を使った釣り(いわゆる召喚釣り)でパーティに貢献することもできる。詳しくは「召喚釣り」の項目を参照。召喚士の氷河期 編
2004年9月14日のバージョンアップ以前は、MPが膨大なだけの「ケアルタンク」をそのまま体現した、ヴァナにおける最下層を地でいく凄まじいジョブであった。シリーズの定番で顔といっても過言でない当ジョブに掛けられた期待度は高く、実装直後におけるカーバンクルの紅玉入手のためのリーチの凄まじい取り合いがそれを物語っているが、次第に明らかになったその実態は惨憺たるものであった。- 目玉である召喚獣の攻撃力は、一般的な盾役の片手武器並み(又はそれ以下)であり、かつHPもPCと同程度以下。また、スキルBと同等である召喚獣の命中率は、PCの様に強化できないため、「とて」または「とてとて」相手にミスが目立つ。
その上、維持コストとしてのMP消費が厳しく、戦闘中に出しっぱなしにすることは事実上難しかった。
また、当時のヴァナは後衛不足が蔓延しており、白魔は即釣り(前衛が増えたことでパーティーの結成数が増え、さらに競争が激化。漂白された黒魔を募集するサーチコメントもあったほど)、黒魔は開拓されたクフタルの洞門でミミズソロ、赤魔は同時期のバージョンアップで超強化されたが本人達が当惑*3してしまうなど、ジュノは後衛待ちのパーティーで溢れていた。
そうしてとにかくケアルが必要となった結果、膨大なMPを持ちながらカーバンクルとしか契約を結んでいなかった召喚士達は、この「ケアルタンク」の席に座る以外の選択肢はなかった。
某雑誌編集部員による座談会の記事*4【赤だけかな最悪は】の一部からも、当時の召喚士がどのように思われていたかは明白である*5。
こうしたジョブ設計やジョブバランス、ゲーム的背景といった問題を抱え、多くの召喚士はサポジョブが白魔道士一択となり、大量のMPをひたすらケアルだけに消費するという苦悩の日々が続いていた。
ジョブとしての存在感の強まり 編
召喚獣関連の追加 編
Lv60以上のジョブがなければまず取れなかった神獣も、Lv20で修得可能なクエスト「○の試練・改」が実装される。その後、戦術もほぼ確立された現在では、高レベルのジョブを持たない召喚士もLv20前後から様々な神獣と契約をすることは難しい事ではなくなった。低Lv向けの試練・改が追加された一方で、高Lv向けの召喚士には新たな召喚獣 フェンリルが追加された。ただしフェンリルを取得する為には、Lv75以上のパーティでもあっさり全滅できるほど難易度が高いため、高Lvジョブを持っていない人は契約していない場合が多い。フェンリルの履行は低レベルからでも使えるものがあるため、フェンリルが無いと誘われ負けしてしまうこともある。
さらに、2005年12月13日のバージョンアップによりディアボロスが追加される。こちらはフェンリルと比べると、やや存在意義が薄い感じがするが、HNM等に活躍できる召喚獣として認知されている他、神獣の加護によりリフレシュの効果を得ることも出来る。しかし、取得にはプロマシアミッションの進行と、フェンリル以上に厳選したパーティが必要である。
一方、召喚獣の維持コストについては、召喚獣を出しっぱなしにするシチュエーションを増やしたいという、多くの召喚士の願いが完全に満たされるにはいたっていないが、カーバンクルミトン、エボカーリング、各種属性杖など、召喚獣維持コストを引き下げる装備品が次々に導入され、神獣の加護の追加など、ある程度の改善がみられている。
追加ディスクのアビセアエリアで入手できるAF3の胴、手、足に召喚維持費マイナスのプロパティが付いており、頭にはリフレシュが付くが、こちらも誰でも容易に取得できるわけではない。
アビリティ面での追加、変更 編
アビリティ面では、契約の履行技の見直しなどが徐々に行われていたが、とりわけLv70で使えるようになる強力な履行技(いわゆるレベル70履行)の導入は大きな話題となり、フェンリルやディアボロスの存在とあいまって、ジョブとしての華やぎも出てきた感がある。70履行実装当初は、パーティ組むのがアホらしくなるほど強くなったなどという科白まで飛び出したほどだったが、その後修正された。とはいえ楽相手に2000ダメでていたのが1500ダメになった程度で、他のジョブから見れば神装備にしないと出せないようなダメージを、一分毎に出せるのはうらやましい限り。さらに、2004年9月14日のバージョンアップにより、履行に連携属性やMB判定が付き、履行の再使用時間が一分という制約があるものの、召喚獣を利用してMB・連携両方に参加することが可能となり、同時に命中率とダメージも強化された。サポ白・サポ赤によるサブヒーラーという微妙な立場は変わらないが、以前よりはパーティ内での立ち回りにおける選択肢が広まったと言える。
そして、2009年11月10日のバージョンアップによる「神獣の加護」が追加され、召喚士はBufferとしての役割も得ることとなった。
アビセア導入 編
禁断の地アビセアが導入されてしばらくすると、アートマの強化がペットにも及ぶことが判明。実装されたアビセアNMは前衛にとって極悪な範囲攻撃を持つことが多く、召喚獣が沈んでも再召喚で対応でき、低ヘイトで高ダメージを連発できる召喚士は歓迎されるようになった。(アートマの組み合わせによっては2000を越えるダメージを履行ごとに打ち込める。)
ナイトがタゲ固定、その間に前衛が弱点をつき、削りに召喚獣というパターンが多い。
アビセア乱獲にて短期間でレべリングが可能となった今、NM討伐のために召喚士を育てる冒険者も少なくはないであろう。
乱獲で育てると召喚魔法スキルが追いつかないのだが、桁違いのアートマの能力により、十分NMには対応できる。
と、言う輝かしい時期もあったが、アビセアの弱点が解明されてくると黄色弱点を突けない召喚士にPTの席は無く、レベルキャップ90開放や様々なアートマの恩恵でわざわざ召喚士の削りを当てにする必要がなくなってきた。
改良を望まれる点 編
召喚獣はPCから見て同じレベルに設定されており、通常のレベル上げで相手にするのはPCから見て「強そうだ」~「とてもとても強そうだ」を相手にするので、相対的に召喚獣は命中率が著しく低くなってしまう。これは召喚獣は装備無しのPCと変わらぬ能力しか持っていないにも関わらず、PCとは違いアイテムやアビリティによるステータスアップ等がほとんど望めないからである。一応、一部の特殊装備で多少補うことは出来るが、その効果は気休め程度である。召喚獣の与TPについて、モクシャ等のアビリティがついていないのは、PT内で一緒に殴る機会が少ないため、竜騎士の飛竜のように敵のTPをやたら貯めるといった問題がおきない現実があるためであろう。
今日においても、履行技のリキャストの縛りのきつさなどを背景に、依然パーティ内での居場所は微妙だと感じている召喚士は比較的多い。そのため、少数の召喚士のみでパーティを組んだり、ソロで経験値を稼いだりと苦労が絶えない。
最近における召喚士の悲しき事情 編
昔からソロの能力は高い方で、MP残量さえ気をつければ丁度程度まで狩れるほか、限られた状況においては「とてもとても強そうだ」の敵まで狩ることが出来る。召喚獣と一緒に殴り、維持費のMPをスピリットテーカーで補うという準永久機関狩りにおいては、連戦もでき召喚獣の性能が良く引き出されているといえる。しかし、範囲攻撃が少なく召喚獣が沈まない敵が前提で、スピリットテーカーも通常はLv66以上まで使用できない。ソロメリポ稼ぎも時給が良いとは言えず、素材狩り程度にしか能力が発揮されていないという実状である。シグネットの強化により、火力のある前衛がソロで敵をかなり倒しやすくなったのに対し、ペットはそのボーナスを受けられない仕様のため、維持費により連戦できない召喚士のソロ能力が疑問視されるようになってしまった。以前は維持費を0にした上でカーバンクルをひたすら召喚しぶつけまくるという、カー君ミサイルを用いてLumber Jackなどを数時間かけて倒すという事もできたが、HNMにハイパー化する仕様が追加されたためNM相手には使いづらい戦法となってしまった。
召喚士はレベリングPTにおいて、その性質上誘われやすいジョブとは言い難い。現状の仕様では全ジョブ中最もレベリングPTで攻撃面において活躍はほぼできないからだ。レベリングの対象となる「とて」「とてとて」クラスの相手に対し、召喚獣の矛能力というのは他の前衛を大きく下回る。また「召喚中はヒーリングができない」という事も大きく響いてくる。たとえリフレシュやバラードを貰って常時召喚ができたとしても、履行で大幅に減ったMPを立ちっぱなしで回復することは難しい。
とはいえ、最近はエレメントサイフォン(Lv50~)や神獣の加護(Lv55~)の導入、学者の机上演習がサポ学でも使える(Lv70~)ことなどから、比較的MPに縛られることはなくなってきた。
しかしながらそれらが使えるレベルまではやはり攻撃履行は期待できず、召喚士の多くはサポを白やサポ学でHP回復・状態異常回復担当(もしくはその補助)をする事が多くなる*6。燃費は良いとはいえないが数々の「補助履行」を用い、ここぞと言うときに前衛をサポートすると非常に喜ばれるであろう。但し1分縛りが重くのしかかる為、この方法を実践するには経験がものを言う。特に各種アビリティを習得した時点からは中の人の腕次第でPTに多大な貢献ができるようになってくる。
灰汁の強いこのジョブでいかにPTに貢献できるかが召喚士のレベル上げの最大の課題となっている。
その他、一部のBFや一部HNM、ラミア13号討伐作戦などのアサルトでは召喚士が有効な場面もある。だが、履行による瞬発力のあるダメージという役柄では黒魔道士と被り、連発可能な青魔道士に劣る。現在では、集団でペットをぶつけるというパターンや、本体ヘイトの発生が少ないことを活かした長期戦でのアタッカーとしての役割が多い。特に数十分から数時間に及ぶような戦闘の場合では、累積ヘイトで最終的にはタゲを拾ってしまいがちな黒魔道士と比べても有利な点も多い。
不具合 編
過去バージョンアップの度に不具合が発生するケースが多く、しかも直る気配がないという扱いを受けているため、不具合報告や改善要求の数が少ないと言われている。例えば、召喚士が導入されて以来ずっと言われている、タイタンのロックスロー・メガリススローのダメージが少なすぎるというバグは2006年4月20日のバージョンアップまで放置され、ラムウのサンダースパーク使用時のモーションの不具合・フェンリルのルナーロアが成功した場合にログが表示されずに何が消えたのか分からない不具合*7・ガルーダのエアロIIのみエフェクトがエアロガIIになっている不具合*8にいたっては現在もなお修正されていない。バージョンアップ 編
2006年10月19日のバージョンアップで攻撃系履行と回復系履行が分割され、リキャストの縛りが若干ながら改善されることとなった。召喚士に関して、以下の変更が行われました。
○ペットコマンド「契約の履行」が以下の2つのペットコマンドに分割されました。
召喚士が待ち望んでいた召喚獣ごとの履行分割とまではいかないが、履行のリキャスト縛りが若干ながら改善された。また、召喚魔法スキルがレベルキャップを超えている場合、履行へのボーナスが付くようになった。攻撃履行では命中にボーナス。補助履行ではキャップを超えたスキル1につき、本来の効果時間の1/30長くなる。たとえば効果時間1分30秒のヘイスガはスキル+30で3分になる。
履行による召喚魔法のスキルアップなど、遅まきながらのテコ入れが入ったことで今後の動向にも光明が見えたとの声もある。
契約の履行を活用する 編
レベル上げパーティでの召喚士は、回復サポートに回ることが多いが、履行を使わずケアルタンクで甘んじているのも勿体無い。履行を上手く使えればパーティでの貢献度は飛躍的に上がるだろう。ショックストライク(ラムウ)
Lv1から使える、最も低コストの神獣の履行:幻術。威力はつつましいものではあるが、ほぼ100%のスタンの追加効果の発動率と異常なほどの効果時間を誇る。意外にもこのことは知られておらず*9、空蝉などの詠唱支援に向いている。また、かなり長い時間スタンさせられるため、NMなどの耐性がつくものでなければ1分ごとに撃っていっても構わない。ただし、決して短くはない詠唱時間と履行の下準備を考えると、状況をよく見て使う必要がある。問題は衝撃の連携属性を持っているため、連携をする場合に邪魔になってしまうことと、スタン効果があまりにも知られていないため、ダメージしか見ていない味方に理解されないことくらいか。
70履行のカオスストライクもほぼ同様の特性を備えており、そちらはダメージも大幅にアップしているなど上位互換となっている。
サンダースパーク(ラムウ)
LV19で習得。範囲内に雷属性の魔法ダメージを与える履行だが、追加効果の麻痺深度は意外と深い。弱体魔法が得意な赤魔道士が居ない構成ならば、戦闘序盤に使ってみる価値はある。
真空の鎧(ガルーダ)
Lv25から使える、召喚士の主たる履行のひとつ。ブリンクが効果時間5分で分身2体を作り出すのに対し、真空の鎧は効果時間が15分で分身を3体作り出すため、保険のひとつとして使っておくと喜ばれる。ただし、空蝉の術とは違い、攻撃が100%分身から当たっていかないため、分身が残っている状態であっても敵の通常攻撃が当たることはそれなりにある。Lv25付近のレベル上げなら、戦闘終了直前に使用しておくと良いだろう。
大地の守り(タイタン)
Lv46から使える範囲ストンスキン。対象となる獲物が範囲攻撃を持つときに効果的ではあるが、あまり強力な攻撃には耐えられない。しかし、範囲スリップを多用するような相手ならば、スリップの度合いにもよるが、かなり有効に働いてくれる。イレースのリキャストは15秒もあるので、イレースの使い手が少ないときは、特に効果的である。学者の女神降臨の章(Lv40習得)ストンスキンよりも燃費が悪い。しかし履行も戦術魔道書もリキャストに縛られる点では共通しているため、役割分担するといいだろう。
湧水(リヴァイアサン)
Lv47から使えるケアルガ+範囲イレース。燃費がすこぶる良好で、ヘイトも微量という安心設計。詠唱と履行発動までの時間を考えると、緊急時には追いつかないことも予想されるが、範囲状態異常が厳しい相手には先読みして召喚しておくなど工夫が必要となる。特筆すべき点はアビリティであるため、静寂状態になっていても発動できること。逆に召喚獣がアムネジア状態になってしまうと発動できなくなってしまう点には注意。自らのサポが赤だった場合などには緊急回復手段として覚えておくと危機を救うことがあるかもしれない。
ヘイスガ(ガルーダ)
Lv48から使える履行のひとつで、範囲内のメンバーにヘイストの効果を与える。利用可能になるレベル近辺では効果時間の関係で使いにくいが、スキルアップ装備が揃っていれば、ヘイストと同程度の効果時間確保は可能である。後衛2人という状況で、ヘイスト役を任された白魔道士が詠唱に忙殺されているような状況であれば、この履行を使ったほうが負担は軽くなる場合が多い。
ビシージ、カンパニエバトル、レイヴといった敵の占有がないバトルコンテンツでは、PT外のメンバーにも効果が及ぶため、密集している状況では計り知れない影響を与えうる。
下弦の咆哮(フェンリル)
Lv54で習得。月齢に応じて効果が変化するが、範囲内のパーティメンバーの命中と回避を上げられるため月齢を見て使えば効果的な履行である。命中ならば満月、回避ならば新月に近いほど効果は上がる。
ルビーの癒しII(カーバンクル)
Lv65で習得する範囲内のパーティメンバーを回復する履行で、消費MP124でケアルガIIIに迫る回復力を持つ。女神の印+ケアルガIIの方がMP効率的には上だが、ヘイト上昇によるターゲット固定の危険が無いメリットは大きい。カーバンクルは、装備を揃えればオートリフレシュとの差し引きで維持費0にすることが可能であるため、予め召喚しておき、素早く履行に移ることができる。
契約の履行を上手く使ってこその召喚士である。状況が許す限り、最大限に活用したいものである。
サポートジョブ考察 編
サポ白 編
回復、状態異常回復、ヘイストによる補助、リレイズ、ブリンクやストンスキンによる防御などが可能なサポとしてサポ白は重要な地位を占めている。歴史的な経緯もありPTに参加する際は大抵サポ白を選択する事になる。また、Lv82からはケアルIVが使えるようになるため、女神の印と合わせると瞬間的に大きく回復させることができるようになるのも魅力だ。ちなみにLv94からはプロテスIIIも使えるようになるが、どうしても必要なときは光精霊がプロテスIV・シェルIVを使えるため、ソロの場合はあまりメリットはないかもしれない。
サポ赤 編
レベルキャップが開放され、サポ赤でのコンバート・リフレシュが可能になりMPを湯水のごとく使う召喚士にとってかなり重宝するサポートジョブとなった。維持費軽減装備が豊富になったこともあり、永久召喚もハードルが低くなった。
その反面、状態異常回復魔法が使えず、リヴァイアサンの湧水・もしくは薬などに頼らざる得なくなってしまった。
同様にリレイズも使用不可のため、ソロで死んだときは復帰手段が限定されてしまうのも辛いところ。
欠点を書き連ねたが、それを補ってもなお装備や状況によってはヒーリングと無縁になるサポ赤は優秀と言える。
また、ディスペルも持ち前の魔法命中率のため同等の敵にも通りやすい。
サポシ 編
スピリットテーカーは命中すれば使用者のMPを回復できるため、不意打ちと組み確実にMPを補給することで高いMP回収能力を誇る。ペットにタゲを取らせる召喚士はソロでも不意打ちが可能なため、このサポを用いてのソロでクモ狩りは地味に人気が高い。ソロに限らず後衛マッハPTなどでも使用できるため押さえておきたいサポである。さらにLv90からはトレジャーハンターIIのジョブ特性も得られるため、持っていて損はないだろう。
サポ吟 編
ディアボロスの加護を黒PTや召喚PTに配る際に選択肢に入るサポ。バラードを歌う以外にほとんど仕事が無く、被弾することがあまりない編成においてはケアルタンク以下の棒立ち士という不名誉な立場だが、履行のリキャストに縛られるという点においては、空いた時間に割り当てる選択肢として充分実用的。上記のような偏った編成の際には、専任のMPヒーラーとして1PTに一人は欲しい。ただし、やることが少ないということは覆しようのない事実。あまり褒められたことではないかもしれないが、やることが少ないという意味では2アカ操作には便利である。
サポ忍 編
サポ忍を選ぶ目的は何よりもまずは空蝉の術である。召喚マラソンを行う場合、一番危険なのが再召喚のタイミングに殴られて詠唱中断される事である。その際にもやはり空蝉の術があれば、安全性は飛躍的に向上する。ケアルがない点は慣れないと不安かもしれないが、この様なケースでは自己ケアルでヘイトを稼ぐ方がかえって危険であり、カーバンクルやガルーダの回復履行を使用したほうがタゲが安定する。サポ学 編
MP確保の能力・回復の安定性面から見ると、丁度サポ赤・サポ白の中間に位置する形になる。リフレシュ目当てでのサポ赤に対して、近しい能力になる机上演習*10があり、コンバートを捨てる代わりにサポ赤の大きな悩みどころである状態異常回復のナ系魔法を白の補遺によって得られる。しかしながら、サポ白に比較して使用できるレベルが遅くなるため、メインレベルが低い内は使い勝手がよくない。机上演習やレイズ・リレイズ(補遺時)がサポ学Lv35からとなるため、サポ学の真骨頂はメインLv70以降となる。特に天候魔法を使用可能となり、特定天候時に効果もつ装備を利用可能なLv87以降は一気に利便性が向上する。
グリモアに対応した魔法の消費を常に10%押さえることができ、簡素清貧の章によってリレイズのMPを半減するなど、強化・回復のMP消費を極力抑えて可能な限りのMPを召喚・履行に費やすことが出来る。
また、2010年12月7日のバージョンアップによってサポ白・サポ赤同様にアクアベール・ブリンク・ストンスキンの使用が可能となった。白のグリモアにより強化スキルはB+にまで引き上がるため、ストンスキンのカット量もサポで使用できるジョブの中で一番となる。机上演習中のヒーリングのために大地の守りを使わなくて済む様になり、手軽に召喚獣の張り替え安定度の担保も出来るようになった。
Lv90時点では砂塵の陣、豪雨の陣、烈風の陣が使用可能であり、不確定要素であった天候対応の装備が活用できる様になったりと一見華々しくも見える。が、やはりケアルIVやストナ・テレポが使えないなど、サポ白に比べ大きなデメリットを感じてしまうのが難点だろう。黒のグリモアでアスピル、+黒の補遺によってスリプル・ディスペルが使えたりなど、見落としがちな利点を最大限生かせるかが鍵になる。
Lv99時点では、砂塵の陣、豪雨の陣、烈風の陣に加え、熱波の陣、吹雪の陣と、主力となる大半の召喚獣の属性を網羅することが可能になっている。(疾雷の陣、妖霧の陣、極光の陣の3つが使用できない)
コーラーペンダントにCLブレーサー+2、属性帯を併用した維持費軽減や召喚獣自体の強化は見逃せない。維持費軽減によって装備を召喚獣の強化に回したり出来るため、全てのサポートジョブ中最高の攻撃能力を有することが可能となる。
また、エレメントサイフォンの効果を最大限に生かす(曜日や天候に併せて陣を利用出来る)ことも可能であるため、サポ赤よりもMP維持は楽である。
やはり回復能力はサポ白やサポ赤には及ばないため、パーティや召喚士自身の補助が疎かにならないように注意したい。
ファイナルファンタジーシリーズにおける召喚士 編
FFIIIで召喚魔法が登場して以来「召喚獣」は欠かさず登場しており、「召喚士」の姿も多くの作品で見ることができる。FFIIIでは「幻術士」「魔界幻士」「賢者」の3ジョブが召喚魔法を使用でき、これらのジョブが「召喚士」の原型となった。
幻術士は「白召喚」と「黒召喚」のどちらかの効果がランダムで発揮されるという、非常に扱いづらいものであった。魔界幻士はどちらでもない「合体召喚」となり、今日お馴染みとなっている召喚獣の技は、この合体召喚で使用されていたものである。賢者はFC版では合体召喚を使用できたが、DS版では幻術士と同じ仕様に弱体化されている。
なお「戦って勝利を収めることで召喚獣としての契約を結ぶ」という要素も既に存在しており、FFIIIの時点で召喚魔法の基礎は出来上がっていたといえる。
FFIVで初めて「召喚士」という呼称が登場し、その召喚士たちの住む村も存在した。そこに住んでいた少女・リディアが仲間となり、ラストバトルに参加するメンバーの一員となった。
FFVではジョブの一つとして登場。MP消費が多いものの強力な全体攻撃が特徴のジョブとして形作られ、前半から後半まで活躍できる。地、水、風といった黒魔法では行使しづらい属性を保有しているのも長所で、敵の耐性に左右されづらい攻撃が可能だった。
FFIXでは仲間のうちガーネットとエーコの2人が召喚士であり、他にも多くの召喚士がいたことがストーリー中で語られている。
FFXではヒロインのユウナが召喚士であり、他にも多くの召喚士が作中に登場する。召喚士と召喚魔法はストーリーに密接に関係し、FFXの世界スピラでは特別な存在であった。また、同作品における究極召喚はFFXIの完全召喚と共通点が多い。
FFXIV:新生エオルゼアでは巴術士のジョブが召喚士になることが発表されている。
関連項目 編
【エボカーアタイア】【サマナーアタイア】【コーラー装束】- *1
- さらにMPmaxアップのジョブ特性あり。
- *2
- 青魔道士も同数の5つしかスキルを保有していない。
- *3
- また、弱体魔法の強化やリフレシュを念頭に置いた過剰な期待などが重荷となり、「どうせ弱体されるし」と、ソロでの検証に励むなど、むしろ赤魔の数が減少するという異常事態すら発生したという。詳しくは赤魔道士最強伝説の項を参照。
- *4
- 本人は「担当ライターが勝手に書いた」と釈明している。
- *5
- この編集員の認識は独善的で効率厨、ネ実脳的なものではあるが、ケアル以外にすることがない、ということは事実だった。
- *6
- だからといって履行を使わないのではただのケアルタンクになってしまう。
- *7
- ミスした場合はログに出る
- *8
- ガルーダ以外の召喚獣の精霊魔法II系履行のエフェクトは正常
- *9
- 「召喚さんスキル上げっすか^^;」などと言われることもままある。
- *10
- 机上演習のスリップをストンスキンやカーバンクルの加護によって打ち消すという方法がある。