両手刀(りょうてとう/Great Katana)
武器種別、または武器スキルの一つ。

公式分類上は、両手刀系という一つの系統を持ち、武器の特徴によってさらに2種類に分岐する*1
系統分類特徴
両手刀
Great Katana
打刀420が扱える
太刀450専用

数値や装備ジョブは典型的なもので、例外は多数ある。

主な特徴は両手武器でもスピア両手槍に次ぐ短いと低いD値のため、数字だけで言えばお世辞にも性能が優れているとは言い難い。ただし主な使い手であるの性能とWSの特殊な性能も相俟って、他の武器とは一風変わった攻撃系統を築いている。

両手武器のネックがTP/の悪さであったのはこの武器も例外ではなく、長らくの悩みの種となっていた。それでも実用的な両手武器の中では最もが短いためTP効率も比較的マシではあったのだが、2006年4月18日のバージョンアップで全武器得TP計算式が見直され、それに伴い450~480にかけて得TP率が急激に向上するようになった。裏を返せば450のTP効率は、TP計算式そのものの見直しによる微増しか得られず、結果として450が主流の両手刀は最もTP効率が悪い武器となり、振り数の調整はにとって大きな課題となった。2014年6月17日のバージョンアップ得TPの計算式は再度変更されており、TP効率の点においては再評価が必要になっている。

Lv75キャップ時代中期まではTPボーナスを有する破軍が一強であったが、→2007年8月28日のバージョンアップによる雪月花の修正や、→2008年9月9日のバージョンアップによる十之太刀・乱鴉の追加、→2009年7月21日のバージョンアップで追加された武器オーグメントクエストとある契約」などにより、破軍鬼丸八八王竜胆丸などの両手刀を、ある程度用途によって使い分ける事ができるようになった。
その後はレベルキャップの上昇やアイテムレベルの導入と共に、高レベル帯に対応した両手刀が追加されており、両手刀のトレンドは時代と共にシフトしている。

なお、ほぼ全ての両手刀レシピは「鍛冶もしくは彫金の高スキルが必要」「複合スキルが必要」「材料数が多数で高価なものが多い」という傾向にあり、需要の少なさも加わり、流通量は非常に少ない。必然的に両手刀は同レベル帯の他の武器と比べて取引価格が高価に設定されていることが多い。

東方ジョブである忍者のみがこのスキルを持っている。
スキルキャップ
-----------A+C----------

ウェポンスキル

WS分類使用可能ジョブ
EXWS該当WSなし
SPWS
EVWS

スキルが設定されていないものは使用できる最低レベルを記載する。両方必要なものは併記する。性能は2014年6月17日のバージョンアップで大幅に変更された。
スキルWSWS分類連携属性ステータス修正備考使用条件
5壱之太刀・燕飛貫通 / 切断STR60%2回攻撃
30弐之太刀・鋒縛硬化STR60%追加効果:スタン
70参之太刀・轟天貫通 / 衝撃STR60%雷属性追加ダメージ
100四之太刀・陽炎溶解STR75%火属性追加ダメージ
150五之太刀・陣風切断 / 炸裂STR30%風属性追加ダメージ
175六之太刀・光輝振動 / 衝撃STR50% MND30%光属性追加ダメージ
200七之太刀・雪風SPWS硬化 / 炸裂STR75%追加効果:暗闇
225八之太刀・月光SPWS湾曲 / 振動STR75%追加効果:静寂
250九之太刀・花車EVWS核熱 / 収縮STR75%追加効果:麻痺内に眠る力クリア
300十一之太刀・鳳蝶収縮 / 切断STR40% CHR60%追加効果:防御力ダウン
Lv75零之太刀・回天レリック / 分解STR80%天の村雲等の武器装備
Lv75十之太刀・乱鴉ミシック重力 / 硬化STR50%3回攻撃神器<侍>」をクリア
or小鴉丸強化後)装備
Lv85祖之太刀・不動エンピリアン / 湾曲STR80%2倍撃クポフリートの秘術両手刀>」クリア
or正宗等の武器装備
Lv96
357
十二之太刀・照破MPWS分解 / 収縮最大5段階
STR73%/76%/79%/82%/85%
2回攻撃契約と覚悟、武の道程クリア
メリットポイントを1以上振る
or童子切安綱装備

参~六之太刀までは属性物理WSとなっており、七~九はそれぞれ状態異常(七から暗闇 沈黙麻痺の順)の追加効果を有している。

WS属性がすべてのレベル1属性を有している事、そして総じてWSにおけるSTR修正が大きい事が特徴。特に雪月花ステータスボーナスSTRのみであるが、その分75%と全WS中最大の補正を持っており、ブーストによるダメージ強化が容易である。また、雪月花など一部のWSは高い防御力カットが設定されているため、硬い敵へもそれなりのダメージが望める。不意打ちと併用する事でその性能はいっそう際立つだろう。

両手刀一覧

Lvレベル両手刀
Lv1~Lv10Lv1無銘刀木刀鉄刀木刀藕木刀竹刀アークブレード
Lv8太刀(改)
Lv10片山一文字
Lv11~Lv20Lv12打刀(改)
Lv16野太刀(改)
Lv20群狼丸
Lv21~Lv30Lv23大包平
Lv26兼定
Lv27虎徹
Lv30舞草
Lv31~Lv40Lv34(改),紅焔
Lv36阿修羅(改)
Lv37細太刀(改),剣太刀
Lv40景秀
Lv41~Lv50Lv42孫六兼元
Lv44三日月(改)
Lv48大伝多
Lv50小龍景光ソボロ助広
Lv51~Lv60Lv51菊一文字
Lv54陣太刀(改)
Lv55同田貫
Lv56雷切
Lv57天座
Lv59大般若
Lv60黄金銃士制式打刀面影
Lv61~Lv70Lv61斬馬刀(改)
Lv63兼定改真兼定
Lv65鬼切り
Lv66祐定
Lv67飾太刀(改),滅式丸
Lv69波游百足丸
Lv70村雨骨喰瓶割江雪左文字蜘蛛切丸
Lv71~Lv80Lv71試練の太刀蛍丸白刀(改)
Lv72道芝の露破軍虎徹改真虎徹),神息七枝刀
Lv73牛切丸武太刀(改),火光抜丸波切丸鬼丸雲消丸
Lv74八丁念仏団子刺し
Lv75布都御魂八八王風切りの刃小鴉丸遺刀疾風丸朧丸十握剣天の村雲竜胆丸鉛刀白太刀螺鈿の太刀黒太刀衛府の太刀
Lv77行次(改)
Lv80正宗天の村雲小鴉丸樋螺鈿の太刀黒漆の太刀兵具鎖の太刀圭頭の大刀スカアハ
Lv81~Lv90Lv82義弘
Lv83石切丸
Lv85正宗天の村雲小鴉丸樋螺鈿の太刀改,黒漆の太刀改,兵具鎖の太刀改,圭頭の大刀改,天之尾羽張
Lv87当麻国行(改)
Lv89菊御作
Lv90正宗天の村雲小鴉丸,真樋螺鈿の太刀,真黒漆の太刀,真兵具鎖の太刀,真圭頭の大刀朝嵐
Lv91~Lv99Lv95正宗天の村雲小鴉丸,極樋螺鈿の太刀,極黒漆の太刀,極兵具鎖の太刀,極圭頭の大刀備前長船兼光叢雨丸
Lv97笹貫(改)
Lv99正宗天の村雲小鴉丸鳥頭の太刀劣化鳥頭の太刀頭椎の大刀革包の太刀環頭の大刀圧切長谷部籠釣瓶日光一文字源氏刀天光丸
IL100~109IL100友成柏太刀
IL101友成
IL105七支刀
IL106一陣刀水神切兼光
IL109カマラデリタチ城井兼光武曲
IL110~119IL113鶯丸七支刀
IL115小豆長光
IL117一文字吉房助真先駆刀
IL118助真
IL119鶴丸天の村雲小鴉丸正宗アナヘラブレード,真七支刀燭台切光忠倶利伽羅太刀祢々切丸安宅切国宗(改),泉水姫鶴一文字一期一振ディーコンブレード則房(改),鵜丸獅子王童子切安綱
Su1足白の太刀(改)
Su2国綱(改)

余談(太刀打刀

太刀打刀の主な違いは、太刀は刃を下に刀帯で「佩く」、打刀は刃を上向きに帯に直接差し「帯びる」点である。太刀が小型化して打刀が生まれたように思われがちだが、別系統に発展している。太刀は古代の直刀から発展したもので、平安時代後期に湾曲した現在の形が定着した。一方、打刀は差添として帯に差した腰刀から発展したもので、そういった意味では脇差が大型化して生まれたと言える。もっとも、打刀全盛の時代には太刀の茎を切り詰めて打刀に仕立て直す「磨上」も盛んに行われているので、打刀太刀のダウンサイズバージョンであるという発想はあながち間違いでもない。
原則として刀の銘は身につけた際に外側になる面に切るので、銘を見れば太刀として造られたか打刀として作られたか、ある程度判別できる。

所変わってヴァナ・ディールではというと、太刀打刀も刃を下にして抜き身でぶら下げてるため違いを判別することは難しい。これについては以下のような設定が存在する。
打刀太刀は、本来その携帯のしかたから異なる刀剣で、太刀は刃を下にして佩き、打刀は刃を上にして腰に差すものである。しかしクォン・ミンダルシア両大陸においては、の作法や剣術の伝播よりも先に鋭利な舶来の武器として刀が出回ってしまったため、直接腰のベルトに吊す、いわゆる片手剣と同じ帯剣の仕方が主流として定着してしまった。

ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ファッション2007両手刀」より抜粋

室町時代後期では、打刀や脇差も太刀と同じく刃を下側に佩いていたが、室町時代末期から江戸時代初期には刃を上にして差す形に定着している。ただし、その後も打刀や脇差といった刀の刃を下側に佩く「天神差し」というものが存在する。
例えば、乗馬の際には刀の鞘の鐺(こじり)が馬に当たると馬が言うことを聞かなくなる恐れがあることから、天神差しにするという習慣が残されていた*2。他にもしゃがむ動作が多い鉄砲足軽や、陣地構築作業に当たる兵は刀が閊えないように天神差しにしていたようである。

関連項目

武器
*1
分類は→ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ファッション2007武器防具公式分類表」より
*2
近代まで、日本では馬には右側面から乗ったためである
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