ケアル(けある/Cure)
白魔法の一つで、光属性の回復魔法。
ケアル系の総称(特に単体)として使われる事が多い。
他の用途として睡眠状態のPCを起こすことも可能。また、対象がアンデッドモンスターならダメージを与えることができる。ダメージの量はPCへの回復量と同等ではなく、かなり低めであるため消費MPに見合った攻撃力にはならない。
アンデッドモンスターに対してのケアルは内部的に魔法攻撃力依存であり、魔攻・魔命アップの装備をしていれば回復以上のダメージを与えることが出来る。
この場合のダメージには精霊魔法と同じくきちんとレジストも入り、連携後ならMBの対象にもなる。
敵対心は回復量依存のものも、0回復でも累積1は発生する。
ハートオブソラスの効果中は回復対象のPCにストンスキンが付与される。ストンスキンの効果時間はケアルのランクによらず30秒、ダメージカット量はケアル回復量の25%(上限は300)に相当する。ダメージカット量上限はハートオブソラス効果アップ装備、メリットポイントで習得可能なジョブ特性ソウルオブソラスでさらに増すことができる。
効果時間内は上位ケアルを用いてもダメージカット量、効果時間を上書きすることはできない。
また、白魔法ストンスキンや召喚獣タイタンの履行大地の守りなど、他のストンスキン効果に上書きされ、ケアルのストンスキン効果でこれらを上書きすることはできない。
しかしヘイトの関係から高位ケアルやケアルガばかり使うことは難しく、被ダメージ量からリジェネだけでHP回復を間に合わせることは困難であり、ケアルはHP回復の要となっている。
計算式及び数値は→BG Wikiより。
「係数」はM/2+V/4+回が1増す毎に増える回復量を示す。
上記の表中、係数が小さくなるところで回復量の伸びが悪くなり、ケアルはM/2+V/4+回=600、ケアルII~VIは700で上限に到達する。白魔道士のギフトがあればさらに加算し、ケアル回復量アップ装備と対象の被ケアル回復量アップ装備の効果をそれぞれ乗算、光または闇の天候・曜日の効果を乗算して最終的な回復量が算出される。
参考:Lv99時の回復魔法スキルキャップ
併記した左側の数値は白のグリモア使用時。但し赤ナサポ学の場合は404。
ケアル回復量アップ装備の他、以下の要素によっても回復量を上げることができる。
ケアルヘイト全体に対する累積ヘイトの割合は少なく、おおざっぱに累積ヘイトの6倍の揮発ヘイトが発生する。したがって大ケアルを1回詠唱するよりも、小ケアルを時間をあけて数度詠唱するほうが、ケアルヘイトによるタゲ移動の危険が少ない。
(最終的に発生する合計ヘイト量は同じだが、間隔をあけることによるヘイトの揮発によって、瞬間最大ヘイトは小さくなるため。)
また、回復対象のレベルが低いほど、ヘイトは高くなる。一例をあげると、同じ「200HP回復する」という行動でも、レベル75のプレイヤーに対して回復するのとレベル20のプレイヤーに対して回復するのでは、発生するヘイトは、レベル20のプレイヤーへの回復のほうが約2倍も高くなるのである。
これは、低レベルのパーティではそもそも回復する絶対量が少ないため、ケアルヘイトが非常に低くなるのを防ぐための仕様だと思われる。
またケアルVとケアルVIはヘイトの仕様が特別で、揮発ヘイトが殆ど、あるいは全く無い代わりに、回復量の割合に依らない固定値の累積ヘイトが設定されている。そのため緊急時にとっさに使用しても使用者にタゲが移る事は稀だが、万が一これでタゲをとるとヘイトがすぐには揮発しないため、盾役が大きな揮発ヘイトを有するアビリティを持たない場合、タゲを取り返すのに苦労する事となる。
かといってケアルIII、IVおよび下位ケアルでの回復作業にもHP回復量依存で累積ヘイトが発生するので最大回復量を行使できる状況でV, VIを控えても無意味である。
また、フェローやオートマトンが使用するケアルはヘイトが全くない。これにより、彼らがいきなり大きな魔法を使用してもガッチリとタゲを固定することはない。しかし弱体魔法や精霊魔法、暗黒魔法にはしっかりとヘイトがあるため注意。
最大能力値5詠唱時間20%の短縮が可能。
装備品にもケアル詠唱時間を短縮させるものがある。詳細は「ケアル詠唱時間」を参照。
ケアルVの店売りはなく、白魔道士獣人からのドロップや一部印章BFの報酬としてのみ入手できる。ケアルVIは店舗販売の他、Sturdy Pyxisやウォークオブエコーズの戦利品として入手することもできる。
また、ケアルV、ケアルVIのスクロールはRare属性を持っている。
売却標準価格は、ケアルが17ギル、ケアルIVが2,600ギル、ケアルVが4,875ギル、ケアルVIが6,670ギル。
ケアルアは1作目に登場し、ケアルラの代わりに存在したが、13作目では別の魔法として復活した。ケアルダは1, 3, 4, 12,13作目に登場、ケアルジャはファイナルファンタジータクティクス、フルケアは7, 8, 9, 10, 12作目の登場となっており、(無印)→ラ→ガの3段活用が標準といえる。1作目のみラとアが混在(ファイアの上位版はファイラだがケアルの上位版はケアルアだったり)していたが、後のシリーズではラに統一されたようだ。
FINAL FANTASY XIIで唐突とも言える形でケアルダが復活したのは、単体魔法と全体魔法が分けられるようになり、回復魔法の数が足らなくなったからだと推測され、ケアル(単体)→ケアルラ(範囲)→ケアルダ(単体)→ケアルガ(範囲)→フルケア(範囲全回復)となっている。
もっとも、当時のコンテンツではオートマトンによる回復が目立って有用な状況はなく、そもそもからくり士は絶対的に人口が少なくかつ最低でもLv40でないと発生しないクエストでもあり、またクエストの性質上ケアルVではなくとも(報酬を得るのに余分な時間がかかるが)パールアリエスは入手できたため、パールアリエスがからくり士の大半に行き届くことはそう時間が掛からず、短期間でこの特需は幕を引いた。
アンデッド類にケアルを使用した際に、本来のダメージを大幅に超え99999ものダメージが出るというもの。
カンストダメージのデバッグのために設定したものを削除し忘れたのではないかと言われている。
なお「ケアルで大ダメージ」というのはFFシリーズでは初めての例ではなく、海外向けFFとして製作された「ミスティッククエスト」でも、ラスボスにケアルを放つと数万ダメージを与えられるというバグがあった。
【辻ケアル】【モグラ叩き】【MP効率】【ケアルタンク】
【ケアル回復量アップ装備】【被ケアル回復量アップ装備】【ケアル詠唱時間】
ケアル系の総称(特に単体)として使われる事が多い。
標的のHPを回復。ハートオブソラス:ストンスキンの効果を付与する。
他の用途として睡眠状態のPCを起こすことも可能。また、対象がアンデッドモンスターならダメージを与えることができる。ダメージの量はPCへの回復量と同等ではなく、かなり低めであるため消費MPに見合った攻撃力にはならない。
アンデッドモンスターに対してのケアルは内部的に魔法攻撃力依存であり、魔攻・魔命アップの装備をしていれば回復以上のダメージを与えることが出来る。
この場合のダメージには精霊魔法と同じくきちんとレジストも入り、連携後ならMBの対象にもなる。
名称 | MP | 習得可能レベル | 詠唱 | 再詠唱 | 回復量 | 敵対心 累積/揮発 | 範囲化 | |||
白 | 赤 | ナ | 学 | |||||||
ケアル | 8 | 1 | 3 | 5 | 5 | 2秒 | 5秒 | 10~30 | 回復量依存 | 〇 |
ケアルII | 24 | 11 | 14 | 17 | 17 | 2.25秒 | 5.5秒 | 60~90 | ||
ケアルIII | 46 | 21 | 26 | 30 | 30 | 2.5秒 | 6秒 | 140~190 | ||
ケアルIV | 88 | 41 | 48 | 55 | 55 | 2.5秒 | 8秒 | 270~390 | ||
ケアルV | 135 | 61 | - | - | - | 2.5秒 | 10秒 | 450~690 | 300/600 | × |
ケアルVI | 227 | 80 | - | - | - | 2.0秒 | 15秒 | 800~960 | 400/800 |
ケアルの回復量は、まず詠唱者のMND、VIT*1、回復魔法スキル*2より基本値が算出され、ギフト(白)のケアル回復量アップの値を加算し、ケアル回復量アップ装備の効果と天候・曜日による修正を受ける。なお、ステータス及びスキル値の増加に対し回復量の伸びが悪くなる境界や、回復量が増加しなくなるキャップが設定されている。
ハートオブソラスの効果中は回復対象のPCにストンスキンが付与される。ストンスキンの効果時間はケアルのランクによらず30秒、ダメージカット量はケアル回復量の25%(上限は300)に相当する。ダメージカット量上限はハートオブソラス効果アップ装備、メリットポイントで習得可能なジョブ特性ソウルオブソラスでさらに増すことができる。
効果時間内は上位ケアルを用いてもダメージカット量、効果時間を上書きすることはできない。
また、白魔法ストンスキンや召喚獣タイタンの履行大地の守りなど、他のストンスキン効果に上書きされ、ケアルのストンスキン効果でこれらを上書きすることはできない。
概要 編
ケアルのMP効率は、下位のケアルより高位のものほど良好だが、極端にステータスブーストやケアル回復量アップ装備を揃えた場合を除いて全体的にリジェネ系より劣る。またケアルガは3人以上を対象にするとケアルのMP効率を上回る。しかしヘイトの関係から高位ケアルやケアルガばかり使うことは難しく、被ダメージ量からリジェネだけでHP回復を間に合わせることは困難であり、ケアルはHP回復の要となっている。
ケアルの回復量 編
ケアルの回復量基本値は詠唱者のMNDとVITと回復魔法スキル値を用い、MND÷2+VIT÷4+回復魔法スキル値の数値を基に計算される*3。以下、この式をM/2+V/4+回と表記する。計算式及び数値は→BG Wikiより。
ケアル | ||||||
M/2+V/4+回 | 0~20 | 20~40 | 40~125 | 125~200 | 200~600 | - |
係数 | 1? | 3/4 | 2/17 | 1/15 | 1/20 | - |
回復量基本値 | 10~15 | 15~30 | 30~40 | 40~45 | 45~65 | - |
ケアルII | ||||||
M/2+V/4+回 | 40~70 | 70~125 | 125~200 | 200~400 | 400~700 | - |
係数 | 1 | 2/11 | 2/15 | 1/10 | 1/20 | - |
回復量基本値 | 60~90 | 90~100 | 100~110 | 110~130 | 130~145 | - |
ケアルIII | ||||||
M/2+V/4+回 | 70~125 | 125~200 | 200~300 | 300~700 | - | - |
係数 | 5/11 | 13/15 | 2/5 | 1/5 | - | - |
回復量基本値 | 130~155 | 155~220 | 220~260 | 260~340 | - | - |
ケアルIV | ||||||
M/2+V/4+回 | 70~200 | 200~300 | 300~400 | 400~700 | - | - |
係数 | 1 | 1/2 | 7/10 | 2/5 | - | - |
回復量基本値 | 270~400 | 400~450 | 450~520 | 520~640 | - | - |
ケアルV | ||||||
M/2+V/4+回 | 80~150 | 150~190 | 190~260 | 260~300 | 300~500 | 500~700 |
係数 | 10/7 | 8/10 | 19/35 | 1/2 | 2/5 | 3/10 |
回復量基本値 | 450~550 | 550~582 | 582~620 | 620~640 | 640~720 | 720~780 |
ケアルVI | ||||||
M/2+V/4+回 | 90~210 | 210~300 | 300~400 | 400~500 | 500~700 | - |
係数 | 3/4 | 10/9 | 7/10 | 2/5 | 3/5 | - |
回復量基本値 | 600~680 | 680~780 | 780~850 | 850~890 | 890~1010 | - |
上記の表中、係数が小さくなるところで回復量の伸びが悪くなり、ケアルはM/2+V/4+回=600、ケアルII~VIは700で上限に到達する。白魔道士のギフトがあればさらに加算し、ケアル回復量アップ装備と対象の被ケアル回復量アップ装備の効果をそれぞれ乗算、光または闇の天候・曜日の効果を乗算して最終的な回復量が算出される。
参考:Lv99時の回復魔法スキルキャップ
ジョブ | 白 | 赤 | ナ | 学 | サポ白 | サポ赤ナ | サポ学 |
スキル値 | 424 | 368 | 373 | 404/334 | 150 | 139 | 370/133 |
---|
ケアル回復量アップ装備の他、以下の要素によっても回復量を上げることができる。
ジョブ | 名称 | 分類 | 回復量 | 備考 |
白魔道士 | 女神の印 | ジョブアビリティ | ×2 | |
ハートオブソラス効果アップ | ジョブポイント | +2×1~20段階 | ハートオブソラス中のみ | |
ケアル回復量アップ | ギフト(白魔道士) | +5~+23 | ||
ナイト | マジェスティ | ジョブアビリティ | ×1.25 | |
ケアル回復量アップ | ギフト(ナイト) | +50 | ||
学者 | 意気昂然の章 | ジョブアビリティ | ×1.5 | アンデッドへ使用時にも適用 |
ケアルのヘイト 編
ケアルのヘイトは、ケアルを受けたプレイヤーのレベルと回復量のみで決定される。詠唱者のレベルやジョブ、詠唱したケアルの種類(ケアルV、VIを除く)、回復対象の最大HPなどとは無関係である。ジョブ特性トランキルハートがある場合、回復魔法スキルに応じて軽減が可能。ケアルヘイト全体に対する累積ヘイトの割合は少なく、おおざっぱに累積ヘイトの6倍の揮発ヘイトが発生する。したがって大ケアルを1回詠唱するよりも、小ケアルを時間をあけて数度詠唱するほうが、ケアルヘイトによるタゲ移動の危険が少ない。
(最終的に発生する合計ヘイト量は同じだが、間隔をあけることによるヘイトの揮発によって、瞬間最大ヘイトは小さくなるため。)
また、回復対象のレベルが低いほど、ヘイトは高くなる。一例をあげると、同じ「200HP回復する」という行動でも、レベル75のプレイヤーに対して回復するのとレベル20のプレイヤーに対して回復するのでは、発生するヘイトは、レベル20のプレイヤーへの回復のほうが約2倍も高くなるのである。
これは、低レベルのパーティではそもそも回復する絶対量が少ないため、ケアルヘイトが非常に低くなるのを防ぐための仕様だと思われる。
またケアルVとケアルVIはヘイトの仕様が特別で、揮発ヘイトが殆ど、あるいは全く無い代わりに、回復量の割合に依らない固定値の累積ヘイトが設定されている。そのため緊急時にとっさに使用しても使用者にタゲが移る事は稀だが、万が一これでタゲをとるとヘイトがすぐには揮発しないため、盾役が大きな揮発ヘイトを有するアビリティを持たない場合、タゲを取り返すのに苦労する事となる。
かといってケアルIII、IVおよび下位ケアルでの回復作業にもHP回復量依存で累積ヘイトが発生するので最大回復量を行使できる状況でV, VIを控えても無意味である。
また、フェローやオートマトンが使用するケアルはヘイトが全くない。これにより、彼らがいきなり大きな魔法を使用してもガッチリとタゲを固定することはない。しかし弱体魔法や精霊魔法、暗黒魔法にはしっかりとヘイトがあるため注意。
ケアル詠唱時間 編
白魔道士はメリットポイントグループ1項目「ケアル詠唱時間」により、能力値1ごとに詠唱時間を4%早めることができる。最大能力値5詠唱時間20%の短縮が可能。
装備品にもケアル詠唱時間を短縮させるものがある。詳細は「ケアル詠唱時間」を参照。
入手手段 編
ケアルVを除く魔法のスクロールは全てNPCショップから購入できる。また、ケアルの魔法のスクロールについては白魔道士でゲームをスタートした際にマイバッグに入っている。ただし、このケアルのみEx属性がついているため、受け渡しはできない。ケアルVの店売りはなく、白魔道士獣人からのドロップや一部印章BFの報酬としてのみ入手できる。ケアルVIは店舗販売の他、Sturdy Pyxisやウォークオブエコーズの戦利品として入手することもできる。
また、ケアルV、ケアルVIのスクロールはRare属性を持っている。
販売店舗 編
エリア | 店舗名・座標 | NPC名 | 備考 |
---|---|---|---|
ケアル | |||
サンドリア港 | ルジヌ魔法用品店・J-8 | Regine | |
バストゥーク商業区 | 代筆屋のソロロ・H-5 | Sororo | |
ウィンダス港 | 魔道具のクスス・H-8 | Kususu | |
ケアルII | |||
サンドリア港 | ルジヌ魔法用品店・J-8 | Regine | コンクェスト2位以上 |
バストゥーク商業区 | 代筆屋のソロロ・H-5 | Sororo | |
ウィンダス港 | 魔道具のクスス・H-8 | Kususu | |
セルビナ | 露店形式・H-9 | Quelpia | |
ケアルIII | |||
ウィンダス水の区 | 連邦魔法店・(南)G-7 | Shohrun-Tuhrun | |
セルビナ | 露店形式・H-9 | Quelpia | |
ケアルIV | |||
ジュノ下層 | ワーグデーグ魔法書店・H-9 | Hasim | |
アルザビ | ザフィフの魔法屋・J-8 | Zafif | 店主が捕虜でない場合のみ |
ケアルVI | |||
ラバオ | 露店形式・F-7 | Brave Ox |
売却標準価格は、ケアルが17ギル、ケアルIVが2,600ギル、ケアルVが4,875ギル、ケアルVIが6,670ギル。
FFシリーズ伝統の回復魔法 編
ケアル→ケアルラ(ケアルア)→(ケアルダ)→ケアルガ→(ケアルジャ)→(フルケア)と効力が強くなっていく。ケアルアは1作目に登場し、ケアルラの代わりに存在したが、13作目では別の魔法として復活した。ケアルダは1, 3, 4, 12,13作目に登場、ケアルジャはファイナルファンタジータクティクス、フルケアは7, 8, 9, 10, 12作目の登場となっており、(無印)→ラ→ガの3段活用が標準といえる。1作目のみラとアが混在(ファイアの上位版はファイラだがケアルの上位版はケアルアだったり)していたが、後のシリーズではラに統一されたようだ。
FINAL FANTASY XIIで唐突とも言える形でケアルダが復活したのは、単体魔法と全体魔法が分けられるようになり、回復魔法の数が足らなくなったからだと推測され、ケアル(単体)→ケアルラ(範囲)→ケアルダ(単体)→ケアルガ(範囲)→フルケア(範囲全回復)となっている。
ケアルV特需 編
2007年8月28日のバージョンアップより白魔法戦ヘッド「パールアリエス」が実装され、それを獲得するためにケアルVを入手する必要があった(フレームの選択を参照)。パールアリエスはからくり士が初めて他者を回復できる手段として期待されたため、一時的な特需状態を起こしたサーバーもあった。もっとも、当時のコンテンツではオートマトンによる回復が目立って有用な状況はなく、そもそもからくり士は絶対的に人口が少なくかつ最低でもLv40でないと発生しないクエストでもあり、またクエストの性質上ケアルVではなくとも(報酬を得るのに余分な時間がかかるが)パールアリエスは入手できたため、パールアリエスがからくり士の大半に行き届くことはそう時間が掛からず、短期間でこの特需は幕を引いた。
デスケアル 編
2011年7月12日のバージョンアップで発生した不具合。アンデッド類にケアルを使用した際に、本来のダメージを大幅に超え99999ものダメージが出るというもの。
カンストダメージのデバッグのために設定したものを削除し忘れたのではないかと言われている。
なお「ケアルで大ダメージ」というのはFFシリーズでは初めての例ではなく、海外向けFFとして製作された「ミスティッククエスト」でも、ラスボスにケアルを放つと数万ダメージを与えられるというバグがあった。
関連項目 編
【回復魔法】【ハートオブソラス】【ケアルガ】【ケアルラ】【ヒーラーズロール】【辻ケアル】【モグラ叩き】【MP効率】【ケアルタンク】
【ケアル回復量アップ装備】【被ケアル回復量アップ装備】【ケアル詠唱時間】
- *1
- 対象のVITという説もあったが、詠唱者のVITに依存するという検証結果が報告されている。
- *2
- オートマトンの場合は魔法戦スキル
- *3
- 割り算の度に小数点以下は切捨て。