スキル上げ(すきるあげ/skill up)
スキル上げとは、キャラクターの各種スキルを上昇させるために、特定の行動を反復すること。
シャウトなどで告知する場合は【スキル】【上】と定型文が用いられることもある。
装備できるからといって戦士が竹刀を振り回しても、両手刀スキルを有していないため、スキルは一切上がらない。
逆にスキルはあるものの神聖魔法を覚えられない赤魔道士が、サポ白のバニシュで神聖魔法スキルを上げることはできる。
敵に対して使用するタイプのスキルは、過去はおなつよ以上を対象に使用しなければスキルを青字にできなかったが、2011年2月15日のバージョンアップから「丁度」相手でも青字にできるようになっている。
ここでいう「丁度」とは当時のレベルキャップであるLv90時点で「丁度」となる下限(自Lv-8程度)であるため、低レベル帯では「楽」であってもスキルキャップまで上昇することがある。
スキル上げはより多く該当の行動(殴る・殴られる・魔法を詠唱する)を取る必要がある関係上、迅速に敵を倒すことが優先される経験値や戦利品などを目的としたパーティプレイとは両立が難しい。そのため、スキル上げが必要な状態でそうしたパーティに行くのは多くの場合歓迎されない。かつてのレベル上げパーティでもついでにスキル上げを行うというのは、効率を下げるとして、潜在消し同様、またはそれ以上に忌み嫌われた行為であった。
しかし、アビセア乱獲では人集めの手段としてスキル上げが許容されることも多くなっている。ただし極端にスキルが低くて攻撃が当たらないような場合は例外である。
通常のレベル上げで使う武器のスキルは、特に意識せずとも青字、ソロプレイでも青字付近を維持していることがほとんどであるため、特にスキル上げを行う必要はない。しかしレベルシンク導入後は、レベルシンクする機会が多ければ多いほど、レベルだけが上がってスキルが追いついていない状況に陥ることになる。また、アビセア乱獲の場合レベルアップのスピードにスキル上昇が全く追いつかないため、メイン武器のスキル上げが必要になることが多い。
また、ジョブによっては特定WSが修得可能になった途端、それまで使わなかった武器が主力になるケース*1や、複数の武器を実用段階で使用できるために特定武器のスキルが疎かになりがちな戦士、暗黒騎士、狩人など、またはレベル上げでは直接攻撃を一切用いない中衛~後衛ジョブのソロ活動のためなど、武器スキルのみを上げる必要に迫られるケースは多く存在する。
スキルが上がると共に対象となる敵も強くなっていくため、レベルキャップ付近ではスキル上げを目的としたパーティが組まれることがある。
かつてはダボイ中央島のオークやボヤーダ樹のカニ、ル・オンの庭のLight Elemental等がよく利用された。
レベルキャップが80以上に上昇してからは、後述の土竜作戦やハッピーパワー「努力の天才!」が適用されるミザレオ海岸、アクセスの容易なアビセアエリアなどが利用されることが多くなっている。
スキルアップの判定は1回の攻撃に対して計算されるため、隔の長い武器より短い武器、振り数の少ない武器より多い武器の方が上げやすい。短剣片手剣等の片手武器は二刀流もあいまって非常に上げやすいと言え、逆に両手武器はほぼ全般的に上げにくいと言える。投擲、弓術、射撃もその性質上上げにくい部類と言える。
スキル上げをする場合に命中が足りている高レベルでは手数を重視する装備、すなわちダブルアタックやトリプルアタック、複数回攻撃武器等を装備するのが主流である。複数回攻撃武器に高額のものが多く、また人気なのはこうしたスキル上げ事情も一つの要因である。そしてこれらはスキル上げ武器等とも比喩され、レベル上げなどにおいて数々の逸話を生んできたことも記憶に新しい。
またサポートジョブに戦士を選んでダブルアタックの恩恵を受けるのも昔からの伝統の一つである。
当然攻撃が当たらなければスキルは上がらないため、スキルが著しく低い場合は相応の命中・飛命ブースト装備やスシを併用する必要がある。
また、攻撃が当たったとしてもダメージが通らなければスキルは一切上がらないため、最低限ダメージが通る武器とステータスブーストが必要となる。
過去にはD値の極度に低い武器を使用し、0ダメージを出す事によって敵を維持して長時間スキル上げを行うという手段が存在したが、0ダメージではスキルが上がらないように修正されて実行できなくなった。この経緯は【スリプルトリート】の項に詳しい。
他にも、アサルトの土竜作戦で時間いっぱい岩を殴るという方法もある。詳細は【土竜作戦】の項を参照。こちらはアサルトチケットを消費することや、ある程度の命中と攻撃力の確保が必要という問題はあるとはいえ、被弾が一切ない上にLv82(推定)のスキルキャップまで上げられるため、スキルが上がる敵が強くなり、必要な戦力・手間が多くなる高レベルのスキル上げに有用な手段である。
盾役をやっていれば大概回避スキルだけは青字付近になっているため、それ以外のスキルを上げることが目的となる。
防御スキルは種類によってロジックが異なるため、目的にあった装備と場所を選ばなければならない。
スキルの発動順位が「回避>受け流し>分身・幻影の消費>ガードor盾」であるため、回避スキル以外を上げるには素の回避を下げないとスキルが発動しにくい。また、当然のように被弾するため、HP回復手段やダメージ軽減装備などの死なない準備も必要である。
攻撃を集中的に受ければその分スキルアップのチャンスは多くなること、上がりにくいため時間と根気が必要であること、などの理由から、集団でのスキル上げには向いていない。
スキル上げの相手として好まれるのは、手数の多いモンクタイプやチゴーである。
盾スキルに限って言えば敵の種類や数、装備などを工夫すれば各両手武器スキルよりも上げやすいとは言える。これは同時に戦闘する敵の数を2匹にすれば2倍、3匹にすれば3倍と、単純に時間あたりのスキルアップの機会を倍加することが可能だからである。武器スキルは単純に倍加することは不可能であるため、ある一定の敵の数から追い抜くことが可能である。
ただしこれらを行っても受け流しとガードは非常に上がりにくいため、武器スキルを逆転することは非常に難しい。
ビシージで最初の敵モンスター突入の際わざと集団にからまれ、侠者の薬を使って強引に上げるという手段もある。抜刀しないとガードや受け流しスキルは上がらないこと、また受け流しやガードは相手のほうを向いてないと発動しないことにも注意しよう。
ただし、歌唱・管楽器・弦楽器・忍術以外のスキル上げについては、MPという制限があるため継続的に行うには困難を伴う場合が多く、モグハウスと往復しながら行うなどの工夫が必要となる。
また忍術についてはMPを用いないものの、忍び道具を賄う相応のマネーパワーが必要とされる。
なお、戦闘が発生しうるエリアでなければ召喚魔法が使用できないため、街中で召喚魔法をスキル上げできるのはアルザビとアルタナエリアに限定される。
このような手段がとれないスキルは実戦で上げるしかない。その場としてビシージが活用されることがある。技能の薬の配給は、魔法使用に直結するアビリティを持つ黒魔道士・赤魔道士・学者と相性が良く、さらにエーテル・エリクサーも配給されるため、フラッシュ・スタンといった速やかに発動する魔法で上げる、NPCの支援に張り付いたり死者の軍団相手にケアルを使用する、低コストの弱体魔法・精霊魔法を繰り返し使用するなどのスタイルによるスキル上げが可能である。
また、アル・タユエリアへ行けるのであれば、ペミデ族は1以上のダメージを与えない限り攻撃してこないので、パライズやスロウといったダメージの発生しない弱体魔法やアブゾ系、アスピル、スタンといった暗黒魔法をペミデ族に対して使う事で、ソロでも楽に上げる事ができる。ただし、レジストされると上がらないため、ある程度のスキルは必要ではある。
ポイズン等は着弾時にはダメージが発生しないが、スリップでHPが減るため襲ってくるのでこの方法には向かない。
回復・強化の場合は十分にレベルが上がったフェローやフェイスを呼び出して魔法を掛け続けることで自身やパーティーメンバーに掛けるよりスキルが上がり易いので存分に利用したい。
召喚魔法スキルもレベル上げだけでは到底スキル青字に届かないスキルとして有名だったが、契約の履行使用にスキル上昇判定が発生するようになって以降はいくぶん楽に上げることが可能となった。
他、対象が自分や味方のものが大半を占める強化魔法スキル・回復魔法スキルや実戦で使う機会の少ない弦楽器スキルも上昇させることが困難なスキルとして知られていたが、「自分自身にかけるより、他人にかけた方がスキルがあがりやすい」ことが知られているため、フェローや2アカを上手く活用してスキルあげをするプレイヤーも多いようだ。新しく追加された風水魔法スキルも同様である。
詳細は【スキルアップの書】を参照。
この制限があるかどうかはゲーム中に確認しづらいため要注意。
このほか、レベルシンクでも制限されたレベルの上限値までしか戦闘/魔法スキルが上がらない。
なおビシージ(市街戦)、バスティオンはカンパニエバトルと似通ったコンテンツであるものの、スキル上げを制限されたことはない。
なお、スキル60からは合成1回当たりの上昇量が0.1に固定され、スキル70からは上昇率が一気に低下する*3。
特にスキル70以降では1.0上げるのに必要な合成回数は運次第で大きく異なるため、何ダース作れば上がる、等の目安はない。
2015年5月14日のバージョンアップからはアイテムレシピのスキル+11.0まで合成スキルを上げられるようになり、それまで赤字覚悟で抜けざるを得なかったスキル帯を越えやすくなっている。ただしレシピのスキルを超えてからのスキル上げでは、スキルアップ判定は合成成功時のみに限られるため、サブスキルを不足させて割り上げするという手法は使えないことに注意。
また、MMM納品課で合成スキルを上げることも可能。
ただし、パムタム海苔と他の無機物系の外道は必要スキルが設定されていない為スキルが上昇する事は無い。例外的にコバルトジェリー等のクラゲは一応外道扱いだがスキル9まで上昇する。
また、MMM水産課で合成スキルを上げることも可能。
ペリカンリングのエンチャントを用いることで、幾分か効率的にスキルを上げることが可能。
スキル上昇率について
実装当初から長年の間、釣りスキル上昇率は低く設定されていたため、釣りのスキル上げは時間と精神力との戦いであった。最善の環境で数時間釣りをしても0.1すら上がらないということもしばしばあった。
2015年6月25日のバージョンアップでアクション釣り関連の緩和が行われ、スキル上昇率も大幅に緩和された。
同日実装された釣り人弁当を使用することでさらにスキル上昇率が引き上げられるほか、素の上昇率が上がったことでペリカンリングの恩恵も多大に受けられるようになった。
このため、前述のように以前は数時間かけても0.1すら上がらないという状況だったのに比べて、同じ時間釣りをして5.0あるいは10.0上げることも可能となった。
他の合成スキルと異なり、錬成スキルがどんなに低くても他の条件さえ満たせば錬成が可能。
またロストという概念がないため素材さえ用意できれば後はクリスタルやフュエルを消費し続けることで延々とスキル上げが可能となる。
占有中の錬成窯と距離を取るなどして錬成を中断すれば素材を消費することなくスキル上げが可能なため、スキルアップの頻度は低く設定されており、錬成窯の耐久力が尽きるまで燃料を投入しても0.1すら上がらないこともしばしば。
→スレッド:バージョンアップを語るスレ 16年6月(公式フォーラム)
チョコボ装備を着てひたすらチョコボに地面を掘らせている人がいれば、まず間違いなくスキル上げ中か到達者であろう。
チョコボの宝探し成功でもいくらかのスキル上昇があるが、1日1回縛りで必ず成功するとも限らないためこちらは成功のオマケとして割り切った方が良い。
なお、Goblin Diggerの埋めた品を掘り出すとスキルが比較的上がりやすいと言う性質があるが、以下の理由で効率は悪い。
2016年6月7日のバージョンアップでチョコボ掘りの大幅な調整が行わた。
中にはチョコボ育成が必要なものもあるが、以下の理由などからスキル上げの難易度は緩和されたといえる。
モグハウス(ノマドモーグリ)を利用するならば、市街エリアでも人の出入りが少ない場所を選べば苦情が来る事も少なく、他プレイヤーとの衝突が起きにくいだろう。
競売所の受付前で連続して合成することも、マナー違反であると言われることがあるが*5、実際は必要アイテムの関係によって競売前で行うことがもっとも効率がよいことを多くの人が知っているため、混雑していない限りさほど問題にならないことも多いようだ。
また、アルザビやアルタナエリアではモグハウスとの往復による召喚魔法スキル上げを行うことができるが、召喚魔法はその特性上非常に回線への負荷が高いため、多人数が同時に行うと周囲の処理が非常に重く、最悪の場合は回線落ちなども発生する状態になってしまう場合がある。
『自分ひとりがやってる程度では問題ない』と思ってやりだしても、一度そういう経験をしてしまった人から見ると敵にしか見えない場合もあるため、抗議された場合は速やかに移動した方が良いだろう。
邪魔にならないように街から出たところでスキル上げを行うプレイヤーもいる。魔法スキル上げにフィールド・オブ・ヴァラーの戦闘支援リフレシュや、ハッピーパワーのヴァンピールブラッド!等を組み合わせると効率が良くなる利点がある。
スキル上げの場として活用されることが多いビシージにおいても、NPCに対して強化魔法などを連打することは、エフェクトによって不快に思うプレイヤーがいることを忘れてはならない。
また、死にかけの五蛇将に対してケアルすらかけずに延々と強化魔法をかける行為は、将軍を護衛しているプレイヤーから反感を買うことも多いため、状況を見て行った方が良いだろう。
アビセアエリアにおいてはアートマや支援効果によってMPが潤沢に供給されるため魔法を連打しやすく、特にアビセア-天象の鎖においては制限時間が存在しないため、スキル上げを行うプレイヤーもいる。もっともアビセア-天象の鎖はエリアが極端に狭いため混雑しやすく、他のプレイヤーに対する配慮が求められる。
また、中には不正ツールを使用してスキル上げを行っている者もおり、そういった人は短くても数時間から長くて数日間、絶え間なく魔法を唱え続けている。
こういったツーラーと勘違いされないよう、適度に場所を替えたりすることも大事である。
フェイスにもサクラ(戦闘スキル上昇率アップ)やモーグリ(魔法スキル上昇率アップ)が実装されているが、入手手段が期間限定であるため注意されたい。
詳細は【スキル上昇率アップ】項を参照。
シャウトなどで告知する場合は【スキル】【上】と定型文が用いられることもある。
戦闘スキル・魔法スキルのスキル上げ 編
いずれも、メインジョブが有するスキルしか上げることができない。装備できるからといって戦士が竹刀を振り回しても、両手刀スキルを有していないため、スキルは一切上がらない。
逆にスキルはあるものの神聖魔法を覚えられない赤魔道士が、サポ白のバニシュで神聖魔法スキルを上げることはできる。
敵に対して使用するタイプのスキルは、過去はおなつよ以上を対象に使用しなければスキルを青字にできなかったが、2011年2月15日のバージョンアップから「丁度」相手でも青字にできるようになっている。
ここでいう「丁度」とは当時のレベルキャップであるLv90時点で「丁度」となる下限(自Lv-8程度)であるため、低レベル帯では「楽」であってもスキルキャップまで上昇することがある。
スキル上げはより多く該当の行動(殴る・殴られる・魔法を詠唱する)を取る必要がある関係上、迅速に敵を倒すことが優先される経験値や戦利品などを目的としたパーティプレイとは両立が難しい。そのため、スキル上げが必要な状態でそうしたパーティに行くのは多くの場合歓迎されない。かつてのレベル上げパーティでもついでにスキル上げを行うというのは、効率を下げるとして、潜在消し同様、またはそれ以上に忌み嫌われた行為であった。
しかし、アビセア乱獲では人集めの手段としてスキル上げが許容されることも多くなっている。ただし極端にスキルが低くて攻撃が当たらないような場合は例外である。
武器スキル 編
特に明示しなければ、スキル上げとは各種武器のスキル上げのことを指すことが多い。通常のレベル上げで使う武器のスキルは、特に意識せずとも青字、ソロプレイでも青字付近を維持していることがほとんどであるため、特にスキル上げを行う必要はない。しかしレベルシンク導入後は、レベルシンクする機会が多ければ多いほど、レベルだけが上がってスキルが追いついていない状況に陥ることになる。また、アビセア乱獲の場合レベルアップのスピードにスキル上昇が全く追いつかないため、メイン武器のスキル上げが必要になることが多い。
また、ジョブによっては特定WSが修得可能になった途端、それまで使わなかった武器が主力になるケース*1や、複数の武器を実用段階で使用できるために特定武器のスキルが疎かになりがちな戦士、暗黒騎士、狩人など、またはレベル上げでは直接攻撃を一切用いない中衛~後衛ジョブのソロ活動のためなど、武器スキルのみを上げる必要に迫られるケースは多く存在する。
スキルが上がると共に対象となる敵も強くなっていくため、レベルキャップ付近ではスキル上げを目的としたパーティが組まれることがある。
かつてはダボイ中央島のオークやボヤーダ樹のカニ、ル・オンの庭のLight Elemental等がよく利用された。
レベルキャップが80以上に上昇してからは、後述の土竜作戦やハッピーパワー「努力の天才!」が適用されるミザレオ海岸、アクセスの容易なアビセアエリアなどが利用されることが多くなっている。
スキルアップの判定は1回の攻撃に対して計算されるため、隔の長い武器より短い武器、振り数の少ない武器より多い武器の方が上げやすい。短剣片手剣等の片手武器は二刀流もあいまって非常に上げやすいと言え、逆に両手武器はほぼ全般的に上げにくいと言える。投擲、弓術、射撃もその性質上上げにくい部類と言える。
スキル上げをする場合に命中が足りている高レベルでは手数を重視する装備、すなわちダブルアタックやトリプルアタック、複数回攻撃武器等を装備するのが主流である。複数回攻撃武器に高額のものが多く、また人気なのはこうしたスキル上げ事情も一つの要因である。そしてこれらはスキル上げ武器等とも比喩され、レベル上げなどにおいて数々の逸話を生んできたことも記憶に新しい。
またサポートジョブに戦士を選んでダブルアタックの恩恵を受けるのも昔からの伝統の一つである。
当然攻撃が当たらなければスキルは上がらないため、スキルが著しく低い場合は相応の命中・飛命ブースト装備やスシを併用する必要がある。
また、攻撃が当たったとしてもダメージが通らなければスキルは一切上がらないため、最低限ダメージが通る武器とステータスブーストが必要となる。
過去にはD値の極度に低い武器を使用し、0ダメージを出す事によって敵を維持して長時間スキル上げを行うという手段が存在したが、0ダメージではスキルが上がらないように修正されて実行できなくなった。この経緯は【スリプルトリート】の項に詳しい。
他にも、アサルトの土竜作戦で時間いっぱい岩を殴るという方法もある。詳細は【土竜作戦】の項を参照。こちらはアサルトチケットを消費することや、ある程度の命中と攻撃力の確保が必要という問題はあるとはいえ、被弾が一切ない上にLv82(推定)のスキルキャップまで上げられるため、スキルが上がる敵が強くなり、必要な戦力・手間が多くなる高レベルのスキル上げに有用な手段である。
防御スキル 編
主に攻撃を食らう盾役のジョブや、盾役として活動するプレイヤーが、さらなる防御能力の向上を目指してスキル上げを狙う。盾役をやっていれば大概回避スキルだけは青字付近になっているため、それ以外のスキルを上げることが目的となる。
防御スキルは種類によってロジックが異なるため、目的にあった装備と場所を選ばなければならない。
スキルの発動順位が「回避>受け流し>分身・幻影の消費>ガードor盾」であるため、回避スキル以外を上げるには素の回避を下げないとスキルが発動しにくい。また、当然のように被弾するため、HP回復手段やダメージ軽減装備などの死なない準備も必要である。
攻撃を集中的に受ければその分スキルアップのチャンスは多くなること、上がりにくいため時間と根気が必要であること、などの理由から、集団でのスキル上げには向いていない。
スキル上げの相手として好まれるのは、手数の多いモンクタイプやチゴーである。
盾スキルに限って言えば敵の種類や数、装備などを工夫すれば各両手武器スキルよりも上げやすいとは言える。これは同時に戦闘する敵の数を2匹にすれば2倍、3匹にすれば3倍と、単純に時間あたりのスキルアップの機会を倍加することが可能だからである。武器スキルは単純に倍加することは不可能であるため、ある一定の敵の数から追い抜くことが可能である。
ただしこれらを行っても受け流しとガードは非常に上がりにくいため、武器スキルを逆転することは非常に難しい。
ビシージで最初の敵モンスター突入の際わざと集団にからまれ、侠者の薬を使って強引に上げるという手段もある。抜刀しないとガードや受け流しスキルは上がらないこと、また受け流しやガードは相手のほうを向いてないと発動しないことにも注意しよう。
魔法スキル 編
自己に使用可能なスキルは、ひたすら魔法を使用することで上昇率は鈍いものの向上させることが可能である。ただし、歌唱・管楽器・弦楽器・忍術以外のスキル上げについては、MPという制限があるため継続的に行うには困難を伴う場合が多く、モグハウスと往復しながら行うなどの工夫が必要となる。
また忍術についてはMPを用いないものの、忍び道具を賄う相応のマネーパワーが必要とされる。
なお、戦闘が発生しうるエリアでなければ召喚魔法が使用できないため、街中で召喚魔法をスキル上げできるのはアルザビとアルタナエリアに限定される。
このような手段がとれないスキルは実戦で上げるしかない。その場としてビシージが活用されることがある。技能の薬の配給は、魔法使用に直結するアビリティを持つ黒魔道士・赤魔道士・学者と相性が良く、さらにエーテル・エリクサーも配給されるため、フラッシュ・スタンといった速やかに発動する魔法で上げる、NPCの支援に張り付いたり死者の軍団相手にケアルを使用する、低コストの弱体魔法・精霊魔法を繰り返し使用するなどのスタイルによるスキル上げが可能である。
また、アル・タユエリアへ行けるのであれば、ペミデ族は1以上のダメージを与えない限り攻撃してこないので、パライズやスロウといったダメージの発生しない弱体魔法やアブゾ系、アスピル、スタンといった暗黒魔法をペミデ族に対して使う事で、ソロでも楽に上げる事ができる。ただし、レジストされると上がらないため、ある程度のスキルは必要ではある。
ポイズン等は着弾時にはダメージが発生しないが、スリップでHPが減るため襲ってくるのでこの方法には向かない。
回復・強化の場合は十分にレベルが上がったフェローやフェイスを呼び出して魔法を掛け続けることで自身やパーティーメンバーに掛けるよりスキルが上がり易いので存分に利用したい。
上昇させることが困難なスキルの現在と過去 編
受け流しスキル、ガードスキルは、上昇させることがたいへん難しいスキルであったが、2012年7月24日のバージョンアップで両者のスキル上昇判定が緩和され、かなり上げやすくなった*2。召喚魔法スキルもレベル上げだけでは到底スキル青字に届かないスキルとして有名だったが、契約の履行使用にスキル上昇判定が発生するようになって以降はいくぶん楽に上げることが可能となった。
他、対象が自分や味方のものが大半を占める強化魔法スキル・回復魔法スキルや実戦で使う機会の少ない弦楽器スキルも上昇させることが困難なスキルとして知られていたが、「自分自身にかけるより、他人にかけた方がスキルがあがりやすい」ことが知られているため、フェローや2アカを上手く活用してスキルあげをするプレイヤーも多いようだ。新しく追加された風水魔法スキルも同様である。
スキルアップの書 編
2013年12月11日のバージョンアップではスキルアップの書が実装され、アイテムを使うことでもで戦闘系のスキルを上げられるようになった。このアイテムは競売出品可能なので、ギルの力でスキル上げをすることも可能になっている。詳細は【スキルアップの書】を参照。
コンテンツとスキル上げ制限 編
一部のコンテンツではバランスを考慮した結果なのか、アライドタグのようなステータス変化の効果に戦闘/魔法スキルが上がらない制限が含まれる。この制限があるかどうかはゲーム中に確認しづらいため要注意。
コンテンツ | ステータス変化 | スキル上げ | 備考 |
コンフリクト | × | ||
カンパニエバトル | アライドタグ | ○ | 2014年3月18日のバージョンアップで上がるよう修正された。 |
ウォークオブエコーズ | バトルフィールド | ○ | 2012年3月27日のバージョンアップで上がるよう修正された。 |
レイヴ | レイヴシンボル | ○ | 2014年3月18日のバージョンアップで上がるよう修正された。 |
なおビシージ(市街戦)、バスティオンはカンパニエバトルと似通ったコンテンツであるものの、スキル上げを制限されたことはない。
その他のスキル上げ 編
合成スキル 編
各種戦闘・魔法スキルは実戦でも上昇が期待できるが、合成スキルは意図的にスキル上げを行わないと、ほとんど上昇しない。ジャンルやスキル帯によっては、正しくレシピを選択すれば、同時に利益を生み出すことも可能だが、特に高スキル帯では莫大な赤字を垂れ流しながらの厳しい鍛錬となることが多い。スキル10ごとに昇級認定試験を課せられ、それを通過しないとそのランク上限でスキルキャップとなり上昇できなくなる(スキルが青字表記となる)。なお、スキル60からは合成1回当たりの上昇量が0.1に固定され、スキル70からは上昇率が一気に低下する*3。
特にスキル70以降では1.0上げるのに必要な合成回数は運次第で大きく異なるため、何ダース作れば上がる、等の目安はない。
2015年5月14日のバージョンアップからはアイテムレシピのスキル+11.0まで合成スキルを上げられるようになり、それまで赤字覚悟で抜けざるを得なかったスキル帯を越えやすくなっている。ただしレシピのスキルを超えてからのスキル上げでは、スキルアップ判定は合成成功時のみに限られるため、サブスキルを不足させて割り上げするという手法は使えないことに注意。
また、MMM納品課で合成スキルを上げることも可能。
釣りスキル 編
スキル上昇判定のタイミングは『釣り上げる行動を行った瞬間』のため、掛かった相手が自分のスキル以上の設定の魚であり且つ魚のHPを完全に削りきって釣り上がる条件を充たしてさえ居れば、糸が切れようが竿が折れようがバレようがちゃんとスキルは上昇する。ただし、パムタム海苔と他の無機物系の外道は必要スキルが設定されていない為スキルが上昇する事は無い。例外的にコバルトジェリー等のクラゲは一応外道扱いだがスキル9まで上昇する。
また、MMM水産課で合成スキルを上げることも可能。
ペリカンリングのエンチャントを用いることで、幾分か効率的にスキルを上げることが可能。
スキル上昇率について
実装当初から長年の間、釣りスキル上昇率は低く設定されていたため、釣りのスキル上げは時間と精神力との戦いであった。最善の環境で数時間釣りをしても0.1すら上がらないということもしばしばあった。
2015年6月25日のバージョンアップでアクション釣り関連の緩和が行われ、スキル上昇率も大幅に緩和された。
同日実装された釣り人弁当を使用することでさらにスキル上昇率が引き上げられるほか、素の上昇率が上がったことでペリカンリングの恩恵も多大に受けられるようになった。
このため、前述のように以前は数時間かけても0.1すら上がらないという状況だったのに比べて、同じ時間釣りをして5.0あるいは10.0上げることも可能となった。
錬成スキル 編
錬成に必要な属性、もしくはその弱・強属性の燃料を投入するか、錬成テクニックを実行(「たたく」は爆発を阻止した時のみ上昇判定あり)することで錬成スキルを上げることができる。他の合成スキルと異なり、錬成スキルがどんなに低くても他の条件さえ満たせば錬成が可能。
またロストという概念がないため素材さえ用意できれば後はクリスタルやフュエルを消費し続けることで延々とスキル上げが可能となる。
占有中の錬成窯と距離を取るなどして錬成を中断すれば素材を消費することなくスキル上げが可能なため、スキルアップの頻度は低く設定されており、錬成窯の耐久力が尽きるまで燃料を投入しても0.1すら上がらないこともしばしば。
チョコボ掘り 編
チョコボの穴掘りを繰り返すことで上がる。スキル上昇は表示されないが、今後の調整としてNPCによるスキルの可視化が行われる可能性はある。→スレッド:バージョンアップを語るスレ 16年6月(公式フォーラム)
チョコボ装備を着てひたすらチョコボに地面を掘らせている人がいれば、まず間違いなくスキル上げ中か到達者であろう。
チョコボの宝探し成功でもいくらかのスキル上昇があるが、1日1回縛りで必ず成功するとも限らないためこちらは成功のオマケとして割り切った方が良い。
なお、Goblin Diggerの埋めた品を掘り出すとスキルが比較的上がりやすいと言う性質があるが、以下の理由で効率は悪い。
- とにかく探すのが面倒
- 1マップ内に1体限定である
- Goblin Digger自体が誰かに狩られていることがある
- 埋める数が決まっているため、既に最大まで埋めている場合は誰かが掘り当てるまで一切埋めるモーションを出さない
2016年6月7日のバージョンアップでチョコボ掘りの大幅な調整が行わた。
中にはチョコボ育成が必要なものもあるが、以下の理由などからスキル上げの難易度は緩和されたといえる。
スキル上げを行う場所 編
強化魔法などの魔法関連および合成のスキル上げは画像と効果音によるエフェクトがあるため、人ごみでこれらのスキル上げにいそしむと不快に感じる人もいるので注意が必要。モグハウス(ノマドモーグリ)を利用するならば、市街エリアでも人の出入りが少ない場所を選べば苦情が来る事も少なく、他プレイヤーとの衝突が起きにくいだろう。
競売所の受付前で連続して合成することも、マナー違反であると言われることがあるが*5、実際は必要アイテムの関係によって競売前で行うことがもっとも効率がよいことを多くの人が知っているため、混雑していない限りさほど問題にならないことも多いようだ。
また、アルザビやアルタナエリアではモグハウスとの往復による召喚魔法スキル上げを行うことができるが、召喚魔法はその特性上非常に回線への負荷が高いため、多人数が同時に行うと周囲の処理が非常に重く、最悪の場合は回線落ちなども発生する状態になってしまう場合がある。
『自分ひとりがやってる程度では問題ない』と思ってやりだしても、一度そういう経験をしてしまった人から見ると敵にしか見えない場合もあるため、抗議された場合は速やかに移動した方が良いだろう。
邪魔にならないように街から出たところでスキル上げを行うプレイヤーもいる。魔法スキル上げにフィールド・オブ・ヴァラーの戦闘支援リフレシュや、ハッピーパワーのヴァンピールブラッド!等を組み合わせると効率が良くなる利点がある。
スキル上げの場として活用されることが多いビシージにおいても、NPCに対して強化魔法などを連打することは、エフェクトによって不快に思うプレイヤーがいることを忘れてはならない。
また、死にかけの五蛇将に対してケアルすらかけずに延々と強化魔法をかける行為は、将軍を護衛しているプレイヤーから反感を買うことも多いため、状況を見て行った方が良いだろう。
アビセアエリアにおいてはアートマや支援効果によってMPが潤沢に供給されるため魔法を連打しやすく、特にアビセア-天象の鎖においては制限時間が存在しないため、スキル上げを行うプレイヤーもいる。もっともアビセア-天象の鎖はエリアが極端に狭いため混雑しやすく、他のプレイヤーに対する配慮が求められる。
また、中には不正ツールを使用してスキル上げを行っている者もおり、そういった人は短くても数時間から長くて数日間、絶え間なく魔法を唱え続けている。
こういったツーラーと勘違いされないよう、適度に場所を替えたりすることも大事である。
スキル上昇率アップ 編
概してどのスキルを上げるにも苦労を伴うが、その上昇率を多少なりとも上げるための装備やアイテム、あるいは努力の天才!やGoV一時技能などの効果が実装されている。フェイスにもサクラ(戦闘スキル上昇率アップ)やモーグリ(魔法スキル上昇率アップ)が実装されているが、入手手段が期間限定であるため注意されたい。
詳細は【スキル上昇率アップ】項を参照。
関連項目 編
【スキル上げパーティ】【割り上げ】【スキル上昇率アップ】【スキルアップの書】- *1
- バイパーバイト、ペンタスラスト、ランページ等。
- *2
- 体感ではあるものの、受け流し・ガード共に回避スキルの半分以上には成長するようになった模様。スキルが全部ゼロの状態のモンクでやってみるとガードスキルの上がりやすさが実感できるだろう。
- *3
- かつてはスキル50から低下していたが、2016年9月6日のバージョンアップでスキル70未満のスキル上昇率が大幅に引き上げらた。
- *4
- STR(力)の可能性もあり。要検証。
- *5
- 合成エフェクトは設定で非表示にできないので頻繁な合成エフェクトは人によっては目障りになる。