エレメントサイフォン(えれめんとさいふぉん/Elemental Siphon)
召喚士のジョブアビリティ。Lv50で習得する。使用間隔 5分。
精霊を召喚している状態でのみ使用でき、精霊のMPを一定量マスターへ移す。
精霊のMPが膨大であることと、他に精霊の用途が無く基本的に呼び出して即実行し帰還という使用形態から、実質「精霊召喚中にのみ使用可能なMP回復アビ」となっている。
召喚士にとっては念願のMP回復アビだが、その特性上神獣を召喚しながら行うことは出来ず、安全を確保している状態で行うことが基本となる。
ソロでの交戦中であっても、『距離を取って神獣帰還→精霊召喚&エレメントサイフォン→精霊が自動反撃している間に再度距離を取る→精霊帰還&神獣召喚』とすれば手間取らない限り間に合う。ただしこの場合精霊が十分なヘイトを稼げずマスターからタゲがなかなか外れないこともあるため、『エレメントサイフォン→精霊帰還→召喚獣召喚→履行でタゲ取り』とした方が結果的に安全である。
召喚魔法スキルおよび装備によるエレメントサイフォン効果アップ*1がMP回復量の基本値を底上げし、そこに曜日・天候・呼び出した精霊の属性による以下の修正が加わる。
ただしこの上昇率は+40%でキャップする。
下限にはこの制限はなく、条件が重なれば-45%にすることもできるが、無意味であり意識することはないだろう。
仮に召喚魔法スキル417(Lv99スキルキャップ)、エレメントサイフォン+20付与+AF3(+2)装備、チャトヤンスタッフ、および最善の曜日・天候ブーストを得たと仮定した場合のMP回復量は【(417-50+20+40)*1.4=597MP】となる。
メリットポイントやスキル装備によって更なる上積みも可能である。
効果の大きさに対して再使用時間が5分と非常に短いことから、回復量によってはコンバートをも超える屈指のMP回復手段になる。維持費軽減やブラッドブーンなどの効果と併せて、特に高レベル帯召喚士のMP事情は以前とは比べ物にならないほど改善されたといえよう。
召喚魔法スキルの高低は他者からは確認しにくいものであったが、このアビリティが実装されて以降まじめにスキル上げをいそしんでいるか手を抜いているかが一目でわかるようになってしまった。一部のハイエンドコンテンツ等で召喚士をPTに組み込む際、口頭だけではなく実際にエレメントサイフォンの回復値から召喚魔法スキルを把握するべく活用されるケースもある模様。そのような背景から人によっては罪作りなアビリティであり、またある人にとっては自分が如何に召喚士に注力しているかを誇示するステータスだったりと、その受け止め方は様々である。
2010年9月9日のバージョンアップでMP回復量のキャップが引き上げられた。
また、天候・曜日補正係数のキャップは徐々に引き上げられているようで、当初は30%だったものが35%→40%となっている。これに関する告知は無かったため、正確な時期は不明。
2016年5月10日のバージョンアップでMP回復量に影響する召喚魔法スキルの上限値が700に引き上げられた。召喚魔法スキル700で680MP回復。
MPがたっぷりあるエレメンタルから召喚士にMPを汲み出すというイメージなのだろう。
召喚した精霊からMPを吸収する。
精霊を召喚している状態でのみ使用でき、精霊のMPを一定量マスターへ移す。
精霊のMPが膨大であることと、他に精霊の用途が無く基本的に呼び出して即実行し帰還という使用形態から、実質「精霊召喚中にのみ使用可能なMP回復アビ」となっている。
召喚士にとっては念願のMP回復アビだが、その特性上神獣を召喚しながら行うことは出来ず、安全を確保している状態で行うことが基本となる。
ソロでの交戦中であっても、『距離を取って神獣帰還→精霊召喚&エレメントサイフォン→精霊が自動反撃している間に再度距離を取る→精霊帰還&神獣召喚』とすれば手間取らない限り間に合う。ただしこの場合精霊が十分なヘイトを稼げずマスターからタゲがなかなか外れないこともあるため、『エレメントサイフォン→精霊帰還→召喚獣召喚→履行でタゲ取り』とした方が結果的に安全である。
MP回復量 編
エレメントサイフォンによるMP回復量は下記の計算式で算出できる。MP回復量=(召喚魔法スキル-50+装備品修正)×属性補正
※下限50保障。
召喚魔法スキルおよび装備によるエレメントサイフォン効果アップ*1がMP回復量の基本値を底上げし、そこに曜日・天候・呼び出した精霊の属性による以下の修正が加わる。
- 曜日の属性と呼び出した精霊の属性が一致…+10%
- 天候の属性と呼び出した精霊の属性が一致…弱天候で+10%/強天候で+25%
- 曜日の属性に対して呼び出した精霊が弱属性…-10%
- 天候の属性に対して呼び出した精霊が弱属性…弱天候で-10%、強天候で-25%
- その他
ただしこの上昇率は+40%でキャップする。
下限にはこの制限はなく、条件が重なれば-45%にすることもできるが、無意味であり意識することはないだろう。
仮に召喚魔法スキル417(Lv99スキルキャップ)、エレメントサイフォン+20付与+AF3(+2)装備、チャトヤンスタッフ、および最善の曜日・天候ブーストを得たと仮定した場合のMP回復量は【(417-50+20+40)*1.4=597MP】となる。
メリットポイントやスキル装備によって更なる上積みも可能である。
効果の大きさに対して再使用時間が5分と非常に短いことから、回復量によってはコンバートをも超える屈指のMP回復手段になる。維持費軽減やブラッドブーンなどの効果と併せて、特に高レベル帯召喚士のMP事情は以前とは比べ物にならないほど改善されたといえよう。
召喚魔法スキルの高低は他者からは確認しにくいものであったが、このアビリティが実装されて以降まじめにスキル上げをいそしんでいるか手を抜いているかが一目でわかるようになってしまった。一部のハイエンドコンテンツ等で召喚士をPTに組み込む際、口頭だけではなく実際にエレメントサイフォンの回復値から召喚魔法スキルを把握するべく活用されるケースもある模様。そのような背景から人によっては罪作りなアビリティであり、またある人にとっては自分が如何に召喚士に注力しているかを誇示するステータスだったりと、その受け止め方は様々である。
運用のポイント 編
- 曜日と天候
曜日と同じ精霊を使用すれば基本的に10%増えるが、その曜日が劣位属性となる天候が発生していた場合効果は相殺、強天候では逆に減少してしまう。*2
曜日にあわせればいいというわけではなく、天候にも気を配る必要がある。
具体的には以下のように判断すればよい。
- 実際に回復するMP量
精霊召喚魔法を行ったあとの硬直もあるので精霊の維持費でMPが減少する場合がある。精霊召喚の消費MPとその維持費を引いた値がこのアビリティのMP回復値だと考えた方がいいだろう。もっとも、精霊召喚の維持費が大幅に引き下げられたことで、これは実質的に無視できる程度になっている。
- 究極履行後のMP回復
アストラルフロウ中の専用履行、俗に言う「究極履行」によってMPを枯渇させた後、速やかに戦線に復帰するために利用できる。
精霊召喚に必要なMPは僅か10のため、維持費を十分に抑えてMPスリップを無くしていることを前提*3として、MP11以上あればエレメントサイフォンを使用できることになる。この量であればオートリフレシュとリフレシュ装備の併用ですぐに溜まるだろう。迅速に行えば契約の履行:幻術のリキャストの方を待つくらい素早く戦線に戻れるだろう。
回復量を上げるためにスキル装備に着替えたらMPスリップが発生して帰還されてしまった、ということが無いように注意。
- 学者魔法「陣」について
エレメントサイフォン実行時に、PTの学者に陣によって天候操作をお願いしようと思うこともあるだろう。しかしPTが受けるMP回復量を考えた場合、陣の消費MP30を上回る効果を得るためには(効果アップ装備を用いない場合)召喚スキル350以上で無ければならない。
召喚士とその履行がメインの戦略であれば、学者から召喚士へMPを分け与える事にはなるが、両者共にケアルタンク化している場合は恩恵が非常に薄いので、単に当アビリティ毎に陣を強要するようなことは避け、効果アップの装備やスキルや戦略、場の天候に重ねて貰うなど、思慮の上お願いすると良いだろう。
過去の修正 編
実装時は召喚魔法スキル350でMP回復量がキャップしていた。2010年9月9日のバージョンアップでMP回復量のキャップが引き上げられた。
また、天候・曜日補正係数のキャップは徐々に引き上げられているようで、当初は30%だったものが35%→40%となっている。これに関する告知は無かったため、正確な時期は不明。
2016年5月10日のバージョンアップでMP回復量に影響する召喚魔法スキルの上限値が700に引き上げられた。召喚魔法スキル700で680MP回復。
名称の由来 編
サイフォンとは、隙間のない管を利用して、液体をある地点から目的地まで、途中出発地点より高い地点を通って導く動力不要の装置であり、このメカニズムをサイフォンの原理と呼ぶ。平たく言えば「高地→最高地→低地」と液体を流す手法の1つ。MPがたっぷりあるエレメンタルから召喚士にMPを汲み出すというイメージなのだろう。
関連項目 編
【精霊召喚】【召喚魔法スキル】【ゾディアクリング】【竜巻下衣】【黄昏の羽衣】【コーラーピガッシュ】【ベコナーピガッシュ】【コンベイケープ】【エスパーストーン+1】【リゲイアサッシュ】- *1
- 追加シナリオ「シャントット帝国の陰謀」のクリア報酬に付与できるオーグメント性能「エレメントサイフォン+20」や、AF3のCLピガッシュ+1(+2)の「エレメントサイフォン効果アップ」による回復量+25(+40)など。
- *2
- 例えば光曜日のデュナミス。
- *3
- 例としてLv91以上であれば維持費-5で相殺できる。このレベルであれば容易であろう。