サポ学(さぽがく)
サポートジョブに学者をつけている状態。
「魔法名(~補)」とあるものは、対応する補遺(白の補遺、黒の補遺)の効果中のみ使用可能。
□戦術魔道書
サポ学の恩恵を受けられないのは学者だけと言えるほど、すべてのジョブに効果がある。
しかし当然欠点もあり、グリモアの切り替えやCharge数の制限は大きい。グリモアは手動で切ることができず、反対のグリモアで上書きするしかない。
これは白魔法・黒魔法を頻繁に使い分けるには向いていない。ケアル>ディスペル>リジェネ>アスピルなどのように短時間にグリモアを切り替えることはできない。
チャージ数も4分で3つしか溜まらず、頻繁にChargeを必要とするアビリティを使うことはできない。
サポ白に比べ状態異常回復魔法もストナが抜けてしまう点も欠点だったが、メインジョブがマスターレベル5に達する事で使用可能になった。
前衛では攻撃力・防御力・回避能力の付加を選択しないこととなり、アタッカーや盾役には不向きなサポートジョブになる。中衛寄りに立ち回るには向いている。
他のパーティメンバーや立ち回りに応じてサポ学を選択する必要がある。
アビリティ/ジョブ特性使用可能Lv早見表 編
メインLv | サポLv | アビリティ/ジョブ特性 |
---|---|---|
20 | 10 | 白のグリモア、黒のグリモア、レジストサイレス |
簡素清貧の章、勤倹小心の章、白の補遺 | ||
40 | 20 | クリアマインド |
50 | 25 | 電光石火の章、疾風迅雷の章、コンサーブMP |
60 | 30 | 黒の補遺、MPmaxアップ、トランキルハート |
70 | 35 | 机上演習、クリアマインド |
80 | 40 | 女神降臨の章、精霊光来の章、レジストサイレス |
マスターレベル5 | 50 | クリアマインド |
マスターレベル30 | 55 | 意気昂然の章、気炎万丈の章 |
戦術魔道書の使用間隔とCharge 編
メインLv | サポLv | 最大Charge数 | Charge回復時間 |
20 | 10 | 1 | 4:00 |
60 | 30 | 2 | 2:00 |
マスターレベル5 | 50 | 3 | 1:20 |
使用可能な魔法 編
表記レベルはサポートジョブのレベル。メインジョブのレベルではないので注意。「魔法名(~補)」とあるものは、対応する補遺(白の補遺、黒の補遺)の効果中のみ使用可能。
Lv帯 | レベル・名称 | |||
1~10 | 4 | ストーン | 5 | ケアル |
8 | ウォータ | 10 | プロテス,ポイゾナ(白補) | |
11~20 | 12 | パラナ(白補),エアロ | 13 | アクアベール |
15 | デオード | |||
16 | ファイア | 17 | ケアルII,ブライナ(白補) | |
18 | リジェネ,土門の計 | 20 | シェル,スニーク,ブリザド,水門の計 | |
21~30 | 21 | ドレイン | 22 | サイレナ(白補),風門の計 |
24 | サンダー,火門の計 | 25 | インビジ | |
26 | 氷門の計 | 28 | 雷門の計 | |
29 | ブリンク | |||
30 | ストーンII,ケアルIII,プロテスII,スリプル(黒補),ブレイズスパイク,闇門の計 | |||
31~40 | 32 | カーズナ(白補),ディスペル(黒補),光門の計 | 34 | ウォータII |
35 | レイズ,リレイズ(白補) | 36 | アスピル | |
37 | リジェネII | 38 | エアロII | |
39 | イレース(白補) | 40 | シェルII | |
41~50 | 41 | 砂塵の陣 | 42 | ファイアII,豪雨の陣 |
43 | 烈風の陣 | 44 | ストンスキン,熱波の陣 | |
45 | 吹雪の陣 | 46 | ウィルナ(白補),ブリザドII,虚誘掩殺の策,疾雷の陣 | |
47 | 妖霧の陣 | 48 | 極光の陣 | |
50 | プロテスIII,ストナ(白補),アイススパイク | |||
51~59 | 51 | サンダーII | ||
54 | ストーンIII | 55 | ケアルIV | |
57 | ウォータIII | 59 | リジェネIII |
メインジョブへの影響 編
□グリモア(詳細はグリモアの項目を参照)- メインLv20以上から使用できる。主な効果は以下の通り。
- グリモアに対応した白魔法または黒魔法の消費MPが10%ダウン。対応しない白魔法・黒魔法は消費MPが20%アップ。(この効果はコンサーブMPと重複する)
- グリモアに対応した白魔法または黒魔法の詠唱時間が10%短縮。対応しない白魔法・黒魔法は詠唱時間が20%延長。(この効果はファストキャストと重複する)
- グリモアの効果時間中、対応した魔法スキルがB+以下の場合、グリモア中は強制的に対応した魔法スキルが相当に引き上げられる。
引き上げの度合いはスキルB~スキルDはスキルB+。スキルE~スキルなしはメインジョブのレベルによっておよそスキルDからB-より若干高い程度に引き上げられる。
稀に誤解されることだが、これらの恩恵やペナルティを受けるのは黒魔法及び白魔法のみである。忍術やサンバ、ワルツ、青魔法*1に影響はない。
- サポートジョブではグリモアによるリジェネ系・計略へのボーナスを得られない。
- グリモアに対応した白魔法または黒魔法の消費MPが10%ダウン。対応しない白魔法・黒魔法は消費MPが20%アップ。(この効果はコンサーブMPと重複する)
□戦術魔道書
- メインLv20以上から使用できる。使用できるのは白黒グリモア中それぞれに消費MP半減の効果、詠唱時間・再詠唱時間半減の効果、使用魔法の範囲化、使用魔法が増える「補遺」の4種ずつ、合計8種類。
メインLv60からChargeの最大数は1→2に、充填時間は4分→2分になる。
マスターレベル5からChargeの最大数は2→3に、充填時間は2分→1分20秒になる。
以下、( )内は使用可能になるメインLv。
- ケアル系
サポ白、サポ赤より遅く、サポナと同じレベルでケアル系を習得する。マスターレベル30で最大ケアルIV。
サポ白とサポ赤ではLv99時点でケアルIVまで使用できるため、この点では大きく見劣りする。
グリモアの効果により回復魔法スキルが高くなる他、意気昂然の章を使用したり、リジェネ系と組み合わせて使ったりすることで効果を高めることができる点が強みとなる。
- リジェネ系
リジェネはメインLv36、リジェネIIはメインLv74、リジェネIIIはマスターレベル50以上で使用可能となる。
サポ赤・サポかではリジェネ(I)まで、サポ白のリジェネIIはメインLv88からだが、サポ学ではそれより早い段階でリジェネIIまでを使うことができる。リジェネIIのHP総回復量は240でリジェネの総回復量125に比べ効果は大きい。
リジェネIII以降を使える白魔道士、魔導剣士、またはパールアリエスがいない限り、リジェネIIを使えることは盾役の生存に貢献する。
- スニーク・インビジ・デオード
デオードはメインLv30以上、スニークはメインLv40以上、インビジはメインLv50以上で使用可能となる。
サポ白、サポ赤と同じレベルで習得可能。机上演習の兼ね合いもあり、探検目的であれば非常に使いやすい。
- レイズ
レイズを使えるサポートジョブはサポ白とサポ赤とサポ学である。サポ白のメインLv50より遅れメインLv70以上で使用可能となる。
MPなしジョブの場合、タルタル以外の種族はMPブーストを行わないとLv75でも素の状態でレイズが唱えられないという点はサポ白と同じなのだが、簡素清貧の章を使うことによりMPブーストを必要とせずに全種族レイズが詠唱可能になるというメリットが存在する。
- リレイズ(要:白の補遺)
レイズ同様サポートジョブで使えるのはサポ白とサポ学。習得Lvはメイン70と遅いが、簡素清貧の章により、70を越えていれば全てのジョブがリレイズを唱える事が出来るのが魅力。机上演習やアスピル等MP回復手段も豊富なので、その点においてはサポ白より使いやすいと言えるだろう。
- ドレイン・アスピル
メインジョブで暗黒魔法スキルを持たない場合は役に立たなかったドレイン・アスピルだが、黒のグリモア中は暗黒魔法スキルが引き上げられるため実用的な威力を出すことができる。サポ黒・サポ暗黒ではメイン75でも114の暗黒魔法スキルしかないが、黒のグリモア中であれば246となる。
特にカンパニエやナイズルなど、敵のレベルが自分より低いコンテンツでは、MP持ちの敵がそこそこ出ればアスピルと机上演習、装備によるリフレシュで使用するMPがすべて賄えてしまうほどである。ドレインはメインLv42、アスピルはメインLv72で使用可能となる。
- 陣
Lv84~96で全てを使用可能。
天候に対応した各属性の精霊魔法ダメージを底上げできる。
召喚士は、サマナーホーン、CLブレーサー+1、+2などを装備することで対応する召喚獣の維持費を軽減することが可能になる。
また、天候限定装備(デザートブーツなど)の効果を任意に発動させることができる。
- 精霊魔法
黒のグリモア中は精霊魔法スキルが引き上げられるためサポ黒よりも命中率は高い。2013年7月9日のバージョンアップで大幅に調整され低位の精霊魔法も実用性が高まり、IL以降は魔法攻撃力アップ装備も充実している。
特に精霊アタッカーと共有装備の多い召喚士にとってはソロ時に、自身と召喚獣による一人連携からのMBや契約の履行のインターバル中の攻撃手段などで使いやすい。
- 計略
Lv36~64で使用できる。
サポではグリモアのD値ボーナスが得られないのと、効果時間が最大60秒になるのがネック。
アイテムレベル装備の「魔法ダメージ+」で補ってやる事で、そこそこのダメージソースとして機能する。また、普通の精霊魔法にはない光・闇の属性を補填できるようになる。
- アクアベール・ブリンク・ストンスキン
防御面で大いに役立つ。特にストンスキンは白のグリモアでの強化魔法スキルの上昇による恩恵が顕著であるため、メインジョブに強化魔法スキルが無くてもそれなりのカット量を確保できる。
アクアベールはLv26、ブリンクはLv58、ストンスキンはLv88から使用できる。
- ブレイズスパイク、アイススパイク
黒のグリモアでは反撃ダメージのレジスト率に関わる強化魔法スキルが上がらず、白のグリモアでは消費MPや詠唱時間・再詠唱時間にペナルティがつく。
また、サポ学では魔法攻撃力アップがないため反撃ダメージ量もサポ黒やサポ赤に比べ劣る。
- 机上演習
メインLv70から使用可能。MP蓄積量はLv70で2/3sec、Lv90で3/3sec、マスターレベル30で4/3secになる。
メイン学者と異なり、回復量が少なく机上演習の効果を高める装備もほとんどないため蓄積量はかなり劣る。
HPが1000とすれば500のMPを蓄積可能で、これはリジェネIII~IVのHP回復量(400~600)に相当する。リジェネIVの消費MPは82であり、400以上のMPを補充できると考えても良い。
ストンスキン効果があればヒーリングも可能になる。
ただし、白魔法リフレシュやジュースによるリフレシュ効果を打ち消すため(バラードやエボカーズロール効果とは重複可、リフレシュIIには上書きされる)、リフレシュが貰える状況なら机上演習を選択しないことの方が効果がある。
またHPスリップを意図的に生じさせることで、範囲睡眠に巻き込まれてもすぐに起きることが可能となる。範囲回復手段を持つ青魔道士や踊り子であれば、他に睡眠状態にあるメンバーを一度に起こす役割も演じられる。
- コンサーブMP
メインLv50から恩恵を受けることが可能。
メインジョブにコンサーブMPのジョブ特性があるのは黒魔道士・学者・青魔道士(魔法セットにより追加)・風水士のみで、目立たないことだが意外に効果はある。
- トランキルハート
メインLv60から恩恵を受けることが可能。
サポ学は白のグリモアによってサポ白やサポ赤よりも回復魔法スキルを高めることができるため、より大きな敵対心減少効果を得られるようになる。
盾役にとっては逆に敵対心を稼ぎにくくなるという点に注意。
まとめ 編
サポ学はメインジョブの能力を高めたり、補ったりすることができる。これは他のサポートジョブがメインの半分のレベルの能力を加えるだけに留まることが多いことと比べると特徴となっている。サポ学の恩恵を受けられないのは学者だけと言えるほど、すべてのジョブに効果がある。
しかし当然欠点もあり、グリモアの切り替えやCharge数の制限は大きい。グリモアは手動で切ることができず、反対のグリモアで上書きするしかない。
これは白魔法・黒魔法を頻繁に使い分けるには向いていない。ケアル>ディスペル>リジェネ>アスピルなどのように短時間にグリモアを切り替えることはできない。
チャージ数も4分で3つしか溜まらず、頻繁にChargeを必要とするアビリティを使うことはできない。
サポ白に比べ状態異常回復魔法もストナが抜けてしまう点も欠点だったが、メインジョブがマスターレベル5に達する事で使用可能になった。
前衛では攻撃力・防御力・回避能力の付加を選択しないこととなり、アタッカーや盾役には不向きなサポートジョブになる。中衛寄りに立ち回るには向いている。
他のパーティメンバーや立ち回りに応じてサポ学を選択する必要がある。
関連項目 編
【学者】【グリモア】【机上演習】【戦術魔道書】- *1
- 青魔法には回復魔法スキルの影響を受ける回復系青魔法が存在するため、間接的に影響は受ける。