アイテムレベル(あいてむれべる/ItemLevel/IL/ILv)
Lv99以降における、レベルアップに代わる概念。


概要

Lv99で装備可能な該当装備品アイテム説明欄に、「<ItemLevel:○○○>」(○○○は100~119の数値)という表示が入る。公式略称は「ILv」だが当項目では、以降「IL」と略記する(後述)。

ILが付与される装備部位
対象武器メインウェポンサブウェポングリップ含む)、レンジウェポン矢弾の一部
防具両手両脚両足
対象外アクセサリ、投げられない(アクセサリ扱いの)投てき*1矢弾(汁など)

ILが付く装備品は、基本的にアドゥリンの魔境導入(2013.3.27)以降に実装された装備品が対象となっている。また、それ以前における特定の既存装備品についても、打ち直し強化といった形を経て付与されることがある。
ILが付いた主要な装備一覧は、【アイテムレベル装備一覧】を参照のこと。

基本的に、コンテンツレベルが高いほどILの高い装備品が手に入るようになっている。

アイテムレベルの上限

装備品IL上限は119。つまり平均アイテムレベルも最高で119までとなる。

IL付き装備品が続々追加されていく中で、ILの最高値が119で据え置きとなっていため、同じIL119装備でも物によっては強さの幅が生じている。
開発陣のコメントにもあるように、IL119の装備品でもIL120相当の性能を持つものも存在する。また、IL表示はないがIL150相当の性能を持つものも存在する*2

なおペット限定になるが、特定の装備品には「○○:Lv+x」が付くものもある。これはIL119(厳密にはペットなのでLv119)を超えることが可能で、例えばセラフィコーラーカンペストレケープを一緒に装備することで、召喚獣のレベルが120になる(Lv119+Lv1)。

平均アイテムレベル

PC自身の強さ(=IL)は、装備しているIL付きの武器防具で決まる。これを平均アイテムレベルという。
メニュー項目の「ステータス」または「装備変更」や、テキストコマンド/checkparam」で簡単にチェックできる。
詳細は【平均アイテムレベル】項を参照のこと。

オーグメントA.グリプト)とアイテムレベル

オーグメント性能が付与されるアイテムの場合は、オーグメントの最高値を基準にしてILが決まる。
例えば、オーグメント性能が付与されるIL113の装備品の場合、「最高値のオーグメント性能が付与されるとLv113の装備品になる」という意味になる。

ただし例外的にIL115の七支公装備は、七宝によるオーグメント付与をするとIL117相当の性能になると捉える。これは元々強化が予定されておらず、後から強化が決まったためである。
→ワイルドキーパー・レイヴについて(公式フォーラム)

敵の強さ表示について

2013年8月6日のバージョンアップで、装備しているアイテムのうち複数のIL*3を参照して、最終的な敵の表示レベルが決まるように調整された。自身の内部的なレベルは変わらないため、敵を倒したときの取得経験値は従来と変わらない。このため、ILが反映されていると、表示的には格下でも取得経験値はそれ以上入る。

また同時に「とても楽な相手だ」表示も実装され、自身の強さに応じて表記が更に細分化されるようになった。ただし「とても楽な相手だ」=「絡まれない」ではないので注意。

レベル差補正について

ILの付いた装備品を身に着けたからといって、PCの実際のレベルは99のままであるためレベル差補正には全く影響しない。
ただし、アドゥリン実装以後に実装された高レベルの敵はレベル差補正がないため、高いIL装備によるプロパティの効果がそのまま影響するようになっている。

武器スキル+

防具ないしILのない武器武器スキル+と、ILつきの武器武器スキル+は意味合いが異なる。

従来と異なり、IL下での武器スキル+メインウェポン/サブウェポンで、それぞれ独立して計算される。また、この武器スキルの上昇はWSの使用・習得条件に影響しない。
また、一部IL119武器においては、武器スキル受け流しスキルが低めに設定されているものもある。
このスキル戦闘スキルステータス画面には反映されないが、攻撃力には反映される。防御系スキル受け流しスキルなど)はステータス画面に反映されるなど、武器スキルだけ仕様が異なることに注意。詳細は【武器スキル+】の項を参照。

魔命スキル+

2013年11月5日のバージョンアップより導入された。(これ以前の2013年10月8日のバージョンアップより、ILの付いた武器メインウェポン装備することで魔法命中率が上がるようになっていたものをより可視化した)。
該当の武器メインウェポン装備することで魔法命中率が上がるようになった。
この魔法命中率アップ魔法命中以外にもWS追加効果連携ダメージ武器追加効果レジストに影響する(青魔法追加効果にも影響があるかは要検証)。

全体的な特徴

IL○○の装備品を一式装備することで、レベル○○相当の強さになるというのがIL制の基本的な考え方である。また、コンテンツ間の順列を明確にするため、ILが1違えば強さが大きく変わるようデザインされている。
これによって、従来の装備と比べて大半のステータスが軒並み上昇するものが多く、一部の例外を除いてステータスのマイナス補正というものも無い。
但し、同IL、同部位の装備品でも補正ステータスに差があり、相対的にステータスが上がる/下がるといった着替え要素もそれなりに残ってはいる。

武器D値を含めた全てのステータスが2桁単位で上昇するため、アドゥリンエリア以外では雑魚、ボス戦ともに確実に強くなった感を得ることができる(Lv99を想定して実装されたエンドコンテンツはその限りではない)。
アドゥリン以前の装備を軒並み売却扱いにできるほどの高性能装備が多いのが、IL装備の特徴と言えるだろう。

なお、実装されて間もない時期はILが軒並み100で、高レベル向けコンテンツで105程度であったため、レベル99で装備しても劇的な強化には繋がらなかった。しかし最終ランクである119の装備が氾濫している現状、予め装備を入手しておけばレベル98から99にレベルアップした瞬間にレベルが+20されると表現しても過言ではない程の劇的な成長結果を得ることができるようになっている。この辺りのバランスについては未だ賛否両論の意見が飛び交う状態である。

武器
D値ILに応じて急激に上昇するほか、武器スキル受け流しorガードスキル魔命スキルといったプロパティが付加されている。

防具
HPSTRといった基本ステータス回避魔回避魔防ヘイストに関しては、「レベル○○の肉体能力」という位置づけのため殆どの装備品で上昇する。
逆にそれ以外のプロパティに関しては、装備品固有のものであると推測できる。
付与されるベースステータス装備ジョブによってある程度パターンが決まっている。

(例)KAオーベール+1レベランサーコートイグニムキュイラス(全てIL109)の共通部分を抜き出すと、以下のようになる。
HP+30 MP+29 STR+18 DEX+12 VIT+18 AGI+12 AGI+12 AGI+12 AGI+12 回避+19 魔回避+32 魔防+2 ヘイスト+3%
これをItem Level109の重装胴装備のベースステータスと捉えると、各装備の能力値は以下のように書き表すことができる。(各レベルの基準ステータスは公表されていないため、正確な値ではないことに注意されたし)
KAオーベール+1:防104 STR+2 DEX+7 攻+26 ダブルアタック+2%
レベランサーコート:防108 HP+100 神聖魔法スキル+13 敵対心+8 被ダメージ-8%
イグニムキュイラス:防105 HP+40 MP+40 STR+7 攻+23 弱体魔法スキル+18

アクセサリ
IL表記はされていないが、アドゥリン以前と比べて高補正値の装備品が多い。

ペットジョブの対応

各種ペットにも、ILによる影響が反映される。ペットの内部レベルもPC同様に99を超えることはなく、Lv99以上の相応分のステータスが増減する仕組みとなっている。


    • 汁ペットLv上限が二つあると考えると分かり易い。
    1. ビーストアフニティ込みのLv上限」or「メインウェポンIL」の内、どちらか低い方のステータスになる。
    2. 汁ペット自体のLv上限はビーストアフニティ込みで呼び出した時点から変化しないが、メインウェポンILによるステータスは流動的に変化する。たとえ脱衣などでメインウェポンが外れてしまったとしても、装備しなおせばまたステータスが復活する。(ただし微量ではあるが減ってしまったHP回復しない。)
    3. たとえ武器装備し忘れてペットを呼び出したとしても、装備すればちゃんとステータスは上昇する。




2014年10月7日のバージョンアップでは、各ペットがレベル100以上のときの、物理命中、遠距離物理命中魔法命中が引き上げられている。

導入に至るまでの経緯

「ゲーム中、ある程度目安のためにLv99以上の装備品の表記に、コンテンツレベルも表記されるといいかも。」という内容の書き込みが公式フォーラムに挙がったのに対して、開発サイドからいきなり「アイテムレベル実装します。」というアナウンスがなされた。
この際、詳細など全く説明が無かったため、コンテンツに於ける装備縛りが助長されるだけでは?といった懸念から「→アイテムレベルって?」というスレッドがたち、反対意見が数多く寄せられていた(FINAL FANTASY XIは元々コンテンツに於ける装備縛りが強いゲームシステムになっているが、今回はそれが今まで以上に顕著になるという意味での反対意見ということである。決して、今までコンテンツに於ける装備縛りが一切なかった、という意味ではない。)。そんな反対意見が多い中、更にIL表示のある装備品装備することで敵のレベル表示が変わる仕様であることが追加発表され、フォーラムや匿名掲示板などでは非難が殺到するという事態になった。

その後しばらくは反対意見も根強く残っていたものの、詳細が発表されるにつれ徐々に納得するプレイヤーも増えていき、またアイテムレベル装備を中心とした戦闘バランス調整が浸透したことで諦めの境地に達したプレイヤーも増えていったため、不満の声は落ち着いている。

導入目的

Lv99以降はレベルアップのかわりに装備品を揃えることで、PCが成長していくシステムとなっている。
アドゥリンの魔境以降のバトルバランスは、最大値に到達したPCのレベルの代わりに、ILでバランス取りが行われる。

装備可能レベルがLv99であっても、アイテムによって性能に差異が生まれるため、個々のアイテムの強さを示す指標として、この「IL」が設定される。
簡単に言うと、L99以降はこのILPCの強さを示すこととなる。

略称について

当初は「アイテムレベル」や「ItemLevel」と表記されていたものの、公式な略称は存在せず、頭文字を取って自然とILと略されるようになっていった。

2014年4月8日のバージョンアップで導入された平均アイテムレベル表示ではメニューに「ILv」が表示されるようになり、公式略記が「ILv」であることが判明したが、ILという略称が既に広まっていたため、プレイヤーの間でもILILvの表記が併存する状態になっている。

姉妹作におけるアイテムレベル

新生ファイナルファンタジーXIVではサービス再開と同時にアイテムレベルが導入されており、レベルキャップ以降はアイテムレベル強化していくのはFFXIと一緒となっている。
FFXIにおけるアイテムレベルと大きく異なる点は、新生ファイナルファンタジーXIVにおいてキャラクターの強さを決定づけるのは、アイテムレベルがほぼ全てであり、それ以外の要素をほとんど持たない点である。メリットポイントジョブポイントといった要素は存在せず、アイテムレベルを参照すればほぼそのプレイヤーの強さが判別できるという計り知れないほどシンプルな設計になっている。その為、プレイヤーステータス画面では全装備品アイテムレベルの平均値が大きく表示されるようになっており、プレイヤーはこれを参考に参加可能なコンテンツを選ぶ形となる。
またFF14では約7か月ごとに最上位装備がリセットされるため、新規復帰プレイヤーが容易に最先端まで追いつくことができるという大きな利点がある。更に、かつての高難易度コンテンツもアイテムレベルの上昇に伴って誰にでもクリアできるものとなる。

他方で、ある時点の最強装備も半年後には型落ちとなり、新規者でもそれ以上の装備が容易に手に入ってしまうため、FF14において装備を集める意味はあくまでそのバージョンにおける最新コンテンツ攻略に必要な範囲にとどまり(もしくは見た目目当て)、パッチごとに古い装備はどんどん処分して更新していくものである。FF11の長い時間をかけて強い装備を手に入れ、それを長く愛用していくというのとは真逆であるため、戸惑う人もいるようだ。一応後者の需要に応えてゾディアックウェポンアニマウェポンという見た目のいい装備が最前線で使えるようにパッチごとに強化できるようにはなっている。

FFXIにおいてはレベル99からIL117までは典型的なアイテムレベル制であるが、最終ILであるIL119では、同じILでも基本性能に大きな差が生じる状態となっているため、エンドコンテンツにおいてはアイテムレベル制は実質的に放棄されている。新生ファイナルファンタジーXIVでは前述のように主にコンテンツを攻略するための目安である。

外部リンク

→アイテムヘルプについて
→アイテムレベルについて

関連項目

平均アイテムレベル】【アイテムレベル装備一覧】【アドゥリンの魔境】【コンテンツレベル】【武器スキル+
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