レベル差補正(れべるさほせい)
レベル差によって行動の結果に大きな補正がかかる現象。

解説

ヴァナ・ディールでは、ステータスは絶対的な能力を示すものではなく、戦闘を行っている者同士に2以上*1レベル差が存在する場合、相対的にレベルの高いほうが有利になるような補正が掛かる*2プレイヤー側のレベルが敵のレベルを大幅に上回っていると、関連スキルが上がっていなくても攻撃が当たったり、弱体魔法が入ったりするようになるのはこのレベル差補正の仕様による。
なお、アドゥリンエリアでの戦闘では、レベル差補正が存在しない。

仕組み

レベル差補正が存在するとされる項目は以下のとおり。

これら全てがステータス表示値(表示のない命中回避などは内部値)に「Lv差×a%」の修正を受ける。上述の各項目の値を決定する過程において、いずれも何らかの乱数を含むため*3に、レベル差補正計算式における a の値を検証によって明らかにするのは難しく、厳密な値は、共通の定数であるのかどうかを含めて不明である*4

効果

レベル差補正の効果は、ステータスによる効果に比べてかなり大きい。

この結果、特定のステータスに秀でたPCまたはモンスターが、同ステータスを活用できる手段を使って、自身より大幅にレベルが上の相手に簡単に勝ってしまう*5といった事象が起きにくくなっている。またこれは、行き過ぎたパワーレベリングに対する歯止めにもなっている。

したがって、敵への攻撃魔法を担当するジョブはこの補正の影響を強く受けることとなり、経験値取得システムの存在とあいまって、レベル上げパーティ編成や狩り場の選択などに大きな制約を与える条件となっている。

なお、上記以外の項目に依存する数値、例えば精霊魔法ダメージなどにはレベル差補正はなく、レベル70の黒魔道士と75の黒魔道士が同INTで同じ精霊魔法を同じレベル80の対象にヒットさせた場合、ダメージに変化はない。この場合は魔法命中率に掛かる補正によって、レベル75のに比べて、レベル70のの方が「ダメージが安定しない(レジストされ易い)」といった「不利な影響」をより強く受けることになる。

また、レベル差補正の効果をもっとも受けやすいのはペット(NPC)である。これは召喚獣飛竜にかかわらず、獣使いのあやつったペットでも同様であり、レベル差が2つ開く程度でも、攻撃力防御力命中率それぞれ共に、目に見えて大きな差が出る。

しかし今日では、高性能の装備品群の実装に伴い、プレイヤー側からみたレベル差補正をある程度相殺することも、以前よりは容易となっている。
*1
2013年3月27日のバージョンアップで1以上から2以上に緩和された。同時に、例えば99レベルのPCと110レベルのモンスターレベル差補正は11から10に緩和された。
*2
この影響を如実に感じたければアビセアが一番手軽である。例えば、同じジョブキャラクターが2名いて片方がレベル60でもう片方がレベル90だった場合、レベル60のキャラクターが如何に強力なアートマ支援効果で身を固めてステータスブーストしても無支援・アートマ無しのレベル90のキャラにあらゆる面で負けてしまう。
*3
近接物理攻撃における命中判定・攻防関数など。
*4
レベルの高いほうにプラス補正が掛かるのか、低いほうにマイナス補正が掛かるのかもわかっていないが、後者だとする説が一般的であり、この場合相対する2者のうちレベルの低い側にLv差×a%のマイナス修正を与えた数値を基に(高レベル側はそのまま)、両者の行動判定が行われることになる。
*5
例えば、格下スペルキャスターINTMNDの低い前衛戦闘し、状態異常でその行動をことごとく封じてしまう、など。
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