グリモア(ぐりもあ/grimoire/arts)
  1. 学者アビリティ白のグリモア」「黒のグリモア」の総称。本項で扱う。
  2. ミーブル・バローズで使われるアイテム、「○○のグリモア」の総称。詳細はミーブル・バローズを参照。
  3. ヴァナ・ディールにおいて、シュルツ流軍学者(=学者)が用いる戦術魔道大典のこと。
  4. リアルにおいては、フランス語で呪文集を意味する書物のこと。グリモワール、グリモワとも呼ばれる。日本語では魔術書または魔導書と訳される場合が多い。

学者ジョブアビリティ白のグリモア」「黒のグリモア

グリモアは、学者にとって最も重要なジョブアビリティのひとつ。どちらも再使用時間は1分、効果時間は2時間。
学者メリットポイントを「グリモア使用間隔」に振ることによって、白のグリモア黒のグリモア両方の再使用時間を1段階ごとに-2秒することができる。(最大5段階、-10秒)
どちらもSPアビの「連環計」効果中は再使用時間が0になる。

グリモアの効果は手動で消す事ができず、一度どちらかのグリモアを発動させた場合は違うグリモア上書きするだけとなり、グリモア未発動状態に戻す事は基本的にできないが、解除魔法ログアウトエリアチェンジまたは戦闘不能で解除が可能または解除される。

学者白のグリモア黒のグリモアが互いに上書きし、効果時間が実質無い性質も考慮に入れ、的確に2つの状態を入れ替えて戦闘を有利に進めることが重要になる。

グリモア中は下の表のように、白または黒のいずれかが得意になる代わりに他方が苦手になる。
白のグリモア黒のグリモア
魔法スキルボーナス回復/神聖/弱体/強化精霊/暗黒/弱体
白魔法詠唱・再詠唱時間10%短縮20%延長
白魔法消費MP10%減少20%増加
黒魔法詠唱・再詠唱時間20%延長10%短縮
黒魔法消費MP20%増加10%減少
効果値・効果時間アップ
メインジョブ学者のみ)
リジェネ計略

また、魔法と付く中でも青魔法召喚魔法グリモアとは一切干渉せず、従ってボーナスもペナルティも付かない。

2011年12月15日のバージョンアップにより、メインジョブ学者のみグリモアリジェネ系・計略への効果値・効果時間ボーナスが受けられるようになった。

魔法スキルボーナス

学者以外がグリモアを使用した場合の魔法スキルボーナスは、スキルA+~スキルB+の魔法スキルは変化せず、スキルB~スキルDはスキルB+に引き上げられ、スキルE~スキルなしはおよそスキルD~B-より若干高い程度*1に引き上げられる。
得意になると言うより、弱点を克服するといえるであろう。
魔法コスト・詠唱時間再詠唱時間の場合と違い、対応外の魔法スキルは減少しない。

A+AB+BB-C+CC-DEFなし
変化なしB+X*2

グリモア使用時における各ジョブスキル変化は以下のとおり。
黒字のものは変化なし。赤字のものはスキルB+に、黄字のものはメインジョブのレベルに応じて変動する。
メインジョブ白のグリモア黒のグリモア
神聖回復強化弱体精霊暗黒
白魔道士AA+B+B+XX
黒魔道士XXXB+A+A
赤魔道士XB+B+A+B+X
ナイト B+B+B+XXX
暗黒騎士XXXB+B+A
学者  B+B+B+B+B+B+
風水士 XXXXB+B+
魔導剣士B+XB+XXX


魔法スキルに対するボーナスは、装備品メリットポイントの加算を除いた素の魔法スキルの現在値が基準となる。
魔法スキルキャップに達していない場合は、現時点での素の魔法スキルスキルランクに当てはめボーナスが加算される。

例えばレベル75の白魔道士回復魔法スキルキャップは276(ランクA+)であるが、現在のスキルが210(ランクD)以上、250(ランクB)以下であれば256(ランクB+)まで引き上げられ、200(ランクE)以下であれば246(ランクX)まで引き上げられ、そこから装備品メリットポイントが加算される。
グリモア中の魔法スキルは表示上では底上げされているが、魔法スキルがアップすると素のスキルに加算されることになる。

MPコスト

グリモア中のMPコストにボーナス・ペナルティを適用した結果が小数の場合、小数点以下は切り上げられる。
これらの値はコンサーブMPと違い詠唱開始前から適用され、魔法欄からMPコストを見ると反映されているのが分かる。
簡素清貧の章勤倹小心の章MPコストを半減するが、グリモア適用前の素のMPコストを基準にされ、グリモアの効果とは重複しない。

実際のMPコスト
グリモア
戦術魔道書
白魔法黒魔法
ポイゾナMP8)ケアルIV(MP88)ポイズンMP5)サンダーIII(MP128)
白のグリモア8(7.2=8×0.9) 80( 79.2=88×0.9)6(6.0=5×1.2)154(153.6=128×1.2)
簡素清貧の章4(4.0=8×0.5) 44( 44.0=88×0.5)
黒のグリモア10(9.6=8×1.2)106(105.6=88×1.2)5(4.5=5×0.9)116(115.2=128×0.9)
勤倹小心の章3(2.5=5×0.5)64( 64.0=128×0.5)
コンサーブMPは詠唱完了時に上で計算したMPコストを基準にして適用されるので、実際の消費MPはこれより少なくなることがある。

戦術魔道書

グリモア使用中のみ戦術魔道書に関連したアビリティが使用可能になる。
このアビリティ白のグリモア黒のグリモア共に、ほぼ同じ効果のものが補遺系を除いて同じレベルで習得出来るという傾向がある。
ただし、メリットポイントで習得できるものに関しては、それぞれ個別に習得する必要がある。
白のグリモア黒のグリモア習得レベル簡単な説明
簡素清貧の章勤倹小心の章 10消費MP半減。
電光石火の章疾風迅雷の章 25詠唱、再詠唱時間半減。
白の補遺  黒の補遺   10(30)グリモア効果中、特定の魔法が詠唱可能。
女神降臨の章精霊光来の章 40魔法の効果を範囲化。ただし消費MP再詠唱時間2倍。
意気昂然の章気炎万丈の章 55魔法の威力をアップ。
不惜身命の章一心精進の章 75+(メリポ魔法命中率をアップ。
天衣無縫の章無憂無風の章 75+(メリポ魔法敵対心をダウン。
令狸執鼠の章- 87白魔法強化ステータスの持続時間延長。
-震天動地の章 87精霊魔法連携能力を付与。
ただしマジックバーストができなくなる。

グリモアのジレンマ

注意点は、「黒のグリモアは全ての黒魔法を得意にするものではない」ことにある。
黒のグリモアでは強化魔法スキルが上昇しない。そのためデジョンのような「効果にスキルの値が影響しない魔法」ならスキルの値は単純に詠唱中断率にのみ関わってくるが、スパイク系のような魔法を使う際に「消費MP詠唱時間の短縮を目的に黒のグリモアで使う」か、「敢えて強化魔法スキルが上昇する白のグリモアで使う」かの選択を迫られることになる。*3
なお、白のグリモアもかつては「弱体魔法スキルが上昇しないため白魔法に属する弱体魔法が使い辛い」という同様の問題が存在していたのだが、2008.3.11バージョンアップの際に白のグリモア中でも弱体魔法スキルが上昇するようになったことで改善されている。

スキル面に関してだけでなく、戦術魔道書魔法を範囲化する際にもこうしたジレンマはつきまとう。
例えば女神降臨の章精霊光来の章において、範囲化できる対象がそれぞれ回復系・強化系の白魔法弱体系・暗黒系の黒魔法と制限されてしまっている為、精霊系・神聖系の全ての魔法と、弱体系の白魔法強化系の黒魔法スパイク系は例外)はどのアビリティを使っても範囲化することが出来ない。
精霊系・神聖系については何らかの意図があり範囲化する事ができないのかもしれないが、弱体系の白魔法強化系の黒魔法が範囲化できないのは納得できないという声がある。

グリモアの効果が白魔法黒魔法という括りでは無く、回復精霊弱体といったスキルで括られていたらこのような使い辛さも無いだろう。という声はジョブ実装前から上がっている。

また、なぜか手動で解除が出来ない仕様の為、特定の場面においてペナルティ効果を受けざるを得ない状況になってしまう点も難点である。

関連項目

学者】【白のグリモア】【黒のグリモア】【大悟徹底】【Lungo-Nango】【Schultz

外部リンク

→戦場の魔術師「学者」(2007/11/05)
→Wikipedia「グリモワール」
*1
レベルによって異なる。60までは概ねDより若干高い程度の値を取る。56で165(D:164)。その後の伸び率がAに匹敵するペースになるのでレベルごとにD寄りからB寄りに転じ、最終的に246とB-(240)よりも高くなる。
[B+] - ([D] - [E]) = [X] ではないかと言われている。要検証
*2
ここでは便宜的にXと表記する。
*3
スパイク系の場合、強化魔法スキルの大小は反撃ダメージレジスト率に関わってくるため。
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