スタン(すたん/Stun)
1項:ステータス異常について 編
行動できない状態。
意識が朦朧とし、全ての行動を行うことが出来ない状態*1。
英語のstunとは、気絶、前後不覚などの意味のほか、酔っ払ってふらふらになるような状態も指す。
状態異常が雷属性であることから、電気ショックのようなものであると推察される。
回復方法はないが、継続時間は短時間*2である。
効果時間中新たに行動を起こせないばかりか、詠唱中の魔法なども中断させられてしまう厄介な状態異常。
雷属性であるためバサンダ等で行動不能時間を短くすることができる。
また、スパルタンブレットにより敵が一度スタンした場合は、その後30秒経たないと同武器の追加効果によるスタンが再発動しない仕様となっている。
黒魔法「スタン」の効果や他の武器による追加効果はスタン状態の相手に対して上書きする事はできず*3、石化中の相手にも効果がない。また、スタン中の相手には石化は無効となる。
余談 編
かつてはなぜかステータス異常スタンを白魔法のストナで治療することができた。現在では修正されているのだが、白魔道士系のNPC(獣人に限らず実はフェローなども)の行動アルゴリズムの変更はされておらず、スタンへのリアクションとしてストナを詠唱することがままある。もちろん自身に対するストナの詠唱*4は既にスタンが解け行動できているのだから全く無意味な行動であるが、これは石化とスタンが同じ状態異常(スタンは瞬間的な石化状態)であるからだと思われる。
2項:黒魔法について 編
暗黒魔法スキルに依存する雷属性の魔法。敵の体の自由を短時間奪う。
| 使用制限 | 消費MP | 詠唱 | 再詠唱 | 属性 | スキル |
| 暗37 黒45 | 25 | 0.5秒 | 45秒 | 雷 | 暗黒魔法 |
ラバオやナシュモの魔法屋にて標準価格27,000ギルで購入できる。
また、Lv40前後~60程度の暗黒騎士タイプの獣人やシャドウ、骨がドロップする。
標準価格3,000ギルで店売り可。
雷属性の魔法ではあるが、Dark Elementalが使用することもある。恐らく、暗黒魔法であることが理由だと思われる。ちなみに暗黒魔法の中で唯一の非闇属性魔法。
詠唱時間が極めて短いうえに魔法命中率が高いので、魔法防御力や雷耐性が高い相手でなければ暗黒魔法スキルが低くても、瞬時に相手の行動を束縛することが出来る非常に優秀な魔法。
準備時間の長い特殊技、被害の大きい範囲魔法等を止める際に最適。
また、忍盾では、空蝉の術:壱の詠唱サポートとしてもよく利用される。
敵対心が白魔法フラッシュと同様、高めに設定されている。特に黒魔道士をはじめとする後衛系で多用には注意を払いたい。
逆に暗黒騎士の場合、敵対心獲得が有効になるケースが存在する。これは近年、空蝉の術による回避を主体とした前衛間でターゲットをまわす戦術が確立したことが要因。戦士やサポ戦の忍者が挑発で、ナイトがフラッシュでターゲットを保持するように、暗黒騎士もターゲット回しの際、スタンが有効な手段となる。
また、リンク確実の大勢のモンスターを相手にする時、それらを眠らせた後、パーティが現在攻撃している対象以外に挑発やフラッシュを浴びせ、ターゲットをできるだけ、睡眠系魔法を使った後衛に仕向けないようするように、スタンを同目的で使っていくことも有効。やや欠点として挑発やフラッシュと違い、スタンはレジストされない限り、相手の足を止めてしまうということ。前衛がターゲットに取り付く距離を伸ばしてしまったり、余計な敵をリンクしてしまう可能性がある。このようなケースで敵対心獲得目的のスタン使う場合は、できるだけ至近距離からの詠唱が望ましい。
Lv74以上でサポ暗もしくはLv90以上でサポ黒を選択していない場合は、黒魔道士と暗黒騎士のみが使用できる魔法だが、最も適しているのは暗黒騎士と言える。その理由は近接攻撃を行っているので敵の動作に気づきやすいため*5。黒魔道士の場合は、レベルが上がり高位魔法を使用できるようになると、高位魔法の詠唱時間は総じて長いため、即座にスタンを使用できない場合もある。スタンを即時使用できるようにスタンバイしておくか、精霊魔法でダメージを与えるかは腕の見せ所と言えよう。
以前は、スタンしている時間は上項1.にある通り非常に短かかったため、極端に詠唱時間の長い魔法を詠唱し始めた瞬間にスタンを唱えると、詠唱終了までにスタンが解けてしまい発動してしまうこともあったため、詠唱終了の2秒ほど前にスタンを打ち込むことが理想であった。
しかし、2004年9月以降は魔法詠唱中に一度でもスタン状態に陥ると、その魔法は必ず詠唱失敗するようになっている。そのため、残り詠唱時間を考慮せずとも、止めたい魔法はスタン即撃ちで回避できるようになったが、逆にプレイヤーサイドの魔法も敵のスタン付きWSで中断させられるようになってしまった。
ただし、呪歌は発動の瞬間さえスタンしていなければ詠唱中断はされないので注意が必要である。
特殊技の場合はディレイを伴うものに限りスタン(と鋭敏な反射神経)で止めることが可能。ただし、こちらは魔法とは違い発動の瞬間にスタンのステータス異常である事が停止の条件となっている。メルトダウンなどが有名だが、予めスタンを入れておいても発動の瞬間までに解けてしまうと発動してしまうこともある。
なお、スタン効果のある行動で相手の特殊技を止めた場合、相手はTPが約68になる。これは使用時のTPの量にかかわらず固定値のようだ。PC側と違いTPリセットにはならない。
もっとも、数人がかりで殴っていた場合は、ものの数秒でTPが100を超えるためあまり意味が無いかもしれない……。
暗黒魔法のため闇属性と勘違いされやすいが、雷属性である。レジスト率を下げるならば闇杖ではなく雷杖が適している。メイジャンの試練で入手できるインドラの杖+2~アパマジャIIであれば再詠唱時間短縮の効果まで得られる。
他作品において 編
実は初代FFやFFIIで登場している古参魔法。I及びIIでは状態異常としてのスタンが存在せず、対象を麻痺させる効果を有していた。IIにおいては、数少ない「神経」属性を持つ黒魔法だった。
いずれにしろ、連続魔スタンで名を馳せたXIと違い、修得しなくても特に問題がない魔法だった。
関連項目 編
【連続魔スタン】【スタン系WS】【スタンガ】【石化】【睡眠】- *1
- ひと昔前はこういった状態を、ゲームや演出等を問わず、ひと括りに「ピヨる」とよく呼んでいた。語源はカプコンのストリートファイターIIでキャラクターが気絶したときに頭の上をヒヨコがくるくる回る所から。
- *2
- 状況にもよるが、発生と回復がほぼ同時に起きるものから、5秒程継続するものと幅は広い。
- *3
- かってはスタン状態の相手に上書きしてスタンする事ができていたが、現在は「効果なし」または追加効果が発動しないようになっている。
- *4
- これはスタンを含め行動不能状態に陥っていても時間経過による魔法詠唱フラグは通常通りの判定が行われ、フラグがスタン中に立った場合詠唱する魔法の選択肢の中に、スタンに対するストナが(優先的に)選択されることが理由である。また同様の理由から、静寂中にフラグが立った場合静寂が切れた瞬間自分にサイレナをかけることもある。
- *5
- モンスターのWS発動はログが出る前に赤く光るが、そのタイミングでスタンを唱えないと止められないものもある。