黒魔道士(くろまどうし/Black Mage/BLM)
スタンダードジョブの一つ。ジョブ略称は「」。
攻撃呪詛等の強力な攻撃魔法を主体とする『黒魔法』のエキスパート。
精神集中を妨げる重厚な防具は装着できず、アウトレンジ攻撃が基本戦術


ステータススキル

ステータス
HPMPSTRDEXVITAGIINTMNDCHR
FBFCFCAED

スキル
格闘短剣片手剣両手剣片手斧両手斧両手鎌両手槍片手刀両手刀片手棍両手棍
DEC-B-
弓術射撃投擲ガード回避受け流し
DE
神聖回復強化弱体精霊暗黒歌唱弦楽器管楽器忍術召喚
EC+A+A
風水魔法風水鈴

→2004/09/14バージョンアップにより、両手鎌スキルが追加された。
また、→2003/04/15バージョンアップ及び→2003/12/16バージョンアップの際に、片手棍両手棍スキル上限が調整されている。

アビリティ

名前種別習得Lv敵対心
累積/揮発
魔力の泉SPアビリティ10/0
魔法攻撃力アップジョブ特性10-
クリアマインドジョブ特性15-
精霊の印ジョブアビリティ150/80
コンサーブMPジョブ特性20-
魔法攻撃力アップジョブ特性30-
クリアマインドジョブ特性30-
クリアマインドジョブ特性45-
MB.ボーナスジョブ特性45-
魔法攻撃力アップジョブ特性50-
エレメントセレリティジョブ特性50-
MB.ボーナスジョブ特性58-
クリアマインドジョブ特性60-
エレメントセレリティジョブ特性60-
魔法攻撃力アップジョブ特性70-
エレメントセレリティジョブ特性70-
MB.ボーナスジョブ特性71-
クリアマインドジョブ特性75-
マナウォールジョブアビリティ760/80
エレメントセレリティジョブ特性80-
魔法攻撃力アップジョブ特性81-
MB.ボーナスジョブ特性84-
マジックアキュメンジョブ特性85-
カスケードジョブアビリティ85
コンサーブMPジョブ特性86-
エンミティダウスジョブアビリティ870/0
エレメントセレリティジョブ特性90-
魔法攻撃力アップジョブ特性91-
魔力の雫ジョブアビリティ950/80
マジックアキュメンジョブ特性95-
サテルソーサリーSPアビリティ96
クリアマインドジョブ特性96-
MB.ボーナスジョブ特性97-

魔法

Lvレベル・名称
1~101ストーン3ポイズン4ブライン
5ウォータ7バインド9エアロ
10バイオブレイズスパイク
11~2012ドレイン13ファイア15ストンガ
16ショック17ブリザドデジョン18ラスプ
19ウォタガ20スリプルアイススパイクチョーク
21~3021サンダー22フロスト23エアロガ
24ポイゾガバーン25アスピルトラクタ26ストーンII
27ドラウン28ファイガ29エスケプ
30ウォータII,ショックスパイク
31~4031スリプガ32ブリザガ34エアロII
35バイオII36サンダガ38ファイアII
40ストンガII,デジョンII
41~5041スリプルII42ブリザドII43ポイズンII
44ウォタガII45スタン46サンダーII
48エアロガII50フリーズ
51~6051ストーンIII52トルネド53ファイガII
54クエイク55ウォータIII,リトレース56スリプガII,バースト
57ブリザガII58フラッド59エアロIII
60フレア
61~7061サンダガII62ファイアIII63ストンガIII
64ブリザドIII65ウォタガIII66サンダーIII
67エアロガIII68ストーンIV69ファイガIII
70ウォータIV
71~8071ブリザガIII72エアロIV73ファイアIV,サンダガIII
74ブリザドIV75サンダーIV
75+フレアIIフリーズIIトルネドIIクエイクIIバーストIIフラッドII
77ストーンV80ウォータV
81~9081ストンジャ83エアロV,アスピルII
84ウォタジャ85ブレイク86ファイアV
87エアロジャ89ブリザドV90ファイジャ
91~9992サンダーV93ブリザジャ94コメット
95ブレクガ96サンダジャ99メテオ
99(G)ファイアVI,ブリザドVI,エアロVI,ストーンVI,サンダーVI,ウォータVI,アスピルIIIデス

75+はメリットポイントにて習得(後述)。99(G)はギフトにて習得。詳細は【黒魔法】の項あるいは個別魔法の項を参照。

メリットポイント

これらの項目の効果を受けるためには、メインジョブを黒魔道士に設定し、かつ黒魔道士のメインジョブレベルが75以上である必要がある。

グループ1

黒魔道士グループ1内の成長限界は合計で10(項目ごとの限界は5)。

項目効果
精霊の印使用間隔能力値1につき再使用間隔を20秒短縮(最大-1分40秒)
火属性魔法攻撃力能力値1につき火属性魔法魔法攻撃力+2(最大+10)*1
氷属性魔法攻撃力能力値1につき氷属性魔法魔法攻撃力+2(最大+10)
風属性魔法攻撃力能力値1につき風属性魔法魔法攻撃力+2(最大+10)
土属性魔法攻撃力能力値1につき土属性魔法魔法攻撃力+2(最大+10)
雷属性魔法攻撃力能力値1につき雷属性魔法魔法攻撃力+2(最大+10)
水属性魔法攻撃力能力値1につき水属性魔法魔法攻撃力+2(最大+10)

ジョブによっては上げる意味の薄い項目があるが、黒の場合はすべて実用的なものになっている。

グループ2

黒魔道士グループ2内の成長限界は合計で10(項目ごとの限界は5)。
項目効果
フレアII敵に属性ダメージを与え、属性に対する防御力をダウン。
能力値1でフレアIIマジックバーストダメージボーナスを+3、魔法命中率を+5します。
フリーズII敵に属性ダメージを与え、属性に対する防御力をダウン。
能力値1でフリーズIIマジックバーストダメージボーナスを+3、魔法命中率を+5します。
トルネドII敵に属性ダメージを与え、属性に対する防御力をダウン。
能力値1でトルネドIIマジックバーストダメージボーナスを+3、魔法命中率を+5します。
クエイクII敵に属性ダメージを与え、属性に対する防御力をダウン。
能力値1でクエイクIIマジックバーストダメージボーナスを+3、魔法命中率を+5します。
バーストII敵に属性ダメージを与え、属性に対する防御力をダウン。
能力値1でバーストIIマジックバーストダメージボーナスを+3、魔法命中率を+5します。
フラッドII敵に属性ダメージを与え、属性に対する防御力をダウン。
能力値1でフラッドIIマジックバーストダメージボーナスを+3、魔法命中率を+5します。

ジョブポイント

ジョブポイント(項目別)】参照。

ギフト

ギフト】参照。

サポートジョブ考察

以下の内容はフェイス実装前の情報です。フェイスを使用した場合は、その能力や状況等を加味して参考にしてください。

サポ白

普段は精霊魔法削りつつもパーティ大ダメージ状態異常で崩れたとき即座にヒーラーとして立ち回りを変えることが出来る柔軟さが特徴。
小まめにヒーラー精霊アタッカーの立ち回りを切り替える際に有利。
リキャストの関係上、白魔道士がひとりでパーティ全体に何度もイレースを配るのが大変な場合など、イレース配りの補助も行える。

サポ赤

過去のレベル上げパーティでは回復補助も担うことが少なくないためサポ白が選択されがちであった。
だが、近年の高レベル帯では、INT向上・ファストキャストコンバートリフレシュグラビデディスペルヘイストなどが非常に有効である。そのため、現在の黒魔道士のサポートジョブとして最もメジャーとなっている。
特にコンバートMP消費の激しい高レベル帯の黒魔道士としては非常に有用なアビリティであり、これの有り無しで勝敗が決する戦闘も少なくない。逆に言えば、高レベル帯でサポ赤以外を用いることは、よほど限られた状況でもなければないとも言える。
ケアルの基本性能はサポ白と同等であり、敵が範囲攻撃状態異常さえ使わなければサポ白と比較して上記のアドバンテージを得られる。
しかし上記の恩恵を受けるためにはファストキャストでさえLv70が必要であるため、低レベル帯ではあまり有効では無いサポートジョブである。

サポナ

オートリフレシュケアルによる回復と若干の防御力アップを同時に得ることができるが、ストンスキンブリンクで身を守ることができないため、総合的な防御力はダウンすることになる。

サポ吟

アビセアで黄弱点を突くことに特化したサポートジョブ。他のジョブではサポレベルスキル呪歌をレジられずに命中させることは非常に困難だが、黒魔道士の場合精霊の印が使用できるため選択肢の一つとなりうる。またアイテムレベル実装後の黒魔道士では、精霊の印無しに命中させることも容易である。

サポ忍

ブリンクでは回避できない・ストンスキンでは耐え切れない攻撃力を有するモンスターが相手の場合や、精霊魔法が不可欠で黒が確実にタゲを取ってしまう戦闘で用いられることがある。
空蝉の術で単体攻撃を確実に回避でき、多くの物理範囲攻撃特殊技幻影の複数枚消費判定によって回避できる可能性が高い。
当然、ケアルイレースグラビデが使えないので回復魔法弱体魔法白魔道士赤魔道士、もしくはサポ白サポ赤パーティメンバーのフォローが必要になる。
75キャップ時代では、花鳥風月NMイリズイマ、ディー、ヌンなどで黒/忍複数が精霊放射、赤魔道士や黒/赤がグラビデバインドマラソンの補助をする、という戦術がよく見られた。
現在では、AATTとの戦闘の際に用いるなど、限定的ではあるが使われている。

サポ青

カースドスフィアサウンドブラストをセットすることで追加特性魔法攻撃力+20を付けることが可能なため、黒のサポートジョブとして優秀と思われる事もあるが、実際にはこれは黒魔道士のデフォルトの魔法攻撃力アップと重複しない。またクリアマインドも同様に重複しない。
吶喊メメントモーリファンタッドのいずれもサポでは使用できず、黒魔道士サポ青を選択する意味はほとんど無いといえる。

サポ学

黒魔法消費MP詠唱時間黒のグリモアで軽減できるうえに、黒の補遺中はディスペルが、白の補遺中は一部の状態異常回復魔法が扱える。現在はスピコナコートがあるためLv99ではあまり必要なくなっているが、古代魔法相乗効果魔法消費MPが莫大なので、勤倹小心の章による効果は非常に大きい。
さらに、サポ赤では使えないリレイズが使用できる点も併せて有用といえる。
また黒のグリモア弱体魔法スキルが上昇するため、バインドスリプル系の命中率が上がったり、ポイズンIIのスリップダメージが上がるのもポイントである。
だがグリモア切り替え速度に限度があるため、メインヒーラーがおり補助程度の回復のみでよいならばミルキルの使える黒魔道士はMP効率面からサポ赤が有利となる。そのため主な運用は黒のグリモアを中心とした立ち回りとなる。

テクニカルな運用としては、精霊光来の章スリプルスリプルII・ブレイクを範囲化させることで、従来のスリプガスリプガII・ブレクガと合わせ、範囲睡眠石化)の手数を増やすことができる。

当初はブリンクストンスキンが使えなかったため、サポ白サポ赤に比べて自己防衛能力に欠けていたが、サポ学でもブリンクストンスキンが使えるようになったことでこの点は改善されている。

2015年9月16日のバージョンアップにての使用可能レベルが下がり、サポ学で全ての天候を実現することができるようになった。属性帯との併用により常時ダメージボーナスの恩恵を受けることができる。

黒魔道士盛衰史

最も浮き沈みの激しいジョブスクウェア・エニックスの修正で天国と地獄を往来し、古参のプレイヤーなどが何度も地獄を見る羽目になった。開発陣にひたすら翻弄されるその凄絶な盛衰史は黒魔道士最強伝説として語り継がれている。

この浮き沈みの極端さが如何に黒魔道士のバランス調節が困難であるかを物語っている。そういった紆余曲折の結果、二度に渡る氷河期をケアルタンクで耐え忍んで来た彼らである。
今日では、精霊魔法の威力アップにより、一時期の氷河時代からは完全に脱出し、状況による魔法の使い分けにより、プレイヤースキルが判断される難しい時代に突入している。
少なくとも、プレイヤー自身の欲望を優先し、どんな状況においても精霊魔法を思わず使ってしまう、といった姿勢は批判の対象になりうるのは間違いがない。
ただしどんな謙虚な黒魔道士でも、その本願が「魔法による攻撃手」である事は今も昔も変わらない。

パーティ内での活動スタイル

黒魔道士が本来想定されている役割は強力な精霊魔法を駆使して、敵に大ダメージを与える事である。
黒魔道士をメインジョブにしているプレイヤーの気持ちも当然同様である。

しかし、実際にはFF11における黒魔道士の全うすべき役割は状況に応じて下記のように多岐に及ぶ。
  1. メイン黒魔道士として後方アタッカーとして、削り役を務める。
  2. サポートジョブを白にする事により、ケアル状態異常回復を補助する。白魔道士がいない場合には、メインヒーラーを務める場合もある。
  3. サポートジョブを赤にする事により、グラビデディスペル等、赤魔道士がいない場合のサポートを行う。

上記のように、黒魔道士の本来の仕事のイメージとプレイヤー自身の黒魔道士として行いたい行動と、現実にやらなくてはならない行動(もしくはパーティメンバーに頼まれてしまう仕事)は必ずしも一致するとは限らず、理想と現実が乖離するケースに対しての不満が募っているプレイヤーも多いと思われる。

一般的に、黒魔道士の精霊魔法とてとて以上の強さの敵を倒すのに重宝される。
つよとて相手でも十分強いのであるが、その程度の強さの敵を狩る場合、相対的に物理攻撃を得意とするジョブ与ダメージ能力が飛躍的に上昇し、黒魔道士がわざわざMPというリソースを使用してダメージを与える必要性が薄れるため(と、いうよりは明らかにMPがもったいない場合が多い)、つよとてクラスの強さの敵と戦う場合、黒魔道士が精霊魔法を使う事に対して強い抵抗感を感じる他ジョブメインプレイヤーも多い。

本業に専念し、精霊魔法を用いて敵にダメージを与える仕事を任される場合においては、ほぼトップクラスの紙装甲と貧弱なHPを引き替えに強力なダメージを与えるのがPTに於ける彼等の役割であるが、一旦敵から標的にされると簡単に死ぬので常に全力を出せる訳ではない永遠のジレンマを抱える。また、その見極めこそが当ジョブを操る面白さでもある。ただし、マナウォールを用いると最大95%まで被ダメージ(MPが消費されるが)をカットすることができ、限定的ではあるもののあらゆるジョブを凌ぐ硬さを見せ付けることができる。
また、精霊魔法に専念できるような状況の場合、MPさえあれば、瞬間的にはどのジョブも追従できないほどの火力を持つため、黒魔道士は(釣り役とならんで)チェーンの持続やヒーラーMP管理を行うことにより、パーティのペースメーカー的な役割を果たすこともできる存在である。

以上のことから、状況により、よりベター、或いはベストな行動をする事ができるか否かについてはプレイヤーの能力に依存する部分が多い。
精霊魔法を用いてアタッカー役に徹するのが最適ではない場面でも精霊魔法を連射する(このケースは割と頻度が高く、と蔑称で呼ばれ、仲間に忌み嫌われる)、またはその逆に精霊魔法与ダメ能力が必要な場面であるにも関わらず使用しない(このケースの場合はと蔑称されるが、黒自身のメンタリティの傾向からプロファイルすると稀であると思われるが)と言った、パーティの為にベストを尽くすという観点において誤った選択を選ばない事と言った若干大きな視点での戦術的な観点での行動の選択をまず問われる。現在ではヘイト調整によって気にすることが減ったものの、ターゲットを取らない立ち回りを求められることもあり、FF11というゲームにしてはやや繊細なプレイヤースキルを必要とするジョブである。

ソロでの活動スタイル



FFシリーズにおける黒魔道士

FF1から登場している古参にして定番のジョブであり、さまざまな関連作品にも出演を果たしている。FF1以外は一貫して「顔が真っ暗で目が黄色、とんがり帽子に暗青色のローブ」という姿であり*2、「銀河鉄道999の車掌みたい」とよく言われている。
FF11ではおなじみの顔面真っ暗になっていない理由は【ウィザードアタイア】の項目を参照。なおアルタナミッションに登場するRobel-Akbelが、従来の黒魔道士をイメージさせる容貌をしている。

FF1では黒魔術師がクラスチェンジすることで黒魔道士になるという、上位ジョブの位置づけであった。

FF3では、FF1とは逆に黒魔道士が下位のジョブであり、「魔人」という上位ジョブが存在していた。8ランクあるうちのランク7までしか黒魔法を使用できなかったものの、魔人にジョブチェンジできるのはストーリー後半であり、それまで十分に活躍の場が存在していた。

FF4では仲間キャラのパロムが黒魔道士であった他、ミシディアの村に黒魔道士をはじめ多くの魔道士たちが暮らしていた。さらにパロムではない普通の黒魔道士が、主人公セシルとともにパッケージイラストに大きく描かれていたりする。

FF5で登場した際にはジョブの上位・下位は撤廃されており、黒魔法の専門家は黒魔道士に統一されたのだった。

FF9においては仲間キャラのビビをはじめとして多数の黒魔道士が登場したが、それらは「黒魔道士族」とでも言うべき種族であった。

FF10では仲間キャラのルールーが初期状態で黒魔道士的特徴をもっており、黒魔法を連発する「テンプテーション」というオーバードライブ技を有していた。

FF12のオリジナル版では未登場だが、インターナショナル版のゾディアックジョブシステムにて登場を果たしている。

この他FFTシリーズのジョブに採用されていたり、聖剣伝説シリーズでは黒魔道士と同じ格好のモンスターが出てきたり、チョコボシリーズでは「クロマ」という一人のキャラクターになっていたりする。
この活動の幅広さから、白魔道士と並んでFFを代表するジョブであるといえるだろう。

なおFFシリーズの楽曲をロックアレンジするバンド「THE BLACK MAGES」は、もちろん黒魔道士が名前の由来である。

関連項目

ウィザードアタイア】【ソーサラーアタイア】【ゴエティアアタイア 】【黒魔法】【精霊魔法
最強厨】【黒魔道士最強伝説】【驚きの白さ】【漂白時代】【紙装甲】【慟哭】【黒壺
*1
魔法攻撃力の合計値に加算。
*2
FF1では下位ジョブである黒魔術師が、後のシリーズでいう黒魔道士の姿。
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