釣り役(つりやく/Puller)
パーティにおいてキャンプまでモンスターを連れてくる役割を請け負った人のこと。英語では「Puller」。タブ変換で【漁師】とされる事もある。

ジョブ適性

敵を釣る、という行為だけに着目すれば極端な話いかなるジョブでも可能だが、実際には以下のような適性が存在する。

  • 離れた敵を釣る手段がある
    漢釣り」「絡まれ釣り」といった手法もあるが、安全確保のためできれば遠くから釣れることが望ましい。例としては挑発などのアビリティ弓術射撃投てき武器*1、一部の魔法エレジーなど。
    状況によっては敵の取り合いになることもあるため、素早く確保できるかどうかも考慮されうる。
    なおこれを逆手に取って、釣りをしたくないばかりに、最初から遠隔武器を持参しない不届き者も存在したりする。





  • 自己回復の手段を持つ
    釣り役が自身のHP回復を自己完結出来ることで、仲間のサポートを待たずに自分にとって最適なペースで敵を釣りに行くことが可能になる。

  • 寝かせや足止めの手段を持つ
    釣り役が寝かせや足止め手段を持っていることには以下のような利点がある:
  1. 釣ってから味方の元にたどり着くまでの安全性が増す(特に俊足タイプの敵)
  2. 味方が現在戦闘中の目の前の敵に集中できるようになる
  3. 連続戦闘において、次に戦う敵をキープしておく最適な場所を釣り役が決定し「配置」することが可能になる

  • 移動速度アップの手段を持つ
    リンクやアドなど不慮の事故があっても死なずに味方の元にたどり着くことが可能になる。

レベル上げでは戦士シーフ狩人踊り子などがこの役を担うことが多い。特にシーフ釣りをすることを前提として誘われることが多い。

休憩無しの連戦が基本となるメリポパーティでは、前衛オートアタックを中止し釣りを行うよりも、敵から離れても殲滅速度に影響を与えにくく寝かせ手段のある後衛ジョブ釣りをした方が効率が良くなるため、吟遊詩人コルセアなどが釣りをする事が多い。高レベルのレベル上げでも、このスタイルが見られることもある。

アビセア乱獲でも休憩無しの連戦が基本となるが、頻繁に発生するリンクアドにより単体の寝かせに確実性が無く、アライアンス単位であることから複数の寝かせの確保が容易である。*2よって、空蝉さえあれば大抵のジョブで問題なく釣り自体は可能であるが、回避が高くとんずらかくれるを持つシーフ回避空蝉の術:弐の分身に優れる忍者等の適性が高い。空蝉の術HPで維持できる時間内にタゲを確実に奪ってもらえれば、低レベルであっても十分に釣り役として振る舞うことが可能であるため、箱役と同様に急速なレベル上げを目的として低レベルで釣り役を担うこともある。
メリポパーティと同様に後衛による釣りも可能であるが、アビセア乱獲では釣り役が寝かせを兼業で行う必要がないことから、支援役を削って釣りに回す利点は薄い。*3回復役としての働きが期待される踊り子火力の発揮が求められる戦士等についても、適性はあっても釣り以上に求められる役割が存在する事情は同じである。

レーダーで敵の位置を把握できるジョブ(サポートジョブ)だと見ている方向以外のPOPが解るなど、より的確な釣りが可能になる。

広域スキャン釣りの役に立つと思われがちだが、様々な欠点があるため今のところあまり使われていない。*4
また狩場が独占できている状況ならば、ポップ場所と倒した順番を覚えてしまった方が効率が良いため広域スキャンの有用性はますます見出しにくくなっている。

2010年6月22日のバージョンアップによってスリプルヘイトが低下したが、ララバイヘイトは高いままであったため、従来より吟遊詩人の適性は低くなっている。

リンクが予想されるといった状況では、召喚士獣使いによるペット釣りが、魔法を使用すると判っている相手にはサイレス釣りが有効になることもある。

釣り役の補佐


考察

狩り場によってリンクしたりアクティブで絡んでくるモンスターがいる中で、それらの障害を避けつつ目的のモンスターだけをキャンプまでいかに導くかが問われる。
リンクアドの処理は通常よりも消耗が激しく、下手をすれば死人が出るため精神衛生上極力避けるべき事態である*5
また一部の遠隔攻撃持ちや黒魔道士タイプのモンスターを釣る際にオーバーランをしたり、キャンプに付く直前に範囲魔法PTメンバーに被害が出ないようにするなどの配慮をすることで効率はおろか、PTメンバーの士気にも影響が出てくる。
そういった意味でPT全体の戦意を左右するポジションと言って過言ではない。

また、チェーンボーナスの管理も行うことになるので、常に「MP持ちメンバー」(後衛や、ナ盾の場合はナイト等)のMPも見ながら時間計算をすることになる。
数戦やってみて、あきらかに「MP持ちメンバー」のMP消費が多い場合、狩り場のモンスターLvPTの実力よりもちょっと高めなことが多い。そうした場合は無理せずにPTLvがあがるまで余裕を持って釣った方が良い。

逆に「MP持ちメンバー」らのMPに余裕がある場合は狩り場のモンスターLvPTの実力に合致している場合が多いため、このような場合ならばどんどん釣ってチェーンをつないでいくようにするといい。

これらを適切に行うことが釣り役の腕の見せ所である。
釣り役の腕次第でそのパーティの稼ぎが決まると言っても過言ではないため、釣りを行うジョブをやっているプレイヤーは精進されたい。

関連項目

釣り】【詩人釣り
*1
All Jobs遠隔武器Lv70のマムージャベーン等以降しかなく、ジョブによっては遠隔スロット取り外しによるTPリセット等を受ける場合もある。
*2
なおかつ、範囲睡眠を使用できる黒・青が含まれるフルアライアンスを組むことが多い。
*3
釣り役を担う場合でも、前衛ジョブと同様に空蝉を使用しての釣り専任枠であって、後衛とは別扱いになる事が多くなる。
*4
詳しくは【広域スキャン】の項を参照。
*5
もっとも、チェーンを稼ぐためにわざとリンクさせるという手法も存在するため100%悪い行動とは言えない。
本記事に対して情報がある方は下記コメント機能をご利用ください。