最強厨(さいきょうちゅう)
PC(キャラ)の性能を極限まで高めることを追求したり、それらの強さにとり憑かれ憧れる冒険者を揶揄、あるいは自ら卑下する呼称(蔑称)。

その高性能な装備キャラクターの強さを求める姿勢は徹底的で、「種族ジョブの組み合わせ」 から既に始まり、高性能装備品(性能はもちろん、レアであることも重視する場合も含む)、メリットポイントなどの活用にまで及び、ストイックなまでに己の最強、もしくは憧れの最強キャラを追求する。

もちろん、その姿勢自体は程度の差こそあれ、目標としては選択肢のひとつであり何らおかしいものではない。
ここで言う 「最強厨」 とは正確には、

 「最高の性能を追求するあまり、他プレイヤーとの協調がとれなくなってしまったプレイヤー

のことを指すとされる*1

個の最強を重要視する最強厨

MMORPGでは大抵の場合、パッチやアップデートでバランスが変化するため、全てにおいて他を圧倒した「最強」というモノは存在しえないと言われる。

またPTを構成し相互の特徴的な能力を活かした役割を分担し、相互に支援することで様々な冒険をすることとなるFFXIにおいて、個人の優劣に焦点をあて"「最強である」ということに最大の価値を見出すべき"という意識は、ともすれば「他を除外する」「他を下にみる」という排他的な思想に繋がるため、このような思想が実際にプレイヤー自身の行動や発言として外に表れた場合、嫌悪感を感じる冒険者は多い。

最強厨の特徴

  • 「○○って強いですか?」「一番強い種族ジョブはなんですか?」の質問を繰り返す*2
  • 高性能のレアアイテムを自慢したり他人にまで勧めるだけで収まらず、持っていることが常識とまで言い出す。
  • 最強を求める自分中心の「効率的な」戦術を強要する。
  • 自分の最強理論に相応しくないと思い込んでいるジョブ/プレイヤーを侮蔑する*3
  • 自分を上回る強さを持つ冒険者のことは崇拝する。
  • 場当たり的に「そのパッチの時に強いと言われるジョブ」へ乗り換える*4

最強厨による弊害

最高性能への憧れをもつ最強厨は別名「ダメージ厨」でもあるため、自身のその自慢の過度なブーストが、PT(ここでのPTとは主にレベリングPT。一般的に効率偏重されがちなメリポPTには当てはまらない場合がある)での戦闘兵法のバランスを壊す根源となる*5ことに気づいていない。

また、自分の最強だと思う戦法が、それがどんな状況においても通用するとまで思い込んでしまっている場合もある。
加えて、大体にしてそうした行為はPTの調和を乱しがちなので、他メンバーのやる気と言うリソースを大幅に減少させたり、メンバー達が急な用事を思いだしてしまったりもする。

まとめ

少しでもPTでの戦闘に役立てるように行動スタイルの改善を意識し、装備品等の充実・工夫に努力すること自体は素晴らしいことであり、それが即「最強厨」となるわけではない*6

しかし、PTは様々な特徴を持つ冒険者が相互に支えあうことが重要であることを忘れてしまい、「これは最強」「これはゴミ」などといった強烈な固定概念に縛られてしまうと、結果的に多種多様なPTで楽しむ可能性を、自ら狭めてしまうことになってしまう。

キャラクターの強さを追い求めることは決して間違った事ではないが、他人の人格(行動や言動、その他プレイ全般含め)まで否定するようなプレイヤーが、他人から愛されるプレイヤーになることはない。

関連項目

】【効率厨】【ダメージ厨】【脳筋】【最強編成
*1
内的に最強厨なのだとしても、協調性のある人はこうは呼ばれまい。
*2
逆意でギャグで言ってる場合があるので注意。また初心者の質問にもありがち。
*3
匿名掲示板での発言なら生暖かく見守れるが、LS会話やPT中にそのような論理を持ち出されると、廃人LSでもない限り場の空気が殺伐とするのは必至である。
*4
その「最強自論」と、ジョブ遍歴がパッチごとの「最強ジョブ風評」に一致していることも特徴の一つである。それがアタッカーの場合、ダメージ厨を兼ねている場合が多い。
*5
その「最強」ゆえの与ダメージの高さゆえ、敵のタゲが「最強厨」に固定されて被弾が増え、結果回復する後衛MPスポンジになってしまうなど。
*6
サチコメ装備メリポ状況を書く行為もこの一例と言える。見る側の意識(解釈)によって、「努力」と見えるか「最強厨」と見えるかは変わってしまうからだ。
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