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魔法
黒魔法
メテオ
記事名読み
めてお/Meteor
黒魔法
の一つ。
精霊魔法
に属する。
ベヒーモス族
「Chlevnik」が使用する
特殊技
の一つ。
1.項
魔法
敵に巨大な
隕石
を落とし、
ダメージ
を与える。
プレイヤー
側が使用する場合の効果
名称
属性
MP
習得可能レベル
詠唱
再詠唱
メテオ
無
418
黒
99
8秒
180秒
注釈1
精霊の印
使用時しか詠唱できないため、事実上は600秒。ただし、
アビリティ
の
リキャスト
をリセットした場合はその限りではない。
精霊の印
使用時のみ詠唱可能
。範囲内の敵に協力効果のある
ダメージ
を与えられる。
隕石
を落とす
魔法
としては
コメット
や
インパクト
があるが、それらのような
闇属性
ではなく、
プレイヤー
側が使用できる
魔法
では初の
無属性
である
注釈2
アイコン
の色は
光門の計
などと同じ
光属性
。これまでも
追加効果
のない
物理WS
が
光属性
と同じ色になっており、同様の扱いと思われる。
。そのため
アフィニティ
などの特定
属性
強化
の恩恵を受けることができず、
ダメージ
を上げるためには
魔法攻撃力
や
INT
などを伸ばす必要がある。
スクロール
の入手手段
常時
ヴォイドウォッチ
の
BF
戦「
水晶の龍
」の敵が
ドロップ
レギオン
天衡の間
第3陣の
HNM
が
ドロップ
ミーブル・バローズ
の
破級プログラム(ソロムグ原野)
の
Umagrhk
が
ドロップ
上位ミッションバトルフィールド
の一部の
戦利品
醴泉島
の
Emporox
から
ツボチャージ
10,000で交換
キャンペーン
印章バトルフィールド ドロップアイテム追加キャンペーン
中の対象
印章BF
の
戦利品
(ランダム)
ミーブル・バローズキャンペーン
中の
干物
交換(ランダム)
カンパニエキャンペーン
中の対象
カンパニエops
の
報酬
(ランダム)
モグボナンザ
の賞品
スクロール
実装
初期は入手ルートが限られており、「
水晶の龍
」での
ドロップ率
も低く高額で取引されていた。
その後は、
メテオ
が
報酬
に組み込まれる
キャンペーン
・
ゴブリンの不思議箱
・
ツボチャージ
等、入手ルートが大きく広がり、
競売
での価格なども低下し、容易に入手できるようになった。
スクロール
の売却
標準価格
は15,457
ギル
。
協力効果
2-6人
注釈3
最大6人。
フルアラ
の場合敵が3体必要になる。
が短時間の内に
メテオ
を詠唱すると総
ダメージ
が加速度的に増すという、
メテオ
のみが有する特殊な仕様である。
相乗効果魔法
とは似て非なるものである。
「単体ではそれほど突出した威力ではないものの、複数で詠唱することで
ダメージ
が大きく伸びるというのが
メテオ
のコンセプトです」という開発のコメントの通り、6人揃った場合の威力は半端では無く、数万もの
ダメージ
を一瞬で与えることが可能である。また、
オーバーキル
が
回避
される仕様なのか、その場合
オーバーキル
確定後のメンバーの
MP
は減らない模様。
ヘイト
は詠唱者全員での均等割りではなく、詠唱者別に計算されており、必ず誰か1人(おそらく最終詠唱者)に
ヘイト
が偏ることになる。
エンミティダウス
等での対処を計画しておく必要がある。
以上のことから
ソロ
や少人数ではあまり価値を見出せない。基本的に単独詠唱では高位の
ガ系
や
ジャ系魔法
よりも
与ダメージ
が低い。
一応、完全
無属性
であると言う強みを活かし
属性
耐性
が異様に高い敵に対し無理矢理
ダメージ
を突き通すという使い道はあるが、基本的には
黒パーティ
前提の
魔法
と思ったほうが良いだろう。
注意点として、
メテオ
限定の強力な
累積魔法耐性
が存在する模様である。複数の
パーティ
で続けざまに
メテオ
を詠唱した場合は目に見えて
ダメージ
が落ちてしまう。
この
累積魔法耐性
は数分で消失するため、1
パーティ
が通常の
精霊の印
の
使用間隔
で詠唱する分には影響は皆無である。
エフェクト
とログ
メテオ
の
エフェクト
はかなり特殊で、
メテオ
が発動すると
魔力
の塊のようなものが飛んで上空に
魔法
陣が出現し、立て続けに
メテオ
が発動するとその
魔法
陣に次々と
魔力
が吸い込まれていくような
エフェクト
が発生する。その際に
魔法
陣の
グラフィック
も変化していく。
メテオ
が完成すると、その
魔法
陣から巨大な
隕石
が出現して敵を
攻撃
する。
また通常の
魔法
は
(詠唱した
プレイヤー
名)の
フレア
が発動。
→(
モンスター
)に、○
ダメージ
。
といったログになるが、
メテオ
を複数人で詠唱した場合は
(最後に詠唱した
プレイヤー
名)
たち
の
メテオ
が発動。
→(
モンスター
)に、○
ダメージ
。
という他とは違う発動ログになる。
敵が使用する場合の効果
プレイヤー
側のものとは
エフェクト
が異なり、赤く焼ける
隕石
を周囲に3つ落とすものになっている。こちらも
無属性
魔法
注釈4
リエモン
では
吸収
できない。かつてデータ上では
闇属性
アイコン
であり、
属性
が変更された可能性はあるが、今となっては確認の仕様がない。
。
その破壊力は絶大であり、現在でも全く
レジスト
できなければ
注釈5
アイテムレベル
制が導入されて以降、
魔回避
装備
が充実したので、フルヒットする可能性は低い。
、少人数で受けた場合、1人頭1000
ダメージ
近くはいくと思われる。
また、
戦闘
に関係していない
PC
にも被害が及ぶため、他
PT
が
戦闘
しているからといって迂闊に見物に行くと巻き込まれる危険性大なので要注意。
また、
コリブリ
が
プレイヤー
側の
メテオ
をオウム返しする時のもこちら側である。うかつに群れの中に撃つと、地獄絵図を見る羽目になるのでこちらも要注意である。
ちなみに、
オンカスーツ
を
装備
すると
エンチャント
によりこの敵仕様の
メテオ
がどの
ジョブ
でも使用可能となる。しかし
装備
の仕様上
ブースト
が難しく
インパクト
のような付与効果も無いので
宴会芸
の域は出ない。
2.項
特殊技
テミスオーブ
BF
「
戦慄の角
」で出現する
ベヒーモス族
NM
「Chlevnik」が死亡寸前に使用する
特殊技
。
魔法
ではないため大人数で食らっても威力減衰が起こらない。ログにも「
メテオ
を実行」と表示される(
魔法
だと「
メテオ
が発動」になる)。
今日でこそ
レベルキャップ
の上昇により相対的に緩和された形になっているが、
実装
当時は致死級の威力を誇っていた。そのため撃破直前には必要最小限の
戦闘
員以外は域外へ退避することが常となっていた。
魔法
の
メテオ
と違い
ターゲット
を取っている相手を中心に発動ではなく、Chlevnik自身を中心に超広範囲に発動する。
エフェクト
は敵専用の
魔法
メテオ
と同様だが、
ベヒーモス
が断末魔と共に倒れこむモーションがセットになっている。
ベヒーモス族
の
亜種
エラスモス
は
エクリプスメテオ
という
特殊技
を使用する。
名称について
meteorの意味は「
隕石
」、「流星」であり、語源はギリシャ語の「meteoros(空中にあげられた)」に由来する。
ミーティアセスタス
の例からもわかる様に
Met
eorの英語での発音は「ミーティア」に近い
注釈6
もちろん、外国語の発音なのでカタカナでの表記で正確に表現することは難しいが、イギリス初の実用ジェット
戦闘
機
Met
eorや、同じくイギリスの
戦車
用のエンジン
Met
eorを
日本語
で標記する場合は「ミーティア」が用いられている。しかし、1979年公開のディザスター映画「
メテオ
」でその名を記憶に刻んだ
ユーザー
がいるのもまた事実である。閑話的トリビアではあるがmeteor+logy(学問)であるmeteorologyは気象学を指すので差異に注意されたし
。
FFシリーズ
においては初登場のIIIにて
魔法
名が4文字に制限されていたことからミーティアでは都合が悪かったのではないかと推測される。
過去の
FFシリーズ
における
メテオ
III
で初登場し
注釈7
「
メテオ
」ではないが、
II
にも「いんせき」という特殊
攻撃
があり、
ラスボス
が使用した。
、それ以降のほとんどのシリーズに登場する有名な
魔法
である。基本的に
黒魔法
としての位置づけであるが、作品中に時間と空間を操る
ジョブ
(時
魔道士
など)が設定されている場合は、
ヘイスト
や
スロウ
(時間操作)、
グラビデ
・
デジョン
(空間操作)などと共に「時空
魔法
」として分類される場合がある(
FFV
、
FFT
、
FFTA
)。どのシリーズでも
隕石
を
召喚
し敵全体に
大ダメージ
を与える。
III
~
V
では高威力の
攻撃
魔法
として登場したが、
III
では「バハムル(
メガフレア
)」が同じレベル8
魔法
であり習得する意味が少なく、
IV
では覚える前にゲームを
クリア
できてしまうほど習得可能レベルが高く
詠唱時間
も長すぎ、
V
では敵が複数だと安定した
ダメージ
が見込めないなど、なにかしらの欠点を抱えていた。
また、
IV
では「
メテオ
」はストーリーに影響する
イベント
用の
魔法
という一面が強かった。シリーズ通して唯一の聖
属性
黒魔法
でもあった
注釈8
これも最終局面での
イベント
の為の
属性
付けと言えるかもしれない。ほかにも
FFIV
ではふたりわざに
プチメテオ
というものがあった。
。
VI
以降は「
アルテマ
」が復活し「
メテオ
」よりも上位威力に設定されたため、No2辺りに
格下
げされた感がある。
しかし魔封剣不可、
魔法回避率
無視と
ジャンプ
で画面外にいる以外では発動されたら
必中
という特性を持ちある意味では
アルテマ
以上に対策が厄介な
魔法
となっている。
VII
では「
ホーリー
」と共にストーリーに大きく関与しており、「
ホーリー
」ともども
プレイヤー
が使うことのできる
魔法
ではなかった。代わりに、
プレイヤー
が使える
隕石
魔法
として「
コメット
」とその上位に当たる「コ
メテオ
」が存在した。
VIII
では脅威の10回連撃という
V
もビックリな
攻撃
回数の
魔法
。
この作品独自のシステムである
ジャンクション
でも非常に優秀な数値を誇る。
IX
では芝居のシーン限定で「ポーリー」「ファイダ」と共に「メデオ」という
魔法
も登場した。3種とも
エフェクト
のみで
ダメージ
は0。もちろん、本家
メテオ
の方も登場する。
X
では
プレイヤー
が使える
魔法
ではなかったが、ラスト
ダンジョン
の
キングベヒーモス
が死に際にこれを使った。全体に軽く4桁台後半の
ダメージ
を与え、何の対策もしていない初見では間違いなく
全滅
する恐ろしい技であった。
FFXI
では前述の
魔法
や
特殊技
の他に、
履行
技に「
プチメテオ
」と「
メテオストライク
」、
イベントシーン
限定で「
メテニョ
」が存在する。
シリーズを通して、
メテオ
は複数の
隕石
が飛来するタイプ(
III
、
VI
など)と巨大な
隕石
が一つ落ちてくるタイプ(
T
、
XII
など)の2パターンがあるが、当作品ではその両方が存在するというシリーズでも稀有な扱いがなされている。
歴史
最初は
King Behemoth
の使用する
敵専用魔法
として登場した。
その後も度々使用する敵が追加されているが、
Kaiser Behemoth
、
Dendainsonne
、Chlevnik(
戦慄の角
)など、
ベヒーモス族
が使うことが多い。
オープニングムービー
中では
タブナジア
防衛戦
において
タルタル
の
魔道士
が
メテオ
らしき
魔法
(
ブリザガ
との見方もある)を使う描写があり、構想としては初期からあったことがうかがえる。更に、
ウィンダス
関連の
クエスト
・
ミッション
を進めていく上で「複数人数でようやく行使が可能」と言った構想も既に有った事がうかがえる。…但し、
大戦
時に
メテオ
を発動した
術者
達は「その反動で死亡」してしまったらしいが…
メテオ
の習得は
黒魔道士
の悲願であり、開放が望まれていたが、バランス調整の難しさからか、長らく
敵専用魔法
であり続けてきた。
プロマシアミッション
内では
ネタ
キャラ
扱いの
チェブキー兄妹
が未だ
プレイヤー
には未解放の
メテオ
を使用して
ヘイト
を稼いだ事もあった。
ヴァナ★フェス2010
(2010/02/28)では
プレイヤー
の使える
黒魔法
として
実装
したい意向が発表され、後に
黒魔道士
に開放する予定であることが改めて明らかにされた。
そして
2012年3月27日のバージョンアップ
より、
晴れ
て
プレイヤー
側へ開放されるに至った。
ちなみに、2022年5月8日に放映された「
ファイナルファンタジーXI 20 周年記念放送 WE ARE VANA'DIEL
」によると、
プレイヤー
が使う
メテオ
を開発中、複数人で使う特殊な
魔法
ゆえに、開発者がバトル計算や
エフェクト
表示の仕様を把握しきれておらず、「詠唱すると
サーバー
が落ちる」、「
隕石
が落ちてこない」、「
モンスター
の
ダメージ
が表示されていないのに倒れてしまう」などの不具合が多発するなどの逸話が明かされており、かなりの難産であったことが示唆されている。
なお、かつては
解析
によって
メテオ
IIも確認されていたが、
花火
の
コメット
が
リトルコメット
に改名された際に
メテオ
IIは消え、
コメット
に置き換えられている。
関連項目
【
精霊の印
】【
黒パーティ
】【
オンカスーツ
】
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