グラビデ(ぐらびで/Gravity)
黒魔法の一つ。弱体魔法に属する。
赤魔道士専用魔法であるため、赤魔法と呼ばれることもある。
敵をヘヴィ状態にして、移動速度を遅くする。

名称習得可能Lv消費MP詠唱再詠唱効果時間属性スキル
グラビデ21241.5秒60秒30-120秒弱体魔法
グラビデII98361.5秒75秒60-120秒弱体魔法

重力(Gravity)」に由来するその名前とは裏腹に風属性魔法である。レジストグラビティジョブ特性を持つ敵、風属性に強い耐性を持つ敵にはレジストされる確率が高くなる*1

グラビデ

敵をヘヴィ状態にする。
効果時間は30秒から120秒の間の値で正規分布に沿ってランダムに決定され、ハーフレジストされた場合そこからさらに効果時間が半減する(移動速度ダウン量等はフルヒット時と同じ)。レジスト判定には弱体魔法スキルINTが影響しているが、弱体魔法スキルINTブーストしても効果時間が伸びることはない。
また、この魔法パライズスロウブラインと言った弱体魔法と違い効果深度の概念がない。そのため、INTブーストを優先することよりも弱体魔法スキルを最大限高めてレジスト率を下げた状態で詠唱するのが望ましい。

グラビデII

ヘヴィによる移動速度ダウングラビデIIの方が若干だが効果が高い模様。
グラビデ上書き可能だが、グラビデIIをグラビデIIで上書きは出来ない。
再詠唱時間が75秒と長く、効果時間の最長値は120秒と変わりはないが、最短値が60秒と長くなり、使い勝手が大幅に良くなった*2

主な用途

有名なものとしてBF戦、NM戦、ソロプレイ時でのグラビデマラソンがある。

その際には長いリキャストのためヘヴィの速度低下効果がいざ必要となった時にリキャスト待ちで使えなくなる可能性があることを考慮して使わなければならない。また速度低下効果を用いてマラソンスリプルの補助に使用する際には、効果時間が半減するレジスト以外にも、スリプル系のほぼ固定された効果時間と違い元々の効果時間が高いランダム性を持つことを忘れないようにしたい。

レベルが上がりグラビデIIを覚えれば、その危険は大幅に減る。

スクロールの入手方法

グラビデはWendigo(黒魔道士タイプ=両手鎌持ち)を倒すとドロップすることがある(内ホルトト遺跡等)。こちらはRare属性なし。
グラビデIIはVW第三章で入手可能。こちらはRare属性
どちらも店などによる販売は無いが、競売での取引は可能である。

売却標準価格は、グラビデは302ギルグラビデIIは6,650ギル

変遷

→2002年7月9日のバージョンアップグラビデが、2011年12月15日のバージョンアップグラビデIIが実装された。

サービス開始後から長らくボンクラーズと揶揄されていた時代に初めて追加された赤専用魔法で当時多くのプレイヤーが期待した。
しかしながら、取得方法が判明するまでに時間がかかり、プレミア価格(数万)に大枚はたいて買ったはいいが、高消費MP・長リキャストにもかかわらず、効果はヘヴィのみ、しかもすぐ切れる、バインドと違い習得レベルは 20代、という甚だ謎な魔法として当時の赤魔道士を大きく落胆させた。

使用方法に関し、さまざまな可能性が検討されたが、結局は『骨とかけ合ってかけっこが楽しい』というネタにしかされなかったあたりに、導入当初におけるこの魔法の駄目っぷりがうかがえる。

2003年1月に赤専用魔法追加の報がもたらされた際には『…やっぱりグラビガなんだろうな…』と、はじめから期待しなくなったプレイヤーに学習行動が見られ、実装当時の期待と落胆の落差の大きさを物語っている*3
その後、→2003年4月15日のバージョンアップによりヘヴィ回避ダウン効果(回避-10)が付き、さらに→2003年7月17日のバージョンアップで持続時間が 30~120秒の可変に変更されて大きく使い勝手が変貌した。

レベル上げでは、高レベル帯で回避率の高い相手*4とやる際などに、メンバー次第ではグラビデを要求されることもあるようになり、エフェクトが派手なだけの宴会芸魔法と思っていた多くの赤魔道士を驚かせることになった。
さらによく知られた使い道が、いわゆるグラビデマラソンである。もともとは、BF戦において同時に戦う相手を減らすために、敵の一部を隔離する手段として編み出されたが、強敵相手に、SPアビをやりすごしたり後衛MP回復までの時間稼ぎなどのためにも使われるようになった。
その後、スリップダメージ系の魔法グラビデHNM*5ソロで倒す赤魔道士まで出現したことから、NM限定で弱体パッチがあたり、長時間にわたりグラビデを繰り返すと耐性がつく仕様に改められた。とはいえ、BF戦の冒頭にマラソンが望ましいようなケースでは現在でも十分実用に耐える。

2014年7月8日のバージョンアップまでは、グラビデヘヴィには移動速度低下の他に回避-10、グラビデIIには回避ー25の効果もあった。しかし、対象の物理回避を低下させる弱体魔法ディストラ」が追加されたのに合わせ、グラビデを含めて役割を明確にするために、ヘヴィから物理回避ダウンの効果が削除された。その結果、グラビデは再び移動速度を下げる役割のみを担うようになった。

過去シリーズにおけるグラビデ

ファイナルファンタジーシリーズではおなじみの魔法で、FFVにおいて時空魔法として初登場し、以後黒魔法・マテリア・裏魔法と形態を変えながらもすべての作品に登場している。
重力の球体を発生させて敵にぶつけるというのは本作と同じだが、効果は大きく異なり、敵単体のHPを 50 %にするというもの。ただし作品によって対象が敵全体だったり減らせる割合が違ったりする。
その性質上通用しない敵も多いため決して使用頻度の高い魔法ではないのだが、相手を選べば戦闘を一気に有利に運べる通好みの魔法であった。

上位魔法には本作では敵専用魔法となったグラビガの他に、グラビラ・グラビジャが存在する。

関連項目

ボンクラーズ】【グラビデマラソン】【赤魔道士最強伝説】【グラビガ
*1
スリプルが効かないコウモリ族に対して、リンク処理では圧倒的な性能を発揮する。
*2
赤はファストキャストが有るので、裸の状態でも再詠唱時間が63秒となり、最短の値が出てもすぐに掛けなおしが可能。
*3
実際に→2003年2月5日のバージョンアップにて追加されたのは、リフレシュリジェネという神魔法だった。
*4
一番回避率を下げたいシーフタイプはジョブ特性で「レジストグラビティ」を持っているので、入ればラッキーくらいに思った方が良い。
*5
Capricious Cassie(キャシー)の例が有名。
本記事に対して情報がある方は下記コメント機能をご利用ください。