カーディナルチャント

記事名読み
かーでぃなるちゃんと/Cardinal Chant
風水士ジョブ特性の一つ。習得Lv25。
精霊魔法効果アップ。効果は方角により異なる。

方角とは、術者を中心として、精霊魔法の着弾時に対象がどの位置にいるかで決定される。

カーディナルチャントによる「効果アップ」の内容は方角によって変わるが、その詳細はファイナルファンタジーXI ヴァナ・ディール通信 アドゥリンの魔境 エリアガイド (エンターブレインムック) にて明らかにされている。

方角効果
魔法攻撃力アップ
魔法命中率アップ
西マジックバーストダメージアップ
魔法クリティカルヒット率アップ

ランクが上がることによって効果が上がっていく。また、ラ系魔法は通常の精霊魔法よりもさらに高い効果を得られる。

ランク習得レベル魔法攻撃力
(東)
魔法命中率
(南)
MBダメージ
(西)
魔法クリティカル
(北)
125+5(+8)+5(+8)+10(+15)+5%(+8%)
245+7(+10)+7(+10)+14(+19)+7%(+10%)
385+10(+14)+10(+14)+18(+24)+9%(+13%)
(括弧内はラ系魔法の数値)

この効果は中心となる方角から外れるほど減衰する。例えば真東からずれると魔法攻撃力は減衰していくが、北東、南東でも真東の半分程度のダメージアップが得られているようだ。

ジョブアビリティコリメイトファーバー」はカーディナルチャントの効果を1.5倍にする。

歴史
ヴァナ★フェス2012 開発トークセッションにおいては鬼門(仮)として、「魔法クリティカル率アップ」「再詠唱時間短縮」「魔法攻撃力アップ」「魔法命中率アップ」がそれぞれの方角に近づくほど高まる、とコメントされていた。

実装時には再詠唱時間短縮はマジックバーストダメージアップに置き換えられたようだ。

2016年4月5日のバージョンアップにおいて、「マジックバースト効果アップ」の作用領域が正しくないという不具合が修正された。具体的には、マジックバーストダメージアップの係数が装備枠だったのが、ジョブ特性枠に修正されている。
名称について
カーディナル(cardinal)は「基本的な、緋色の、枢機卿」、チャント(chant)は「歌、詠唱」という意味。英語で"cardinal direction (point)"即ち基本方位は、方角のうち東西南北の基本的な方位を意味することから、この場合は「基本方位」と風水魔法の「基本的な詠唱」をかけているのだと思われる。

現実世界の風水においては、都市や建造物を作るのに適した位置と方角を割り出す(もしくは吉凶禍福を占う)のが重要な役割の1つであり、FFXIの風水でも力を放つ方角によってさらに力を上乗せするのは基本的な詠唱術なのかも知れない。
関連項目
風水士】【精霊魔法】【コリメイトファーバー

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