精霊光来の章(せいれいこうらいのしょう/Manifestation)
学者のジョブアビリティの1つ。Lv40で習得。女神降臨の章と対になっている。
「黒のグリモア」状態の時に「戦術魔道書」から使用する。
効果時間は1分、あるいは対応した魔法を使用するまで。
消費MPと再詠唱時間の計算は各魔法の基本値から算出されるため、グリモアの効果とは重複しない。
サポートジョブで使用する場合は再詠唱時間が2倍ではなく3倍になる。
範囲化できる対象は黒魔法系の弱体、暗黒系のみに限られ、かつ敵を対象としている事は注意したい。黒魔法でも精霊魔法は範囲化できないし、トラクタのような暗黒魔法であっても味方を対象とした魔法も範囲化できないという事である。詳しくはグリモア項にて。
範囲化した魔法には、共通して以下の性質がつく。
他の戦術魔道書と異なり、四字熟語ではない(白のグリモアのほうも同様)。「光来」は誰かが来ることを最上級の敬語で表現する場合に使う。精霊の御光来を仰ぐ章、の意。
英語名の「Manifestation」は『明示』『表明』の他に『(霊魂の)顕現』の意味もある。
次に唱える敵を対象とした弱体、および暗黒系の黒魔法の効果を範囲にする。
ただし消費MP2倍、再詠唱時間2倍。
「黒のグリモア」状態の時に「戦術魔道書」から使用する。
効果時間は1分、あるいは対応した魔法を使用するまで。
消費MPと再詠唱時間の計算は各魔法の基本値から算出されるため、グリモアの効果とは重複しない。
サポートジョブで使用する場合は再詠唱時間が2倍ではなく3倍になる。
範囲化できる対象は黒魔法系の弱体、暗黒系のみに限られ、かつ敵を対象としている事は注意したい。黒魔法でも精霊魔法は範囲化できないし、トラクタのような暗黒魔法であっても味方を対象とした魔法も範囲化できないという事である。詳しくはグリモア項にて。
範囲化した魔法には、共通して以下の性質がつく。
他の戦術魔道書と異なり、四字熟語ではない(白のグリモアのほうも同様)。「光来」は誰かが来ることを最上級の敬語で表現する場合に使う。精霊の御光来を仰ぐ章、の意。
英語名の「Manifestation」は『明示』『表明』の他に『(霊魂の)顕現』の意味もある。
可能な行動 編
- ポイズン
そもそもポイズンIIを覚えられない学者はポイズンしか扱えない。
そしてわざわざ範囲化してまで使うべき魔法かといえば否である。
さらにサポ黒・サポ暗ならばポイゾガを覚えてしまう。
よってネタ以外では使うことはありえない。
- バイオ系
主に使うのはバイオII(メイン70以降で取得)となる。
複数の敵に一気に攻撃力ダウン+スリップダメージを与えて、ヘイトもあまり溜まらない。
とはいえ、複数の敵にスリップダメージを与える危険性は高く、使うのは難しい組み合わせといえる。
- グラビデ
グラビデを範囲化でグラビガとして複数の敵を同時にマラソンすることができる。
なお注意として、再詠唱時間が精霊光来の章の効果により学者がメインジョブの場合で倍の120秒、サポートジョブだと3倍の180秒*1になるので、再度唱えるのにかなりの時間を要することを念頭の上で使う必要がある。ヘイスト効果や疾風迅雷の章と併用するなど工夫が必要である。
- ドレイン・アスピル
範囲化すると回復量はすべての敵から奪ったHP/MPの合計となる。
スリプガなどで眠らせた複数の敵にかけると鬼のように吸える為、工夫し甲斐がありそうである。
カンパニエバトルのような極端な状況では、1回でHP/MP最大値に達する状況も少なくない。
ただし、ドレイン・アスピルのヘイトによって一斉に袋叩きに遭うことがある危険な技でもある。
またネザーヴォイドとの併用も可能である為、かなりの量を吸収できるがドレインII・アスピルIIは範囲化できないので注意が必要。
- ディスペル
複数の状態を解除したい局面は多いが、複数の敵の状態を解除したい局面はあまり多いとは言い難い。
これに限ったことではないが、後者のような局所的な使い方が可能な場面では役に立つだろう。
例えば、まとめてリンク処理をした敵陣の中に白魔道士タイプや赤魔道士タイプなどが居て、かつ他の敵にも強化魔法がかけられている場合などには有効だが、ディスペル自体に少なからぬ累積ヘイトがあるので使用には十分に注意したい。特に寝かせ自体も担当した場合などはスリプルにも累積ヘイトがあるので起きた敵からなかなかタゲが外れない事態が起こり得る。
- スタン
非常に局地的な使い方となる上に高度な判断力と行動力が問われる。
範囲でスタンをかける状況となると一刻を争う事態であり、精霊光来の章→スタン、となるとどうしてもタイムロスが出るため、必要な場面では先んじて精霊光来の章を入力しておく事が求められる。
- 虚誘掩殺の策
対象が敵ではなく自分の暗黒魔法なのでトラクタと同じく本来は対象外の魔法になるはずなのだが、例外的に範囲化が可能。
再詠唱時間のキャップは255秒(4分15秒)のため、範囲化しても2倍の360秒(6分)にはならない。
黒パーティで範囲化した陣と一緒に使うと喜ばれるかもしれない。
- スパイク系
本来なら範囲化出来る黒魔法の定義に当てはまらず、サポで習得しても範囲化は不可能であった。
しかし2010年12月7日のバージョンアップ以降何故か範囲化が可能になっている。このバージョンアップで学者はデフォルトで3種類のスパイクを使えるようになっている。しかし公式からの報告が無いだけでバグの可能性はある。
但し黒のグリモア状態では当然強化魔法スキルは上昇しないので、白のグリモアでペナルティを受けながら使用した状態より効果が低い点は変わっていない。この欠点を解消する為には黒のグリモア状態で大悟徹底を使う必要がある。
不可能な行動 編
- ブラインII、バイオIII、ドレインII、アスピルII、アブゾアキュル、アブゾアトリ
これらは対象に含まれている黒魔法だが、メイン学者ではサポートジョブを用いても使用できない魔法であるため、範囲化はできないようになっている。
モンスター側の学者 編
All-seeing Onyx Eyeなど敵側の学者は、グリモアを使っての古代I系範囲化、無詠唱化など、PCの仕様とは一部違うところがある。関連項目 編
【学者】【黒のグリモア】【戦術魔道書】- *1
- 正確にはファストキャストの効果でこれよりも多少短いが、2分近くかかるのは変わらない。