バインド

記事名読み
ばいんど/Bind
  1. ステータス異常の一つ。
  2. 黒魔法の一つ。弱体魔法に属する。及び同魔法を習得するためのスクロールアイテム


概要
移動できない状態。

氷属性状態異常
その場から移動できなくなる。方向転換は可能。
客観視点のターゲットロック状態では方向転換も出来なくなるため、一度向き直りたい場合はロックを解除するか、主観視点にする必要がある。
また厳密には、装備変更に伴うグラフィック点滅時に、わずかに移動することが出来る。

各種治療手段を使わなくても、直接的にダメージを受けるだけでも解除される。特に格下相手からの攻撃では解除されやすく、格上相手ではされにくい。PC側からかける場合は一発当てたら解除されると思った方がよい。
さらに一部の例外を除き効果時間がランダムのため過信は禁物。

また敵をバインド状態にした時、近接攻撃射程内にPCがいると、ヘイトに関わらず通常攻撃を行うという挙動がある。

敵をバインド状態にする時は、他のパーティメンバーが誤って殴らないよう、敵の射程内に留まらないようにPT会話で注意を促したい。
治療手段
主な治療手段は白魔法イレース」やアイテムパナケイア」。
その他の治療手段については【ステータス異常の治療手段】の項目を参照。

基本的には危険度の低い状態異常であり、このためだけにパナケイアを使うのは躊躇してしまいがち。
ただフェイスを呼んだ状態の戦闘で、複数敵の攻撃を受けている時にバインドのまま目前の敵を倒してしまうと、タゲを取ったまま棒立ちのフェイスが殴られ続ける状況が発生したりする。
PCが使用できるバインド手段
氷属性状態異常だが、モンスター側は属性耐性値の影響を受けず状態異常耐性値を参照する。詳細は【耐性】の項目を参照。

効果時間には基本的にランダム幅が存在する。最大値のみ記載。
分類名称効果時間
(秒)
対象備考
弱体魔法バインド60単体
青魔法炸裂弾対象範囲魔法ダメージ追加効果
アイスブレイク自身範囲魔法ダメージ追加効果
贖罪の光30単体視線判定
臭い息60前方範囲ブレスダメージ追加効果
リガージテーション60単体魔法ダメージ追加効果
ポラーロア自身範囲ノートリアスナレッジ
魔法ダメージ追加効果
ジョブアビリティ影縫い30~単体必中効果時間にランダム要素なし
短剣WSシャドーステッチ30単体近接物理追加効果
片手斧WSボーラアクス30単体近接物理追加効果射程長い
契約の履行:幻術ロックバスター30単体タイタン
近接物理追加効果
マウンテンバスター単体
しじをさせろサンドピット60~180単体アントリオン
片手棍アンキロシスワンド60自身エンチャント効果
両足ルートサボ100自身エンチャント効果(有限)
アイテムバインドチューブ自身範囲テンポラリアイテム
「Binding Tube」設置
物理攻撃時に一定の確率でバインド状態にする効果が付与されている武器
分類名称効果時間Lvジョブ備考
格闘メタソーマカタール88or麻痺orバインド
両手鎌プラントリーパー14プラントイド
スケアクロウサイズ75バード
片手刀影法師50
片手棍カドゥケウス1All Jobsアルカナ
投てきパママの皮1All Jobs
バイラソーン56アクセサリ型に変更されたため削除
自身がバインド状態の時に効果が発動する装備
分類名称性能Lvジョブ
片手棍アンキロシスワンド魔命+20 魔攻+2099
両足ルートサボリジェネ(+2)69
モンスターが使用する主なバインド手段

自身も移動できないワーム族は、近接攻撃射程外のPCターゲットした時に、ストーン系との2択で黒魔法バインド」を使用してくる。特に密集しているエリアリンクすると高確率で受けることになる。
敵を移動できなくする。

MP習得可能レベル詠唱再詠唱効果時間
8711202.0秒40秒0-60秒

氷属性弱体魔法
発生する敵対心累積1/揮発160。

対象をステータス異常バインド」の状態にする。
効果時間レジストの有無に関わらずランダム幅が存在する。最小~最大値の間で正規分布に沿って決定される。レジストされた場合はそこからさらに半減される。

効果深度の概念が無いため、INTよりも弱体魔法スキル魔命ブーストを優先するのが望ましい。
入手手段
低レベル(Lv3~10程度)の黒魔道士タイプオーク/クゥダフ/ヤグードドロップする。

スクロールの売却標準価格は61ギル
歴史
β版での名称は「ストップ」であった。時計を思わせるエフェクトや効果音は、製品版で名称がバインドに変更された後もそのままである。
効果時間がほぼ一定であることとダメージを与えても効果が解除されない点はβ版から製品版に受け継がれたが、β版の限られた期間中でもストップとそれを取り巻く仕様に何度か変更があった。
β版当初はPCオートアタック射程モンスターのそれより長かったため、ストップをかけてオートアタックの届くギリギリに立てば、一切の反撃を受けずに殴り放題であった。
ほどなくモンスターPCオートアタック射程は同程度に修正されたが、ストップ中のモンスターは向きを変えることができなかったため、ストップをかけて背後に立てば、やはり一切の反撃を受けずに殴り放題であった。
その後ストップ中のモンスターターゲットの方向に向きを変えるように修正され、ストップによって一方的にオートアタックを加えることは不可能となった。
ストップによる一方的な魔法攻撃β版期間中は有効なままだったが、前項の通り製品版で終焉を迎えることとなった。
関連項目
ステータス異常】【イレース

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