バイオ

記事名読み
ばいお/Bio
黒魔法の一つ。暗黒魔法に分類される。
また、同様の効果を持つステータス異常も同じ名称で扱われる。
対象を闇属性ダメージがじわじわ蝕み、攻撃力ダウン

着弾ダメージINTによるダメージ変動はなく、魔法攻撃力アップジョブ特性曜日天候効果、属性杖によってのみ変動する。

対象の攻撃力に直接干渉できる魔法攻撃力の変化は相対的に防御力の増加と同義なので、攻撃力の高いモンスターに効果を発揮する。「攻撃力ダウン」とは別のステータスであり、併用可能。
しかし、ディアを打ち消してしまう、攻撃力ダウンの恩恵を受けるのは盾役のみ、攻撃力のダウンはどちらかといえば実感しにくい
注釈1
逆にディア1と比較すると、スリップダメージは実感しやすい。黒ソロでの対ミミズ戦など、遠方からチマチマ削る際は、ディアよりもバイオの方が確実に減らすことが出来る。
、とある意味で影の薄い魔法と言えなくもない。使いどころやディアIIとの使い分けは個々によく判断すべきであろう。

もとより、バイオ系(およびディア系)魔法は、敵ステータス面でのメリットだけでなく、戦闘の序盤にヘイトを極端に上げることなくダメージを与えられること、レジストがないこと、戦闘が長引く場合には与ダメージも馬鹿にならない、といったメリットがある。特に、2004年9月パッチで、バイオII(およびディアII)のMPコストが大幅に引き下げられたため、コスト・パフォーマンスも改善された。敵の殲滅速度、MPの余り具合によっては使いどころはあるだろう。

なお、バイオ系の累積ダメージは、ディア系のそれを大幅に上回る。このため、スリップダメージメインにする戦いでは、ポイズン精霊スリップ魔法(精霊系弱体魔法)と共に主力として活躍する。よく知られた例として、アサルト土竜作戦がある。

パーティ以外では、ソロでそこそこの強さの敵を眠らせずに倒す時にも重宝する魔法である。また、極限状態でのソロプレイ(スリップダメージだけで何時間もかけてNMを倒す)でも、ポイズンIIと併用しつつ、主たる削り手段として用いられることがある。
バイオ魔法性能一覧
名称習得可能レベル消費MP詠唱再詠唱着弾ダメージスリップダメージ効果時間攻撃力ダウン
注釈2
2019年4月3日のバージョンアップより変更。敵専用魔法に関して変更がなされているかは未検証
バイオ101015151.5秒5秒101~3/3秒60秒10%
バイオII353640361.5秒5秒503~8/3秒120秒15%
バイオIII-75-541.5秒15秒1005~17/3秒180秒20%
バイオIV敵専用魔法1541.5秒5秒??秒?秒?

他のバイオ同様、ステータス異常攻撃力ダウンとは両立可能。

バイオ
暗黒魔法スキル0~4041~8081~
スリップダメージ1/3秒2/3秒3/3秒
ダメージ総量204060

バイオII
暗黒魔法スキル0~130131~170171~210211~250251~290291~???
スリップダメージ3/3秒4/3秒5/3秒6/3秒7/3秒8/3秒
ダメージ総量120160200240280320

バイオIII
暗黒魔法スキル不明不明~210211~246~258~269~280~291~319~346~373~400~
スリップダメージ5/3秒6/3秒7/3秒8/3秒9/3秒10/3秒11/3秒12/3秒13/3秒14/3秒15/3秒16/3秒17/3秒
ダメージ総量3003604204805406006607207808409009601020
上書き関係
かつてはコルセアダークショット命中するとバイオランクが1つずつ上がっていたが、2019.4.3からは1回限り3%アップするようになっている。

上書き関係については【ディア】項にてまとめて記載する。詳細はそちらを参照のこと。
一部のオートマトンディア、およびバイオを習得する。
オートマトンにとってディアバイオは同系統であり、常に習得レベルが高い魔法を優先するため、高レベルでは基本的に
注釈3
ライトマニューバダークマニューバの点灯数によって変化する
バイオIIを優先する。
また、ディアバイオはもともとオートマトンの中でも優先度が高く、開幕に詠唱することが多い。

そのため、後衛ディアをかけたいのにオートマトンバイオを即効で唱えてしまうため無効化されてしまう、という現象がレジストされないという特徴ゆえ発生しやすい。

回避の手段として「弱体開幕ディア」にして「オートマトンにはディアを唱えるまで攻撃を待ってもらう」ことが一番。
ディアを使っても後でバイオ上書きしてしまうのではないか?と懸念されるかもしれないが、オートマトンディアバイオを同系統の魔法とみなし、弱体魔法は効果が切れるまで不要な上書きをしないという特性を持つ。そのため、あらかじめディアターゲットにかけておけば、オートマトンは妨害をしない。
ただし、効果が切れると同時にオートマトンは切れた弱体をかけなおそうとする。
敵の残りHPが少ないと精霊魔法などで倒すことを優先するが、残りHPが多ければ弱体魔法で長期を見越した支援に傾くため注意が必要。
魔法エリア店舗名・座標NPC標準価格
バイオサンドリア港ルジヌ魔法用品店・J-8Regine400 G
バストゥーク商業区代筆屋のソロロ・H-5Zaira
ウィンダス港魔道具のクスス・H-8Aroro
バイオIIウィンダス水の区連邦魔法店・南G-7Hilkomu-Makimu14,000 G
セルビナH-9Chutarmire14,000 G
アトルガン白門G-7Mazween14,000 G
バイオIIIジュノ下層ワーグデーグ魔法書店・H-9Susu139,125G

バイオの売却標準価格は100ギルバイオIIの売却標準価格は2,000ギル
徐々にダメージを受けている状態。攻撃力ダウン

スリップダメージ攻撃力ダウンの効果を伴う。アイコンバイオ発動時のエフェクトを小さくしたような毒っぽい緑の玉。
イレース及びそれに類する効果でしか消去することができず、モンスターに使われると果てしなく鬱陶しい。
攻撃力ダウン効果は、攻撃力に依存しない青魔法を駆使する青魔道士にとっては比較的脅威とはならないが、逆に暗黒騎士戦士など高い攻撃力物理攻撃するジョブにとっては攻撃力ダウン幅も大きくできるだけ速やかに解除したいステータス異常である。
また、スリップダメージ攻撃力ダウン効果に注目されがちだが、バイオIIIともなると着弾ダメージは100を超え、必中魔法ということもあってなかなか侮れないダメージ源となる。
歴史


以下に変更前後の攻撃力ダウン効果の比較(括弧内はクイックドロー命中したあとの数値)を示す。正確には256分率で計算されているようで、100分率だと少しきりが悪い数値になる。2019.4.3前に調査された数値も参考に付記する。
名称2019.4.32019.4.32019.4.3前の効果値(256分率
バイオ5%(10%)10%(13%)13/256=約5.1%
バイオII10%(15%)15%(18%)26/256=約10.1%
バイオIII15%(20%)20%(23%)39/256=約15.2%


過去作においてのバイオ
過去シリーズにおいてはFFIIIから登場し、作品によって効果が微妙に変化する魔法であった。

FFIII,IVでは無属性攻撃魔法IVでは無属性スリップダメージも付与。
FFV以降は毒属性攻撃魔法になり、さらにFFVI以降はスリップダメージがなくなり毒の状態異常付与に。
FFVIIでは毒属性攻撃魔法系統で、他にバイオラ・バイオガも存在した。
FFTでは少々特殊な扱いになっており、基本的に敵専用魔法で、バイオバイオガは状態異常追加効果のついた無属性攻撃魔法バイオラは状態異常のみの魔法となっている。同じ名前の魔法が数種類あり、それぞれ付加される状態異常の種類が異なっている(例:毒状態にする「バイオ」と暗闇状態にする「バイオ」など)という変わった性能を持っていた。

FFV以降ではダメージを伴う「ポイズン」の上位魔法としての存在が強調されていた。

魔法として以外の用法
英語においてBio-という接頭語は「生物の、生命の」を意味するため、生理的作用、すなわち「トイレに行く」ことをぼかして「バイオ」の定型文辞書を用いる場合がある。元が英語なだけに、欧米圏のプレイヤーのみが用いる用法。
関連項目
黒魔法】【暗黒魔法】【ディア】【スリップダメージ

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