オーク(おーく/Orc)
主にロンフォール・ノルバレン地方に生息する獣人。2002年5月16日のサービス開始と同時に実装された*1。
タブナジア群島にも多数生息している。
モンスターとしては獣人類オーク族。サンドリア人と浅からぬ因縁を持つ。通称は「豚」。

本国は遙か北方にあり、険しい山脈に阻まれながらもエルヴァーンと争っていたが、200年前に北方からの新ルートを開拓、攻勢が本格化しだした。水晶大戦敗戦に伴い一度は撤退を行うも、ほどなく再度クォン大陸上陸を果たしている。
現在はOverlord Bakgodek(バックゴデック大将)に率いられた遠征軍がジャグナー森林奥の集落を占領してダボイと称して根拠地とし、ノルバレンからロンフォールにかけて軍を展開している。また、ドラギーユ城至近のゲルスバにWarchief Vatgit(ウォーチーフ・バットギット)の一隊が要塞を構築し、サンドリア王国攻略を虎視眈々と狙っている。
オークは全ての個体が兵士であり、生涯は闘争にのみ費やされる。後述する輪廻観や、肉体の成熟をたった3年で済ませるが言語を話すまで8年もかかるという事実など、彼らの闘争への最適化は人間たちとは一線を画している。ゆえに長生きが非常に困難な種であり、年長者は崇敬されるのだという。
なおオークたちのあいだでも「死後の世界」があると信じられているらしき発言があり、「石の世界」というのが我々にとってのいわゆる極楽浄土にあたるらしい。
また輪廻転生の概念が存在し、現世で勇敢に闘えば「命来たりて、再び帰る場所」へ帰り再びオークとして生まれ変われるが、無様に死ねば帰ることが叶わず別の生き物になってしまう、とされている。この「場所」(=石の世界?)をイメージした図柄が、オークに関係した建造物で度々目にする円の中心に点の描かれた印である。
NMなどのオークの命名方式はタルタル男性名と共通しているが、違いとしてはタルタル男性名のような区切りの部分(-)は無い。
それ以外の戦士系オークはモヒカンヘアのように立ち上がった頭髪とフェイスガードが特徴的。
軍団長クラスのNMともなると、巨大な耳のような飾りのついた黄金のマスクをかぶっている。
また、他に広義でオークの一種と言えるオークの戦闘機械もいる。
アルタナエリアでのオークはグラフィックが異なり、籠手など部分的に装備した部位が増えただけのもあれば、赤い仮面と鎧を身にまとった重装備のオークも登場する。
この重装オークはゴブリン製の鋳造甲冑を身にまとう最精鋭のエリート歩兵という設定だが、見た目はSF映画「スターウォーズ」を髣髴とさせる格好である。
デュナミスエリアでのオークは、グラフィック自体は変わらないものの、黒い肌に白い毛皮と、カラーリングが大きく異なる。また覆面オークの紋章も、独自の紋様となっている。
人語(共通語)を解する程度の知能はあるが、口調に訛り*2があり、厳つい外見とのギャップが面白い。
ただし一部のミッション(サンドリアミッション「子供の救助」「光の継承者」など)に登場するNMなどは、訛りのない流暢な口調で話すものもいる。大抵は皇帝に近しい身分になるほど正確な語り口と、武の精神を宿すようになってゆくようだ。
方面軍の長Overlord Bakgodekや黒太子ことDarkheir Grradhodはまだ少々の訛りが見られるが、殆ど標準レベルと言って差し支えがなく、Bloodcrown BrradhodやWarlord Rojgnojとなると、人間と全く変わらない口調である。
ちなみに、平時でも戦闘中でも絶えず口をへの字に食いしばっている彼らだが、アルタナの神兵(のイベントシーン)で、初めて口が大きく開かれた。
防御特性や特殊技が強くなかったため、レベル上げの敵キャラクターとして人気があった。しかし、2003年4月に、Lv30以上のオーク種族のHPが、以前よりも上昇という説明とともに、オークの体力は増強され、レベル上げの敵キャラクターとしては強すぎるようになり、パーティの対戦相手としては選ばれなくなった。
ロンフォールのOrchish Fodderはオーキシュアクス、ダボイのOrchish Trooperはオークの黄金マスク、過去世界のオークはオークの鉄冑やオークの肩甲を持っている場合がある。その他の種類は、獣人製品を所持していない。
落とすクリスタルは炎である為、以前はサンドリア周辺でオーク相手に低レベルジョブを上げる事が良い金策になったが、アトルガンの秘宝以降は炎のクリスタルの供給が増えたことからあまり効率が良いとは言えなくなった。
棲息地域が非常に広いゴブリン族を抑えてのこの数は、やはり獣人の中でも特に戦闘種族故だろうか(なお、モンスターでないNPCを含めると、固有名を持つ個体は圧倒的にゴブリン族が多い)。
実際はミッション・クエスト用NMが大半なのだが、それだけ(設定上)プレイヤーに関わりの多い種族である。
→オーク族のNM一覧へ
例えば、(F-4)の焚き火周辺にPOPする戦士タイプのオークのうち1体は、北の山壁沿いに沿って移動し、(H-5)の柵の陰から北サンドリアへの城門を見張ってはまた焚き火方面に戻るといった挙動を繰り返す。このオークは周辺のオークに比べてレベルが高い事が多い。また、同位置にPOPするモンクタイプのオークは、山壁沿いではなく南の草地を巡回しては焚き火の方に戻る、といった挙動を繰り返す。この他にも、(G-5)と(G-6)の境にある道なりに移動し、通行人を監視するモンクタイプのオーク、同周辺の山壁沿いを移動し(H-6)の山際から南サンドリア方面を見つめては戻る戦士タイプのオークなど、このエリアに生息する意味と、確固たる意思を持って行動しているように見受けられる演出が多く見受けられる。
ただし外見や使用特殊技はオーク族のものと同じであり、何との混血なのかも判明していない。
また、テメナス中央塔3階にはグロニャール(Grognard)と呼ばれるモンスターが出現するが、こちらもシステム上はオーク族と変わらないものとして扱われている。
Grognardは「不平を言う者」という意味であるが、ナポレオンの老親衛隊も(ナポレオン自身によって)こう呼ばれていた。
恐らくオーク皇帝直属の老兵たちであったのであろう。
タブナジア群島にも多数生息している。
モンスターとしては獣人類オーク族。サンドリア人と浅からぬ因縁を持つ。通称は「豚」。

設定 編
本国は遙か北方にあり、険しい山脈に阻まれながらもエルヴァーンと争っていたが、200年前に北方からの新ルートを開拓、攻勢が本格化しだした。水晶大戦敗戦に伴い一度は撤退を行うも、ほどなく再度クォン大陸上陸を果たしている。
現在はOverlord Bakgodek(バックゴデック大将)に率いられた遠征軍がジャグナー森林奥の集落を占領してダボイと称して根拠地とし、ノルバレンからロンフォールにかけて軍を展開している。また、ドラギーユ城至近のゲルスバにWarchief Vatgit(ウォーチーフ・バットギット)の一隊が要塞を構築し、サンドリア王国攻略を虎視眈々と狙っている。
オークは全ての個体が兵士であり、生涯は闘争にのみ費やされる。後述する輪廻観や、肉体の成熟をたった3年で済ませるが言語を話すまで8年もかかるという事実など、彼らの闘争への最適化は人間たちとは一線を画している。ゆえに長生きが非常に困難な種であり、年長者は崇敬されるのだという。
なおオークたちのあいだでも「死後の世界」があると信じられているらしき発言があり、「石の世界」というのが我々にとってのいわゆる極楽浄土にあたるらしい。
また輪廻転生の概念が存在し、現世で勇敢に闘えば「命来たりて、再び帰る場所」へ帰り再びオークとして生まれ変われるが、無様に死ねば帰ることが叶わず別の生き物になってしまう、とされている。この「場所」(=石の世界?)をイメージした図柄が、オークに関係した建造物で度々目にする円の中心に点の描かれた印である。
NMなどのオークの命名方式はタルタル男性名と共通しているが、違いとしてはタルタル男性名のような区切りの部分(-)は無い。
外観 編
ジョブによって外見が異なり、モンクと狩人は禿げ上がった厳つい顔、魔法を会得している黒魔道士は腕力に劣る者として低い身分に甘んじており、それを恥じ入って素顔を頭巾で隠している。それ以外の戦士系オークはモヒカンヘアのように立ち上がった頭髪とフェイスガードが特徴的。
軍団長クラスのNMともなると、巨大な耳のような飾りのついた黄金のマスクをかぶっている。
また、他に広義でオークの一種と言えるオークの戦闘機械もいる。
アルタナエリアでのオークはグラフィックが異なり、籠手など部分的に装備した部位が増えただけのもあれば、赤い仮面と鎧を身にまとった重装備のオークも登場する。
この重装オークはゴブリン製の鋳造甲冑を身にまとう最精鋭のエリート歩兵という設定だが、見た目はSF映画「スターウォーズ」を髣髴とさせる格好である。
デュナミスエリアでのオークは、グラフィック自体は変わらないものの、黒い肌に白い毛皮と、カラーリングが大きく異なる。また覆面オークの紋章も、独自の紋様となっている。
人語(共通語)を解する程度の知能はあるが、口調に訛り*2があり、厳つい外見とのギャップが面白い。
Buffalostalker Dodzbraz : オデ、オーク。
ぐいもん あづめるガカリ カリュード。
おめど ただかうない づもり。
Orcish Overlord : むおっ、グセモノか?
モノドモ、であえい!
コゴにボウゲンジャがおるぞう!
ただし一部のミッション(サンドリアミッション「子供の救助」「光の継承者」など)に登場するNMなどは、訛りのない流暢な口調で話すものもいる。大抵は皇帝に近しい身分になるほど正確な語り口と、武の精神を宿すようになってゆくようだ。
方面軍の長Overlord Bakgodekや黒太子ことDarkheir Grradhodはまだ少々の訛りが見られるが、殆ど標準レベルと言って差し支えがなく、Bloodcrown BrradhodやWarlord Rojgnojとなると、人間と全く変わらない口調である。
Bloodcrown Brradhod : 下郎めが!
朕が腕一本で勝ち得し、地位と伝説。
欲しくば、己が腕で奪ってみせい!
Warlord Rojgnoj:冒険者と思って甘く見ておれば!
お前はそこかしこで暴れておるヤツだな?
同朋もお前の手によって何匹も屍と化した!
今度はお前が土へと還るがいい……!
ちなみに、平時でも戦闘中でも絶えず口をへの字に食いしばっている彼らだが、アルタナの神兵(のイベントシーン)で、初めて口が大きく開かれた。
オークとの戦闘 編
- 索敵:視覚感知(暗視)・嗅覚追尾あり
- 弱点属性:水
- ジョブ:戦モ黒ナ暗狩竜
- 主な戦利品:炎のクリスタル,装備一式*3,魔法スクロール,獣人貨幣,ほか
- ぶんどる:干し肉(攻撃力ダウン)、ダルメルステーキ(攻撃力ダウン)、野牛の干し肉(攻撃力ダウン)
防御特性や特殊技が強くなかったため、レベル上げの敵キャラクターとして人気があった。しかし、2003年4月に、Lv30以上のオーク種族のHPが、以前よりも上昇という説明とともに、オークの体力は増強され、レベル上げの敵キャラクターとしては強すぎるようになり、パーティの対戦相手としては選ばれなくなった。
ロンフォールのOrchish Fodderはオーキシュアクス、ダボイのOrchish Trooperはオークの黄金マスク、過去世界のオークはオークの鉄冑やオークの肩甲を持っている場合がある。その他の種類は、獣人製品を所持していない。
落とすクリスタルは炎である為、以前はサンドリア周辺でオーク相手に低レベルジョブを上げる事が良い金策になったが、アトルガンの秘宝以降は炎のクリスタルの供給が増えたことからあまり効率が良いとは言えなくなった。
特殊技 編
名称 | 対象 | 効果 | 空蝉 | 備考 |
アームブロック | 敵自身 | 防御力アップ | - | |
雄叫び | 自身中心範囲 | ウォークライ | - | |
エアリアルホイール | 遠隔単体 | 物理ダメージ +スタン | 1枚 | |
ショルダーアタック | 近接単体 | 物理ダメージ +ノックバック | 1枚 | |
スラムダンク | 近接単体 | 物理ダメージ +バインド | 1枚 | |
バトルダンス | 自身中心範囲 | 物理ダメージ +DEXダウン(-9) | 複数 | ラーニング可能 |
ジャンプ | 近接単体 | 物理ダメージ(強) | 1枚 | 竜騎士タイプのみ |
カウンタースタンス | 敵自身 | カウンター率アップ*4 | - | アルタナエリアの個体のみ ラーニング可能 |
ショルダーチャージ | 前方範囲 | 物理ダメージ +防御力ダウン(-50%) | 複数 | アルタナエリアの一部個体が使用 |
トルネードエッジ | 前方範囲 | 物理ダメージ +HPmaxダウン +MPmaxダウン +TPmaxダウン | 複数 | アルタナエリアの一部個体が使用 |
バーサーカーダンス | 敵自身 | 強ヘイスト +被ダメージアップ(+50%) | - | アルタナエリアの一部のNMのみ |
ファナティックダンス | 自身中心範囲 | 魅了 | 貫通 | デュナミス-サンドリア等のオークNMが使用 |
ファンタズマルダンス | 自身中心範囲 | ダメージ +バインド +ノックバック | Seed Orcが使用 | |
ベール・オブ・カオス | 自身中心範囲 | 闇?属性ダメージ +アムネジア +ノックバック +ヘイトリセット | 全消去 | Bloodcrown Brradhodなど一部NMが光っているときに使用 |
ベール・オブ・ディサレー | 範囲 | ダメージ + スタン(短時間) | Bozzetto Crusaderが使用 | |
マニックダンス | 範囲 | 魅了 + 毒 | 貫通 | Bozzetto Crusaderが使用 |
英魂の雄叫び | 単体 | 与ダメージアップ 被ダメージカットアップ | - | Bozzetto Crusaderのお供が使用 解除不能 |
オーク族のNM 編
オーク族はヴァナ・ディールに棲息するモンスターの中で、最もNM個体の数が多い(2008年1月現在。デュナミス・リンバス・カンパニエバトル・各種BFエリアを除く)。棲息地域が非常に広いゴブリン族を抑えてのこの数は、やはり獣人の中でも特に戦闘種族故だろうか(なお、モンスターでないNPCを含めると、固有名を持つ個体は圧倒的にゴブリン族が多い)。
実際はミッション・クエスト用NMが大半なのだが、それだけ(設定上)プレイヤーに関わりの多い種族である。
→オーク族のNM一覧へ
西ロンフォールに生息するオーク 編
サンドリア周辺、中でも西ロンフォールのオークは、単に歩き回っているだけではなく、サンドリア王国を監視するかのような斥候行動を取るタイプがいる。(サンドリアの兵士がゲルスバ方面やラテーヌ方面を巡回しているのと同じようなもの)例えば、(F-4)の焚き火周辺にPOPする戦士タイプのオークのうち1体は、北の山壁沿いに沿って移動し、(H-5)の柵の陰から北サンドリアへの城門を見張ってはまた焚き火方面に戻るといった挙動を繰り返す。このオークは周辺のオークに比べてレベルが高い事が多い。また、同位置にPOPするモンクタイプのオークは、山壁沿いではなく南の草地を巡回しては焚き火の方に戻る、といった挙動を繰り返す。この他にも、(G-5)と(G-6)の境にある道なりに移動し、通行人を監視するモンクタイプのオーク、同周辺の山壁沿いを移動し(H-6)の山際から南サンドリア方面を見つめては戻る戦士タイプのオークなど、このエリアに生息する意味と、確固たる意思を持って行動しているように見受けられる演出が多く見受けられる。
亜種 編
ザルクヘイム、およびノルバレンリージョンでの遠征軍において、ハーフオーク(Halforc)と称されるモンスターの一団が出現する。ただし外見や使用特殊技はオーク族のものと同じであり、何との混血なのかも判明していない。
また、テメナス中央塔3階にはグロニャール(Grognard)と呼ばれるモンスターが出現するが、こちらもシステム上はオーク族と変わらないものとして扱われている。
Grognardは「不平を言う者」という意味であるが、ナポレオンの老親衛隊も(ナポレオン自身によって)こう呼ばれていた。
恐らくオーク皇帝直属の老兵たちであったのであろう。
関連項目 編
【モンスター】【獣人】【オークの戦闘機械】【オーク帝国軍】【オーク帝国】【Overlord Bakgodek】外部リンク 編
→Wikipedia:オーク- *1
- →ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団公式 十年事典より。
- *2
- 日本語クライアントでは東北弁に聞こえる
- *3
- 生息エリアによって異なるが、ロンフォールのオークならばブロンズ装備、サークレット等を落とす。
- *4
- 「かまえる」とは異なり解除魔法で消せない。時間経過で効果は切れる模様。TPによるが最長2分前後。