チゴー(ちごー/Chigoe)
モンスターの一種族。ヴァーミン類チゴー族。
Chigoeとは、英語ではスナノミの意。一部ではChigoeの表記そのままに「チゴエ」と呼ばれることもある。
ヴァナ・ディールに生息するモンスター中では最小の種族。が、ノミとしては巨大な姿をしている。色は基本的に赤茶色だが、青色の個体も存在する。
ちなみにこのチゴーが登場するまでは、印章BF「蜘蛛の神」で戦うSon of Anansi(スパイダー族)がヴァナ最小のモンスターであった。

性質から言って、現実世界のスナノミがモデルと思われる(後述)。ただし姿形はどちらかと言えば現実世界のダニに近いものがある。まあ、現代日本ではノミにお目にかかる機会はそうそう無いのだが。
フィールドにいるチゴーとビースト類との戦闘中にポップしたチゴーは知覚感知等の面で差異がある。
モンスターの特殊技では即死せず、ステップとフラリッシュはミスした場合でも即死する。
ストロボとフラッシュバルブで即死していたこともあったが修正された。
なお、ビースト類との戦闘中にポップしたチゴーは、これに加えて、以下のような特性も有している。
ただし、アビセアエリアの個体やNMは即死しないが、全ての個体がこの特性を持っているわけではない。
1つ目はアトルガンエリア、アルタナエリア、アドゥリンエリアに生息している。こちらが発見されるまで名前が表示されず、タゲられなければこちらからタゲることもできない。サイズの小ささも手伝って見つけにくい上に、視覚感知と聴覚感知を併せ持つアクティブモンスターなので、カダーバの浮沼やエジワ蘿洞などのチゴー生息エリアでは移動に細心の注意が求められる。注意深く観察すれば跳躍する小さな虫の姿を視認可能。
2つ目はチゴーの宿主となっているビースト類が特殊技を使用するとポップする。宿主はマーリド族と大羊族の亜種であるカラクール、および雄羊族の三種。雄羊族からは1度に2匹ポップする。
上述のような性質上、大抵の場合、戦闘はチゴーからの奇襲で開始する上、間隔の短い攻撃をTA込みでしてくるので、あっというまに空蝉は剥がされるわ、魔法詠唱は中断されまくるわと、厄介なモンスターである。
ただHPはかなり低く、特にビースト類からポップしたチゴーのHPはLv70以上でも500未満(同レベル帯の通常のモンスターは4,000以上)と極端に少なく、強化スキルを持つジョブならファランクス、ストンスキン、ブレイズスパイクをかければ抜刀しなくても反撃ダメージで倒せたりする。
レベルに対してHPが低く、一匹のビースト類から大量にポップさせられるので、レベル上げの獲物として狙われることもある(特にマーリド族とそれに寄生しているチゴー)。
2006年7月7日の緊急メンテで一時的にチゴーをどんな方法で倒しても経験値が得られないように暫定的な修正がなされた。
特定の状況下において、チゴーから得られる経験値が多くなっていたのが原因。これを利用した経験値稼ぎがネ実で話題に挙げられてすぐの修正だった。
かつては際限なくポップさせることもできたが、2006年7月25日のバージョンアップで経験値を得られるように戻されたと同時に、1体のビースト類から発生するチゴーの数に上限が設定された。
ただし、Peallaidhからポップするチゴーはこの限りではない(が、Peallaidhのチゴーは元々経験値を得られない)。
経験値稼ぎの獲物としては、黒魔道士、青魔道士、召喚士などのソロや、ごくごく稀にナ盾(57-62)PTの獲物としてカラクール羊が選択される(このレベル帯には珍しく驚異的なチェーン数をたたき出す)他、カラクール羊を75レベルのナイトや赤魔道士がソロで殴り、別PTで黒や青などでチゴーを倒すレベル上げPTや、スキル上げPTとして他アライアンスにマーリドを狩りを行わせ、チゴー処理部隊として別アライアンスにてレベルシンクしてチゴーのみを狩るPTが一部の鯖で確認されるのみである。
その圧倒的な手数を逆に利用し、盾や受け流し等の防御系スキル上げの相手として選択されることもしばしばある。
つまり、
二刀流や複数回攻撃、DAやTAのどこかにクリティカルが入ったとしても、そのターンでHPを削りきれた場合にはやはり経験値が入る。
ビースト類からポップするチゴーなどはHPが少ないため、沸いた瞬間に多段などの強力なWSを使って、一気に仕留めて経験値を頂くという戦い方も可能である。
『WS クリ アビ=経験値なし』とだけ覚えてしまっているプレイヤーもいるので念のため。
経験値が入る状態で倒した場合、ヴァーミンを討伐するメイジャンの対象としてカウントされる。しかしクリティカルヒットが出てしまったりで即死させてしまうこともあるため、メインの獲物としては勧められるものではない。
また、アビセア-アットワにも配置されている。こちらは他のモンスター同様ターゲットすることができる。
※モンスタースキル無し。
「普段は砂中に潜伏。動物が側を通ると驚異的な跳躍で身体に取り付き、皮膚に侵入して成育する。」というヴァナ・ディールでの設定は、現実世界のチゴーにかなり近い。
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Chigoeとは、英語ではスナノミの意。一部ではChigoeの表記そのままに「チゴエ」と呼ばれることもある。
ヴァナ・ディールに生息するモンスター中では最小の種族。が、ノミとしては巨大な姿をしている。色は基本的に赤茶色だが、青色の個体も存在する。
ちなみにこのチゴーが登場するまでは、印章BF「蜘蛛の神」で戦うSon of Anansi(スパイダー族)がヴァナ最小のモンスターであった。

解説 編
近東の風土病、チゴー症の原因として知られる、小さな寄生虫。
普段は砂中に潜伏。動物が側を通ると驚異的な跳躍で身体に取り付き、皮膚に侵入して成育する。
チゴーが皮下に作り出す瘤は、想像を絶する苦痛をもたらすため、彼ら数匹の宿主となると、たとえ大型動物でさえ衰弱死してしまうと云う。
最新の錬金術ギルドの研究によると、かつてバストゥークで猛威を振るった鎖死病も、この虫が媒介した不可視の毒気が原因であったことが確実視されている。
【→公式HPより】
性質から言って、現実世界のスナノミがモデルと思われる(後述)。ただし姿形はどちらかと言えば現実世界のダニに近いものがある。まあ、現代日本ではノミにお目にかかる機会はそうそう無いのだが。
特性 編
主な特性は以下のとおり。フィールドにいるチゴーとビースト類との戦闘中にポップしたチゴーは知覚感知等の面で差異がある。
- 主な戦利品:合成獣の血、土のクリスタル。
- 広い視覚感知+かなり狭い聴覚感知(真上を通過するくらい近づかないと気付かれない)。
- リンク習性あり。
- 攻撃間隔150程度の爆速。
- トリプルアタック所持。
- 通常攻撃の追加効果として病気がついている。
- 回避と命中が異常に高い。
- 特殊技を持たない。
- あやつれない。
- クリティカルヒット、WS、物理ダメージを伴うアビリティ*1、ボックスステップ、スタッターステップ、D.フラリッシュを受けると一撃で倒れる。このとき、表示が「楽な相手だ」以上でも経験値は得られない。一方、ダメージで止めを刺した場合は通常通り経験値が入る。
モンスターの特殊技では即死せず、ステップとフラリッシュはミスした場合でも即死する。
ストロボとフラッシュバルブで即死していたこともあったが修正された。
なお、ビースト類との戦闘中にポップしたチゴーは、これに加えて、以下のような特性も有している。
ただし、アビセアエリアの個体やNMは即死しないが、全ての個体がこの特性を持っているわけではない。
チゴーとの戦闘 編
マップ上に潜んでいるもの、アトルガン地方の一部ビースト類モンスターに寄生しているもの、通常配置されているものの3種類がいる。1つ目はアトルガンエリア、アルタナエリア、アドゥリンエリアに生息している。こちらが発見されるまで名前が表示されず、タゲられなければこちらからタゲることもできない。サイズの小ささも手伝って見つけにくい上に、視覚感知と聴覚感知を併せ持つアクティブモンスターなので、カダーバの浮沼やエジワ蘿洞などのチゴー生息エリアでは移動に細心の注意が求められる。注意深く観察すれば跳躍する小さな虫の姿を視認可能。
2つ目はチゴーの宿主となっているビースト類が特殊技を使用するとポップする。宿主はマーリド族と大羊族の亜種であるカラクール、および雄羊族の三種。雄羊族からは1度に2匹ポップする。
上述のような性質上、大抵の場合、戦闘はチゴーからの奇襲で開始する上、間隔の短い攻撃をTA込みでしてくるので、あっというまに空蝉は剥がされるわ、魔法詠唱は中断されまくるわと、厄介なモンスターである。
ただHPはかなり低く、特にビースト類からポップしたチゴーのHPはLv70以上でも500未満(同レベル帯の通常のモンスターは4,000以上)と極端に少なく、強化スキルを持つジョブならファランクス、ストンスキン、ブレイズスパイクをかければ抜刀しなくても反撃ダメージで倒せたりする。
レベルに対してHPが低く、一匹のビースト類から大量にポップさせられるので、レベル上げの獲物として狙われることもある(特にマーリド族とそれに寄生しているチゴー)。
2006年7月7日の緊急メンテで一時的にチゴーをどんな方法で倒しても経験値が得られないように暫定的な修正がなされた。
特定の状況下において、チゴーから得られる経験値が多くなっていたのが原因。これを利用した経験値稼ぎがネ実で話題に挙げられてすぐの修正だった。
かつては際限なくポップさせることもできたが、2006年7月25日のバージョンアップで経験値を得られるように戻されたと同時に、1体のビースト類から発生するチゴーの数に上限が設定された。
ただし、Peallaidhからポップするチゴーはこの限りではない(が、Peallaidhのチゴーは元々経験値を得られない)。
経験値稼ぎの獲物としては、黒魔道士、青魔道士、召喚士などのソロや、ごくごく稀にナ盾(57-62)PTの獲物としてカラクール羊が選択される(このレベル帯には珍しく驚異的なチェーン数をたたき出す)他、カラクール羊を75レベルのナイトや赤魔道士がソロで殴り、別PTで黒や青などでチゴーを倒すレベル上げPTや、スキル上げPTとして他アライアンスにマーリドを狩りを行わせ、チゴー処理部隊として別アライアンスにてレベルシンクしてチゴーのみを狩るPTが一部の鯖で確認されるのみである。
その圧倒的な手数を逆に利用し、盾や受け流し等の防御系スキル上げの相手として選択されることもしばしばある。
即死判定 編
上記の通り、一部のNM等を除くとチゴーはWSやクリティカル、アビリティなどのダメージで即死するのだが、厳密にはそれらを使った時にチゴーのHPが残っていると一撃で倒れてしまう。つまり、
- チゴーのHPが残り500の時に、WSで400ダメージを与えた場合には即死するが、
チゴーのHPが残り300の時に、WSで400ダメージを与えた場合には経験値が入る。
- チゴーのHPが残り200の時に、クリティカルヒットで150ダメージを与えた場合には即死するが、
チゴーのHPが残り100の時に、クリティカルヒットで150ダメージを与えた場合には経験値が入る。
二刀流や複数回攻撃、DAやTAのどこかにクリティカルが入ったとしても、そのターンでHPを削りきれた場合にはやはり経験値が入る。
ビースト類からポップするチゴーなどはHPが少ないため、沸いた瞬間に多段などの強力なWSを使って、一気に仕留めて経験値を頂くという戦い方も可能である。
『WS クリ アビ=経験値なし』とだけ覚えてしまっているプレイヤーもいるので念のため。
経験値が入る状態で倒した場合、ヴァーミンを討伐するメイジャンの対象としてカウントされる。しかしクリティカルヒットが出てしまったりで即死させてしまうこともあるため、メインの獲物としては勧められるものではない。
生息地 編
現代ではアトルガンエリアとアドゥリンエリアに生息している敵だが、20年前ではグロウベルグ〔S〕・ブンカール浦〔S〕・ロランベリー耕地〔S〕にも生息している。過去にバストゥークで鎖死病が流行ったのもこのチゴーがバストゥークの道中であるグロウベルグに生息していたことが原因であるともうかがい知れるだろう。また、アビセア-アットワにも配置されている。こちらは他のモンスター同様ターゲットすることができる。
モンストロス・プレッジ 編
種族名 | ジョブ |
---|---|
チゴー族 | シ |
チゴー族(青) | シ黒 |
※モンスタースキル無し。
現実世界のチゴー 編
Chigoeは日本語ではスナノミとも呼ばれ、熱帯に棲息する寄生ノミの一種。特に中南米、熱帯アフリカ、およびインドに分布している。普段は砂などに潜んでおり、裸足で通りかかったりすると足の裏などに潜り込んで発育する。「普段は砂中に潜伏。動物が側を通ると驚異的な跳躍で身体に取り付き、皮膚に侵入して成育する。」というヴァナ・ディールでの設定は、現実世界のチゴーにかなり近い。
関連項目 編
【モンスター】【ヴァーミン】【鎖死病】Copyright (C) 2002-2006 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- シールドバッシュ、ウェポンバッシュ、イーグルアイ、ジャンプ、ハイジャンプ。
- *2
- かつてはこちらを感知してくるまでは名前表示がされずタゲることができず、一番近いPCを感知した瞬間、無差別に攻撃を開始するという仕様であった。本来チゴーがいない場所で、誰かが放置したチゴーに絡まれて死んでしまうといった例もあった。