錬成
クリスタル合成と比べると複雑な仕組みになっており、一番の違いは
パーティを組んだ複数人で
合成できる点と、専用の
錬成窯を使う点である。
錬成を端的に表現すると「燃料を投入して制限時間内に
属性のバランスを与えられた
目標に近づける」ミニゲームである。
多数の
錬成コマンドは突き詰めれば全てこのゴールにたどり着くためのものなので、そこを意識した上で解説を読むと理解しやすいかもしれない。
他に特徴としては、
クリスタル合成よりも同じ材料でも完成個数が多い
レシピが存在したり、専用の
装備品や
オーグメントの付与が出来る事なども挙げられる。
錬成で失敗しても
素材の
ロストは無いが、
錬成窯の
属性爆発によって
プレイヤー自身が
ダメージを受けたりするので、
クリスタル合成よりもスリリングな一面も併せ持つ。
しかし、
錬成スキルそのものの上昇率が非常に悪いことが影響し
燃料を入れ続けても1回の
錬成で0.1すら上がらないことのほうが多い。
、
スキルを最大値まで上げている人のほうが少ないという残念な状況となっている。
そのため、当初の「
パーティを組んだ複数人で
合成」という仕様は、
錬成職人へ
合成を頼んだときでしか使われることがない。
火氷風土雷水光闇の8種類、この数字を操作し
レシピごとに設定された「
目標値」に近づけよう。
ただし後述の
属性力漏れ、
錬成窯爆発事故でも上下するため、そう簡単には達成できない。
燃料(
フュエル)と間違え易いため要注意。
単位は
Pz/
Im、爆発の際の威力に直結する。しかし逆に言えば爆発しない限り気にする必要はない。
錬成を開始すると何も操作しなくてもおよそ1秒に1ずつ上がっていく。最大値は700
Pz/
Imであり、それ以上は上昇しない。
ちなみに700
Pz/
Imは親指の先ほどの範囲に約317kgの力がかかっている状態(約47.6気圧)。参考までに、家庭用圧力鍋がおよそ2気圧、蒸気機関車のボイラー圧力が10から20気圧。
単位は%、燃料投入に伴って窯内部に不純物が混じる割合のことだが、実質的には爆発事故の発生確率。
不純物率が31%から爆発の可能性があり、0-30%の間では爆発が起きることはない。最大値は99%。
実質的には
錬成の制限時間。
錬成を開始する度に最大値まで
回復、何も操作しなくても少しずつ減って行き、ゼロになると強制的に
錬成終了、失敗となる。
窯を叩くことでも少し減り、爆発事故では内圧に比例して大きく減る。結界
メンテナンスで
回復可能。
錬成中は以下のコマンドが実行可能。
カーソル位置は実行したコマンドに記憶されるため、同じコマンドを繰り返す場合は連打するだけで出来る。
但し、爆発などで
錬成メニューが閉じられると、カーソル位置は初期状態に戻る。
また、
錬成スキルが5上がるごとに以下の
錬成テクニックの
レベルアップができる。すぐに
レベルアップせずに保留することもできる。
錬成テクニックはそれぞれ5段階までが上限となっている。
8
属性の燃料を投入し、
錬成に必要な
属性力に近づける。燃料を1つ投入すると
属性力が5-10増加し、
属性に対する弱
属性の
属性力が2下がる。
稀に「
クリティカル」が発生することがあり、この場合
属性力は10か11上昇(必要な
属性力を越えてしまう場合は、
属性力ぴったりまで上がる)し、弱
属性の減少は1に止まる。(ただし例外を確認済)同じ
属性の燃料を連続投入した場合燃焼効率がアップし、
クリティカル反応の発生率が上がる。燃焼効率アップの告知は2,4,6,8回目など偶数回に起き、燃焼効率アップの恩恵は3,5,7,9回目など1回目を除く奇数回に受ける。
また燃料を投入した際、内圧と不純物率が上昇する。1回の投入につき、内圧は10
Pz/
Im程度、不純物率は[完成品の
錬成スキルキャップ-現在の
錬成スキル](ただし最低値は5%)上昇。前述のように内圧はそのまま
錬成窯爆発時の
ダメージに、不純物率は燃料を投入した際の
錬成窯爆発の確率に比例する。不純物率が31%から爆発の可能性があり、0-30%の間では爆発が起きることはない。
投入コマンドの燃料は「火氷風土雷水光闇」と並んでおり、相互に干渉する光と闇を除けば、これがこのまま強>>>弱
属性の順となっているので覚えやすい。つまり、火を上げると右隣の氷が2下がるようになっている。このため、隣り合う複数の
属性を上げる
合成の場合は、コマンドの上の燃料から(コ
マンドライン上では左から)開始すると良いだろう。時間ももっとも節約できる。
錬成窯が爆発の兆しを示しているときに使うと、低確率で爆発を阻止できる。阻止に成功した場合、内圧はそのままだが不純物率が0%になる。
稀にちょっぴり
錬成窯のゆがみが直り、
属性力漏れが止まることもある。
爆発の際は、後述のように
プレイヤーに
ダメージと
状態異常を与える他、窯自体にも
ダメージ(=残り時間の減少)を与えると共に内圧がほぼゼロに、不純物率が0%になる。
錬成窯に貯まった不純物を取り除ける。
1度使用するたびに
闇属性の燃料を6つ消費する。
使用すると
錬成窯の耐久力を
回復させることが可能(つまり
錬成の時間を延ばせる)。
1度使用するたびに
光属性の燃料を6つ消費する。
爆発事故が起きた後に実行すると、
錬成成功時に得られる
灰の量にボーナスが得られる。
錬成を完了させる。
属性値が完成品の値に非常に近い場合は成功し、それ以外は失敗する。
このコマンドは
錬成窯の
占有権を得た人しか選択できない。
属性値が
目標に対して誤差3以下ならば確実に成功する。許容される誤差は
錬成スキルによって変動する。
目標に設定されていない
属性(
錬成中は00と表示されるもの)の値は全く考慮されない(
HQの判定にも影響しない)ため、気にしなくてよい。
確実に成功するような場合、窯から光り輝く白い湯気が放出される状態になる為、
HQの為の
微調整などを行わない場合は即座に取り出したほうが良い。
誤差が少ない場合は比較的高確率で
HQ(
会心の錬成)が発生し、
レシピによっては数が増えたりといった変化が起きる。
通常の
合成とは違い
スタック不可品の
合成個数が増える
レシピが目立つ(
スタック不可能な
ジュース類や、
スタック不可能な
錬成でのみ作成できる
素材、
煉瓦など)。
「あり/なし」を選択する。
錬成中に「○○を実行しますか?」の
ポップアップを表示するかしないかを変更する。
特に
スキル上げの最中は気が遠くなるような連打のみの作業であるため、ムダな表示を経由しない「なし」が重宝される。
錬成のコマンドメニューを閉じる。
メニューを閉じなければ移動が不可能。
ただし、
錬成中に
占有者が
錬成窯から離れると強制的に
錬成失敗となる。
基本的に自分の
錬成スキルよりも高い完成品に対して燃料を用いる動作は全て
スキルアップ判定がある。
ただし燃料投入は完成品が必要とする
属性、及びその弱
属性でなければ
スキルアップしない(強
属性では上がらないまたは上がり難い?要
検証)。
属性力が上限の99になっていても
スキルアップの可能性がある。
完成品の
スキルが高いほど、1回の作業での
スキルが上昇する確率が下がる。
また、
合成と違い
スキル60以降も0.2上がることがある。
スキル差が大きく離れても上がることがあり、極端な話
スキル0の
素人が
スキル80に燃料を投入しても上がる。
また、
錬成窯の爆発を「たたく!」で阻止した場合にも、ごくまれであるが
スキルアップ判定がある。割合としては、燃料投入で1上がる間に0.1上がればラッキーな具合。「たたく!」の成功する確率自体が非常に低いため、狙って
スキルを上げるには向かない。
以下に難易度の高い
錬成を行う際のアドバイスを示す。
- 錬成テクニックの中では安全レバー操作と結界メンテナンスが有効。燃料の目安は光フュエル2Dにつき闇フュエル1D弱といったところ。
- 燃料投入役は基本的に1人でOK。よほどうまく連携プレイが出来るのならば2人いると楽だが、サポート役をまず確保した方が良い。チャットを打ちつつ燃料操作をするのは困難。
- 燃料投入役は必要錬成スキル-5以上の錬成スキルはほぼ必須。一度に不純物の数値が15や20あがっていたのではまともに錬成出来ない。
- 光フュエルを投入しつつシールド回復を連打する専門サポート役がいれば、錬成時間は光フュエル分いくらでも取れる。シールド回復テクニックに5振りならばなおよし。
- 「たたく!」スキルに何段階か振っていれば実用範囲で爆発事故を防ぐことができる。メニューの再確認をオフにしていれば五回はたたけるので、運次第ではPC自身のスキルよりもかなり要求スキルが高いレシピでも完成できることがある。
- 不純物度が31から爆発の可能性が出てくるので、不純物排出専門を1人置くと安全。テクニックを振ってなくても十分に役に立つが、闇フュエルの浪費を抑えるのならばテクニックを振るとなお良い。
- 圧力下げはとても大変で、尚且つ爆発が絶対に起こらないのならば無意味な要素。テクニック0振りの人が圧力を下げようとしても焼け石に水。不純物度をしっかりと下げることを優先した方が良い。
- 複数属性を高めないといけない錬成の場合は、まず最初に属性力漏れが起こりにくいように地固めをした方が良いかもしれない。
一度に1属性ばかり入れるのではなく、必要な数値が20程度になる+マイナスの数値が出ない、マイナスになっていく数値が10程度になるまで全体に燃料を入れると多少安全。
- 上級錬成で属性値を調整していくと、どうしても誤差が大量に出る場合がある。具体的にはガレーキッチンの5属性錬成において、誤差が1,2,1,1,2などと発生した場合、素直に諦めてやり直した方が良いことがある。
誤差の合計が3以下で100%成功(窯も光りだす)、誤差5で「ほぼ適合」で失敗の可能性が出てくるようになるので、このように誤差が7溜まっていると修正のしようがなくなってしまうし錬成完了をしようとしてもほぼ確実に失敗してしまう。
- 「属性力漏れ」が起きている場合、漏れている属性に対する弱属性の燃料を入れることにより、ある程度の確率で属性力漏れを止めることが可能。炎漏れならば氷を入れ、水漏れならば炎を入れる。
確率は100%ではなく、体感で3~5割程度。
- 「属性力漏れ」の効果は、漏れている属性値が徐々にダウン+漏れている属性に対する強属性の数値が徐々にアップ。例えば火が3漏れたならば水が3上がっている。
- 既に属性の目標値を超えている時にクリティカル効果が出ると、属性値は1しか上がらない。また、弱属性の下がる数値が目標値よりオーバーしている場合、その減少値は-1以上になることがあるようだ。(2下がって目標値に完全一致したケースを確認)
- 同属性の燃料を連続投入すると、燃焼効率がアップする。2回目以降は待受時間が短いため、一人で投与している場合は間に合わず1段階までしか上げられない。例えばソロの場合連続投入時に、3,5,7,9,11回目などが燃焼効率アップの恩恵を受ける。2,4,6,8,10回目には燃焼効率がアップしたとログに出る。
- 燃焼効率アップの恩恵は、クリティカル反応の発生率アップと高数値が出やすくなることのようだ。燃料投入テクニックに0振り時に、通常反応では45回中3回クリティカル反応が発生し、燃焼効率アップ時には26回中9回クリティカル反応が発生した。
- 燃料投入時の数値上昇量は、下限が5で上限が10,クリティカル反応時は10か11、及び数値の完全一致と、上限を超えている場合の1のみ上昇(ダウン側の数値がクリティカルする?)となっている。
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