クリスタル(くりすたる/Crystal)
- 合成に関わるアイテム。本項で解説する。
- ファイナルファンタジーの世界に存在する、さまざまなエネルギーを秘めた結晶体。
アイテム「クリスタル」 編
アイテムの一つ。いずれの種類も12個スタック可。冒険者の間では「クリ」の略称が普及している。競売でのカテゴリーはそのまま「クリスタル」で、メニュー階層のトップに並んでいる。
ヴァナ・ディールにおいては火・土・水・風・雷・氷・光・闇の8種のクリスタルが存在し、森羅万象の根源を司ると信じられている。
専ら合成を行うためのアイテムだが、三国ミッションを進めるに当たって必要なランクポイントを貯めるためにも必要となる。
また、2012年12月13日のバージョンアップ以降はウェイポイントのCP(チャージポイント)を貯めるためにも利用されるようになった。
合成が冒険者の生活において大きなウェイトを占めていることから、競売などでの取引も非常に活発。そのため、そのときそのときの合成のトレンドにもより競売での価格は乱高下する。その価格はヴァナ経済の指標になっているとも言えるだろう。同時に、あまりに急激に高騰する場合はヴァナ・ディール内で何らかの変事が起きていると思って良い*1。
それぞれのクリスタルが内包するエネルギーは以下の通り。
また、内包するエネルギーを失い、抜殻となった容れ物だけのクリスタル「変色クリスタル」なるものも存在する。
主な入手方法 編
- シグネット/サンクション/シギル/イオニスをかけた状態で経験値が入るモンスターを倒す*2。
どの属性のクリスタル(塊)をドロップするかはモンスターの種族によって決まっている。
クリスタルより先にその他アイテムのドロップ判定が行われるため、クリスタルが出たためにNMドロップアイテムが出ないということはない。
- エレメンタルを倒した際に落とす「○の塊」を使用する
- 栽培
- モグガーデン(畑、木立、鉱脈、漂着物)
- チョコボの穴掘り
預かりシステム(保管NPC) 編
2016年5月10日のバージョンアップで、NPCがクリスタルを預かったり塊に変換してくれるようになった。詳細は【Ephemeral Moogle】項を参照のこと。
ファイナルファンタジーシリーズにおけるクリスタル 編
最初期から登場しており、プレイヤーに使命を与える物語の核となる役割を担っており、シリーズの象徴とも言える*3。FF3において火・土・水・風の正負(光・闇)四対・計八種が登場し、以降これに準じた形で登場する。
多くの場合、クリスタルは各々意思を持っている。
クリスタルの力「火風水土」の由来 編
地上の物質は火・空気・水・土の4つの元素から構成されるとする四大元素説が元ネタ。「万学の祖」とも呼ばれた古代ギリシャの哲学者、アリストテレスが支持し広めた説であり、エーテルや賢者の石、エリクサーなどにも繋がっていく。
リアルでのクリスタル 編
水晶を意味する英語。石英の結晶で、モース硬度7。内包する不純物によりその色が異なり、特に紫色のものをアメジスト、桃色のものをローズクォーツとも呼ぶ。また、電流を流すと一定の周波数で振動することから、時計・CPUなど、正確さを求められる電子機器などにも広く使われる。関連項目 編
【クリスタル/ネタバレ】【塊】【Ephemeral Moogle】- *1
- この辺りの経緯は分解祭りや錆びたキャップなどの項目を参照のこと。また、合成スキルアップ確率2倍キャンペーン期間の前後及び最中も高騰する。
- *2
- 獣人支配地、およびリージョンマップに表示されないエリア(デュナミス、プロミヴォン、ルモリア、アビセア等)では手に入らないが、例外的に醴泉島だけはリージョン対象外かつシグネット等が無くてもクリスタルが手に入る。
- *3
- ただしFF6、FF7、FF8、FF10には登場していない。