リンバス

記事名読み
りんばす/Limbus
バトルフィールドタイプのコンテンツの一つ。また、そのリージョンの名称。
2005年10月11日のバージョンアップで追加され、2025年6月10日のバージョンアップで大幅なリニューアルがなされた。

大別すると「テメナス」「アポリオン」という二つのエリアがあり、さらにその内部で複数層ダンジョン形式のバトルフィールドが展開されている。


概要
突入条件

各種カードの入手方法は該当項目を参照のこと。
テメナスへはアル・タユHome Point #1、アポリオンアル・タユHome Point #2がもっとも近い。
攻略の目的
AFレリックのさらなる強化
AF119+3もしくはレリック装束119+3をそれぞれ「+4」にするために攻略することが主目的。
  1. エントランスNPCに話しかけモンスターのレベルを設定
  2. 各フロア内のモンスターを撃破し「データ」を収集
    得られるデータ量はモンスターのレベルとパーティ人数で変動。
    戦闘不能のメンバーはデータを得られない。
  3. データを規定値蓄積すると、各フロアの名前を冠した「テンポラリアイテム」と「テメナス粒子」or「アポリオン粒子」を入手
    フロアによってデータの規定値は異なる。
  4. 全フロアのテンポラリアイテムと引き換えに、区画の最奥にある宝箱を開錠し、だいじなものと粒子を入手
    宝箱から通常は3,000粒子が得られるが、アタリを引いた場合5,000粒子得られる
    注釈2
    A.M.A.N.とLIVE!第9回で藤戸PDにより、通常とアタリがあること、人によって違うのは不具合ではないことが説明された。

  5. エントランスで各種粒子を必要分消費してAF119+4もしくはレリック装束119+4を入手(待ち時間無し)

モンスターとレベルについて

NMについて
内部には2種類の「計り知れないモンスターが出現する。

ジョブアポリオン(AF名) / テメナス(レリック名)特徴(アポリオン)特徴(テメナス)
Pummeler's / Agogeマイティストライクを複数回で使用。
フルブレイクウッコフューリー使用
マイティストライクを複数回で使用。
フルブレイクレイジングラッシュフェルクリーヴアップヒーバル
Anchorite's / Hesychast's百烈拳を複数回で使用。
双竜脚夢想阿修羅拳ビクトリースマイト
百烈拳を複数回で使用。
スピンアタック
Theophany / PietyホーリーホーリーIIバニシュガIII、ケアルVI
ブラックヘイローヘキサストライクレルムレイザー
Spaekona's / Archmage'sジャ系魔法(風火雷)、メテオは広範囲
カタクリスムアースクラッシャー
Atrophy / Vitiation連続魔を複数回使用。弱体ガ系
ボーパルブレードサベッジブレードシャンデュシニュ
Pillager's / Plunderer's絶対回避を複数回使用。
ルドラストームシャークバイトダンシングエッジ
絶対回避を複数回使用。
エヴィサレーションエクゼンテレターイオリアンエッジ
Reverence / Caballariusインビンシブルを複数回使用。
ボーパルブレードサベッジブレードシャンデュシニュ
Ignominy / Fallen's
Totemic / Ankusaあやつるを高頻度で使用。
ランページミストラルアクス使用
Brioso / Bihu乙女のヴィルレー
ダンシングエッジシャークバイトルドラストーム
魔物達のララバイII
エヴィサレーションイオリアンエッジエクゼンテレター
Orion / Arcadianイーグルアイを複数回使用。
リフルジェントアローエンピリアルアロージシュヌの光輝
Wakido / Sakonji石火之機使用、連携する
Hachiya / Mochizuki空蝉III使用、片手刀WS使用
Vishap / Pteroslaver
Convoker's / GlyphicWSレトリビューションアストラルフロウアースフューリーハウリングムーン使用アストラルフロウは広範囲。隣室まで届く
Assimilator's / Luhlazaアジュールローを複数回使用。闇系エレ魔法4種アジュールローを複数回使用。光系エレ魔法4種
サークルブレードボーパルブレードスウィフトブレードレクイエスカット
Laksamana's / Lanun密着しても遠隔攻撃しか使わない。WS射撃のみ(スラッグショットワイルドファイアデトネータ、ラストスタンド
Foire / Pitreオートマトンは連れていない
Maxixi / Horosエクゼンテレター、高火力イオリアンエッジルドラストームエヴィサレーション
Academic's / Pedagogy連環計を複数回使用、連環計中はメルトン使用
魔法計略IIのみを使用し範囲化されている
Geomancy / Bagua羅盤を最大6つ設置し、コンセントリクパルスを行う
Runeist / Futhark

宝箱について

支援効果名称支援効果内容取得条件
的中のグレース命中+ 飛命+
魔法命中率+
テメナス宝箱を2回開ける
天分のグレースSTR+ DEX+ VIT+ AGI+
INT+ MND+ CHR+
アポリオン宝箱を2回開ける
活命のグレース最大HP+
経験値ロスト軽減(EXPMEXP
上記2つの支援効果を獲得後に
テメナスアポリオンどちらかの宝箱を開ける

粒子について
AF119+3及びレリック装束119+3をそれぞれ+4に強化するのに使用

エリア専用ポイント強化強化
テメナステメナス粒子レリック装束119+3レリック装束119+4
アポリオンアポリオン粒子AF119+3AF119+4

マターについて
装備品の作成や強化に必要なアイテムリンバス内のNMを討伐したワールドで獲得できる可能性がある。

エリアマター作成可能な装備
テメナスアスプロマターアスプロピアスアスプロマント
アポリオンメランマターメランリングメランマント

歴史
リンバスの歴史、およびリニューアル前の仕様は【リンバス(歴史)】項に記載する。
名称について
リンバスとは、キリスト教用語のリンボ(天国と地獄の間に存在する世界。語源は「縁」を意味するラテン語の「limbus」。)に由来していると思われる。

藤戸洋司PDによると、リンバスは元々「テメナス」「アポリオン」を擁するリージョンの名前であって、バトルコンテンツとしての名前ではなかった(バトルコンテンツとしての名称は特に設定されていなかった)とのこと。その後リニューアルするにあたり、正式に「リンバス」がコンテンツ名となったらしい

また、リニューアル前はBFへの突入時に
……ブーンという微かな音が聞こえ始めた。
というログが出ていたが、これは夢野久作の怪奇推理小説「ドグラ・マグラ」の冒頭部分を彷彿とさせる。同小説はメーガス三姉妹(ドグ・マグ・ラグ)の名称の元ネタでもあり、開発陣の一種のオマージュ(敬意を払った表現)なのかも知れない。
設定
内部ではKingslayer DoggvdeggKaiser Behemothなど、水晶大戦で活躍したモンスターが登場するが、なぜ彼らがリンバスにいたのかは明確にされていない。公式からもリンバスの設定については語られることはなく、リンバスが何なのかは長い間謎に包まれていたが、リンバスがリニューアルされたときに手がかりとなる台詞が追加された。
Temenos Operator : ココ テメナス
 生体ノ データ収集ト
 ヨリ 高度ナ 生体ノ 創造ヲ
 目的ト シテイマス。

アポリオンにいるApollyon Operatorからも同様の台詞が聞けることから、テメナスアポリオンも、生体のデータ収集とより高度な生体の創造を目的として作られたジラートの実験施設のようである。遥か昔にヴァナ・ディールから分かたれたアル・タユ水晶大戦時のモンスターがいる理由は不明だが、クリスタルラインを通じて死者のデータを集め、内部に再現する仕組みなのかも知れない。

また、各ジョブの姿をしたNMについては、
Temenos Operator : 登録者ノ 情報カラ
 新タナモンスター
 生成シマシタ。

と説明しており、モンスターだけでなく冒険者のデータも収集し利用していることが分かる。
関連項目
テメナス】【アポリオン】【リンバスLS】【リンバス(歴史)

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