自爆

記事名読み
じばく/Self-Destruct
  1. ボムが使用する特殊技の一つ。
  2. ボム族(クラスター)が使用する特殊技の一つ。
  3. ゴブリン特殊技の一つである「爆弾投げ」を失敗した場合を指す。
  4. 項1,2,3に準ずる特殊技全般を指す語。
  5. 青魔法の一つ。
残りHP量に依存した範囲ダメージ攻撃
場合によってはかなり強力な攻撃となるため、しばしば冒険者の身の安全を危うくする。
基本的には項1のボムの自爆に準じるが、クラスターは2~3体のボムの集合体になっており、自爆一回でその全てが爆発することもあれば、クラスターを構成する1体が吹き飛ぶだけという二つのケースがある。
後者の場合は威力が小さい(NMは除く)のでボムと比べて危険性は低い。その場合クラスターは倒れることはなく戦闘は続行される。
火属性ゴブリン自身を中心とした範囲ダメージダメージ量はゴブリンの残りHP量に依存する。
推定では、ゴブリンの残りHPが1になり何らかのスリップダメージ状態となる
注釈1
自爆発動中に多くの攻撃を受け、自爆発動直後にTPが1000を超えていると、スリップダメージにより戦闘不能になる前にゴブリンラッシュ爆弾投げなどの技を出してくることが稀にある。
。事実上ほぼゴブリン自身が即死すると考えて差し支えない。それなりに大きなダメージを受けるものの自爆してくれるのはチェーンなどの事情を含めるといろいろとオイシイが、これを計算に入れて戦闘をするのは危険。

爆弾投げ」失敗の姿は、投げようとした爆弾を手が滑って自分の足元に落とすモーションになる。彼自身の時が止まったように足元の爆弾を見つめる姿は、ほほえましいような哀れなような。

なお、自爆時に対象が攻撃範囲の外にいる場合、爆弾は発動せずにゴブリンのみHP0状態になる。(ソロ時のみ確認可能)
自爆系の特殊技全般を指す語
忍者忍者タイプのモンスター微塵がくれ(無属性)、スノール砕氷(氷属性)、ジン闇炎爆闇属性)、ドールメルトダウンゴラホ中核炉心溶融スフィアロイド族の一部の使用するエレクトロチャージがこれに相当する。対象が単体ではあるが、ファイナルスピアもこれに相通ずるところがある。

自爆系全般的にいえることだが、技毎にいくらかのバラツキがあるものの敵の残存HPに依存しているため、そのダメージはかなり大きく、HP満タンから即死者が出ることも少なくない。
被害をできるだけ軽くするために、バ系魔法等で属性耐性を上げるなどしてダメージの軽減に努めたい。ボムクィーンリングなど火耐性の著しく低下する装備をしていると、レジストできず計り知れないダメージを受ける羽目になる。
「自爆」という名の特殊技は項1と2の二つがあるが、ラーニング可能なのは項1のボム族からのものに限られる。
Lv50 BP3 MP100 詠唱時間3.25秒 再詠唱時間21秒
系統:魔法-ブレス 属性: 追加特性オートリフレシュ(2)
自らのHP削り自身の周囲の敵にダメージを与える。自爆後は衰弱する。

ステータスボーナス:STR+2

残存HP依存の火属性ブレスダメージ放射型範囲に与える。
自身はその後衰弱する…と書いてあるが、実はそれだけではない。「自らのHP削り」と書いてある通り、HPが強制的に1になるというおまけまでついてきてしまうのだ。

そのため、自爆後にタゲを受けてしまった場合
注釈2
HP最大で放てば結構なダメージになり、一人連携MBなどに絡めていればその危険は極大。
続く一撃でまず間違いなく戦闘不能になる。
この「自爆後即戦闘不能」という流れを見て、青魔法に造詣のない冒険者は「ああ、微塵がくれと同じなのか」と思ってしまうこともあるが…戦闘不能に陥ること自体は自爆とは別ファクターであるため、経験値ロストする。
衰弱も普通のそれと同じく5分間は回復しないため、PT戦闘などでは「ラストチェーンのラストバトルにネタとして」使う以外に披露できる場面は存在しない。
衰弱中でも自爆を唱えることが可能。この場合、衰弱効果時間は5分にリセットされ、強衰弱になる。

また青魔法実装当初のバリスタにおいては、残りHPが1になることを利用し、服毒による自己死でゲートブリーチを与えることなく相手チームの選手たちに大ダメージを与えるという戦法が可能であった。
が、当然その後のバージョンアップにより修正され、バリスタでは自爆後のHPが少し多めに残るようになった他、周囲のPCの人数によってダメージが減少するように変更された。

このように魔法自体の性能は宴会芸と言って差し支えないレベルであり、通常、戦闘では使い道に非常に困るシロモノなのだが、実はジョブ特性オートリフレシュを得るためのキーの一つで、習得レベルとの関係上最速で特性を得るためには必須という、違う意味で大きな存在意義がある。
物理攻撃に重要なSTRブーストされるので、魔法自体を全く使わなくても入れておく価値はある。

高レベルになればオートリフレシュ特性値とBPのバランスが良い魔法がいくつも存在しており、虚無の風orプラズマチャージA.バーストといった組み合わせにすることでBP9で特性を得られるようになるのだが、A.バーストの代わりにフライトフルロア吸印を混ぜたい時に相棒としてこの魔法を持ってくることが多く、実は末永くお世話になる魔法である。

ダメージについて
前述のように極めて使い勝手の悪い魔法である上に、条件を揃えてもダメージにバラつきが生じるため、ダメージ計算についての調査はほとんど行われていないのが実情。

一応、HPに依存してダメージが変動すること、強衰弱でもダメージを与えられることから魔法攻撃力ダメージ計算に含まれていない程度のことは分かっている。

プレイヤーが使ってもしょぼいダメージしか出ないとはいえ、HPの多い敵青魔道士が序盤で使ったらかなりのダメージになることが予想されるが、さすがにえげつないためか、使用する敵青魔道士はいない模様。
ボム族自体は三国周辺からジュノ近郊に至るまで野外で比較的目にする機会は多い…が、その大半は霧発生時にPOPするため狙って遭遇することは難しく、また当魔法解禁レベルの青魔道士が弱い個体を狙う場合は回避率火力の関係で特殊技を使用させるのが面倒とあって、屋外に出現するこれらのボムを狙うことは少ない。

そのため今日では、常時POPかつGoV実装によりリポップが5分程度に短縮された三国近辺のダンジョンエリアラーニングを目指すことが多いものと思われる。
具体的にはオルデール鍾乳洞グスゲン鉱山内ホルトト遺跡あたりで、いずれもLv20~30程度の個体が複数生息しており獲物には事欠かない。青魔道士自身が戦いやすいと思う場所でラーニングに挑めば良いだろう。
関連項目
ボム】【ボム族(クラスター)】【ゴブリン】【微塵がくれ】【メルトダウン】【スノール】【ゴラホ】【魔法系青魔法】【ブレス系青魔法】【オートリフレシュ】【ファイナルスピア

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