ガルカ(がるか/Galka)
ヴァナ・ディールに生きる人間のうちの一種族

今から600年前、南西のゼプウェル島にあったガルカの都が巨大蟻族の襲撃にあい、陥落。都を失ったガルカ達は世界各地に散らばる事になるが、その一部がバストゥークを住み処と根をおろす。

強靱な肉体を持ち、その見事な体躯が生み出す腕力は他種族の敵うものでは無い。バストゥークではその腕力を奮い、数々の鉱山開発に貢献してきた。一部のガルカヒュームに対して良い印象を持っていないようだ。
公式サイト「選べる5つの種族」より引用)

種族特性

見た目どおり、筋力と体力に秀でた種族で基本パラメーターもそれに準拠している。

特にHPVITは特筆に価するほどで他のどの種族の追随も許さない。「HPといえばガルカガルカといえばHP」、という観念はヴァナにおいて顕著である。それ故に最大HPが重要になる場面においては「ガルカなら○○」といった記述がよく見られる。

反面、最大MPは低く設定されており、MPをリソースとするジョブにおいては不利な局面に立たされることもしばしば。FF11サービス開始から長らくの間、ガルカ白魔道士Lv25になってレイズを習得しても、MPブーストなしでは使うことができないという事実が象徴的に語られていた。このレイズに関する問題は2014年4月8日のバージョンアップ最大MP種族間調整が入ったことで解決している。

INTCHRはやや低めで黒魔法呪歌の運用は得意ではないが、MNDは平均レベル。多くの場面で非常に繊細なMP管理を求められる事になるが、装備を整えて知識と経験を積む事で後衛としても十分に戦っていく事が出来る。

また、種族装備などMP増強装備も多く、最大MPの意義が低下する高レベル帯になってくると、そのHPVITの高さを活かした耐久力に秀でた魔道士など、装備次第では他種族にはできないトリッキーな立ち回りを演じることが可能。良くも悪くも、タルタル同様に非常に尖った種族特性を持っていると言える。

また、ガルカの特徴として生肉を食べることができる。かつては食事代わりに生肉を食べるガルカが多くいたが、効果時間が5分となった現在はネタ以外で食されることは無い模様。

文化

ヒュームとならぶバストゥーク共和国の主要構成種族である。約600年前まではゼプウェル島アルテパ砂漠ガルカの都があったが、アンティカ族の襲撃にあい陥落した。難を逃れたガルカ族はクォン大陸へと渡り、後にヒュームと共にバストゥーク共和国を建国することになる。

腕力を活かした鉱山開発や黒鉄鉱を扱う独特の鍛冶技術にはヒュームも一目おいているが、一方で彼ら独特のものの考え方が効率重視のヒュームには理解しがたいのか、体力だけで役に立たない連中と低く見たり、ガルカの名前が呼びづらいという理由で「通り名」をつけるなど、両者の関係の底流には微妙な緊張感がある。こうした事情は、ミッションクエストで垣間見ることができる。

強靭な肉体を持ち、生殖を行わないという生態故か、寿命は他の種族に比べるとかなり長く、ヒュームの倍以上(約200年以上*1)だという。
寿命が尽きることを悟ったガルカは一人転生の場所を求めて旅に出る。このためどのような状況で転生が行われるのかはよくわかっていない。転生の際は全ての記憶を失い、新たな肉体を得て再出発するが、一世代に一人、種族の記憶を継承する「語り部」が現れる。語り部は社会の中心であり、また崇拝の対象ともなっていた。
しかし、語り部にしてミスリル銃士隊隊長のラオグリムが北方への三か国合同調査隊に参加した際に消息を絶って後は、新たな語り部が現れない異例の事態が続いている。精神的支柱や種族の歴史を失って、動揺を隠せないガルカも見受けられる。

彼らがゼプウェル島から逃れる際に使ったコロロカの洞門は長らく閉鎖されていたが、近年、冒険者限定に開放された。故国であるはずのバストゥークに不満を持つガルカの中には、見たことの無い故郷に自らの心の支えを求めようとする者も少なくない。

転生に至らず不慮の死を迎えたガルカがどうなるのか? それ以前に「転生」とはいかなるものなのか? 未だに謎の多い種族である。

命名規則

姓の概念はなく、名のみ。
その多くは日本語では濁点のつく、「g」や「d」、「z」などを多用した重量感のある名となっている。単に重量感だけの問題ではなく、ガルカ文明の名残とも言われている。

また、先述したようにヒュームに付けられた「通り名」を持つこともある。こちらは2単語の組み合わせで、性格などに合わせたケースもあるが、Iron Eaterが本当に鉄を食っているわけではない。おそらくは著名なインディアンの名をイメージしたものと思われる。例を挙げるとシッティング・ブルやレッド・クラウドなど。ただしこれらは彼らの本名を英語に直訳したものであるのに対し、ガルカ通り名は本名と無関係である。

容姿

白い肌で、分厚い胸板に丸太のような腕、トカゲにも似た太いしっぽが大きな特徴である。平均身長はエルヴァーンよりも高く、身体のわりには長い腕と短くて細い下肢で、アメリカン・コミックの「ポパイ」に敵役として登場するブルートを彷彿とさせる。手足には指が4本しか無い。ただ、オープニングムービーでは指は5本にされている。ゲーム中でも戦士アーティファクトの足を装備するとなぜか指が5本に増える。またすべてのフェイスタイプが顔に髭を持つ。余談であるがガルカのしっぽはトカゲのごとく生え変わることがあるらしい。「しっぽ斬り」参照。
遠目にはオークのようでもあり、ロンフォールで茶色の装備を付けたガルカに思わずタゲを合わせてマクロを押したなどという逸話も聞かれる。

アイゼンプラッテアーマーなどプレート系防具はとても映え、頼れる前衛といった風貌になる。ミスラ同様しっぽがあるために、脚装備のデザインが若干変わる。また、パンプキンヘッドガルカのみフルフェイス状となり、不気味かわいいマッチぶりが割と人気である。
モーションは何かと馬鹿力を連想させる物が多く、他の種族が体全体を使うように武器を振ってるのに対し、ガルカは腕力だけで振っているように見える。さらに、一部両手武器WS武器を軽々片手で振り回しているため、他の種族より派手に見える。射撃エルヴァーンのように片手で構え、チョコボ騎乗も片手で鞍に掴まる。/cheerのモーションは太くて長い両腕を頭上に挙げるため、ガルカをひときわ大きく見せるものとなる。
2007年8月28日のバージョンアップによりガルカミスラヒーリング時に目をつむるようになった。あまりに小さな変更点であるが、目を見開いたままヒーリングする姿に、些か違和感を感じたプレイヤーもいたようだ。

ガルカはその見た目のせいか使用人口が少ないが*2、使ってる人は「判って」キャラとしている人が多いらしく、あらゆる場所でネタにされたり、祭りの際に大量に投入されたりするなど皆から愛されている存在である。もちろん筋骨隆々とした外見を純粋に好んで選択するプレイヤーが少ないわけではない。ナンパなどのちょっかいをかけられたくない為にあえてガルカを選ぶリアル女性プレイヤーも少なくはないようである。

種族とは異なり、生殖によらず転生によって新たな体へ生まれ変わることで世代交代を果たす特異な生態を有している。当初、設定上は性別無しということになっていたが、後に「種族としては性別はないが人間としては男性」と言う設定が開発サイドから明かされた。ゲームにおけるキャラ製作画面や装備品の特性など、性別の概念を持ち出さなければいけない場合の扱いは男性となっている。キャラクターとして選択できるのもNPCとして登場するのも男性のみという、ある意味でミスラと対をなす存在である。

主なガルカNPC


ネタ的に振る舞うキャラの多いPCガルカに対して、NPCは落ち着いたタイプのキャラが多い。だが、突き抜けたキャラの多いアトルガンの秘宝ではガルカも例外ではなく、マウダッドという愉快なガルカが登場した。

ま た ガ ル カ か

ガルカ前衛として優れたステータスを誇るものの、最近ではプレイヤーの構成比から見ても少数派種族として知られている。
以前から「他のプレイヤー範囲攻撃で轟沈する中、ただ一人、厳然と佇むガルカ」のように耐久力をネタとされやすかったが、フェイスタイプ調査からハゲなどインパクトのあるフェイスが比較的人気であることが判明し「やはりキャラ作成の段階から中の人は芸人なのか!」と予想はされていたが統計により明らかとなった。最近ではガルカの耐久力ネタは広まりきって飽和状態とも言え「今さらガルカの耐久力ネタを出してもそんなに面白くないよ」という意味合いを込め、匿名掲示板でその手の話題が上がると
ま た ガ ル カ か

と言われることがある。

他の用法

まれに、「ガルカの体でいくつ分」という意味で距離や重量の尺度に用いられることがある。

関連項目

禿げガル】【白ガル
*1
ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団編」(Vol.1)の「開発者インタビュー」より。
*2
ヴァナ・ディール国勢調査によると、種族性別で細分した場合、最も少ないのはエルメスである。こちらは、見た目を好む人は多いが使用人口は少ないという例。
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