Kirin(きりん)
HNM Kirin 編

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- 戦闘開始時
「朕は四神を束ねし麒麟なり。
愚かなる人間よ。分を越えた神殺しの所業の数々。
その報いを受けるがよかろう。」 - 戦闘終了時
「……人間よ、天晴れであった。
朕は礼を言わねばなるまい……。
お陰でこの忌み地より解き放たれるのだからな。」
出現条件 編
ル・アビタウ神殿にある???に青龍・朱雀・白虎・玄武の四神印章を全て同時にトレードすると姿を現す。この???は、ル・オンの庭(G-9)からル・アビタウ神殿に入り、(D-8)の転送装置でワープした先のマップ(F-8)にある(他にも2箇所麒麟部屋に飛ぶ可能性のあるワープポイントがあった)。
当初、このワープ装置は麒麟戦専用広場へたどり着けるかどうかがランダムであり、麒麟広場か、大量にAura Potがいる部屋のどちらかにワープされていた。運悪くハズレを引き続け、到着まで1時間以上かかることもザラであったため、公式フォーラムで改善の要望が出された結果、2011年5月10日のバージョンアップでこのランダム性が撤廃された。
TODO:3箇所の麒麟部屋へのワープポイントの行き先がそれぞれどこに固定されたかの調査
特徴 編
ジラートの幻影を代表するHNMとも言える、四神を束ねし存在「麒麟」。…と書けば聞こえはいいが、極彩色のマンティコアだったりする。2004年12月のバージョンアップから、通常のマンティコアとは異なる独自グラフィックに差し替えられた。強めのオートリジェネを備え、ストンガIV・ストーンV・クエイク・ラスプといった土属性魔法とスリプガを使用し、攻撃はほぼ特殊技or魔法、さらに1回ずつ計4回にわたり青龍・朱雀・白虎・玄武を召喚し、さらにSPアビのアストラルフロウで周囲のプレイヤーをなぎ払う。
実装当初はフルアライアンスなんかで倒せるのかと疑問の声もあがったほどで、実際フルアライアンスのみで倒す事を想定してはおらず、戦利品の一部(麒麟大袖・麒麟棍)はRareのみでExがついていないなど、大人数でも攻略できるようにセッティングされた強大な敵という位置付けのモンスターである。
この試みは好評を博し、やがて開発陣は地上にも複数アライアンス推奨のHNMを随時配置していくことになる。詳しくは三龍の項目を参照して欲しい。これらの敵は複数アライアンス推奨ではあるもののフルアライアンスでの撃破が不可能というわけではない。構成や戦術が特に限定される事になるが、手慣れた空LSであるならば18人未満での撃破も可能。
レベルキャップの引き上げられた現在では6人未満でも、前衛を2~3人用意し、Alexanderの絶対防御で固めて特攻すれば1分とかからず(四神召喚すらさせず)討伐が可能である。
攻略 編
麒麟 編
麒麟の通常攻撃はほぼ全てTP技で、マンティコア族の様々な技を距離に応じて使ってくる。ただし、リドルだけは使わない。テールスイングとテールスマッシュは追加でバインドもあるのでナ盾や後衛が一旦殴られると何もできないまま撲殺、もしくはクエイク等で即死させられるため、イレースなどを迅速に行う必要がある。ちなみに、常に密着しているとTP技の合間に物理攻撃が来ることもある。オートアタック中に連続魔をしていてもたまに直接攻撃ができるのと同じ理屈だろう。TPという概念は麒麟に対しては通用しないようで、放っておくと4回でも5回でも連続してTP技を繰り出してくる。リゲイン持ちとも言われているが、感覚としては麒麟は常にTP100以上持っているように思われる。麒麟がTP技を使用しないのは、魔法の詠唱中か全てのTP技の効果範囲内に攻撃対象のPCが存在しないときのみである。
スタンに強い耐性を持つ。精霊の印有りでも大半はレジストされる。このためストンガIVの被弾を少しでも減らすためマラソンが主流。ストーンV・クエイクを無力化することもできる。ただし、テールスイングorテールスマッシュ→魔法のコンボで逃走できない場合もあるため事故がおきやすい。一応バッシュで魔法を止められる可能性があるため、バインドを受けたら詠唱妨害を狙ってみるのもひとつの手である。
麒麟は俊足タイプだが、火炎の息や大旋風などの際に勝手に足を止めてくれるのでグラビデや移動速度アップ装備がなくてもマラソンが成立する。グラビデは通るが徐々に耐性が付く。アストラルフロウ後の建て直しの為に序盤に使い過ぎないほうがいいだろう。ラスプのようなムダな魔法を使ってくれると非常にありがたい。
弱点は風属性。といってもハーフレジスト保証があるわけではなく、土と雷が1/16、その他の属性のダメージが1/2にカットされる防御特性をもっており、唯一まともに通るのが風属性というだけである。しかし、スキルさえ確保しておけば黒魔道士のトルネドIIなどで4桁ダメージを出す事も可能。闇弱点の白虎よりはまともなダメージが期待できる。
また、召喚士のディアボロスの履行ネザーブラストや、狩人の遠隔攻撃、不意打ちを用いた前衛攻撃、青魔法キャノンボールなども安定した削りを見せてくれる。
四神 編
麒麟は出現後、四神をランダムに召喚していく。ダメージをまったく与えない状態でも召喚する。同じ四神は1回しか召喚しないが、前に召喚した四神がまだいる状態でも構わず次を召喚する。四神は召喚された時点では黄色ネーム(召喚時点の麒麟のタゲ持ちに絡んだ状態)なので、別のアライアンスが攻撃することが可能である。そのため、麒麟マラソンアライアンスと四神処理アライアンスの二手に分けて、麒麟が次々に産み落とす四神を四神処理アラが引き抜いて一気に落とすのが理想。呼び出される四神はオリジナルと比べるとHPが低く、人数次第ではアビに構わず瞬殺も可能。しかし、青龍や朱雀などの2Hアビリティは強力なので、連続して来られると厄介なのは間違いない。
四神処理アラが手間取っていると、次々と別の四神を呼ばれ、収拾がつかなくなる危険がある。麒麟+青龍白虎朱雀玄武がすべて揃ってしまうと、戦力が2アラあっても対応は厳しい。理想は四神1体を処理して回復したあたりで次が出現するくらいのペースであるが、召喚ペースはランダムであるため如何ともしがたいのが悩ましい。一応、玄武・朱雀は少人数で粘ることが可能なので覚えておくと良い。
四神はクリスタルと獣人印章・獣神印章以外何も落とさない為、四神処理に救援を出しても問題にならない。これを利用して数十人規模で袋叩き・集中砲火にすることも可能だが、麒麟本体まで救援対象にしてしまうミスには細心の注意が必要である。ちなみに、この際救援を出していると順番待ちのグループが加勢してくれることもある。あくまで先方の自由意志なので過度の期待はできないが、早期撃破に繋がることでもあるので、相談してみるのもいいだろう。
尚、呼び出された四神はル・オンの庭の個体よりも内部レベルが低いのか弱体などが通り易く、精霊の印無しではほぼ通らないはずのサイレスやヘッドバット等のスタンまでもが入る事もある。
終盤の攻略 編
HPが85%以下になるとアストラルフロウを使用してくる。どのタイミングでどの召喚獣を発動してくるかはランダム。まだHPがたくさん残っているのに突然使ってきたり、瀕死になるまで使ってこなかったり、かなり気まぐれである。しかも突然神獣を呼び出して発動するタイプなので止める事は実質不可能。威力的には1000程度と即壊滅クラスではないが、広範囲にアライアンス関係なく甚大な被害が及ぶため、影縫いで足止めして回復の時間を稼ぐのが無難。なお近接攻撃をすると影縫いの効果は切れてしまうので、アストラルフロウが来たら前衛を速やかに撤退させる、また召喚士は速やかにペットを帰還させることなどを事前に説明しておく事をお勧めする。四神処理でかなりの時間が経過しているはずなので、アストラルフロウが来る前に戦闘に参加する全メンバーに高位シェルをかけ直してあげたり、範囲ストンスキンなどを配っておけばアストラルフロウの被害を最小限に抑えられる。アストラルフロウさえ乗り切ると、後はマラソンを維持して落ち着いて削り殺すのみである。大体1時間前後で倒れてくれるだろう。
懸念事項としては競合する集団。お互い時間がかかることや、トリガー集めの苦労もわかっているので、順番待ちにもめることはまれだが、連戦の予定だと5・6時間拘束されることもザラになる。業者はお構いなしに横取りするので注意。
余談となるが、麒麟戦においてアストラルフロウを2度浴びたLSが存在する。この事実から、モンスターもPC同様に2時間経てば、SPアビリティの再使用が可能となることが確認された。
速攻での攻略 編
吟遊詩人のメリポアビ、トルバドゥールとナイチンゲールの実装により、ソウルボイスつき強化歌の重ねがけ効果が劇的に上昇。3人の吟遊詩人が前衛4人+白のPT3つから空いた席にマドリガル・メヌエット・マーチを順に入りつつ6曲を重ねる。前衛は事前にTPためとイカロスウィング用意。肉食をしておく。侍暗黒モンク戦士などなるべくアビも強いジョブで構成する。アンゴン、フェイントも有効。
極限まで強化を重ねたフルアラが白魔道士のケアル連打でサポートしつつ2Hアビも全開で殴ると、アストラルフロウも四神呼び出しもされることなく1分足らずで麒麟を沈めることができる。
もとは海外からの動画サイト投稿で発表され驚愕で迎えられたものだが、他のトリガーポップNMやBFNMにも応用が利く。
短期決戦で倒せなければこちらが壊滅するという一発要素がとてもとても高いが、戦力の集中ができる機会があれば狙ってみるのもいいだろう。
野良団体であれば拘束時間が短くなることもあり、上記のような速攻にする意味はそれなりにあるのだが、固定LSでやる場合、人集め・移動が難しいために麒麟をやるような場合には大抵連戦することが前提になりがちであることもあって、2Hアビを必要とするこのやり方は採用しづらい。もちろん、2Hアビなしでもそれ用の構成を組んで十分な火力さえ確保できれば5分程度で終わらせることは可能だが、これだと四神のPOP順次第では全滅しかねない*1うえに、メイン火力たるメンバーが序盤で事故死するなどして失速してしまうとフォロー不能な事態になり易い*2ため、常用するにはあまりおすすめはできないやり方である。
戦利品 編
| 装備品 | 麒麟棍(Rare),麒麟大袖(Rare) |
| 免罪符 | 海王の免罪符:胴(Rare Ex),神木の免罪符:胴(Rare Ex) 真龍の免罪符:両脚(Rare Ex) |
| 素材等 | ダマスクインゴット,オリハルコン,アダマンインゴット,光布 レイズIII(Rare),クエイク(Rare),風のクリスタル |
討伐時の称号は「キリン キャプティヴェイター」。
高性能の麒麟大袖のほか、解呪することでクリムゾンクウィスになる真龍の免罪符:両脚、ノーブルチュニックの原材料となる光布などを得られるため、ドロップには常に最大級の期待が寄せられている。
Kirinワールド 編
2002年12月19日に実施されたワールド分割に伴い新設されたワールドの一つ。SirenとRagnarokからのワールド移転希望者が組み込まれた。しかし移転者数が少なかったため、翌2003年1月14日にIxionワールドともどもBismarckに統合された。
なおワールド名は原則として過去シリーズの幻獣から取られていることと、Kirinワールドの実装時期(ジラートの幻影発売前)から鑑みるに、この名称の出典は後述するFFVIのそれのようである。
出典 編
中国で聖人の前に現れると称する想像上の動物。形は鹿に似て大きく、尾は牛に、蹄は馬に似、背毛は五彩で毛は黄色。頭上に肉に包まれた角がある。生草を踏まず生物を食わないという。一角獣。(広辞苑より)
五行説では中央の守護神は黄龍(オウリュウ。真龍の一、応龍(應龍)とは別。)とされるのが一般的だそうだが、青龍と龍つながりでかぶってしまうため、もう一つの説であるこちらの麒麟を中央の守護神に当てたのだろうと推測される。ちなみに、中央を司る色は黄、五行は土。五行に当てはめる場合はそれぞれ、黄龍、青龍、紅竜、白龍、黒龍と全て龍を当てはまる場合もある。この場合の黄龍は玉帝と同一ともいわれる。
伝承において、四神の中央に座し太極(二つに別れる前の陰と陽)と都市(あるいは宮殿)を象徴し、五行においては黄色と土を象徴する。なお厳密には、麒が雄で陽を象徴し、麟が雌で陰を象徴するとされる。
ちなみに、麒麟麦酒株式会社のビール・発泡酒のパッケージにデザインされているのはこの麒麟である。
ファイナルファンタジーシリーズのキリン 編
FINAL FANTASY VIの召喚獣(幻獣)として登場。ラムウ、ケットシー、セイレーンらと共に魔導研究所を脱出した一体であり、既に死去している。生物を殺さないという仁獣らしく、召喚すると味方全体にリジェネと言う比較的使いやすい効果がある他、装備しているとケアル系の魔法を初めて任意で修得できるようになる為、魔石の少ない物語前半で活躍する。
もっとも、こちらは伝説の方の麒麟に近いデザインであり、ヴァナ・ディールのマンティコア麒麟とは、元ネタが同じだけの別物である。
関連項目 編
【白虎】【青龍】【朱雀】【玄武】】【麒麟の人工アートマ】- *1
- 玄武以外が召喚され、開幕で範囲麻痺だのガ3だのが来ると回復が間に合わないことがある
- *2
- 麒麟本体をマラソンしつつ四神を処理していくことになるが、そもそも4神処理を想定した盾がいるような構成でない上に、火力がなくなったからそういうことになっているという状況を考慮すると、処理はかなり厳しく、できたとしても被害は大きくなりやすい