シャドウ族(フォモル)(しゃどうぞく(ふぉもる)/Fomor)
モンスターの一種。いわゆるフォモルフォモル族)の正式名称で、アンデッドに属する。

fomor

プロマシアの呪縛」におけるフォモル

フォモルプロマシアの呪縛で初登場し、公式には「タブナジア侯国兵士の怨霊」とされる。公式設定上はシャドウ族と同族であるが、性質的に様々な違いが存在するため、シャドウ族とは別物として扱われることがほとんどである。

これは樹人族樹人族(若木)や、ワモーラ族ワモーラ族(幼虫)などと同様、「同じ種族の中にかなり趣きの異なる2つのタイプがある」モンスターであり、こういう種族は「プロマシアの呪縛」以降「亜種」と呼ばれ、新エリア・新コンテンツが追加される度、既存のでも性能・特徴に違いがあるモンスターが続々実装されている。

アトルガンの秘宝」におけるフォモル

アトルガンエリアに出現するフォモルは「Fomor ***(ジョブ名)」、「Fallen Imperial ****」および「Ephramadian Shade」がいる。Fallen Imperial~がアトルガン皇国兵士の怨霊、Ephramadian Shadeが亡国イフラマド王国兵士の怨霊であると思われるが、一番目は不明である。

また、Fallen Imperial~は「シャドウ族ザ・フォールン)」と呼ばれることがままある。これはいくつかの攻略本*1でそのように記載されているためである。ただし特徴や挙動に相違点はない。

フォモルジョブ




    • 以下の手順により一応1匹だけを抜くことが可能。
      1. PTのA,B,Cがいる状態で、Aに「たたかえ
      2. B.Cがペットを殴り始めたら、獣本体または味方が挑発等でAだけのヘイトを稼いで遠くに引き離す
      3. AをB,Cのリンク範囲外まで引っ張った後「かえれ」をすれば、B,Cのリンクが切れる



フォモルと戦う

基本的な感知方法は聴覚感知および生命感知アトルガンエリアに出現するフォモルはこれらに加えて、アビリティ感知を持っている。

生息域タブナジア群島を中心に広いものの、フィールドエリアではカダーバの浮沼を除いて基本的に夜間のみしか出没しない。逆にダンジョンであるフォミュナ水道礼拝堂アラパゴ暗礁域などでは一日中その姿を見ることができる。
フォモル戦闘する際、注意すべきはその性質と特殊技である。さきにも挙げたとおりフォモルにはパーティの概念が存在するため、ヘタに釣ると一度に2~4体を相手にしなければならないこともある。

フォモルは「睡眠」に高い耐性を持ち、スリプル魔物のララバイも高確率でレジストするため、眠らせて安全にといった戦術も取りがたいので注意を要するだろう。反面、パライズバインドなどは比較的有効な場合がある。
また通常攻撃追加効果がつき、その効果はフォモルジョブによって異なる。狩人型の場合は防御力ダウンといった感じになる。かつてはレクイエム完全耐性を持っていたが、現在では命中するようになっている。

特殊技も危険なものばかりである。シャドウ族お得意の「次元殺」は使ってこない一方、防御力を75%下げる「破鎧陣」、周囲のPCTPを0にする「白昼夢」、周囲に強力なドラウン効果(STR減少、スリップダメージ)を与える「舞空鎖」など、リカバリーに時間と手間のかかる特殊技が多い。

なお、かつて舞空鎖は凶悪なスリップダメージが長時間続き、レベル制限エリアゆえにそれを治せるイレースの使い手が少ないという極めて対処の難しい特殊技だった。2005年7月以降に、スリップダメージ(10~15/3s)に変化はないものの、30秒程度で効果が切れるように修正され、ドラウンSTR減少効果に目をつぶればケアルガの一発でリカバリー可能になっている。

ちなみに、人間型であってもアンデッドのため、ケアル魔法ダメージを与えることができるほかバニシュ系は通常の1.5倍のダメージになる。

バニシュ系で和らげることのできる特殊防御というのは今のところ確認されていないが、氷・闇属性睡眠ステータスに高い耐性を持つ。また、全15ジョブフォモルが存在するため、各ジョブが持つジョブ特性魔法などもそれぞれ所持している。

特殊技

名称ふりがな範囲効果使用種別
破鎧陣はがいじんターゲット単体防御力ダウン(75%)
白昼夢はくちゅうむ自分中心範囲TPリセット
舞空鎖ぶくうさ自分中心範囲ドラウン
偃月刃えんげつじんターゲット単体遠隔攻撃命中率ダウンラーニング可能
剣山獄けんざんごく前方範囲物理ダメージバインド
跳弧斬ちょうこざん前方範囲物理ダメージスタン片手武器装備タイプ
連環拳れんかんけんターゲット単体多段攻撃(5回)格闘武器装備タイプ
輪天殺りんてんさつ自分中心範囲物理ダメージノックバック両手武器装備タイプ
断魂環だんこんかん自分中心範囲ディア練武祭の個体のみ
燻竹刀で無効化可能
黄泉門よみもん自分中心範囲HPを1にする
バルカンショット前方範囲ダメージBF漆黒の柩」のボスのみ

呪いの視線

ここではタブナジアフォモル族にみられる特性について述べる。

フォモル族は、一体以上のフォモルを倒すことによって種族全体がアクティブな敵となり、PC感知すると同時に戦闘をしかけてくるようになる。こうした「仲間を倒した相手に報復する」という特性は、個別のPCが持つ「フォモル種族怨み」のパラメータに基づいていると考えられている。

怨み」は、その多寡がPCの背中に注がれる視線の量という表現がされるため、「(呪いの)視線」という表現もされる*2
この怨みの初期値はゼロであるが、フォモルを倒すことによってこれが上昇し、蓄積される。このパラメータがゼロ以外のPCに対してフォモル族全体がアクティブとなるのである。

また、パーティアライアンスを組んでいる時にフォモルを倒した場合は、たとえ直接手を下さなくても所属するメンバー全員に対して怨みが加算される。

厄介な特殊技を多く持つフォモル族を好んで敵に廻すメリットはないが、プロマシアミッションを進める場合や一部のクエストを進行させるためにはフォモル族を倒さなくてはならない場合もあり、彼らの怨みを買わざるを得ない場合もある。またクエストの中には、この怨みを最大限まで蓄積することがトリガーとなっているものもある。

フォモル族が生息するエリアを通行する場合、彼らがアクティブかどうかによって難易度は大幅に変わってくるので、彼らとの戦闘を目的としない場合には、パーティメンバーに「視線」の有無を確認するべきであろう。

また、タブナジア群島リージョンに跋扈する獣人およびタウルス族を倒すことで薄れていき、フォモルを倒した数と同数の獣人を倒すことによってリセットされ、ノンアクティブに戻る。これら一連の行為は「視線消し」と呼ばれる。この怨みゲージの上限は50体分であるとされており、過去いくらフォモルを倒していたとしてもそこから50体の獣人を倒すことで、「呪いの視線」はリセットされることになる。またこの際のカウント数は、パーティメンバーが倒したものも含まれる。

そのため、怨みの清算はしばしばパーティアライアンスによるタブナジア獣人の虐殺といった態をなす。結果、星座サブリガ狩りなどでフォモルを倒しまくった冒険者が「禊ぎ」と称してタブナジア群島リージョン獣人たちを根こそぎ乱獲している姿がまれに見られることになる。

なお、アトルガンの秘宝の追加エリアに生息するフォモルプロマシアエリアに生息するフォモルとは別らしく、アトルガンエリアフォモルを倒しても、プロマシアの呪縛フォモル怨みゲージは蓄積されない(逆も同様)。

名称について

フォモルの名称の由来は、ケルト神話の巨人族Fomorと思われる。ゲーム中のNMの名前もそれらの伝承から採られている。
プロマシアの呪縛」の実装後しばらくは、読み方が「フォモル」なのか「フォモール」なのかで議論があった。

公式的に「フォモル」であることが確認されたのは攻略本*3において、種族名として「シャドウ族(フォモル)」が明記されてからである。

さらにその後のバージョンアップにおいて、「フォモルチュニック」「フォモルコデックス」などが実装され、ゲーム内でも「フォモル」という表現が見られるようになった。以下はフォモルコデックスアイテム説明文である。
全頁びっしりとフォモル文字が記された写本。
彼らの奪われた歴史が綴られているという。

なお、上記説明文における「フォモル文字」が如何なるものなのかは不明。生前はごく普通の人間であったはずのフォモルシャドウ)がなぜ共通語以外の文字を使うのか、真相は謎のままである。

余談

プロマシアの呪縛」の実装直後には、ルフェーゼ野フォモルの一部がなぜか「Formor」と表記されていたが、のちに誤記であるとして「Fomor」に修正された。

また、公式イベント練武祭」の際に出現した鎧武者(ゲンジ甲冑)たちはAF2を着込んでいたが、じっくりと姿(顔)を見ると、フォモルのそれであるとわかる。

フォモルはその存在上アンデッド系統のはずだが、内部的には獣人扱いになっているのか、倒すと幾らかのギルを入手することができる。

特殊技について

フォモルの使用する技(と次元殺)は内部的には敵の使う特殊技ではなく、WSと同等の扱いになっている。様々な種族が使うことから、データ上はそのような形式の方が都合が良かったのかも知れない。

そのため、通常の特殊技ではコマンドエラーとなる「/weaponskill (技名) <t>」というマクロを実行すると、「その技を使うことはできない」というメッセージを見ることができる。ただし、練武祭フォモル専用技の断魂環黄泉門は通常の特殊技扱いになっている。

関連項目

シャドウ族】【視線消し】【礼拝の意味】【星座サブリガ】【過去フォモルNM】【フォモル武器】【亜種
Copyright (C) 2002-2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
本記事に対して情報がある方は下記コメント機能をご利用ください。