呪い(のろい/Curse)
- ステータス異常の一つ。本稿で記述する。
- アドゥリンミッション第3章第1節第2項のタイトル。「呪い(ミッション)」の項目を参照。
ステータス異常「呪い」 編
呪いで、HPmaxとMPmaxが減少している状態。
悪しき思念の力により身体能力が減少した状態。
HPmaxとMPmaxの減少に加えて、ヘルプテキストには無いが移動速度ダウン*1も受ける。かつてのヘヴィとは異なり回避率ダウン効果は無い模様。
ゴースト族の「呪う*2」、ドラゴン族の「カオスブレード」、敵専用黒魔法「カーズ」、またはベドーの装置"The Afflictor"などによりこの状態に陥ることがある。
プレイヤー側のWSや魔法には呪いを引き起こすものは存在しない。一部武器/防具に呪いの追加効果/反撃効果を持つものが存在する。歌は「呪歌」と言いつつ呪い効果を生むものは無い。
基本的にカーズナ・聖水で治療可能。但し、治療しても最大HP減少により減ったHPが回復されるわけではないため、状況によっては呪い回復と同時にHPが黄色になり、生命感知の敵に襲われる可能性もあることに注意。
またカーズナの再詠唱時間が10秒とそこそこ長いため、多数で食らうと回復が追い着かないケースもある。想定できるのであれば各自で聖水を用意するべきであろう。
同じ呪い状態であっても内部的なレベルがあるのか*3、最大HP/最大MPダウン、移動速度ダウンともに、呪いを受けたTP技(など)によって、その減衰率が異なる。
また、ヴァンピール族NMのダーティブレスのように、HP回復不能になる上にカーズナや聖水まで無効化されるという鬼畜仕様のものも存在する。このケースではハートオブミゼリ+エスナやハートオブソラス+サクリファイスでなければ治せない*4。一部のNMしか使わないことだけがせめてもの救いだろうか。ただし、ヘカトンケイレスのコロッサルスラムのように、これらの魔法ですら治療できない回復不可の呪いを付与するものもある。なお、治療できないことが明示された「祟り」というステータス異常もある。
ベドーの装置による「呪い」は静寂状態であれば回避することができる。この場合静寂を後に解くためにやまびこ薬等のアイテムを持っておくことを推奨する。
呪い等のHPmaxダウン/MPmaxダウンなどに関して、減少量に個人差があると感じた人もいるかもしれない。
この差は装備品の補正ロジックによるもので、具体的には「MP+x」と「xHPをMPに変換」の優先順位の違い。前者はステータス異常による変化の前に計算が行われ、後者は変化後を基準に計算される。補正前のMPが100の場合を例に取り、呪いで20%のMPが減少したとする。この時「MP+25」のエレクトラム髪飾りを装備していたとすると、MPは(100+25)×0.8で100となる。対して、「25HPをMPに変換」のアストラルリングの場合は、(100×0.8)+25で105が減少後のMPとなる。
このため、減少量が大きい状態異常のときゼニスシリーズなどの変換量の多い装備品に身を固めていると、最大HP1などと極めて危険な状態に陥る場合がある。
FFシリーズにおける呪い 編
初出はFF2で、攻撃力と防御力、魔法攻撃力が半減する効果だった。エスナと十字架で治療可能。FF4でも登場し、やはり攻撃力と防御力が半減するという同様の効果を持っている。FFXIでは十字架ではなく聖水で治療するようになり、また効果も変えられている。移動速度が下がるのは「呪い」=「のろい」=「鈍い」という駄洒落なのだろうか。
関連項目 編
【カーズナ】【呪詛】【祟り】- *1
- 移動速度に制限を受けるため、ただでさえ逃走で振り切りづらい敵から逃げられない状態となる。砂丘PTで海岸のお化けに絡まれ、呪いで移動速度が遅くなり、セルビナまで逃げるまでに道中のゴブリンなどにも絡まれて敢え無く倒されてしまうこともある。多くの冒険者はここでゴースト族に脅威を感じたことだろう。
- *2
- 何故かこの特殊技だけ動詞だが、かつてこの特殊技は「呪詛」と名付けられていた。その後ステータス異常に呪詛と云う呪いの上位ステータス異常が登場し、特殊技名がこのような形に変えられた。
- *3
- ステータス異常の「呪い」は2種類存在する
- *4
- 2019.5.10~2019.7.8の一時期だけハートオブミゼリやハートオブソラスなしでも治療できていた。