生息域

記事名読み
せいそくいき
特定のモンスターが出現し、自然体で歩き回る範囲のこと。
2005年12月13日のバージョンアップで公式アナウンスされた。
モンスタープレイヤーキラーMPK)対策として、モンスターの挙動が以下の通り変更されました。
モンスター本来の生息域(※)外で、その攻撃対象となっていたPC戦闘不能あるいはそのエリアからいなくなった場合などは、モンスター攻撃対象を近くにいる他のPCに移すことなく、その場で消滅するようになります。また、該当モンスターは、短時間経過後に本来の生息域に再出現します。その際は、別のモンスターが出現するのではなく、一度消滅したモンスター自体が再出現します。ただしこの仕様は、ノートリアスモンスターには適用されません。

生息域戦闘していない状態でモンスターが出現・移動可能な範囲。

生息域」の範囲外でモンスターヘイトリストに誰も載っていない状態(いわゆる「呆けた」状態)になると、約10秒後にその場でモンスターが消えるようになった。

この修正の結果、悪質なMPKが行いにくくなり、トレインの発生により初心者が事故死する問題も滅多に生じなくなった。
また、エリア境界付近にトレイン後のモンスターが滞留するようなこともなくなった。
一方その反面、獣使いのプレイスタイルに大きな影響を与えることにもなった。

より詳しい経緯や影響については【MPK対策】を参照されたし。

ちなみに、極端に生息域の狭い例はコロロカの洞門の水溜りに出現するプギル族で、生息域は水溜りの中のみとなっている。
逆に、極端に生息域が広い例はフィールド各地にいるGoblin Diggerで、エリア全体を生息域に持つ。このためエリアチェンジで逃げても消えることが無い。

エンターブレイン株式会社より出版された「ファイナルファンタジーXI マニアックス ハンターズバイブルVer.×××」では生息域を調査しマップ情報に重ねて掲載する手法でユーザーの一定の評価を得ている。

概念そのものは2005年12月13日のバージョンアップ以前にもあった様で、モンスターが消えずに元の「生息地帯」へ戻っていくという行動を行っていた。
また、プレイヤーの一部にもこの概念はあり、NMの「抽選対象」や「座標(○-×)から(○-□)に何匹生息している」といった具合に仕様を解析されていた。

関連項目
MPK対策】【かえれ】【呆ける

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