怒りの旋風(いかりのせんぷう/Whirl of Rage)
イビルウェポン族の特殊技 編
元々はゲーヴィッツ関連のNMウェポンのみが所持していた特殊攻撃。2003年4月15日のバージョンアップから通常のウェポン系モンスターにも実装された。
痛い範囲攻撃の上にスタンの追加効果*1を持つ。
TP:範囲修正で怒りの一撃の様な回避も難しいという嫌らしい性能を持っているため*2、低レベルでのウェポン狩りが行われなくなった。
ブリンクや心眼では回避できない*3。空蝉であれば複数枚消費で回避が可能。
この範囲攻撃は、構えた時点の範囲内にいる相手をターゲットとしダメージを与えるタイプである。たとえ発動前にとんずら状態となっており、構えを見てから逃げ、敵が見えなくなる程遠ざかっていてもその攻撃範囲から逃れることは出来ない。逆に構えが見えてから範囲外から範囲内に飛び込んでも被弾することは無い。
怒りの一撃の様に回避したいのであれば、発動前に範囲内から全員が抜け出せば無効とすることは可能ではあるが、一人でも逃げ遅れればその一人がトリガーとなり発動してしまう。
また横方向に対しての発動範囲は広いが、縦方向に対しては狭い。段差を飛び降りたりすると範囲外に逃れることができる。
名前に「風」と付いているので誤解されがちだが、風属性攻撃ではなく物理攻撃扱い。このため、属性バ系でダメージを軽減することは出来ないが、副次効果のスタン対策としてバサンダラ(バサンダ)は有効。また、通常の近接攻撃と同様に回避スキルの上昇判定もあるほか、構えた瞬間にフラッシュを入れることで高確率でミスを引き起こすことができ、ナ盾PTや白のいる編成では被害を最小に抑えることも可能。もちろんスタンで止めることもできるが、スタンが解けた後にすぐまた怒りの旋風を使われることも多い。
発動前のディレイは長めなので、PTに青魔道士がいればヘッドバットで完封することも可能。意図的に狙うのであれば、ヘイストやマーチなどの強化で援護するといいかもしれない。
なお、このように属性範囲WSと間違われやすい物理範囲WSに、スライム族のフルイドスプレッドやプーク族のウィンドシアー等がある。
青魔法 編
Lv83 BP2 MP73 詠唱時間1秒 再詠唱時間31秒
系統:物理-近接 (炸裂/切断) 属性:斬 追加特性:残心(4)
範囲攻撃。追加効果:スタン。TP:ダメージ修正。
ステータスボーナス:STR+2 DEX+2
TP0 | 1500 | 3000 | Hit | 修正項目 |
3.00 | 3.50 | 4.00 | ×1 | STR30% MND30% |
フライパン・テールスラップに続くスタン系範囲青魔法第三弾。広い範囲に減衰の無い高いダメージをばら撒きつつ追加でスタンを与えることができるため、雑魚の乱獲や無双系コンテンツにおいても高いパフォーマンスを発揮できる。
フライパンやテールスラップは威力やMP効率に難があるため、ヘッドバット以外で追加効果のスタンが求められるケースや追加特性が目的でしかセットされることがなかった。こちらは消費MPに見合った威力を持っているので、スタンだけでなく純粋に削り用途としても使用することができる。
プラズマチャージ並にステータスボーナスが優秀であり、BP2でセットできることも相まって今後のセット常連になる可能性は高い。
欠点としてはやはり範囲攻撃であるため関係のない敵を巻き込んでしまうことと、詠唱時間が1秒と物理系青魔法の中では詠唱速度が遅い部類に入ることであろう。
特にスタンさせるのが目的の場合、1秒では止められない行動が多くなるため、スタン系物理青魔法のトップにあるヘッドバットを超えることは難しい。敵が忍者タイプで空蝉を使っていた場合、こちらが受けた時と同じ様に複数枚消費させる事が出来る。ブリンクも同様に消した上でダメージ&スタンを与えることが可能。
追加特性の残心はファイナルスピアと一緒にセットすることで習得できる。
関連項目 編
【物理系青魔法】【範囲青魔法】- *1
- スタンは必中のように思われているが、レジスト可能である。
- *2
- 一応、発動を予想して、エフェクトが出るよりも前に移動を開始することで一撃同様不発にする事が可能であるが、狙ってやるのは熟練プレイヤーでも非常に難しい。
- *3
- ブリンク・心眼で回避出来る時期もあったが、2004年9月14日のバージョンアップ、いわゆる空蝉の術弱体パッチの影響でブリンクや心眼では回避できなくなってしまった。