アプカル(あぷかる/Apkallu)
モンスターの一種族。バード類アプカル族。
2006年04月18日のバージョンアップで実装された。

海で捕食して生活している体の色が黄緑なペンギンである。
リアルのペンギン同様、ヨチヨチと歩く様などが可愛らしいと言えるが、密かにギョロっとした目つきをしており(しかも黒目の無い白目)、間近で見ると怖い。
主にアラパゴ暗礁域の岩場とゼオルム火山の断崖に多数見受けられる。
また、アビセア-ミザレオにも生息する。なお、アビセア-ミザレオに生息するアプカルは後述の硬化及び挙動の変化が見られない。*1
通常はノンアクティブであるが、ある条件下でアクティブに変化する。詳細は後述。
また、青灰色の羽毛に立派なたてがみを持つイングーザという亜種も存在する。こちらはマリアミ渓谷に通常配置されているが、こちらに硬化や挙動の変化が起きるかは不明。
ブライン・パライズ・スロウ・スリプルは有効。グラビデは無効。
通常時はバインド有効だが、逃げ出すとバインドは無効になる。
このアプカルは大型魚をトレードすることでそのプレイヤーについてくるようになる。ただし、ついてくるだけで戦闘には加勢してくれない。
ただし、どんな大型魚でも良いわけではない。これについては、受け取ってくれるのはサイズ表示のされた大型魚のみで、1度大型魚をトレードしたらそれ以上に大きい魚でないと受け取ってくれないという説がある。なお、エリアチェンジなどしてもアプカルはそのプレイヤーのことを覚えている。
この際怨みが緩和されるのではないかとも言われているが、他の黄色ネームアプカルを倒すと緑ネームが黄色ネームに変化することがあり*4、こうなると1度倒してしまわないと緑ネームではポップしない。
このようにアプカルを狩りまくっているとすぐに緑ネームアプカルはいなくなってしまうため、現実的には大型魚をトレードしながらアプカルを狩るのは難しいと言えるだろう。
これは実装当初からの仕様ではあるのだが、もともとあまり積極的に狩られるものではなかったため、問題にはなりにくかった。
しかしメイジャンの試練実装後、アプカル族が対象モンスターとなったことから狩る機会・人口が激増、結果的に問題が表面化することとなった。
時にプレイヤーの間に軋轢を生むことがあり、なんらかの修正、もしくは救済手段を求める声が上がった結果、メイジャンの試練の対象からアプカル族が外されるという事態になった。但し、バード類としては現在も対象である。
最初はヤーンしか使用しないが、撃破数が増えていくにしたがい、ビークランジ、ウィングスラップと使用技が増えていく。ヤーン・クールダンスは後ろをむくことにより回避できる(前方範囲ではなく、「対象が視線技の使用者の方を向いていれば効果が発揮され」、ターゲットを取っているかどうかは無関係であることに注意)。
エア神*5の側近であり、時の始まり、大洪水以前より存在するとされる。
翼を持つ男性の姿で描かれるが、鷹の頭や魚の下半身を持つ者もいる。
FFXIでは「海の賢者」と呼ばれる辺りに由来の片鱗が見られる。
2006年04月18日のバージョンアップで実装された。
近東の島々に群棲する飛べない海鳥。
地上では短い脚でヨチヨチ歩きしかできないが、海中ではヒレと化している翼を用いて、まるで空を飛ぶように高速で泳ぎ、魚介を捕食することができる。
近東の人々に「海の賢者」と呼ばれて大切に保護されてきたためか、人間を怖れず誰にでも愛嬌を振りまくらしいが、ひとたび怒らせてしまうと……
【→公式:アトルガンの秘宝・特設サイト】より

海で捕食して生活している体の色が黄緑なペンギンである。
リアルのペンギン同様、ヨチヨチと歩く様などが可愛らしいと言えるが、密かにギョロっとした目つきをしており(しかも黒目の無い白目)、間近で見ると怖い。
主にアラパゴ暗礁域の岩場とゼオルム火山の断崖に多数見受けられる。
また、アビセア-ミザレオにも生息する。なお、アビセア-ミザレオに生息するアプカルは後述の硬化及び挙動の変化が見られない。*1
通常はノンアクティブであるが、ある条件下でアクティブに変化する。詳細は後述。
また、青灰色の羽毛に立派なたてがみを持つイングーザという亜種も存在する。こちらはマリアミ渓谷に通常配置されているが、こちらに硬化や挙動の変化が起きるかは不明。
特徴 編
- 索敵:視覚感知・聴覚感知
- モンクタイプ(2回攻撃・ガード・カウンター・蹴撃)
- 被魔法ダメージカット
- やや鈍足
- 主な戦利品:アプカルの羽根、アプカルの卵、水のクリスタル
- ぬすむ:ハムシー
- ぶんどる:アプカルの羽根(回避率ダウン)、アプカルの卵(スロウ)
ブライン・パライズ・スロウ・スリプルは有効。グラビデは無効。
通常時はバインド有効だが、逃げ出すとバインドは無効になる。
- 硬化(ダメージカット)
同一エリア内すべてのアプカルが一定時間内に被弾した数が一定値に達すると徐々にダメージカットの特性が付く。*2そのため、隔が長い武器で殴ろうとも、大勢で殴り続けていると硬化は進む。
ダメージカットは近距離・遠距離・魔法で分けられており、カット量や被弾数のカウントはそれぞれ別々にカウントされる。また、カットスピードも別々に設定されている。同じペースで攻撃を与えた場合、近距離>遠距離>魔法の順に硬化しにくい。
また、同じ攻撃間隔でも1体のアプカルを攻撃し続けるよりも、複数のアプカルを同時に攻撃した場合のほうが硬化が早くなったという情報もあるが定かではない。
長らく撃破数が影響すると言われていたが、撃破数はアプカルの行動に影響するだけであり、硬化には関係ない。硬化状態は時間経過によって徐々に回復する以外に解除方法はない。しかし硬化に関してはエリア毎に独立してカウントが行われているため、あるエリアで強力なダメージカットが発生していても別のエリアでは全くダメージカットが発生していない場合が多い。*3
- 挙動の変化
最初はヤーンしか使用しないが、撃破数に応じてビークランジ、クールダンス、ウィングスラップと使用するWSが増えていく。また、ウィングスラップを使用するとリンクするようになり、貝独楽が使用範囲に入るとアクティブ化となる。ちなみに、ウィングスラップ使用以降は、ヤーンを使わなくなる。
さらに最終段階まで狩り続けると、キキルンのように逃げ出し大リンクを引き起こすので貝独楽を使用したらそこで中断することを強くお勧めする。この際、逃げ出したアプカルは視覚感知をたよりに仲間を探しにいき、また周囲のアプカルも視覚感知でリンクする。
また、最終段階時には戦闘中魔法に対して特殊なヘイトがのるようになる。このとき、アプカルは魔法感知のように、魔法発動の有無にかかわらず、詠唱を感知すると一定時間襲ってくるようになる。さらに、このヘイトは周囲のリンクさせたアプカル(絡まれマラソン状態のもの)であっても襲いかかってくる。なお、感知されないほど遠くで魔法を唱えれば襲ってくることはない。
このヘイトは正確にはヘイトが乗っている状態ではなく、「一定時間対象を攻撃をする」状態のため、アカンプリスやひきつけろといった敵対心に関与するアビリティを使用しても効果はなく、攻撃を受けずに逃げ回るだけでも時間経過でタゲはもとにもどる。この間アプカルは逃げ出さない。
また、一度だけ逃げ出した際にその周辺のアプカルすべてが感知範囲に関係なく一同に襲ってくることがある。
硬化と同様にこの挙動の変化も、現在時間経過でしか回復がわかっておらず、エリア毎で撃破数がカウントされているため、同エリア内で狩場を移動しても無意味である。戦闘中に突然リンク化・アクティブ化が発生する可能性もあるため、アプカルを狩る時には同エリアに同目的のプレイヤーがいないかチェックしながら戦うようにするとよい。
NPCアプカル 編
アプカルの中には緑ネームでポップする個体がいる。このアプカルは大型魚をトレードすることでそのプレイヤーについてくるようになる。ただし、ついてくるだけで戦闘には加勢してくれない。
ただし、どんな大型魚でも良いわけではない。これについては、受け取ってくれるのはサイズ表示のされた大型魚のみで、1度大型魚をトレードしたらそれ以上に大きい魚でないと受け取ってくれないという説がある。なお、エリアチェンジなどしてもアプカルはそのプレイヤーのことを覚えている。
この際怨みが緩和されるのではないかとも言われているが、他の黄色ネームアプカルを倒すと緑ネームが黄色ネームに変化することがあり*4、こうなると1度倒してしまわないと緑ネームではポップしない。
このようにアプカルを狩りまくっているとすぐに緑ネームアプカルはいなくなってしまうため、現実的には大型魚をトレードしながらアプカルを狩るのは難しいと言えるだろう。
船上のアプカル 編
銀海航路の甲板に居るアプカルを倒すと、通常ポップと異なり海からジャンプして甲板に腹から滑り込んで来る個体がいる。このアプカルはヘイトを共有しており、黄色ネームのままPCに絡んでくる。更に1度きりではなく、目的地到着まで複数回飛び込んでくるオマケ付きである。ヤーンで寝かされて、その頭上にNMポップ等の事故には、ご注意を。アプカルを取り巻く状況 編
前述の特殊な性質上、同時間に狩場がかちあっていなくとも、直前の狩り状況次第では獲物はいても狩りが困難になる可能性がある。これは実装当初からの仕様ではあるのだが、もともとあまり積極的に狩られるものではなかったため、問題にはなりにくかった。
しかしメイジャンの試練実装後、アプカル族が対象モンスターとなったことから狩る機会・人口が激増、結果的に問題が表面化することとなった。
時にプレイヤーの間に軋轢を生むことがあり、なんらかの修正、もしくは救済手段を求める声が上がった結果、メイジャンの試練の対象からアプカル族が外されるという事態になった。但し、バード類としては現在も対象である。
特殊技 編
名称 | 範囲 | 効果 | 空蝉 | 備考 |
ヤーン | 視線内範囲 | 睡眠 | 貫通 | ラーニング可能 |
ビークランジ | 近接単体 | 物理ダメージ +ノックバック | 1枚 | |
クールダンス | 視線内範囲 | 麻痺 | 貫通 | |
ウィングスラップ | 近接単体 | 物理ダメージ+スタン | 4枚 | |
貝独楽 | 自身中心範囲 | 物理ダメージ | 複数 | |
ホワイトアウト | 自身中心範囲 | 氷ダメージ +呪い +睡眠 | 消去 | IsarukitsckなどイングーザNMのみ使用 呪いは回復不可タイプ |
最初はヤーンしか使用しないが、撃破数が増えていくにしたがい、ビークランジ、ウィングスラップと使用技が増えていく。ヤーン・クールダンスは後ろをむくことにより回避できる(前方範囲ではなく、「対象が視線技の使用者の方を向いていれば効果が発揮され」、ターゲットを取っているかどうかは無関係であることに注意)。
出典 編
アプカル(Apkallu)はメソポタミア地方の伝承における7賢人。エア神*5の側近であり、時の始まり、大洪水以前より存在するとされる。
翼を持つ男性の姿で描かれるが、鷹の頭や魚の下半身を持つ者もいる。
FFXIでは「海の賢者」と呼ばれる辺りに由来の片鱗が見られる。
モンストロス・プレッジ 編
種族名 | ジョブ |
---|---|
アプカル族 | モ |
習得Lv | モンスタースキル | 効果 | 消費TP | 備考 |
1 | ヤーン | 自身の周囲の敵に睡眠の効果。 | 1000 | |
10 | ビークランジ | ダメージ補正200%。追加効果:ノックバック。 | 1200 | |
20 | クールダンス | 自身の周囲の敵に麻痺の効果。 | 1000 | |
30 | ウィングスラップ | 4回攻撃。追加効果:スタン。 | 1500 | |
40 | 貝独楽 | 自身の周囲の敵に4回攻撃。 | 1500 |
関連項目 編
【モンスター】【バード】【イングーザ】- *1
- アビセアのアプカルは一切硬化も挙動の変化も起こらない別仕様種のようである。最初から全技を使用可能で、ノンアクティブ・リンク属性となっている。
- *2
- ホーネットニードルのように威力は低いが手数の多い武器で戦ってみるとわかりやすい。
- *3
- 硬化しすぎて戦うのが辛いと感じてきたら別のエリアに移動するのもひとつの手だろう。
- *4
- 100%変化するわけではなく、3匹倒しても緑ネームのままだったという報告もある。詳細な条件は不明。
- *5
- バビロニア神話における知恵の神。サルベージではこの名を冠した装備を入手できる。