モブリン

記事名読み
もぶりん/Moblin
モンスターの一種。獣人ゴブリン族に属する。

獣人ゴブリン亜種として拡張データディスクプロマシアの呪縛」と共に登場した。
文化
一般に定住をしないゴブリンに対し、モブリンは地下都市「ムバルポロス」を形成し、そこで生活を送っている。そこから出ることはほとんどないが一部のモブリンは行商を営んでおり、ゲーム中ではモブリンNPC三国ムバルポロス特産品を販売している。

ムバルポロスにはゴブリン族も生息しているが、この二種族は似通った姿をしているので見分けるのは困難である。ジョブによってはリュックの代わりに大型酸素タンクを背負っていたり、ゴブリンのものとは明らかに異なるマスクを被っていたりするものもあるが、逆にほぼ同じ姿をしたモブリンもいる。個体名で見分けるのが賢明であろう。

ムバルポロスには他に「バグベア」というモブリンが巨大化したような姿をしたモンスターがいるが、これは奴隷として使役するために人体改造が施されたモブリンの成れの果てである。その改造は腕や脚など肉体的な部分はもとより臓器や脳にまで及んでおり、モブリンの持つ技術力の一端がうかがえる。

一般に獣人人間の言葉をある程度話せるが、モブリンはあまり人間の言葉が上手ではない。何とか意味の通じるレベルで話せればいいほうで、モブリンの言葉が混ざった言葉を話したり、全く話せなかったりとコミュニケーションがとりづらい。中には人間の言葉が話せるのに話せないふりをするしたたかなモブリンもいる。人間の言葉が話せないモブリンでも、こちらの言うことはちゃんと理解できるようだ。

ムバルポロスより遥か東方エラジア大陸アトルガンエリア)の蛮族トロール傭兵団」の雇い主もまたモブリンであることが判明している。彼らはムバルポロスと袂を分かったモブリンで、トロール傭兵団の本領であるゼオルム火山ハルブーンにはごく少数ではあるもののモブリンが数匹徘徊している。当地には彼らが登場する内容のクエストもある。

また、彼らが地面の下を掘り進める目的は、光輝く鉄の巨人を探し、その力を入手することであり、その途中でプロマシア石像を発見するに至ったようだ
注釈1
プロマシアミッションにおいてJabbosの口から語られる。
プロマシアアトルガンと意外に色々な事に係わっているようである。

基本的な特性はゴブリンと変わらないが、ゴブリンと違い特殊技爆弾投げ」は使わない。また、「モブリンマスク」などのモブリン製品をドロップする。これらは分解するとゴブリン製品より多くの素材を得ることができる。

また一部のモブリンは「パーティ」の概念を持ち、集団で行動する。列を作って行動しているので一目で分かるだろう。

同じゴブリン族に属するゴブリンバグベアとは相互にリンクを引き起こすことにも注意が必要である。
名称範囲効果備考
ゴブリンラッシュ近接単体物理ダメージ多段(3回)攻撃 ラーニング可能
フライパン自身中心範囲物理ダメージスタン空蝉複数枚 ラーニング可能
パラライズシャワー前方範囲麻痺パライズによる麻痺上書き
敵自身(自爆した場合)
スモークスクリーン前方範囲暗闇
敵自身(自爆した場合)
クリスピーシャワー前方範囲属性ダメージ空蝉貫通
敵自身(自爆した場合)
マリオネットダイスランダムランダムMoblin Fantocciniman
奈落の傀儡師)固有技

下三種の花火特殊技爆弾投げと同様自爆する場合がある。まるでドリフのコントのような自爆時のモーションは必見。

トラル大陸に定住する、ゴブリン族とルーツを同じくする獣人種族。壺をモチーフとした個性的な建造物に住まう。
冶金や工芸で名高い種族だが、実際には「壺匠(つぼだくみ)
注釈2
FF11における壺人が元ネタと思われる。
」と呼ばれる専属の職人がそれらの作品を手掛けており、モブリン自身は身の回りの世話や製作環境の整備、渉外等を担当する。いわばマネジメントのプロフェッショナル。
伝承によれば、かつて地下都市「ムバルポロス」で暮らしていたが、海底の岩盤を破ってしまったため都市は水没。モブリンたちは壺に隠れたまま地上に流れ着いたという。

訛りのキツイFF11とは異なり、喋り方はゴブリン族とほぼ同じ。ただし、話す度に独特な鳴き声?が挿入される。

関連項目
モンスター】【獣人】【ゴブリン】【バグベア】【モブリン語

外部リンク
プロマシアの呪縛「未知なる強敵」1/2
モブリンのSS

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