標準価格

記事名読み
ひょうじゅんかかく
  1. 基準となる価格、もしくは平均的な価格のこと。
    現実世界ではメーカーが小売価格として表示する価格など、前者の意味で用いられることが多い。
  2. FFXIではアイテムの売買において基準となる価格のこと。本項ではこちらについて解説する。

なお、標準価格は通称であり、基本価格、基準価格などの名前で呼ばれることもある。
売却時
FFXIではアイテムに売却不可の属性がついていなければ、ギルドショップを除くどのショップでもアイテムを売却することができる。

この売却価格は名声による影響を受けるものの、アイテム1つ1つに定められた固定の価格に補正を加える形で算出されており、この固定値が売却時の標準価格となる。ジュノ天晶堂系除く)やアトルガンなどでは名声による価格の変動がないため、売却価格=標準価格となる。

モグガーデンに行けるようになっているならGreen Thumb Moogleを使って売却標準価格調べる事も出来る。

名声の影響を受ける場合、売却価格は標準価格の-7.5%~+2.5%の範囲で変動する。詳しくは「物価ランク」参照のこと。

この価格は売却価格の決定以外にも様々なケースで使われている。
指定生産品クエストで得られるギルドポイントは基本的に売却時の標準価格と同じである。
指定生産品クエスト実装当初はどのギルドギルドポイント=標準価格だったが、アイテムの売却価格が低い漁師ギルド調理ギルドが不利だったため、漁師ギルドではギルドポイント=標準価格×3、調理ギルドではギルドポイント=標準価格×1.5になるよう変更されている。

売却不可アイテムであるクリスタルバスも納品することができ、決まったギルドポイントが得られることから、売却不可属性のついているアイテムについても何らかの標準価格が定められているようである。
競売への出品手数料は元々は売却時の標準価格を元に決められていた。
そのため、手数料を見ればそのアイテムをいくらで店売りできるか概算することができた
注釈1
マッチロックガン祭りにいち早く参加した鍛冶職人も、出品手数料の高さからマッチロックガンの売却価格の高さに気付いたという話もある。


しかしカンスト出品による競売価格操作が問題になり、2004年12月9日のバージョンアップ以降は出品価格に応じて手数料が決まるようになっている。
ぬすむは「ぬすむ+」のプロパティによって成功率を上げられるが、成功率の上限値はシーフのレベルと対象アイテムの売却標準価格で決定する
購入時
購入時のアイテムアイテム固有の価格によって、名声ショップの場所の影響を受け算出される。この基準となる値が販売標準価格となる。

名声の影響を受けるショップの場合、販売価格は販売標準価格の-10%~+10%の範囲で変動する。詳しくは「物価ランク」参照のこと。

大概のアイテムは基準となる販売標準価格アイテム毎に固定であり、物価ランクから逆算して標準価格を導き出すことが可能なのだが、中にはどうしてもこの計算式に当てはまらないものがあり、複数の標準価格が設定されている思われるアイテムもある。

これは故意によるものなのか、設定ミスによるものなのか不明。
実はジラート実装時期辺りは、同じアイテムなのに三国標準価格が相違しているものが現在より多くあり、度重なるバージョンアップで徐々に修正され統一化されてきた。現在でも相違しているものは、開発が見落としているか、故意に標準価格を複数設定状態にしていると思われる。

販売標準価格が複数存在する主なアイテム


場所の影響を受けるショップとしては、プルゴノルゴ島ショップが挙げられる。プルゴノルゴ島では初期状態で釣り竿に約1.3倍、毒消しに2倍の補正が入っているが、プルゴノルゴ島の方はクエストにより補正を消すことが可能。

タブナジアではかつて一部のアイテムに2倍程度の補正が入っていた。ここでしか販売されていないアイテムについては比較対象がないため、補正の有無は不明だったが、2014年7月8日のバージョンアップでこの補正がほとんど撤廃されたことで、どのアイテムに補正が入っていたかが(結果的に)判明している
注釈5
バローネプレートアーマーの価格が引き下げられた一方、8,000,000ギルで販売されている白サブリガは価格が据え置かれたため、こちらは最初から標準価格だったようだ。


またギルドショップモグガーデンショップは、他の店舗より高めの価格に設定されているものも多い。
ギルドショップに関しても標準価格から売却時、購入時の価格が決定される。こちらは名声ではなく、ショップの在庫量で補正が決まる。

この補正係数はショップとは別物であり、また物によっては販売はしても買取をしないので、売却価格からは算出できないこともある。しかし、公式サイトではギルドショップでの販売価格について、「最大で元の値段の5倍まで上昇する可能性があります。」とアナウンスしており、ここで言うところの「元の値段」が基準となる価格であることが示唆されている。

言い換えれば「在庫0で販売されたと仮定した時の販売価格(システム上の最大価格)の1/5」がギルドショップの販売標準価格であると言えるだろう。

実際には開店時に在庫がないとその日は店頭にアイテムが並ばないため、直接この価格を知ることはできない。しかし、在庫数と販売価格の関係がいくつか判明すれば、間接的にこの価格を算出することはできる。

詳細はギルドショップの項目にて記述するが、概ね売却価格は売却標準価格の+12.5%~+50.0%、販売価格は販売標準価格の-25%~+400%となる。ただし、品物によってこの変動範囲にはばらつきがあり、底値がこの範囲を下回ることもある。

計算式の詳細についてはギルドショップの項を参照。
関連項目
店売り】【ギルドショップ】【物価ランク】【名声

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