サポか(さぽか)
サポートジョブにからくり士を付けた状態。
一部では、からくり士の略称である「か」に合わせて、あえて全部ひらがなで「さぽか」と書く向きもあるが、ひらがなのため、会話の中だとわかりにくいのが難点(短縮表記の「か」と同様)。
サポかは、多くのジョブと能力の干渉をしないため、サポ獣と同様に独特の存在となっている。
※からくり士でないとルブリカントを装備できないため、リペアー及びフラッシングは使用できず無意味。
ただしオートマトンのヘッド・フレーム・アタッチメントといった能力を決定する最重要項目は、他のジョブと共通点を全く持たないため、からくり士としてある程度極めた者にしか高度の機能は得られない。特にヘッド・フレームといった要素は「すべて揃ってからやっとからくり士は始まる」ような傾向を持つため、高い効果を得るための道は長い。
からくり士として成熟したプレイヤーがサポートジョブとして選択すれば、オートマトンのプレイヤーの常識を凌駕した利点を最大限に使うことができるものの、逆に「Lv18で止めた」ような、語弊を恐れず言うならばただサポ割れを防いだだけのようなプレイヤーには利用価値の低い存在となる。
ここでは、ある程度からくり士のレベルを上げ、オートマトンへの投資と収集を惜しまなかった場合の能力を紹介する。
また、パールアリエス前提で有れば、からくり士のレベルが40以上の話となり、ほぼ上位のストリンガーを持っている者の話になるのだが、からくり士以外でも装備できるのは無印ストリンガーのみである。不要と思って捨ててしまった場合、師匠にお願いして再取得する必要がある。
致命的な欠点として、ストリンガー(全ジョブ装備可能)を装備しないとオートマトンのアタッチメントが有効に機能しない。このため、遠隔武器とは絶望的に相性が悪く、遠隔主体のジョブはもちろん、弱体ボルトを活用できるジョブも厳しい運用を迫られる。サポ忍、サポ踊と違い、単体でのインスニもジョブによっては出来なくなるため、薬品が必須となる。
また、ペットは2匹同時に扱えない点からペットジョブも自分自身の持つ特性を活かしにくい。
サポかで発動する潜在装備は上記の2つ。Lv60以上であればどのジョブでも装備可能。
バスカーケープの敵対心-2が目を引くが、サポかを選ぶジョブにとっては、ソロでは敵対心-2がオートマトンの生存性を低下させ、メイン60以上のパーティでサポかを運用できるのは白魔道士ぐらいであり、その白魔道士にとってはエンチャント品とはいえ42もレベルの低いタリスマンケープにすら劣る性能であると、意義が皆無に等しい。サポかで格闘を行う可能性もほとんど無いため、バスカーピアスも人気はない。
一部では、からくり士の略称である「か」に合わせて、あえて全部ひらがなで「さぽか」と書く向きもあるが、ひらがなのため、会話の中だとわかりにくいのが難点(短縮表記の「か」と同様)。
サポかは、多くのジョブと能力の干渉をしないため、サポ獣と同様に独特の存在となっている。
アビリティ/ジョブ特性使用可能Lv早見表 編
メインLv | サポLv | アビリティ/ジョブ特性 |
---|---|---|
1 | 1 | アクティベート、ディプロイ、 ディアクティベート、マニューバ |
10 | 5 | 応急処置 |
20 | 10 | レジストスロウ、リトリーブ |
30 | 15 | (リペアー)、レジストアムネジア |
40 | 20 | 物理回避率アップ |
50 | 25 | マーシャルアーツ |
60 | 30 | (フラッシング) |
70 | 35 | レジストアムネジア |
80 | 40 | 物理回避率アップ |
90 | 45 | ダメージ上限アップ |
※からくり士でないとルブリカントを装備できないため、リペアー及びフラッシングは使用できず無意味。
目的 編
無論、オートマトンの存在が最大の特徴といえる。ただしオートマトンのヘッド・フレーム・アタッチメントといった能力を決定する最重要項目は、他のジョブと共通点を全く持たないため、からくり士としてある程度極めた者にしか高度の機能は得られない。特にヘッド・フレームといった要素は「すべて揃ってからやっとからくり士は始まる」ような傾向を持つため、高い効果を得るための道は長い。
からくり士として成熟したプレイヤーがサポートジョブとして選択すれば、オートマトンのプレイヤーの常識を凌駕した利点を最大限に使うことができるものの、逆に「Lv18で止めた」ような、語弊を恐れず言うならばただサポ割れを防いだだけのようなプレイヤーには利用価値の低い存在となる。
ここでは、ある程度からくり士のレベルを上げ、オートマトンへの投資と収集を惜しまなかった場合の能力を紹介する。
また、パールアリエス前提で有れば、からくり士のレベルが40以上の話となり、ほぼ上位のストリンガーを持っている者の話になるのだが、からくり士以外でも装備できるのは無印ストリンガーのみである。不要と思って捨ててしまった場合、師匠にお願いして再取得する必要がある。
致命的な欠点として、ストリンガー(全ジョブ装備可能)を装備しないとオートマトンのアタッチメントが有効に機能しない。このため、遠隔武器とは絶望的に相性が悪く、遠隔主体のジョブはもちろん、弱体ボルトを活用できるジョブも厳しい運用を迫られる。サポ忍、サポ踊と違い、単体でのインスニもジョブによっては出来なくなるため、薬品が必須となる。
また、ペットは2匹同時に扱えない点からペットジョブも自分自身の持つ特性を活かしにくい。
- オートマトンの攻撃
サポートジョブで呼び出されたオートマトンは、そのサポートジョブのレベルに依存するため、高レベルでは必然的にレベル差補正を受け攻撃・防御能力は極端に低下し使い物にならない。
しかしメインジョブとサポートジョブにあまり差が無いLv1~Lv10前後では、本体とのレベル差が少ない上、元々アチューナーやターゲットマーカーなど、オートマトンは格上に強い特性があるため、本体と同レベルの活躍が望める。
- オートマトンの防御
メインでも盾役は任せづらいオートマトンだがサポートジョブで呼び出されたオートマトンは、さらにレベル差補正を受けてしまう。
しかし、Lv1~Lv5近辺ではオートマトンはLv1からでもストロボで挑発が扱え、S.アブソーバーで3分ごとに固定で100HPのストンスキンを展開し、レプリケーターでブリンク2枚を触媒いらずMPいらずで1分ごとに展開し、オートリペアキットI+IIで常に3HP/3secを容易に実現できるなど、恐らく既存ジョブ中最強の盾役となる時期が存在する。この時期であれば、あらゆるジョブはオートマトンの性能だけでヒーリングいらずの戦闘ができる。無論、ストロボとその防御性能に任せて本体もオートアタックなどで加勢すれば一層の経験値効率が望める。
- オートマトンの回復・支援
メインジョブのレベルが上がると、この効果が最も重要となる。
魔法戦フレームのオートマトンは、同レベルの魔道士ジョブと同程度の最大MPを持ちながら、アタッチメントを揃えればプレイヤーとは比べ物にならないほど強力なMP回復能力を持つ。また「出し入れ」を併用すれば事実上無限のMPを扱うことができる。
赤魔道士を模した「カーマインスコーピオー」であればマスターに、白魔道士を模した「パールアリエス」であればパーティメンバーにも回復行動を取らせる事が出来る*1。
2011年12月15日のバージョンアップによってLv99が解放されるとともに、赤マトン、白マトン共にケアルIV、ヘイスト、プロテスIII,シェルIIを詠唱するようになり、加えて白マトンからはイレース、赤マトンからはストンスキン、ファランクスも飛んでくるようになった。さらに、魔法詠唱のロジックも一新されたことにより、状況によってはサポ踊に勝るとも劣らない性能を誇る*2。スキャナーを装備すれば高レベル帯の敵には敵対魔法を一切撃たなくなるので強化・回復魔法の詠唱に専念させることができ、非常に効率よく動いてくれる。また、フラッシュバルブとディスラプターによるフラッシュとディスペルは、本家と同様に高い魔法命中率を持っており、敵に耐性がある場合を除けばサポレベルでも十分通用する。状況によってはこれらのアタッチメントも活用するとよい。
Lv49の魔法戦フレームの最大MPは600程度であり、これはメインジョブのMPの有無に左右されない。さらに出し入れでMPを回復し続けられることを踏まえると、スキル上げ等でソロでもヘイストとケアルが欲しいといった場合にはジョブを問わず有用である。また、魔法戦フレーム使用時は回復魔法スキルをA~A+相当としてケアル回復量が決定されるため、メインのジョブ・装備を問わず、Lv49のオートマトンのケアルIVで400~500程度は回復できる。
ただし、オーバーロードの危険性、ディアクティベート、アクティベート、ディプロイ、マニューバと、連続でアビリティを使用することによる通常攻撃への阻害や、あくまでも回復はマトン任せになるため、即時の判断ミスが命取りになる可能性もある。
たとえサポによらず回復魔法が扱えるもジョブであっても、オートマトンから湯水の如く沸いて使える無ヘイトケアルは有用で、扱いに慣れれば無駄が減るし、自身の行動の間を美味く埋めてくれる。パールアリエスが持つ「仲間が瀕死でもケアルよりナ系魔法を優先してしまう」欠点もメインジョブ能力で安全なレベルまでカバーできるため運用性はより高まる*3。
- オートマトンの特性
無ヘイト釣りは全レベル帯を通して活用可能であり、土筆作戦などでも活用できる。
また、アタッチメントはレベル制限を受けないため、Lv1のプレイヤーでは実現不可能な挙動をすることができる。特にイレーザーを組み込めばレベル1からでも事実上全てのナ系魔法+イレースの一部の効果を享受できるのは大きい。
序盤のソロ相手として有名なミミズには攻撃力を50%下げるWS消化液弾、序盤なら死の宣告に相当するような3HP/3secの猛毒など、強烈な弱体を受けているのに他のジョブでは一切の回復手段を持たない中で輝く。
また、フラッシュバルブは極端にレジスト率が低くサポートジョブゆえのレベル差をものともしない。MP消費などの代償なしで45秒ごとに敵をフラッシュにできる。リキャストは1分と少々長めではあるが、ディスラプターによりディスペルを使用させることもできる。これらもLv1から実現できる。
もともとオートマトンの防御能力は絶望的に低く、レベルがサポートジョブ依存となるサポかのオートマトンは敵の範囲魔法や範囲攻撃の一撃で簡単に倒されてしまう。
サポかのメリットやパーティでの運用を考慮すれば、常に敵から距離を置ける後衛のほうが比較的都合が良いのは確かである*4。
- スキル上げ
からくり士として成熟したプレイヤーでなければ真価を発揮できないが、未熟なからくり士にしか出来ない活用術がこのスキル上げである。じつはサポで呼び出したオートマトンでもスキルアップ判定がある。当然呼び出したオートマトンのレベル相当までしか上がらない。しかし、例えばレベル45の敵を相手にレベル45のからくり士で射撃戦のスキルを上げるのは非常に厳しい。そこでサポかを活用すると、レベル90のジョブでレベル45の敵を相手にスキル上げが出来るので安全に実施する事ができる。フレームの選択次第ではどうしても真っ白なスキルが生じるが、上手く活用する事で青字付近をキープする事も難しくない。
潜在装備 編
名称 | 部位 | 性能 |
---|---|---|
バスカーケープ | 背 | 防2 敵対心-2 |
バスカーピアス | 耳 | ガードスキル+5 |
サポかで発動する潜在装備は上記の2つ。Lv60以上であればどのジョブでも装備可能。
バスカーケープの敵対心-2が目を引くが、サポかを選ぶジョブにとっては、ソロでは敵対心-2がオートマトンの生存性を低下させ、メイン60以上のパーティでサポかを運用できるのは白魔道士ぐらいであり、その白魔道士にとってはエンチャント品とはいえ42もレベルの低いタリスマンケープにすら劣る性能であると、意義が皆無に等しい。サポかで格闘を行う可能性もほとんど無いため、バスカーピアスも人気はない。
関連項目 編
【からくり士】【サポートジョブ】- *1
- ケアルだけが欲しい場合、「白兵戦ヘッド+魔法戦フレーム」だと、45秒に1度と一気に連射性能が下がる代償に、絶対にケアルしか使用しないという挙動をする。そのため、あまり扱いなれていないプレイヤーでも安定する。
- *2
- 独特の行動の荒さがあるものの、マトンを適切に運用することができれば、無限のMPで無ヘイトケアルIVを行使し続けられる上、恐るべき反応速度で状態異常を回復してくれる。
- *3
- 特に白魔道士とパールアリエスが並んでいる姿をソフトバンクのCMに例えて「ダブルホワイト」と呼ぶとか呼ばないとか。
- *4
- 一応、アースマニューバが必要になるがシュルツンを張っておけば1発は耐えることが出来る。