補充(ほじゅう/Replacement)
  1. パーティにおいて、構成メンバーが離脱した後、抜けた穴を補うこと。本項で解説する。
  2. アイテムだいじなものなど、不足しているものを補うこと。

パーティメンバー補充

英語ではreplacement(代役、または補充することそのもの)であるが、外人は人によってはrepという略語を使うこともある。
補充には(潜在的な)メリット・デメリットがあるが、日本人パーティでは比較的少ない一方、外人パーティではかなり広範にみられる。

メリット

  • レベリングを続行したいメンバーにとっては、いちいち解散して再度パーティメンバーを集めるよりも効率が良い。
  • もとのパーティの効率が良かったために、補充してまで続けたいメンバーが多かった場合などには、補充対象となったプレイヤーはクオリティの高いパーティに入れる可能性がある。
  • 狩場アビセアの場合、呼ばれた側のみのメリットだがスタート時からPTメンバーの光が育ち切っている場合が多い為、〆の手段を縛られる事も余り無く、運が良ければいきなりだいじなものや高額なアイテムAF等が手元に転がり込んで来る場合がある。

デメリット

  • 狩場補充する場合、補充対象に選ばれたPCが合流するまでの間が危険なことがある。
  • 補充メンバーが到着するまでの間、残りのメンバーは狩りを中断するか、6人に満たない状態での非効率的な狩りを余儀なくされる。単純に時給が下がる他、タブ食事の浪費にもつながる。
  • 補充対象に選ばれたPCは、そもそもなぜ欠員が生じることになったのかが事前にはわからないため、場合によっては、効率の低さやパーティスキルの低いメンバーの存在に嫌気がさして落ちてしまったメンバーの穴埋め役として呼ばれた可能性もある。
  • 外人パーティの場合、長時間プレイすることを前提に補充をするとは限らない。このため、新規のパーティに入る場合に比べ、期待プレイ時間という意味では劣る傾向。呼ばれて狩り場へ行って、合流して30分も狩らないうちに終了などはよくある話である。
  • リーダー補充して狩りを続けますか? とメンバーに聞いた時は賛成していたのに、補充メンバーが移動している間に眠くなって抜けるメンバーが出る。そのメンバーを補充する。のループで補充で来たが戦闘無しまたは数回程度でPT解散となってしまう場合もある。下記にもあるが、外人パーティにおいてこの現象が多く見られる。
  • 補充に際してリーダー・メンバー間の連絡がうまくいっていない場合、補充する人数に過不足が生じることがある。誘われた側からしてみれば、せっかく危険を冒して狩場まで来たのに【フルメンバーなんです。】などと言われ、とてもとても悲しい気分になってしまう。残念ながら、こちらも外人パーティに多い傾向である。*1
  • 狩場アビセアの場合、呼ばれた側はビジタントがある程度育つまでは全力を出す訳には行かず、トドメを刺さない様細心の注意を要する。呼んだ側はその相手がトドメを持って行ったりしないかと暫くはヒヤヒヤしつつ、その補充員のビジタントの成長も考慮した指示を要する場合があり、意外と手間が掛かってしまう。

補充いろいろ

日本人パーティ外人パーティとでは、補充の意味合い・やり方はかなり異なっている印象が強い。

日本人パーティ

落ちるメンバーがいると、パーティ解散になる傾向が強い(通常日本人同士では、事前に解散までの時間を決めておくことがほとんどで、突発的に抜ける事が少ない。)。また、中~高レベル帯では、狩場での補充はかなり稀。

メンバーの1人が開始早々に回線落ちして戻ってこない場合など、稀にキャンプから補充の誘いを出すケースはあるものの、その際もある程度長時間のプレイを前提として誘っていることが多い。
これは、日本人プレイヤーは全員1つの標準時に基づいて行動しているため、プレイヤーログイン数のピークが急峻になっており、ピークタイムを過ぎると急激に人を探しにくくなることも大きな要因となっていると思われる。逆に言えば、ピークタイムであれば比較的容易に良構成を組めることを意味しており、そのため街で狩場とメンバーを吟味して出発する方が効率が良いことが多い。

ジュノ等に戻って補充を探すケースは時折あるが、これは、残ったメンバーが長時間プレイする意志があり、お互いのスキルに信頼がおけることが明確である場合が殆ど。従って、補充対象となったメンバーにしてみると、後からパーティに加わることに伴うデメリット・リスクは殆どないとも言える*2
また、この際お互いの能力を良く把握出来ているケースもあり、そう言った場合、より適切な狩り場へのキャンプ地変更を併せて行う事もある。

外人パーティ

NAEUプレイヤーは複数の標準時を持つためにログイン数のピークがなだらかであり、プレイヤーは次々とログインしてはログアウトするという傾向がある。突然抜けるPCが多いことも影響しているかも知れないが、こういった地理的な要素からも、抜けたら随時補充する方が効率が良かったのである。結果として、野良における外人プレイヤーは同じメンバーで長時間プレイすることにこだわらず、狩場パーティを組むことに対しても抵抗感が低いプレイヤーが多くなっている。

しかし、このプレイスタイルは日本人のものとは大きく異なるため、日本人(の補充)に期待するのと同様のことを外人に期待すると痛い目を見ることが多い。例えば以下のような事態が起きる可能性もある。

  • ジュノ等に戻って補充し直すことは極めて稀。従って、補充対象に選ばれたPCは、合流までの手間・リスクを負うのが一般的*3
  • 補充メンバーにとっては長時間のパーティプレイが保証されるわけではない。合流後、比較的短時間のうちにパーティメンバーが次々と落ちて解散になってしまうことが時折ある。
  • 誰かが抜けた時、都合よく代わりのジョブが見つかるとは限らない。盾役後衛など不足しがち*4なポジションの場合、補充要員が見つからないままなし崩し的に解散となることもある。
  • また、とにかく頭数を揃えて狩りを再開することを優先するあまり、後衛の代わりにアタッカーが入るなどパーティ構成に無頓着な例も散見される。ひどい場合には合流後即全滅解散ということも。
  • 「どうせ補充を呼ぶだろうから」と、パーティを最初に組む段階から短時間で抜ける予定を組んでいるメンバーがいる。

このように、日本人パーティ外人パーティでは、補充対象となることは、正反対といってよいほど意味合いが異なる。時間帯にもよるが、日本人外人も少ない時間帯に外人パーティ補充対象として加わるのは、「ジュノでぼ~っとしてるよりはほんの少しでも経験値を稼ぎたい。まずくても、30分で終わっても構わない。」といった心境にある場合に限った方がいいかも知れない。NAのピークタイムであれば(リーダーも含めて)どんどん人が交代してエンドレスに狩りを続けられ、自分も補充を呼べばいつ抜けても良いという補充文化の良い点を目にすることができるかも知れないが、どのようなやり方であれ、人の少ない時間帯*5に無理にパーティを組んでも良い結果を出せないことが多いのである。

また、特に外人パーティの場合、誘い文句が「【パーティ】?」だけなど、誘いの際に補充であることを明確にしないケースも多い。
いずれにせよ、前述したデメリットを嫌って現地補充を避けたい場合は/sea all <r>などであらかじめ/tellを送ったPCサーチし、狩場からの誘いであればはっきり断るなどの防衛策をとるべきだろう。

補足

日本人プレイヤーと北米プレイヤーの時間ごとのログイン数の推移については「ヴァナ・ディール国勢調査」の項から公式サイトを参照することで確認できる。

関連項目

パーティ構成
*1
ごく稀ではあるが、逆に「いつ抜けるか」、あるいは狩場までの到着時間を伝えるなどの連絡がうまくいっていると、メンバーが抜ける頃にすぐ次のメンバーが準備しているなどして、補充にまつわるデメリットが少なくなる例もある。
*2
息があってるメンバーが多い分だけ、効率が良いことすらある。また、補充してまで続けたいというパーティには、それなりのポジティブな事情(釣り役がうまい、連携がうまく噛み合っている、詩人>吟遊詩人赤魔道士がいる等)があるケースも多い。
*3
インスニのない前衛に向かって「クロウラーの巣の隠し部屋まで来い」などということも少なくない。もちろん迎えに来てくれるということもなく、自前でMGS手段を用意する必要があるが、早目に<インビジ><スニーク><くれませんか?>と伝えれば快く迎えに来てくれる場合の方が多い(迎えに来てくれと頼んだ際に断るのは日本人の方が比率は遥かに高い)。
*4
外人パーティの場合アタッカーが被弾やヘイトなどお構いなしというケースも多く、概してそれ以外のジョブは負担が大きくなるため行きたがらないという事情もある。
*5
外人と組むことを嫌う日本人プレイヤーも多いので、(外人入りパーティにとっては)日本人が多い時間帯は実質的に人が少ない時間帯と同じような状態になってしまうことにも注意。
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