(うす)
臼とは、白でありながら白らしからぬ者に対し「白」に似た形の「臼」を充てた言葉。臼魔道士ともいう。

  1. 白魔道士としての行動を取らない者への蔑称
  2. 白魔道士らしからぬ、打撃に特化した白の自虐的な自称及び蔑称
  3. いわゆる内藤スレキャラクター「臼姫」

1:蔑称としての臼

自分勝手な白魔道士

白魔道士が人気ジョブであることを逆手にとり、自己中心的な行動を取る白魔道士を臼と呼ぶことがある。


仕事をしない白魔道士

自分勝手ではなくとも、回復役を求められる状況で回復や補助をしない白魔道士のことを臼と呼ぶ場合もある。回復役として振る舞わない理由としては以下のようなものがある。

  • 無知によるもの
    白魔道士としての振る舞いを知らないままレベルが上がると、高レベルなのに基本的な動きもわからない白魔道士になる場合もある。
    敵の特殊技追加効果を知らず状態異常回復が遅れる、状態異常の特性を知らずに非効率的な行動に出てしまう*1
    白が最初のジョブで他の白を見たことがない、MMMENM等で短期間でレベルを上げた、前衛経験が一切無い、PLでレベルを上げたなどが要因として挙げられる。
    また、各種魔法の性能を正しく理解していないがために「必要が無い魔法」と勝手に判断して一部有用な魔法を所持せず(もしくは、覚えていても使用しない)、それらの魔法を求められても無視する等*2


  • 消極性によるもの
    自らが死ぬ事を嫌う余りヘイト上昇を恐れて一切高レベルのケアルケアルガを使わない者もいる。たとえメンバーのHPが真っ赤になっても低レベルのケアルしか使わず、リンクするとメンバーを見捨てて率先して逃げ出すことすらある。ある意味ヒャッホーイする臼よりも被害が深刻である。ただし、パーティ崩壊必至な場面ではこの限りではなく、高位レイズで建て直しをするために白を生き残らせる、という作戦は非常に有効である。


注意したいのは、上記の通り「悪気なく」臼になってしまっている場合がある、ということだろう(勿論、手抜きは論外だが)。
ゲーム自体に慣れておらず操作が難しい、出版物などの資料やサイト検索をできる環境に乏しい、教えてくれる親切な先輩にめぐり合えなかった、等、本人の努力だけでは補えない場合も考え、安易に臼と呼ぶのは避けるべきである(他の蔑称についても同じことが言える)。但し、如何なる理由であろうともジョブを問わず「現在進行形でもそれなりの努力はする」のが当然であり、その努力が嫌な人は絶対にPTに参加しようとしてはいけない。其れは最早自分の自由を他者に押し付け、他者の自由を全否定する行為である。そう言う人はオンラインゲームを絶対にしてはいけない*3

2:打撃型白魔道士として臼

「白らしからぬ白」という意より転じて、鈍器と撲殺を愛してやまない白魔道士の事。

殴ることに快感を覚える白魔道士、打撃での大ダメージを追求する白魔道士が自嘲的に、あるいは、むしろ誇らしげに「臼」を自称したりする場合がある。
臼とは1項のような意味の蔑称として使われる場合が多く、自称するならともかく、親しくもない他人に対して用いることは失礼であることは言うまでもない*4

臼=撲殺と言うイメージ(と言うか設定)は実は古くから存在しており、初代ファイナルファンタジーの時点で既に鈍器行使ジョブとして白魔道士装備可能なハンマーが幾つか存在していたりする*5
その後のV*6では、撲殺とは無縁のかなり大人しいジョブだったので近年はあまり知られていないようである。

戦術

片手棍スキル220で習得できるヘキサストライクは、白魔道士風水士SPWSであり他の片手棍WSと比較して極端な破壊力があるため、これを目標スキル上げをする白魔道士の姿は後を絶たない。またミスティックブーンによるMP補給も、ヒーリングの必要性を減らし、オートアタックの機会を増やす後押しをしてくれる。

攻撃速度に関しては、白魔道士ヘイストが使用可能であるほか、白専用のブレスド装備にはヘイスト効果を持つ物がある。その他のヘイスト装備と組み合わせ、サポ忍素破の耳等々の殴りチューニングを行うことで、D39~40あたりをキープしたまま、片手あたりの隔を190以下にすることすら可能。

被ダメを最小限に抑える事と攻撃力の上昇を見込み、サポは忍者であることが多い。動きはアタッカー向けにシフトしたナイト赤魔道士の動きのそれに近いものとなる。ただしヘイストと同時に敵対心を大幅に下げてしまうブレスド装備の特性上、PTとなるのはいくらダメージを与えたとしても、それだけでは非常に難しい。
また、メインでの完成度が高いため、魔法剣(棍?)やファランクスが使えるサポ赤命中もついてジョブピアスが優秀なサポ竜などサポの選択肢は広い。

装備

近接戦も得意」とのジョブコンセプトが設定されているためか、白魔道士には近接攻撃装備が充実している。肉弾戦用に特化した白魔道士装備を臼装備と呼ぶこともある(かつては白魔道士専用の片手棍も多かったが、その大部分は風水士装備できるようになっている)。以下はその例。


実戦的な装備では、不足しがちな命中率(後述)のカバーや攻撃回数を増やすためのヘイスト装備の充実、更に副産物として敵対心-とMND強化する組み合わせが好まれる。代表的な装備は以下。


また、追加シナリオ3作(戦慄!モグ祭りの夜石の見る夢シャントット帝国の陰謀)にて魔道士ジョブ用の装備で「魔人の帽子」「ロイヤルルダンゴト」「竜巻下衣」が登場したことにより装備の幅に少し広がりが出来た。好きなオーグメント性能を2つ付与できるというのが売りの装備のため、前衛用のオーグメント性能を付与することで実戦に耐えうるほどのものにすることができるのである。
しかし、これら装備後衛用に特化させることも可能で、そうした場合にも高性能な装備となり得るためプレイヤーオーグメント性能の選択に頭を悩ませることになるかもしれない。

臼とクラーケンクラブ

クラーケンクラブはDが11と非常に低く、そのままではせいぜいスキル上げ用途にしか使えない能力しか持ち合わせない。
そのため、サポ赤エン系と併用する、サポ忍サブ武器として利用するなどの工夫が必要である。それぞれのサポートジョブにおけるその他のメリット・デメリットは当該ページを参照していただきたい。

また、ファイアブレーサーウォータミトンなどのエンチャント両手装備によるエン効果はダメージが10固定でレジスト率強化スキル依存という事であるため、強化スキルを持つ白魔道士と相性がよい。

どちらにせよ、与えるTPがネックであることに変わりはない。
オースピスにより与TPを減らすことはできるが、I系のエン系とは相互上書き関係の上、ハートオブミゼリ中のオースピスによる光属性追加ダメージ複数回攻撃の初段にしか乗らないという点に注意。

問題点

深刻なのが命中である。
DEXはF、片手棍スキルもB+と他のアタッカーに比べかなり低い。
戦士両手槍がB-、コルセア短剣がB+などであることを見ると、絶望的な低さに見えないように思える。
しかし戦士メイン武器を越えるパフォーマンスを発揮することは、低レベルならいざ知らずスキル差が顕著に現れる高レベル帯においてはまずない。
コルセア命中ブーストが容易な遠距離攻撃である射撃メイン攻撃手段であるし、ロールによる命中率アップが可能。それでも彼らもまた当らない射撃に苦慮しているのが現状である。

以上のようにいくら近接戦闘が得意と言うジョブコンセプトが謳われているとはいえ、あくまでそれは魔道士としてはという枕詞がつくわけであり、スキルステータスどれをとっても白魔道士は、アタッカーとしては本職ジョブよりも下位に属するジョブであるという現実が立ちはだかっている。

また、主要WSヘキサストライク多段WSであるが、TP修正命中ではなくクリティカル補正である。格上相手には相応の命中ブーストをしなければ当たりにくく、ヘキサはおなつよまでしか強くない、当らないと揶揄される原因ともなっている。下手をするとトゥルーストライクの方が強かったなどということも十分にありうる。

現在、メイジャンの試練による大幅な命中アップの武器サポ踊強化により、以前と比べて命中率はかなり改善されているものの、それは他のジョブも同様であるため殴る白の地位そのものには変化がないのが悩ましい点である。

  • 装備取得が困難
    シーロバーカジェル/シーウルフカジェルオプチカルハットレヴランドメイルスウィフトベルトなどはNMドロップ品である。詳細は当該項目を参照。
    武器面に関しては強力なアイテムレベル装備が比較的容易に入手できるようになったため、かなり改善されている。
  • 戦術への支障
    敵への余計な与TPを与える、臼装備MPを減少させる、回復や支援が疎かになるなどがあげられるが、懸念材料は一様に白本来の仕事であるPT支援能力を削ってしまうことに対するものである。
    ミスティックブーンケアルラなどオートアタックを支援するかの様な動きもあるため以前に比べ殴る白というスタイルはかなり改善されており、仲間同士でのパーティ後衛マッハPTなど、その本領を発揮する機会も増えている。
    もっとも現状、白があえて殴りに行くというスタイルは歓迎されるものではなく、そのようなスタイルが求められることはまずない。白にしかできないことを放棄させてアタッカーをさせるぐらいならば初めからアタッカーを入れればいいと考えるのは自然なことであろう。
    そのため、断りなしに野良で殴ることはメンバーへの混乱を招く恐れがあり、最悪1項の説明にあるような仕事をしない臼=白が殴るのはダメ絶対という認識を浸透させてしまうことにも繋がりかねない。
    最大の問題は本人の技量はもちろんことPTメンバーの理解が伴えるかどうかということであろう。
    このように様々な問題もあるが、これらを克服し、臼として邁進する者こそ真の臼なのであろう。

3:内藤スレキャラクター「臼姫」

当初は単に臼としての特徴を持ったキャラクターであったが、スレ住民によって後に様々な設定が付加された。

関連項目

白魔道士】【ジョブ蔑称
*1
例:大抵のスロウ効果はヘイストを先にかけておく事で予防が可能な事を知らない
*2
各種属性魔法耐性を上げるバ系魔法に特に多い
*3
オンラインゲームはゲームであってゲームではない、生きた人間と相対する社会そのものの縮図である。
*4
当然純粋な蔑称である1項の意ととられる可能性もある。
*5
ミョルニルの「トールハンマー」なども初代で登場している。
*6
Vにおいてはフレイルという名のハンマーがあり、序盤のみであったが直接攻撃によるダメージソースとして活躍することができた。
*7
の背の装備品で高レベル片手棍WSでの補正項目STR/MNDを無条件に同時に上昇させられる装備は2014年10月現在でもこれだけである。
*8
内藤に貢いでもらったのか!?
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