闇王ミッション(やみおうみっしょん)
クリスタル大戦にて獣人を率いて人間に攻めてきた闇の王が復活した。その闇の王を倒す、ランク5-2三国共通ミッションの通称。
それぞれのタイトルは、サンドリア編は「闇の王を討て!」、バストゥーク編は「ザルカバードに眠る真実」、ウィンダス編は「最果てにて君を待つ闇」である。
このFINAL FANTASY XIの物語の根幹とも云えるクリスタル大戦を起こした張本人との対決であるだけに、一つの区切りという印象の強いミッションである。
最初期から存在するミッションであるため、古参の冒険者にとっては思い入れが強い人もいるだろう。しかし哀しいかな、現在ではレベルキャップの引き上げ等により、通過するだけのミッションと化している。Lv70以上あれば王の間までの道中の敵は絡まない楽であり、MGS手段やフェイスの実装により絡まれても対処にさして苦労しない。実質戦闘のみのミッションと意識されるため、単に「闇王戦」と呼ばれることも多い。
「まだメインジョブのLvは低いけど、とにかくミッションをやりたい」という人は、お手伝いを募集してもいいだろう。高Lvが一人いれば容易にクリアできるうえに、王の間へのHome Pointが実装されたので比較的お手伝いを集めやすいと思われる。中には闇王戦の名曲を聞きたいというお手伝いさんもいるかもしれない。
前半戦と後半戦の二段階構成であり、制限時間は共通してカウントされる。
レジストパライズを持つが、弱体魔法耐性はほぼ皆無で普通に通る。「闇」の王なのにドレインやアスピル、ブラッディボルトが効く理由は察してほしい(リンク先ネタバレ注意)。
なお、昔は炎のクリスタルを落としていた。
HPを半分ほど削ると物理バリアと魔法バリアを交互に使用するようになる*1。物理バリア中は右手の剣が、魔法バリア中は左手にエフェクトが発生するので判別できる。一定の被ダメージまたは5分経過でバリア切り替えを行うため、物理系ダメージしか与えられない構成だとBF占有時間をかなり削られることとなる。ダークノヴァ使用後に切り替わることもあるが、確実とはいえない。
後半戦が始まるとすぐに闇王が近づいてくるため、ヒーリングして体制を立て直すことができない。そのため、適正レベル(Lv50代後半の6人PT)で挑戦する場合、後衛のMPに余裕を持たせて第1形態を倒すのがいいだろう。
また、第2形態は自身中心の広範囲攻撃「インプロージョン」しか使用しない。HPも比較的少なく、SPアビ全開で挑めばあっさり沈む。ただしインプロージョンの範囲はやたら広い上、強力なリゲインがあるのか連発してくる。空蝉も貫通するので、適正レベルなら回復はケアルガ連打になるだろう。このためLv60代で突入するのであれば、光曜日お昼前の突入がセオリーとなる。
第2形態のHPをギリギリまで削り取ると、死に際に特大のインプロージョン(特殊技ではなく専用エフェクト。ダメージは無し)を放った後、力尽きて倒れる。このエフェクトが終了するまでは、どれだけダメージを与えようとも決して倒れることは無い。
なお、当初はオープニングのイベントに限り、1回入室をすませておけば、ログアウトしない限り2回目の突入時はスキップされるという仕様だったため、ソロ突入時など、時間が無視できない場合はイベント中のまま30分放置して排出されたあと再突入することで、オープニングのイベント時間を戦闘に回せるというテクニックもあった。
2020年現在、Lv60でフェイス4体呼べば勝てる難易度である。
物理無効があるので黒魔道士タイプのフェイスを忘れずに呼んでおくこと。
以下はLv75未満のプレーヤーにとっては指標となるだろう。
古くからソロ志向の赤魔道士の登竜門として名を馳せる。
必要LvはプロテスIV解禁の63以上(プレイヤーから見て「丁度」)が目安だが、制限時間内に殴り倒す火力と、一撃が大きい攻撃に耐えるため、サポートジョブは戦士か忍者にほぼ限られ、大量の薬品を必要とすることから、63以下でのソロ攻略報告は皆無に等しい。
純血の魔道士で殴り倒す気であればLv65~68(プレイヤーから見て「楽」)は欲しいところ。
MP補充の関係上、黒魔道士でアスピルを撃つか、召喚士でオートリフレシュをつけて赤魔道士本来の力のみで勝負を挑むのがよいだろう。
攻略のコツは特になく、正統派赤魔道士のソロスタイルのお手本のような戦いを25分以上続けることを要求されるが、AF一式にエン系の乗りの良い片手剣を持って行けば、あとは魔法防壁の維持とMPの管理が勝敗を分ける。
Lv70~から見た場合、闇王はLv60のため、楽な相手の下限と言うことになる。
一応はNMなので、無事に勝利を収められれば赤魔道士としては及第点であろうが、時間制限以外で敗北するようであれば、プレイ上無視し得ない何かしら致命的な欠落が存在していることを認識する必要がある。
物理攻撃無効の時間帯への対応があることから、サポートジョブは赤魔道士が望ましい。サポ白は魔法攻撃力に著しく劣り、サポ黒は回復手段において難がある。
キャリーたん事、「運び屋のキャリー」又はそれ以上の能力を有するペットをよびだす。本体のレベルが70程度以上あれば、よびだすペットのレベルも相応になるので、真正面からたたかえでぶつけて、本体はヒーリング。
物理攻撃無効の時間帯はペットの攻撃が一切通らず、したがってヘイト稼ぎもできないので、本体ができる限りの力で魔法攻撃。物理攻撃有効な時間帯はペットに任せる。この繰り返しで、闇王を倒すことが可能。
装備はヒールブレス主体ということでドラケンアーメットは必須。また、ドラケンブレー、シャノアゴルジェ等で飛竜のHPを増強させると難易度が下がる。
その他の部位に特に必須なものはないが、アイススパイクを消せないならスコピオハーネスは避けること。
サポはファランクス、ディスペルを使えるサポ赤を推奨するが、プロシェルが使えるサポ白、サポ学なら問題は無い。
食事は肉食で良いが、攻撃力と同時に最大HPを増強できるカルボナーラがあればより安定する。ジュース(ヤグドリ、メロン等)は必ず4~5本用意すること。
薬品やアルタナムルスムはあれば便利だが無くても問題は無い。
戦闘では特に変わった戦術は必要ない。ヒルブレトリガーを交えながらひたすら殴り続けるのみである。
物理バリアがあるものの、竜騎士の火力なら無理に魔法でダメージを与えずとも物理有効な時間だけで削り倒せる。
物理バリアが張られている(=ダメージヘイトが稼げない)時にターゲットが飛竜に移る可能性があるため、コールワイバーンのリキャストはあらかじめ回復させておくこと。
飛竜が殴られている間にファランクス等を張り替える事も出来る。
火力が十分であれば物理バリアが2回終わった所で第一形態が終わる。
ここまでたどり着ければ第二形態はさほど苦戦しないだろう。どちらにせよ短期決戦になるため、万が一飛竜のHPが僅かならいっそ竜剣で攻撃力に回してしまうという手もある。
ミッションがこの台詞で締めくくられるように、冒険者達の戦いも、ヴァナ・ディールを襲う災厄も、これですべてが終わったわけではないのである*3。
なお闇王ミッションをクリアすることで以下が可能になる。
それぞれのタイトルは、サンドリア編は「闇の王を討て!」、バストゥーク編は「ザルカバードに眠る真実」、ウィンダス編は「最果てにて君を待つ闇」である。
政治的な理由により、
闇の王復活という緊急事態に何の手立ても打てない各国首脳。
彼らは国家という束縛を持たない者………
冒険者に最後の望みを託した。
このFINAL FANTASY XIの物語の根幹とも云えるクリスタル大戦を起こした張本人との対決であるだけに、一つの区切りという印象の強いミッションである。
最初期から存在するミッションであるため、古参の冒険者にとっては思い入れが強い人もいるだろう。しかし哀しいかな、現在ではレベルキャップの引き上げ等により、通過するだけのミッションと化している。Lv70以上あれば王の間までの道中の敵は絡まない楽であり、MGS手段やフェイスの実装により絡まれても対処にさして苦労しない。実質戦闘のみのミッションと意識されるため、単に「闇王戦」と呼ばれることも多い。
「まだメインジョブのLvは低いけど、とにかくミッションをやりたい」という人は、お手伝いを募集してもいいだろう。高Lvが一人いれば容易にクリアできるうえに、王の間へのHome Pointが実装されたので比較的お手伝いを集めやすいと思われる。中には闇王戦の名曲を聞きたいというお手伝いさんもいるかもしれない。
BF戦詳細 編
ズヴァール城の深奥、「王の間」でのBF戦となる。レベル無制限、6人制限、制限時間30分。敵はShadow Lord(Lv60)が1体のみで、暗黒騎士相当のジョブ特性を持つ。使用する技の詳細は【闇の王】の項で解説する。前半戦と後半戦の二段階構成であり、制限時間は共通してカウントされる。
レジストパライズを持つが、弱体魔法耐性はほぼ皆無で普通に通る。「闇」の王なのにドレインやアスピル、ブラッディボルトが効く理由は察してほしい(リンク先ネタバレ注意)。
なお、昔は炎のクリスタルを落としていた。
前半・第1形態 編
通常攻撃は若干遅めなものの、精霊ガII系魔法を操り、空蝉貫通のダークノヴァを用いてくる。HPを半分ほど削ると物理バリアと魔法バリアを交互に使用するようになる*1。物理バリア中は右手の剣が、魔法バリア中は左手にエフェクトが発生するので判別できる。一定の被ダメージまたは5分経過でバリア切り替えを行うため、物理系ダメージしか与えられない構成だとBF占有時間をかなり削られることとなる。ダークノヴァ使用後に切り替わることもあるが、確実とはいえない。
後半・第2形態 編
HPを削りきると前半戦終了となり、闇の王が第2形態になるイベントが挿入される。後半戦が始まるとすぐに闇王が近づいてくるため、ヒーリングして体制を立て直すことができない。そのため、適正レベル(Lv50代後半の6人PT)で挑戦する場合、後衛のMPに余裕を持たせて第1形態を倒すのがいいだろう。
また、第2形態は自身中心の広範囲攻撃「インプロージョン」しか使用しない。HPも比較的少なく、SPアビ全開で挑めばあっさり沈む。ただしインプロージョンの範囲はやたら広い上、強力なリゲインがあるのか連発してくる。空蝉も貫通するので、適正レベルなら回復はケアルガ連打になるだろう。このためLv60代で突入するのであれば、光曜日お昼前の突入がセオリーとなる。
第2形態のHPをギリギリまで削り取ると、死に際に特大のインプロージョン(特殊技ではなく専用エフェクト。ダメージは無し)を放った後、力尽きて倒れる。このエフェクトが終了するまでは、どれだけダメージを与えようとも決して倒れることは無い。
突入時のムービーについて 編
元々はBF突入時のイベントムービーもBFの攻略時間にカウントされていたため、ボタン連打でイベントをすっ飛ばしてもバトルの時間は正味25分程度になっていた。その後、不具合と修正(後述)を経て、現在では突入イベントを見たら一旦BF前に戻され、そこから改めてBFに突入するという流れになっているため、突入ムービーは戦闘時間を圧迫しなくなっている。なお、当初はオープニングのイベントに限り、1回入室をすませておけば、ログアウトしない限り2回目の突入時はスキップされるという仕様だったため、ソロ突入時など、時間が無視できない場合はイベント中のまま30分放置して排出されたあと再突入することで、オープニングのイベント時間を戦闘に回せるというテクニックもあった。
不具合 編
2009年12月現在にソロで突入した有志によると、初突入にもかかわらずイベントが省略され即戦闘だったと言う報告が出ていた。この原因は長らく謎のままだったが、→2014年1月9日の公式フォーラムで原因が明らかにされ、現在では*2修正されている模様。ソロ攻略 編
2020年現在、Lv60でフェイス4体呼べば勝てる難易度である。
物理無効があるので黒魔道士タイプのフェイスを忘れずに呼んでおくこと。
赤魔道士 編
メリットポイント実装以降PCが強化された今日では難易度は大幅に下がっている。以下はLv75未満のプレーヤーにとっては指標となるだろう。
古くからソロ志向の赤魔道士の登竜門として名を馳せる。
必要LvはプロテスIV解禁の63以上(プレイヤーから見て「丁度」)が目安だが、制限時間内に殴り倒す火力と、一撃が大きい攻撃に耐えるため、サポートジョブは戦士か忍者にほぼ限られ、大量の薬品を必要とすることから、63以下でのソロ攻略報告は皆無に等しい。
純血の魔道士で殴り倒す気であればLv65~68(プレイヤーから見て「楽」)は欲しいところ。
MP補充の関係上、黒魔道士でアスピルを撃つか、召喚士でオートリフレシュをつけて赤魔道士本来の力のみで勝負を挑むのがよいだろう。
攻略のコツは特になく、正統派赤魔道士のソロスタイルのお手本のような戦いを25分以上続けることを要求されるが、AF一式にエン系の乗りの良い片手剣を持って行けば、あとは魔法防壁の維持とMPの管理が勝敗を分ける。
Lv70~から見た場合、闇王はLv60のため、楽な相手の下限と言うことになる。
一応はNMなので、無事に勝利を収められれば赤魔道士としては及第点であろうが、時間制限以外で敗北するようであれば、プレイ上無視し得ない何かしら致命的な欠落が存在していることを認識する必要がある。
獣使い 編
最近でこそ他ジョブのソロ能力の向上に伴い、獣使いのソロにおける優位は薄れているが、よびだすペットを用いることで、高レベルの獣使いは闇王程度ならなんとか対処できる。物理攻撃無効の時間帯への対応があることから、サポートジョブは赤魔道士が望ましい。サポ白は魔法攻撃力に著しく劣り、サポ黒は回復手段において難がある。
キャリーたん事、「運び屋のキャリー」又はそれ以上の能力を有するペットをよびだす。本体のレベルが70程度以上あれば、よびだすペットのレベルも相応になるので、真正面からたたかえでぶつけて、本体はヒーリング。
物理攻撃無効の時間帯はペットの攻撃が一切通らず、したがってヘイト稼ぎもできないので、本体ができる限りの力で魔法攻撃。物理攻撃有効な時間帯はペットに任せる。この繰り返しで、闇王を倒すことが可能。
竜騎士 編
闇王のレベルが60と低めなことから、ヒールブレスを用いる事でLv70ほどあれば十分に渡り合うことができる。装備はヒールブレス主体ということでドラケンアーメットは必須。また、ドラケンブレー、シャノアゴルジェ等で飛竜のHPを増強させると難易度が下がる。
その他の部位に特に必須なものはないが、アイススパイクを消せないならスコピオハーネスは避けること。
サポはファランクス、ディスペルを使えるサポ赤を推奨するが、プロシェルが使えるサポ白、サポ学なら問題は無い。
食事は肉食で良いが、攻撃力と同時に最大HPを増強できるカルボナーラがあればより安定する。ジュース(ヤグドリ、メロン等)は必ず4~5本用意すること。
薬品やアルタナムルスムはあれば便利だが無くても問題は無い。
戦闘では特に変わった戦術は必要ない。ヒルブレトリガーを交えながらひたすら殴り続けるのみである。
物理バリアがあるものの、竜騎士の火力なら無理に魔法でダメージを与えずとも物理有効な時間だけで削り倒せる。
物理バリアが張られている(=ダメージヘイトが稼げない)時にターゲットが飛竜に移る可能性があるため、コールワイバーンのリキャストはあらかじめ回復させておくこと。
飛竜が殴られている間にファランクス等を張り替える事も出来る。
火力が十分であれば物理バリアが2回終わった所で第一形態が終わる。
ここまでたどり着ければ第二形態はさほど苦戦しないだろう。どちらにせよ短期決戦になるため、万が一飛竜のHPが僅かならいっそ竜剣で攻撃力に回してしまうという手もある。
クリア後 編
BF終了後は各国へもどりイベント、ランク6へ。物語はこの後、各国の内に潜む問題が浮き彫りになっていく。だが、この地に満ちた災いが、すべて
消え去ったわけではない……。
伝説はこう続く。
かくして、深く暗き眠りの底より
クリスタルの戦士達は、
しずかに浮かび上がった………
ミッションがこの台詞で締めくくられるように、冒険者達の戦いも、ヴァナ・ディールを襲う災厄も、これですべてが終わったわけではないのである*3。
なお闇王ミッションをクリアすることで以下が可能になる。
- ノーグに入るとジラートミッションの開始
- ザルカバードにエリアチェンジするとイベント、デュナミスへ入場可能となる
- フェイス、トリオン・フォルカー・アジドマルジドの取得
- 星唄ミッション「運命を奏でよ」が進行可能になる
関連項目 編
【三国ミッション】【ジラートミッション】【デュナミス】【闇の王/ネタバレ】【Awakening】- *1
- 過去のFFシリーズでいうバリアチェンジ。
- *2
- バージョンアップ告知には記載されていないが、「直近のバージョンアップにて修正を実施」という言葉を額面通りに受け取れば、2014年1月21日のバージョンアップで修正されたものと思われる。
- *3
- このときのBGMがPreludeということからも、それがよくわかる。