闇の王/ネタバレ

記事名読み
やみのおう
クリスタル戦争を引き起こした張本人。その正体は30年前に行われた北の地の調査で行方不明になった語り部ラオグリム

語り部として、また銃士隊隊長としても尊敬を集めていたラオグリム北の地の調査の折、そんな彼への嫉妬に狂ったウルリッヒの謀略により亡き者とされそうになる。ラオグリムに想いを寄せていたコーネリアによって助けられるが、二人は谷底へ落ち、コーネリアラオグリムをかばった傷が元で死んでしまう。ラオグリム人間に対して筆舌に尽くし難い失望を味わう中、結局死を迎えることになるが、北の地に秘匿されていたクリスタルに触れた事でその地に眠っていた闇の力と狂気に取り憑かれ、闇の王として復活してしまった。(彼の語り部としての記憶、ガルカという種が蓄積していた憎悪もその原因の一部と思われる)。

この時、クリスタルに触れた際に力の一部が眠りについていたジラート兄弟に流入して、覚醒を促した模様
注釈1
出典:ジラートミッション8「デルクフの塔再び」のセリフより。


また、ルーヴランスが北の島々でつかんだ話によると、闇の王闇の閨を訪れて闇の神の声に応え、強大な力を持つ「石」に導かれたとあるため、闇の王となる過程には闇の神による干渉があったようだ。
注釈2
プロM迎え火」より。ただし、闇の王自身の述懐には闇の神は出てこない。後付けだからなのか、何らかの理由で闇の王が触れなかったのかは不明である。


結果として10年後に彼が闇の王として憎悪と共に人間社会に獣人軍を統率して攻撃を仕掛けて来たのが、クリスタル戦争の真相である
注釈3
ただし、闇の神の思惑やクリスタルを集めていた目的など明かされていない謎も多く、真相の全てというわけではない。
。また、ごく初期の紹介ではバストゥークの銃士隊・隊長フォルカー闇の王にトドメをさしたという事になっているが、実際にそうであったのかどうかは、現在「五種族の英雄達によって倒された」という記述の解釈を巡って諸説ある。

冒険者一行に倒された後、ザイドの呼びかけによりラオグリム本来の姿に戻ったが、ジラート兄弟の召喚したクリスタルの戦士達から冒険者一行を救うため、再び闇の王の姿をとり、クリスタルの戦士達に立ち向かった。

闇の王のバトルで使用される曲「Awakening」は、数ある曲の中でもトップクラスの人気を誇り、『闇の王編』のラストを飾るに相応しい盛り上がりを感じさせてくれる。

20年前の闘い
蝕世のエンブリオ夢幻なる英雄たち」によれば、かつて水晶大戦闇の王を討った五種族の英雄とは、

の5人である。彼らはあと一歩のところまで闇の王を追い詰めるが、ルテテ魔力切れにより窮地に陥る。
そこでルテテは、対「渦の魔道士」用として一族に伝わる禁断の大魔法を発動させて活路を切り開き、ザイドの手によって闇の王は倒された。しかしその代償として、彼女は二度と魔法を使えない身体になってしまったという。

これらの真実が如何なる経緯で隠蔽されることとなったのかは、現在のところ詳しく語られていない。
関連項目
デュナミス/ネタバレ】【Dynamis Lord/ネタバレ】【闇王ミッション

コメント表示/書き込み コメントはありません