インプロージョン

記事名読み
いんぷろーじょん/Implosion
闇の王Shadow Lord)が使用する特殊技で、現在と過去のどちらでも使用する。

現在の闇の王が使用するものは自身中心超広範囲に闇属性ダメージを与えるというもので、第二形態の時にTPに関係なく連続で使用してくる。
ちなみに、闇の王第二形態はインプロージョンを数度使うまでは撃破できないという仕様となっている。

FF11稼働直後のLv50キャップLv55キャップの頃はこの技を数度受けただけで為す術無く全滅する可能性が高く、闇の王討伐の最後の壁として立ちはだかっていた。
レベルキャップが上がった今日ではプレイヤーHPが上がり回復手段も増えたためさほど驚異とならず、ただの消化試合扱いされることが多い。

過去の闇の王が使用するものは自身中心超広範囲に闇属性ダメージHPmaxダウン(50%ダウン)+ノックバックの効果。
さらに空蝉を全消しするため、HPが激減している状態で直後に通常攻撃を受けるとそのまま即死しかねない大変危険な技となっている。

なお、どちらの闇の王が使うものも効果範囲が異常に広い点は共通している。

コラム
インプロージョン(Implosion)とは『爆縮』と言う意味。

爆縮は、爆発の圧力を外部に解放するのではなく、内部圧力の上昇へと向かわせ、これによって通常では得難い物理現象を発生させるのに利用される。
最も有名な利用方法として、原子爆弾の起爆が挙げられる。
リアルでの爆縮の使用方法や前述の超広範囲である事、後述の自爆的な性能から、一旦闇王内部で自身内部へ向けて爆破を起こし魔力の超高圧状態を発生させた後、外部へ向けて一気に解放するという技なのかもしれない。

ちなみにスクウェア・エニックスより発売されているTCG『LORD of VERMILION(ロード オブ ヴァーミリオン)』に闇の王が出場しているのだが、その闇の王が使用する特殊技がこのインプロージョンとなっている。
効果は以下の通り。
範囲内の敵1体に闇属性大ダメージをあたえる。
さらに、HPを徐々に減らす。
さらに、自身が死滅するまでの間、使用するたびに威力が上がる。

対象が単体になっていたり、スリップダメージが付加されたりとFF11のものとは異なる効果になっている。

また、デュナミスに出現する闇の王(Dynamis Lord)は「ダイナミクインプロージョン」(広範囲に魔法ダメージテラー)という似たような名前の技を使用する。まさしく闇の王の代表的な技と言っても過言ではないだろう。

またFFとは関係ないが、旧スクウェアRPG「サガフロンティア」にも気絶効果のある同名の術が登場しており、スクウェアのゲームに精通していた人の中には名前を聞いてこちらを思い起こす人もいたのではないだろうか。

関連項目
闇の王】【闇王ミッション】【無影大王討伐

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