クロウラー

記事名読み
くろうらー/Crawler
モンスターの一種。ヴァーミン類クロウラー族

サルタバルタコルシュシュデルフラントエルシモ島ボヤーダ樹が主な生息地。
黄色と黒の毒々しい彩色と突き出た二本の触角が特徴的な巨大芋虫。通称で「芋」、「芋虫」「イモ虫」などと呼ばれたりする。また、前述の色彩から「ピカチュウ」と呼ばれていた時期もあったようだ
注釈1
出典はポケットモンスター

多種の個体が生息するクロウラーの巣などにおいては「W芋」「S芋」「R芋」「K芋」
注釈2
それぞれWorker,Soldier,Rumble,Knight Crawlerを指す。
などと呼び分けられる。

蟻やのような、一匹の女王を頂点とした分業制社会を形成して生活しており、ダンジョン自体が巨大な巣である「クロウラーの巣」ではその様子がよくわかる。
芋虫そのものの姿から、蛹を経て成虫になるのではとプレイヤーの間ではささやかれていた
注釈3
フライ族クロウラーの成虫なのでは? と推測されたこともあった。
が、クロウラーの成虫というものは現在確認されておらず、不完全変態の虫であるということで一応の決着をみているようだ。

程よい大きさの石を飲み込んでは消化の助けとする習性があり、中には漬物石クラスの円石隕石まで飲み込んだ個体が見つかることもある。実際の動物にも同様の目的で小石を飲み込むものがおり、胃石と呼ばれる。

おなじみの黄色の個体の他に、色違いで赤と緑と白のものもいる。
赤い方はアトルガンエリアゼオルム火山周辺に棲む。ただ色が違うだけではなく強力な炎を吐くなど異なる特徴を持つため、従来種とは別物の亜種として扱われることが多い。これについては【エルカ】の項で詳解する。
緑色のものにはエジワ蘿洞に生息するDefoliatorNMAwd GoggieHabetrotが当てはまる。こちらは色が違うだけで基本的な性質は黄色のものと同じである。
白色の個体はクロウラーの巣〔S〕のいわゆるドーナツ広場に棲息している。この個体はApexの名を冠したジョブポ稼ぎ用のモンスター共通の特徴である、多くのHP呪い耐性を持つ。

Crawler.jpg
特徴

ポイズンブレスウィンダス出身の低レベル冒険者を次々となぎ倒し、被ダメージを大幅に減らしてくるコクーンも解除する術がないと戦闘が非常に長引く。
が、それも低レベルのうちの話。痛すぎる技を持たず、固い・当たらないといった特徴もなく、に弱いと弱点が多いため、コクーンが解除できるレベル以降ではレベル上げの獲物として非常に好まれ、虫虫ファンタジーの一角を占める重鎮である。

なお、時々落とす絹糸が結構な値段で売れるので、ウィンダス周辺のものは通りすがりの高レベルによく倒されている。

また全エリアクロウラー族の中で唯一(NMをのぞき)、シャクラミの地下迷宮に生息するCarnivorous Crawlerからのみ絹糸を「ぬすむ」ことができる。

あやつる」に対して若干の耐性があり、ちょっとだけあやつりにくい。
名称範囲効果備考
コクーン敵自身防御力アップ(100%)ラーニング可能
ポイズンブレス前方範囲水属性ブレスダメージ+空蝉貫通
粘糸前方範囲スロウ
注釈4
デュナミス-ブブリムの Nightmare Crawler が使用するものはヘイスト上書きする。
空蝉貫通

前方範囲に厄介な技が2つあるのでパーティ戦闘ではポジショニングが重要。盾役後衛の前に立たない、を身をもって教えてくれる相手である。

また、コクーンによる防御力アップアシッドボルトアーマーブレイクフライトフルロアなどで防御力ダウンを引き起こすことで上書きすることができる。解除魔法がない時の次善の策として有効であるので覚えておきたい。

種族ジョブ
クロウラー族
クロウラー族(緑)
小型のクロウラー族(緑)

習得Lvモンスタースキル効果消費TP備考
1粘糸対象に向かって扇範囲の敵にスロウの効果。1000
10コクーン自身に防御力アップの効果。800防御力+100%、効果時間15秒
20ポイズンブレス対象に向かって扇範囲の敵に水属性ダメージ
追加効果:
1200

名称について
クロウラー(Crawler)そのものは英語で「這いずる者」という意味になる。出典はD&Dのキャリオン・クロウラーと思われる。神話からの出典は他の種族に比べ比較的少ない。

FF1より登場している古参のモンスター
特にFF1はD&Dの影響が濃いので当然ながら麻痺が驚異のモンスターだった。序盤ながら驚異の8回攻撃なので攻撃を食らうとまず間違いなく麻痺ってしまう嫌な敵だったが攻撃力が低いのが幸い。

その後暫く鳴りを潜めるが、FF5サンドクローラー・ランドクローラーと言う超強力モンスターとして復活、冒険者を苦しめる。HP攻撃力が高く、味方全体を瀕死にする「ミールストーム」を使うのが特徴。特に第2世界のサンドクローラーはその時出現するモンスターと比較すると規格外の強さの上に逃亡不可能と言う悪辣さ。

FF6ではクロウラと言う名前で登場。
崩壊後の世界で出現し、怪音波をラーニングできる。ガウの「あばれる」で歩数ダメージを使えるレアな敵でもあった。どう見ても芋虫ではない。

FF7でも芋虫ではない蛇のようなモンスターで登場しており、これの上位種が何とニーズヘッグだった。FF11とは異なりどちらも弱い雑魚である。

FF9にはチューブ状の昆虫モンスターで登場。HPが減るとドレインを使用し、胃袋と言うホラーな攻撃方法をしてくる。ゲストキャラであるマーカスのレベルを上げる時には嫌と言うほど戦う羽目になるので覚えてる人も多い。

FF14にはFF11と全く同じ見た目でクロウラーが登場している。
関連項目
モンスター】【ヴァーミン】【マウント
Spiny Spipi】【Silk Caterpillar】【Habetrot】【断食芋虫】【エルカ

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