FINAL FANTASY XIV(ふぁいなるふぁんたじーふぉーてぃーん)
ファイナルファンタジーシリーズ14作目で、FFXIと同じMMORPGである。スクウェア・エニックスより、2010年9月30日にWindows PC向けに日・英・独・仏の4カ国語でサービス開始。
ライトユーザー指向で数時間でも楽しめるものを目指しており、時間と労力が物を言うヘヴィコンテンツであるFFXIと異なるビジネスモデルを標榜していた。
FFXIを手がけた田中弘道氏がプロデューサーとして、河本信昭氏がディレクターとして開発に参加する他、アートディレクターは吉田明彦氏で、音楽は植松伸夫氏が担当することが発表されている。
他にもFF11のスタッフであった佐藤弥詠子、生江亜由美、岩尾賢一、権代光俊、相場良祐、林洋介(別名デスサイズ林)の参加が確認されている。
2010年12月、「ファイナルファンタジーとしての水準に達していない」*1がとまで言われたサービス品質向上のため、開発体制を刷新。田中弘道氏はプロデューサーを退任し、新たにドラゴンクエストXのチーフプランナー等を務めた吉田直樹氏がプロデューサー兼ディレクターに就任した。
この際、FFXIチームからはディレクター就任直後の松井聡彦氏がリードバトルプランナーとして参加することとなった。
2011年10月、ゲームそのものを根幹から作り直した『新生』FFXIVの製作を発表。
そして2012年11月11日、新生版移行のため『旧』FFXIVはサービスを終了した。
2013年8月27日、Windows PC&PS3*2向けに日・英・独・仏の4カ国語で同時サービスを正式に開始。後に現地サーバーでのローカライズ/運営という形をとって中・韓の2カ国でもサービスが始まった。*3
凄惨な戦いのさなか、突如月の衛星ダラガブが降下。ガレマール帝国によって提唱されていた「メテオ計劃(けいかく)」の実行であった。
このダラガブとは、古に封じられた蛮神バハムートを封じ、天へと放逐した牢獄であった。くびきを解かれたバハムートは、解放者であるガレマール帝国もエオルゼア同盟軍も見境なくなぎ払う。
世界すら滅ぼしかねない蛮神を再び封じようと奮戦する賢者ルイゾワと救世詩盟の賢人達だったが、バハムートの力はそれをも上回り、封印は失敗。冒険者達の前でメガフレアの構えを見せる。
もはやこれまで――その瞬間、賢者ルイゾワの最後の力で「勇なる力を持つ者(=プレイヤー)」を転移魔法で時間を越えて未来へと送り出した。
そこはカルテノーの戦いから5年後の世界。一度滅んだはずのエオルゼアがなぜ以前と変わらない姿であるのか、第七霊災による後遺症など、謎と冒険に満ちた世界が「新生」の舞台となる。
ただし、FF11における種族の設定はあまり引き継がれておらず、*4種族名や設定なども別のものになる*5。
新生後は、ミスラ♂に相当するミコッテ男性やタルタルに相当する種族がララフェルとして登場し、ガルカ♀に相当するルガディン女性もPCとして選択可能になる。
FF11と同じ見た目のモンスターも多数登場する。
プークやダイアマイトのようにFF11初出であってもデザインが変わっているものも存在する*6。
また、エオルゼアの地図を作成したアイアンハート一族を初め、アリアポー、ミスタルといったFF11と同名・同姓の人物が多数登場しており、一部は役柄も殆ど同じ(不滅隊隊長のラウバーン、黒き魔女シャトトなど)になっている。
ウェポンスキル名や魔法名、召喚獣の履行名等もFF11から多く引用されている。
同部署である強みを生かし、必要とあらばFF14チームがFF11チームへ一時的に応援に入ることのできる体制としているようだ。
コミュニティチームはFF11とある程度共通のようで、FoxclonやMocchiは公式フォーラムをはじめライブ配信動画等にも頻繁に登場する。
公式サイト:→「ファイナルファンタジーXI」と「ファイナルファンタジーXIV」を両方ご契約いただいた場合の特典について
『旧版』ファイナルファンタジーXIV 編
ゲームの舞台は「ハイデリン」という世界の一地方である「エオルゼア」と呼ばれる大地となる。ライトユーザー指向で数時間でも楽しめるものを目指しており、時間と労力が物を言うヘヴィコンテンツであるFFXIと異なるビジネスモデルを標榜していた。
FFXIを手がけた田中弘道氏がプロデューサーとして、河本信昭氏がディレクターとして開発に参加する他、アートディレクターは吉田明彦氏で、音楽は植松伸夫氏が担当することが発表されている。
他にもFF11のスタッフであった佐藤弥詠子、生江亜由美、岩尾賢一、権代光俊、相場良祐、林洋介(別名デスサイズ林)の参加が確認されている。
2010年12月、「ファイナルファンタジーとしての水準に達していない」*1がとまで言われたサービス品質向上のため、開発体制を刷新。田中弘道氏はプロデューサーを退任し、新たにドラゴンクエストXのチーフプランナー等を務めた吉田直樹氏がプロデューサー兼ディレクターに就任した。
この際、FFXIチームからはディレクター就任直後の松井聡彦氏がリードバトルプランナーとして参加することとなった。
2011年10月、ゲームそのものを根幹から作り直した『新生』FFXIVの製作を発表。
そして2012年11月11日、新生版移行のため『旧』FFXIVはサービスを終了した。
『新生』ファイナルファンタジーXIV 編
正式タイトルは「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」。2013年8月27日、Windows PC&PS3*2向けに日・英・独・仏の4カ国語で同時サービスを正式に開始。後に現地サーバーでのローカライズ/運営という形をとって中・韓の2カ国でもサービスが始まった。*3
あらすじ 編
恐るべき魔導の技術を用いてエオルゼアに侵攻を開始したガレマール帝国と、エオルゼア三国同盟がカルテノー平原で激突。凄惨な戦いのさなか、突如月の衛星ダラガブが降下。ガレマール帝国によって提唱されていた「メテオ計劃(けいかく)」の実行であった。
このダラガブとは、古に封じられた蛮神バハムートを封じ、天へと放逐した牢獄であった。くびきを解かれたバハムートは、解放者であるガレマール帝国もエオルゼア同盟軍も見境なくなぎ払う。
世界すら滅ぼしかねない蛮神を再び封じようと奮戦する賢者ルイゾワと救世詩盟の賢人達だったが、バハムートの力はそれをも上回り、封印は失敗。冒険者達の前でメガフレアの構えを見せる。
もはやこれまで――その瞬間、賢者ルイゾワの最後の力で「勇なる力を持つ者(=プレイヤー)」を転移魔法で時間を越えて未来へと送り出した。
そこはカルテノーの戦いから5年後の世界。一度滅んだはずのエオルゼアがなぜ以前と変わらない姿であるのか、第七霊災による後遺症など、謎と冒険に満ちた世界が「新生」の舞台となる。
FINAL FANTASY XIとの関連性 編
世界観としてはヴァナ・ディールとは別の世界となるが、ガルカやミスラさらにはタルタルなど、FF11で登場する五種族と見た目がほぼ同じ種族が登場する。ただし、FF11における種族の設定はあまり引き継がれておらず、*4種族名や設定なども別のものになる*5。
新生後は、ミスラ♂に相当するミコッテ男性やタルタルに相当する種族がララフェルとして登場し、ガルカ♀に相当するルガディン女性もPCとして選択可能になる。
FF11と同じ見た目のモンスターも多数登場する。
プークやダイアマイトのようにFF11初出であってもデザインが変わっているものも存在する*6。
また、エオルゼアの地図を作成したアイアンハート一族を初め、アリアポー、ミスタルといったFF11と同名・同姓の人物が多数登場しており、一部は役柄も殆ど同じ(不滅隊隊長のラウバーン、黒き魔女シャトトなど)になっている。
ウェポンスキル名や魔法名、召喚獣の履行名等もFF11から多く引用されている。
開発チーム 編
かつてFF11を手がけていたスタッフの一部が担当している。同部署である強みを生かし、必要とあらばFF14チームがFF11チームへ一時的に応援に入ることのできる体制としているようだ。
コミュニティチームはFF11とある程度共通のようで、FoxclonやMocchiは公式フォーラムをはじめライブ配信動画等にも頻繁に登場する。
コラボイベント 編
FFXIとのコラボイベントも過去2回実施されており、FFXIのメインロゴやコラボイベント関連バトルではFFXIで使用された楽曲が使用される等、ヴァナ・ディールの冒険者は思わずクスリとしてしまう演出が施されている。契約特典 編
FFXIのプレイヤーがFFXIVをプレイすると以下のような特典を受けられた。新生版への移行に伴い、同時契約特典は2012年9月29日で終了となった。- 2012年1月~4月までの間、FFXIの月額利用料金が通常は1,344円(税込)のところ、735円に割引される。(最大3回まで)
- FFXIVのスペシャルインゲームアイテム「エルメスのくつ」をプレゼントされる。
- FFXIのキャラクター名をFFXIVに引き継ぐことが可能になる。キャラクター名はFFXIでのキャラ名+FFXIのワールド名。
例えば、FFXIのキャラクター名がDestinyで、所属ワールドがOdinだった場合は、Destiny Odinという名前のキャラクターとなる。
公式サイト:→「ファイナルファンタジーXI」と「ファイナルファンタジーXIV」を両方ご契約いただいた場合の特典について
外部リンク 編
- *1
- 具体的に書くとページが尽きてしまうほどなので、各々で調べていただきたいが、コピペとまで言われたほどマップのメリハリがない、リテイナーと呼ばれる代理人によるアイテム取引が非常に非効率的など、「評価できるのはグラフィックの美しさだけ」とまで言われていた。
- *2
- 後にPS4でもリリースされ、PS3版のユーザーは無料で移行が可能だったが、後日有料となった。
- *3
- こちらの2国でのサービスは独立したものであるため、パッチの適用範囲なども異なっており、またキャラクターの移転などもできない。
- *4
- キャラクターの命名法則など一部引き継がれているものはある。
- *5
- 『FF11』のコミュニティを『FF14』にも取り込もうというところから、アバターはプレイヤーの分身と考えて種族的な共通点を残したとの事。参照:→『FF14』ロングインタビュー
- *6
- プークに関しては、同名のモンスターは別の姿になっているが、同じ見た目でドラゴン族の眷属と言う形で登場している